内村特殊法務事務所、ただいま営業中

免許取消の回避&軽減、つまり免許停止にしたり処分無しにすることに関しては日本一を標榜しています。

この事故の場合ならどうだろうかと考えてみました。

2016年04月05日 | 交通違反
高齢運転者が対向車線にはみ出してトラックと正面衝突だそうです。
映像ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160403-00000552-fnn-soci


この場合
トラックドライバー側が一旦は『被害車の過失の大きい死亡事故』として扱われますので
点数が付くとしたら15点、つまり免許取消基準に該当してしまします。

ところで
こういった『加害者側には何の落ち度もない死亡事故』の場合、それでも取消に該当するような点数が付いてしまうのはあまりに不憫な話ですが、
もちろん救済措置というか『点数が付かない場合』というのもあります。

それらは当然個別の事案によって精査されるものですから
早い段階で御依頼を頂いた場合にはまず点数が付かない=完全に何も無しを狙って動くわけです。

そこで
この事故のトラックドライバーさんが僕の事務所に御依頼に来た場合の結果とその可能性について考えてみると・・・・

点数が付かない可能性50%
免許取消ではなく免許停止で済む可能性48%以上
取消になってしまう可能性2%以下

というのを基本ベースにして考えます。
理由はもちろん加害者側に落ち度が無いからです。

ただし当然個別の状況というのが絡んできます。
ゴールド免許所持者と、普段から違反を繰り返しているような運転者ならもちろん前者の方がはるかに有利です。
また、トラック側に速度超過があった場合は本来ならそこにいなかったわけですから
事故原因の中に違法行為が含まれているということにもなってしまいます。
しかしその速度超過が許容範囲内のものかどうかによっても変わってきます。
検挙された時の取調べの受け答えでも変わります。

そんな細かいパーツ一つ一つの影響を加味して判断しないといけないということです。

そして『死亡事故で軽減措置がない都道府県』だった場合や『点数を付けないという選択肢が元々ない都道府県』の場合
引っ越せるかどうかという論点が入ってきます。

こればかりは六法全書のどこを見ても載ってませんし
インターネットのどこを見ても真実は書いてありません。
ちなみにネットでは単に厳しい県と甘い県のような感じで情報はありますが
違反によって変わりますので結局はその人にとって甘いか厳しいかという話です。

正しい結果は正しい情報と正しい行動から得られるものと御理解頂ければ幸いです。

運転免許取消の回避&軽減専門で25年の内村特殊法務事務所
代表行政書士:内村世己
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