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プロの世界では弱いことは悪いということ

2013年11月13日 | お仕事全般
先日の情報公開請求の結果が出ました。


非開示決定というのは「指定された情報は保有していませんでした」というやつで
開示等決定期間延長通知書というのは「今回の場合には大量にあるのでもう少し時間を下さいな」という通知
そして開示決定書というのは「出ましたよー」という通知です。

このほかにもいくつかあったのですが
種類は3つなのでこんな感じでUPしてみました。

さて
この開示決定の中の一つに
僕が要求したものと違うものがありました
正確にはまるっきり違うものではなく、深い情報を引き出したかったのに
ネットで調べられる程度の浅い情報しか出てこなかったんですよ。

ちなみに情報公開請求の申請の時には
欲しい情報の内容を指定するんですけど
窓口で病的なほどに細かく文章を指定されるんですよ
理由は『正確に指定しないと狙いの文書に当たらないし担当者も膨大な量の中から選別できないから』だそうです。

確かにその通りでしょう。
この申請の時にも1時間以上かけてどんな文言で請求するか指定してきたんですよ
ところが出てきた情報は箸にも棒にもかかりません。

再度申請することになったのですが
窓口の担当官、またどうでもいい重箱の隅をつつくようなことを一文字単位で指定してきます。

しかし
ずれています。

いい加減頭にきたので
勝手に書いて「これでやって」と叩き付けました。

すると別の警察官が出てきて
その人と内容をすり合わせると、ものの10分で完成です。

おそらく最初の窓口の女性は非常に真面目なんだと思います。
ただ能力が足りないだけなんですよ。

しかしプロとして現場に立っている以上
能無しは悪です。
戦場なら死んでるってことですよ。

さて最初の女性が結局のところ何が悪かったかといえば
『本質が見えていない』これに尽きます。

細かいところを追求しようとするのは結構ですが
細かい所って100あるうちの2とか3なんですよ。
つまりそこを完璧にしても100分の2とか3にしかならないんですよ、
言い方を変えれば、無視しても98とか97になってるんですよ。

でも時間は有限です。
2に対して必死になる程
60や70の部分が全くできていないのです。

2の部分で大失敗しても1か0の損失です。
ところが60や70の部分では10%の失敗で6や7のマイナスになってしまいます。
場合によってはもっと巨大なマイナスです。

そして
えてして人間は細かいところを追求するほど『やった気』になってしまいます。
やった気になるから満足してしまいます。

さらに真面目過ぎる人の傾向として、難しい所や細かいところから先に済ませようとします
すると【どうでもいいところに必死になって、数%の重要度しかない所が終わった段階で『やった気』になってしまっている】状態になるわけです。

すると本人は一生懸命頑張ったつもりでも
仕事としてはゴミみたいなレベルにしかならないということです。

仕事能力の大きなものは
『何ができるか』はもちろんですが『何が重要か』『何が本質か』を見極めることが重要だと思います。

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