ぶどうは、甘いよ♪

イソップ童話に『酸っぱい葡萄』というお話があります。

ある日狐が
木に美味しそうな葡萄がなっているのを見つけました。
・・・はいそこ、「キツネは雑食とはいえ肉食傾向が強いので積極的に果物を食べようとはしないよね」などという無粋な突込みはしないように・・・

で、
葡萄が食べたいキツネは背伸びをしたり、ジャンプしたり
木を蹴ってみたり、頑張りますが届きません。

やがて諦めたキツネは「あんな酸っぱい葡萄、食えたもんじゃないや」と捨て台詞を吐くというものです。

翻って
ネットニュースなどで
『年収○円でもフェラーリに乗る方法』みたいなのが流れると
コメント欄はだいたい燃費がどうのとか、維持費がどうのとか『フェラーリなんて○○』という叩きで塗り固められます・・・
そして『別に欲しくないけどね』みたいな風潮になっていきます。

でもこういうのって寂しくならないんですかね？

なんだか
相手を自分以下にして優越感を感じようと必死になってるようにしか見えないんですよ、

手に入らない悔しさを
攻撃して目先を変えることで納得したつもりになってるんですかね？

「欲しくない」って本当？

・・・

3000万円の車が100万円の車の30倍凄いとはいかないでしょう。

ですが
物の価値とか満足感って
単純な同心円上の倍数ではなく、
別ジャンルのものなんですよ、

コストを考えない造りだったり、
その人のためだけに仕上げられたものだったり、

所有する喜びって
大きさが違うんではなく質が違うんですよ。

嫌いならわざわざ時間を浪費して叩くのではなく
もっと有意義に時間を過ごせばいいと思いますし
本当は欲しいのなら、貶めるのではなくどうやったら手に入るかを考える方がはるかに健康的だと思います。

一生懸命頑張って手に入れた時
嬉しさの本質は結果ではなく過程にあったと感じることができるのだと思います。

「で、お前はフェラーリ乗ってるの？」と聞かれましたら
「僕はアメ車はですのでイタ車は本当に欲しくないです(笑)
余裕があったらフェラーリよりも年代物のアメ車の方が欲しいです」と正直に答えますので↓に一票よろしくお願いします
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