プリント基板パターン設計の虫 2号店

DREAM-CAD 現在はgenmaiという名前の
CADの紹介 基板設計者の現場の声などを書いています

部品座標値ファイル

2015-07-28 08:42:58 | 仕事の話
位置指定のある部品が10とか20とか並んでいる場合
指定位置へベースマークを配置して寸法線を入れての確認
その後 個別に部品を置いていく
部品基準点にカーソルを吸い込ませ
個別のベースマークに部品を吸い込ませていく
だいたい その作業で問題ないのだが
その近辺に既にパターンなど他のデータがある場合
吸い込ませ作業で目標がベースマークではなく その他に
なるかも知れない可能性はある
たくさんあると見逃しも出てくる可能性もある

そんなとき 部品座標値ファイルを出します
その原点は基板端とか 寸法追い出しの基準点など
座標値をさらっと見渡しますが
見るのは 小数点以下の数値だけ
1mm以上ずれていれば 配置の時点で解る
だいたいは 1mmの倍数で指定されているので
小数点以下でバラついていれば 怪しい?となるわけだ

逆に吸い込み点近傍のその他のデータの座標が
1mmの倍数になることなど まずない
0.3175の倍数なら なきにしもあらず

そんな使い方も有り という話でした
コメント
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