竹村整骨院

院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康までノンジャンルでかきつづります。  
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「70年代組の回顧録。」

ここで述べたことはたぶん無いが、院長はGUN(鉄砲)が好きです。


小中学生の頃は親の強い方針でテレビゲームが買ってもらえなかったが、

エアーガンは父親も好きということでオッケーだった。


いろんなタイプのトイガン(そこらのお店で買えるエアーガン、モデルガンの総称)を

持っていたが、サバイバルゲームをするわけでもなし、鳥を撃つでもなし、

部屋の端から端までの短い距離でキン消しを撃ったり、油粘土を撃って、

どんだけめり込むか試したりと、極めて一人っ子的な遊び方をしてました。


結婚を機に持っていたトイガンを全て(15~20丁ほどあった)処分しましたが

今でも無性にエアガンを撃ちたくなったりします。


全部気に入っていたトイガン達ですが、印象に残っているのはコクサイという

トイガンメーカー製のM-16A1ライフルというやつで、戦争映画などで、

たびたび登場するとてもポピュラーな銃です。


この製品のすごかったところは、モデルガンとしてもエアーガンとしても使用できたところです。

通常、トイガンで弾が出るタイプのものはエアーコッキング式かガス式でした。

電動タイプが出たのは結構あとです。


エアーコッキング式は手を使ってスプリングを縮め、そのスプリングが戻る力で

弾を発射する仕組みなので、1発発射するごとに手でスプリングを縮める動作は

どうしても必要になります。

リボルバー式のものは構造上、銃本体にエアーコッキング機構をのせることが出来ないので

薬莢の中にスプリングを有し、専用の器具を使ってコッキングを済ませたものを

シリンダーにセットします。


考えてみたら、実銃に近い仕組みは薬莢内にスプリングを有したリボルバータイプの

エアーガンですね。

エアーガンの中では人気無いタイプですが。


構造上、コッキングの必要性から連射性能は期待できないエアーコッキングガンですが

院長の持っていたコクサイのM16は、コッキングを火薬の力でやってしまうという

小学生の院長がぶったまげるには十分な意欲作でした。

薬莢は金属製でキャップ火薬を使い、質感も上等。


フルオート射撃は無理でしたが、エアーガンなのに、セミオートマチックなんて

最強じゃん!コレ最強じゃん!なんて思っていましたが、実際はそうでもなく・・


というのも、製品としての完成度があまり高くなく、火薬が爆発する衝撃に絶えられず

銃身前部のカバーが勝手に外れたり、動作不良が頻繁に起こりました。

薬莢も火薬キャップとは言え、一応火薬を使うので、使った後にクリーニング等の

メンテナンスが必要です。


10発の弾を撃つのが10秒ほどですが、その後のクリーニングは1時間くらいかかります。


10秒のために1時間・・・と不条理なことこの上ないですが、「銃の手入れなんて

ことをしているジブンっ!」と自意識満足しまくりでした。


結局、このシステム(スーパーウェポンシリーズという)は

たいして流通もせずに流星のように消えましたが、エアガンのコッキングを

火薬の力で行うっていうのはもっと洗練された製品に改良されて

進化しても良かったのではないかと、今でも思います。


ヤフオクなどで、たまにこのシリーズを探しますが、ジャンク品以外では

あまりみかけないですね。

たとえ完動品でも業界としてはクズ製品と見られているようで、さみしいですね。



なんでこのことを思い出したかというと、今バイオハザード4をヘビーに

プレイしていて、ボルトアクションライフルが欲しいな~とか、モーゼルC96渋いな~

とか考えることが増えたから。


今なら大人買いできるが・・・


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