こういう部分も格闘技の社会的評価を高めるために必要なんですよ・・・

『アマチュア修斗全日本選手権』の出場選手などが発表されました。
全国各地の予選を勝ち抜き
選考会を潜り抜け
毎日いい歳した大人がＧＥＲＯ吐きそうなほどに追い込んで
気も狂わんばかりの減量の果てに
アマチュア大会としては世界でも最高峰に近いようなワンデイトーナメントで雌雄を決します。

野球で言えば甲子園
サッカーなら国立競技場
柔道でいえば日本武道館です。

そこにいるのは次代の総合格闘技界を支えていく超人の卵たちなわけです。
本来なら心技体兼ね備ていなければなりません。

ただ強いだけなら
それは猛獣です。

人としての強さは自己を律するところから生まれるものだと思いますし
それが格闘技の社会体育としての側面なんだと思います。

しかし
「今年がどんな奴らが出るのかな？僕の出身ジムからは何人くらい出場するのかな？」と思ってみてみると・・・

なんか
別の意味でびっくりです
毎年のことなんですが
出場申込書の不備って結構あるんですよ
名前にフリガナを書き忘れていたり
出場費を現金書留で送るんですが、入っている金額が足りなかったり・・・
戦績が未記入だったり・・・

書類不備とか
出場費未納とか
これが何かの申請ならやり直し、
裁判なら下手すりゃ不戦敗にだってなりかねません。

ただ強ければいい
他のことはどうだっていい。
だったらおかしな薬でもブチ込んで脳味噌のリミッターを切ってしまえばいいんですし
そもそも格闘技を修業する意味もありません。

一人では強くなれない格闘技という競技であるからこそ
人との関わり方という広い意味でも
きちんとレギュレーションをクリアするってことも学んでほしいと思います。

ひいてはそういう部分が
一般社会とのズレや摩擦を無くしていくことにも繋がると思いますし
仕事などでも『やっぱり格闘技やってる奴は一味違うね』と言ってもらえるようになっていくんだと思います。

小言っぽいかもしれないけど
当たり前のことができるっていうのは実はすごく大切なことなんだと思います。

「え？そんなレベルなの？」と驚かれましたら
まぁ格闘技に限らず、どんなジャンルでもこういった問題は結構あるんですよ
ただ表に出すか隠すかの違いです。行政書士試験の受験申込書でも結構記載ミスはあるらしいですよ(笑)
と軽く暴露しますので↓に一票よろしくお願いします
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