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【シュギョーの旅より帰宅し「メジャー」の開幕戦行く】

2008-03-29 | ・nTinDEEP



仏教のたとえに、「仏陀は満月を指し示すが、その満月を見るのは各人である」
というのがありやす。これを「指月のたとえ」といいやす。

仏教その教えは、ブッダから説かれているけど、
それをどのように学び、実践するかは、あくまでも個人の問題であり、
仏の責任とは考えられていない。

それにしても、

日本という国は、"空気"に支配されやすい国だ。
と、つくづく思うタダイマ付近の感じ。



以前から強い関心を持つエロ至上主義な私の同志でもある「乳白色」のエロい画家、藤田嗣治の世界最大の壁画油彩「秋田の行事」を観に、秋田の「平野政吉美術館」に行く。

何か一つ象徴的なことが起こると、それにかかわる人たちが
すべて同じ方向に動いていく傾向がある。

ある人が犯罪を犯したならば、その人自身に責任があります。
その人が未成年者の場合は、家族など、その人と個人的な関係があって、
その人に影響を与えた人たちにも責任がおよび、本人および家族の責任は一義的だス。
一義的というのは、それ以外に意味や解釈が考えられないつーこと。

だけども、いじめなど、学校教育の荒廃の問題であろうと、
何か象徴的なことがあると、日本人は空気に支配されて動いていきやす。

個人の責任をきちんと問わないところに、国全体がすぐに空騒ぎをする原因があるのだス。

こうした思考形態には、個人の権限や責任、
個人が自由意志で選択した結果に対する追及の姿勢がありやせん。
その原因は、ある意味で学校教育にまで遡るんだけど、
とにかく、日本では、「制度やシステムの責任」「役所や業界の責任」
というようなとらえ方をすることがあまりにも多すぎる。


「平野政吉美術館」で本格的に観た藤田嗣治の作品は予想してたとうり素晴しく、その後すぐに会場で大宅壮一ノンフィクション賞受賞した近藤史人という人の名著でもある「藤田嗣治・異邦人の生涯」を買い読むと、これがめちゃくちゃ面白く、ますます藤田嗣治のファンになってしまってる私がいた。栄光のフランス生活から突然日本に戻り大きく変身をしてまさに「気力」で描いた藤田の不遇の「戦争画」が、東京国立近代美術館に所蔵されている事を知り、近いうちに観に行こうと思っている。

これは戦前からの日本の特徴だとも言われているけど、
物事を集団的にしかとらえられないのは、要するに、頭が悪いわけだス。
なこと言う俺はアホ名人だけど。まいーからすすもー、

スローガンや空気でしか人びとが動かないというのは、
軍隊アリのような動き方であり、各人が判断責任を持っていない証拠。

これは人びとの知性がきわめて弱いことと、全体の流れに対して、
「いや、私はこう考える」とは言えないような精神的土壌があることを意味してて、

個人の責任において判断し、意見を言い、
その結果については甘んじて受ける勇気、気概が必要なのに、
とにかく、全体的に「気力」に対して無責任なので、
「気力」あるものとかあるヤツとかウザガレタリして、
おもしろいものがおもしろくないものあるいわうすーいものになってきちゃったりして、
そこそこおもしろいものはそこらじゅうありれるほどあっても、
人生に影響を与えるほどにめっちゃおもしろいものが生まれにくくなってて、
どんどんどんおもしろいものやおもしろい人がいなくなってるあるいわ、
いてもそれを伝えるべき仕事の人たちが、それを発見したり、
感づくもなんか不必要に色眼鏡的にみちゃったりして、ちゃんとに伝えたりしてない。

人の心に、「気力」が失われている証拠だ。

政治家や役人が使う「心の教育」という言葉の意味は、必ずしも明確ではない。

ま。いーや。とにかく。


行って来たぞ東京ドームメジャー開幕戦!しかも夢に見たエキサイト・シートだ!気力=エキサイト=だろが。でもこれはアスレチックス対阪神戦(笑)

自分の欠点や弱点、失敗などがよく分かる時は、
今の自分を脱ぎ捨てようとしている時。

カラを脱ごうとしている時でなければ、
自分の欠点や弱点がなかなか分からない。

現在の自分で満足している人は、
それについてあまり分からないもの。
あるいは欠点や弱点が分かっていたとしても、
それを何とか隠したいと思っているもの。

自分の欠点や弱点がはっきりと見えてきはじめたならば、
それは、自分が、もう一段、生長する時なのだということ。



さてさて自分はいまだLiveの日取りも決められぬほどに、
タダイマバンド(Live活動)の準備中、閉店開店中。なわけなのでありやすが、
こりわ気力がないのでそーなってる(なかなかやんない)んだと思われるとまじい。んで、
いっときやすが。
むしろ気力なく、無責任でいーかげんなもんでいーやとか思えてれば、
今すぐにでもソレは出来るわけでありやす。つーことを。

気力あるものにとっては、住みにくい今の世の中なのでありやす。
でもがんばるぞー!とな。だから気力かましとくんだし。




この日が本物メジャー・リーグ、レッドソックス対アスレチックス開幕戦!(しかし第二戦!)何と俺二試合も足を運ぶこの気力ぃーな俺。しかし。やっぱ、ラミネスかっきーなー!「スポーツ」は良いなぁ~その「気力」の純粋性!それに比べると「音楽」の世界ってやっぱ、なんじゃくなんだなぁ~。その中で頑張ってる良いミュージシャンの仲間たちはかわいそー(つー思い)わ、今も変わらず!の音楽界では異例数少ない俺せいイチロー。音楽界にいるのか俺うるせー。