プリント基板パターン設計の虫 2号店

DREAM-CAD 現在はgenmaiという名前の
CADの紹介 基板設計者の現場の声などを書いています

スタートアップでの部品展開の位置決め

2020-10-06 09:33:07 | 仕事の話
スタートアップ機能では 部品を適当な配列で並べ
ネットリストを読み込む
普段はここまでだけど 
#PSOSET
部品番号 X、Y、(0,1)、角度
#POSEND
の行を追加すれば 指定の位置 面 角度で置いてくれる
以前お客さんに依頼して ORCAD SCHから出る
回路図上でのシンボル位置のファイルを貰い
それを上の行に変換して スタートアップをしてことがある
それはそれで無駄ではなかったけど 久しく使わないできた

理由は 回路図上でのシンボルの配置と基板上での部品の配置は
必ずしも整合されていない
結局 個々の部品番号を「眼力」で見て 移動せねばならない
結局 テンキーで部品を選んで カーソルに持ってくるほうが
速い という感じ

今日も 見積もりを出した回路図を見ていて
ICの周辺部品、C、Rなどを まとめて配置できないもんか?と
考え直すに至った
回路図でのシンボルの位置を出してくれるSCHでは
無さそうなので
シンボル位置をキーボードで適宜決め打ちしなければならない
数が少ない回路図だと 効果少なそう
多い回路図だと それだけで疲れそう

後 何でもかんでも 自動化してしまうと
回路図を見る力が無くなりそう
まあ そんなに自動化できるもんでもないし...

どんなに時代が変わっても 回路図を見ることが一番大事
回路図での部品番号を追って 部品を並べるのが基本だし
そうゆう時間を持つことが一番大事かなあ
CADの画面外にある部品は テンキー操作で簡単に
目の前に呼ぶことが出来ますからね
探す手間が無いのは良いことだし それはCADの仕事



コメント
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