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S@R+X+S 対 S@W+P+S :その2(おいわいのおかえす)

2008-04-21 | ・Live

まーだいまだに俺にそゆーたんじょうびのおいわいのきもちをくれちゃうヤツらにこの曲を。

はいっ!

よぉ~し。なぁ。ん~~~~~。じぃ~~~~っとぉ今までおとなしくしてたつーことで、
今年のこの日(もう昨日だス)わぁ。なんか誰か(なかま)に騙されて(あいされて)人前にしゃしゃりでたりして
そのうちやっぱし持病の自意識過剰になってしまいあたふたあわてる。こともなく。
なにしろなんだかんだみんなうれしーちきしょーかてねー!と負け惜しみ思わず。感動し涙ぐむ。よーな。
そんななにしろ自分に不似合いなんだかお似合いなんだかもまったくわからぬままに、
気づけば人前でこの俺のブンザイが自分のならいざしらず人のところに出てしまってわヤクガラじょう踊って唄ったりっして興奮もちゃんとして
しかも感動して見回してあーみんななんて美しいんだ!あいしてる。
とか正気でそんなんよくできるなすんごい恥ずかしー派手なのやってしまうこともなく。
とにかく今年のソレは持病も出ぬまま出す力もいらぬ平和で静寂のウチにとーりすぎていきやした。

だからやっとこーしてココにケロっと登場(UBA更新)できる。つーもんよあははははは。あーうれし。
と。ゆー感じで私は昨日のその日わね。なんかおもいっきりジユウな気分で
以前から予定していた、世田谷美術館冒険王・横尾忠則」展(初日)「にじみーに行ってみたりしてわ
大好きな狂気や夢やエロなアートな美術な神秘な世界を堪能してたりしててその日が自分にとって何の日だろうと
関係ないところで自分にとってはごくごく日常的な営みを自然にまかせて流れ流れてわ日々コレ平安を味わっていたんだけどね。
やっぱダメでね。
その帰り道。日曜でごったがえする大都会のとある街のバス大どうりのどでかいビルをふっと見たら、何と!
私のたんじょうびをいわう大きな大きなすんげー派手な看板!があっってさっきまで書いてたほどに想定外なほどの
その突然のまさかの攻撃にあわてるもどーも私は思わずその場で踊って唄って盛り上げなきゃと
私はその俺の生まれた日付がばかでかく書かれた看板のビルの前でキチガイのようになにしろ頑張った。

なわけないべ。でもってマニ受けて

なに「うわっ!ほんとーだぁー!すんげー!せーぼー!ひゃっほ~ぅっ!おめでとー!」とか言ってんの。
アホか。ほなあれかその大都会の人ごみの街全体で俺のたんじょうびを祝うための看板までつくって
なんともサプライズなおいわいをしてくれてるのわけねーべ。

それはたまたま新しく出来るその店(ビル)の開店の日をおそらくアート気分で遊んで
デカデカとそのビルのカベに記してるその日開店のブティック?かなんかが一杯集まったきどったファッション・ビル?
何書いてるかわからなくなってきたけど、だから、「うわっ!ほんとーだぁー!すんげー!せーぼー!ひゃっほ~ぅっ!」とか
平気で返してくれるんじゃねー恥ずかしいだろもーかわいくてたべてしまうそぅだ。そおぅだ!おぉぅだ!

ってね。どーよ。私はこんくらい自意識過剰なほどのもんなんだスわかるべだから。

毎年その日が来ると。そゆーそんなもん勝手に意識していやらしー俺になってしまうのわいやだー。

でもまーだいまだに俺にそゆーおいわいのきもちをメールでもコメントでも電報でもいろいろにくれちゃうヤツら。
ありがとう!あいしてやす。ほんとーに。あいしてやす。でもだめなの特に最近はジジーになってますます涙もろくなってすーぐ
感激してしまうんでそーゆーの。いーじゃないかとゆーかもしんないけど、だから自意識過剰だっつーてんじゃん。つー話で。
はなしどうどうめぐりだが俺そーゆーことに対してふつうじゃないくらいにふつーの人の100万倍くらいに
すーっっごぉーいほどに大袈裟に感激してしまうんでだから恥ずかしいわあわててしまうわのでよせ。

つーことでどーだろ。もーいーべ先いこかもー。

ふふふふふそんな俺のことなどよりもだ。
そんなことよりみんなわ他に知りたい聞きたいことあるということを私は知っている。ふふふふふ。

これだ。俺も。みんなにプレゼントだ。お返ししてやる。




これわなんだ?ってか。これわ。バンドだ。
それを見事に現した、ある画家の絵だ。


去年の初めにソレをやる(復活Live)とココでみんなに公言したのにやれなかったくせに、
まーそんなことを勝手に書けばその気になると思った私もバカだったがなにしろいくじないのかしらないが、
大体そんなこと書いても俺のブログなんか見もしないジュンとかはじめ他のメンバーだってきっとそーだろーし、
関心もってつーかただ楽しいからココに来て「俺」をみにてくれるなんてーモノ好きなやつらは、だから、おめーだけさ。ねぇ。
おめーたちとか言わない。おめー。一人称。それわもー1対1の関係さぁそりゃもーだからすんげー感激もするわ。尊敬もするわ。おめーらに。
あ。おめーにぃ!俺と同じだアホなおめーにぃ!俺はココでそんなおめーのためにこーやってまだやってるんだだからして。

だから。

じゃーいーわ公言したけどいーやいーやいつまでたっても何も俺に何もいってこねー気力みせねーんなーヤツらなどぉ!
俺とやりたがってるのはおめーらだけじゃぜんぜんねぇーんだおめーらなんかよりマトモでホンモノのもーすごいアーティストなミュージシャンとか
いーよ!とか。やろう!とか。やる!とか言ってくれるんだ!俺はそゆー可愛いーのヤツらと新しくバンドを結成するんだ!
俺なんだしもーやるなら意味ある内容あるぜったいおもしろいそゆー天才級の才能と気力で俺なんだしやれるんでそだ
バンドの名前だってちゃーんと決めてるんだすっげー意味のあるふかーいかっこいーインテリジェンスなバンド名なんだぞ、
「Saybow&the Wipers」っていってな...........................................。
これわもーすごいんだだって柔だってやっちゃうんだから。そーそーそだ美空ひばりの。えなに?
コミックバンドやるのかあははははははは=!?じゃないだろてめ!
なんだそのセンスつーかその解釈わぁ!? 大体一体失礼だろ!「saybow」に。

美空ひばりの「柔」をやる。つーだけでコミック・バンドを俺はやろーとしてる。みたいな。
なんつーかなんだその発想わぁ? 「コミックバンド」って何だ大体?!そんなふざけたベタな
今時死語のようなコミックバンドってなんだおい!俺に向って。
ちがうちがうビージーフォーみたいの....じゃねー!ちがうちがうって何が違うかもわからんなもんやんねーの!やるか俺が!!

そゆー感じで言ってんじゃねーんだそゆー感じで「柔」やんじゃねーんだそーそー
やろーとしてんじゃねーんだだから柔道着もきねーの!コントもねーの!そゆーことじゃねーだろ!
そゆー絶対面白いLive、バンドをやるじゃねーだろ大体ぜんぜんそゆーところかわんねーなーおい。

LiveのSEつくったって、オっ!出来た!?やったぁー!どれどれ!聞かせてきかせて!
とかいってくれる気にもさせないほど関心ないつーかどーでもいーつーかいやいやそれどころか
なにまたリクツっぽいことやってんだとかかんどー?んなぁ~に言ってんだぁんな首筋けいーこと言ってねーで
セーボーの唄はいーんだからそんなこと考えずに大丈夫だからぁ~心配ないってぇ面白いっておめーわぁじゅーぶん!あははは!
だからむずかしーこと考えずずにたのしくやろーぜばぁ=っと!てきとーにやろやろなぁじゃんなぁあははははぁぁ=!
ってムカつくなその天真爛漫な笑顔のくせにすんげー酒くせーのなんだかんだ気弱くて真面目に考えられないびびってそーなてめジュン!
そこらへんぜんぜん変わってねーの。久しぶりに会って。音出してみて。

俺の新しいほーのバンドなんて、もっとぜんぜんかっこよく演奏だって比べ物にならぬくらい上手いつーかなにしろ
上手いだけじゃなくなにしろ存在感で。ホンモノで。

だけど。だからみんなすんごく忙しい。

当たり前だ。そんなに良いミュージシャンなんだったら売れてて人気あって色んなところでやってるから忙しいの。
しかしやるならじっくりやりたいしまー時期的にもそーだろ。そのまま忙しいままやってても仕方ないだろ
むしろ忙しいことで大事なことを忘れてしまう場合だってあんだろーからだからそーだないい時期だから
今の仕事ぜんぶやめてもらって自分を新たに見つめてみるためにも一年間くらいそーそれこそ合宿するくらいに
ハコバンやってんじゃねーっつーくらいに一切やめて俺のバンドに集中はまったりしてとかしてそゆーことでやってみよーか!
とか言ったりわしないけどもそんな感じでいけるかとか考えてたらいけないんじゃん。って当たり前だわ。

みんなこの不景気の中にもかかわらずその才能その存在感ゆえ生き残りいまでも
ソレ(オンガク)でメシ食って生きてるプロなんだし。大体そんなもんやったらメシ食えない。
食うためにはそーわできない。とか。そこまで俺のやろうとすることに関心ない?とか。当たり前だ。
ん~~~~~~~。ぜんぜんトーゼンだし正論だぁ。

しかし。Liveもー俺わやりたい!

そんなところで忘れた頃に急に俺の前に現れた「Saybow&theR+X+S」。
こいつらぜんぜんそゆー意味で忙しくない。当たり前だ!

でも。面白いと思った。



何故なら、その「絵(作品)」こそが、私がこのバンドをつくろうとした動機であり原点でもあるから。


腹たつも時間かかるので仕方なく俺の方からお願いしてまたヤツらとやることは、
意味まったくないし面白くもなんにもないことだから違うけど、
そんな俺のこと俺のタイミングはまったく知らずに、自然な感じでヤツらの方から
ある気力と目的を持って俺ともいちどやろーとやって来た。今頃。

「やって来た」というのは、もうLive可能な状態で現れたつーこと。ぜんぜん忙しくないこいつら。

でもだから俺に会う前にLiveすぐ出来るほどに練習積んでやって来た。
前と同じ(曲アレンジ等)でいーならいつでもLive出来るつーぐらいのところでも、
そこまでにして俺のところにやろかと現れた。つー。そゆーやる気だけど。

とにかく。説明なんかもーめんどくだいのでいちいち詳しく書かないけど、

俺の考案した斬新でめちゃかっきー素晴しい「新しい」バンド「Saybow&the Wipers」よりも先に、
もー今の俺となってはそりわ昔の終った過去のバンド(作品)だと思っていた「Saybow&theR+X+S」が、
少なくともまた再び息を吹き返しているわけだス。

それは面白い。それなら変わらない。息を吹き返して来てるなら。
それならジュンに負けずに俺気力頑張れば、良い音は出せると思った。それなら良いバンドだと再びなることもなり得る。
それなら良いLiveができると思った。それならどっちをやっても同じだと思った。
つーか。順番的には、まったくそっちでもあるんだった。
まず公約を果たすことから。そして。次へ。という順番でいー。Liveやれる実感やっと俺に来た。

そう思ったとたん。

私がそうなるのをずーっと隠れて見ながら待ってたかのように、
その人は現れて、その人の店でのLive出演その日程がすんなり決定してしまった。

だからもしもソレ(再復活)ををうれしい感激だ思うおめーだったら、その店長、
7THアベニューのスギエ氏に感謝すべきだ。それは彼の熱心な働きかけでソレは実現するんだから。
スギエ氏の存在がなければその実現はまだまだなかったとも言えるほどに。
他の店から何も言ってこないし。みんなは知らないだろうが、その店の店長さんほど、
最初の頃から人気も色気もない観客動員力激弱なオヤジ・バンドにもかかわらずずっとそのバンドを、どこよりも認め、
まったくショーバイっ気なくも採算無視で誠実にどんどん好意的ににブッキングをしてくれ、また、
それに伴いいー感じで生長していったにもかかわらず、しかし結局終ってしまうことになる。
つーそんな様相を呈するもそれでも最後までまったく変わらず私たちを認め応援してくれたLiveハウスの店長は、
他にいないんだ。それわ伝えたい。だからよろこんでソコでやらしてもらう。


2008年7月27日(にちよう)横浜は7THアベニューで「Saybow&theR+X+S」のLive決定


私がその昔。当時の自分からしてみれば、その力量や存在感など考えるに、確実に前(やってたバンド)よりも
つまらんだろー売れないだろうといわれることがわかっているメンバーでバンドをなんでやろうとする?とよく聞かれた。
事実そのとうり最初のLiveはあのTのセーボーということで俺だけを期待して来たやつらとかも
平気で裏切るようなほどに屈辱的なほどに評判わるくだからとうぜん次からはまったく客が入らずな、
そんな自分も含め希望のない最悪なクソバンドをそれでも辞めずに何故やり続けたのかそしてついには
自分なりにそのバンドを良いバンドであると言わせるまでに生長完成させた。のか?その原動力は何だったのか?
と言うことをけっこう昔のHPやココでも説明して来たけど、個人的においわいもされめでたい日(まだ付近)とゆーこともあって、そのことを一番わかりやすく説明してくれる人をみんなに紹介しやしょう。

それはプレゼントのお返しだと言えるから。

その人を知るだけで必ずおめーわあーココに来て正解!と、自分に自信もつくだろうし
何しろ誰も知らないんで知ってるだけで得するから。その人。
ある人は、その人をみてまーちゃん(加部正義)じゃねーか!と思う人もいるでしょう。
もちろん別人だけど、おんなじジジーだとも言えるのですごいぞ。すごいお返しだろーが負けねーぞ。

そしてその人が描いた作品の中でもいっちゃん好きなのがこの丸の絵で。
これこそ私が何を言われても真剣に興奮思いやる気でやりそしてやりきった、
最初の「自分のバンド」でありその理由その原点だス。
もー今時この日本でこんな絵を描くこんな画家(芸術家)は現れぬほどに奇跡の話。




結局はね、何をみせるかでしょ?

開幕!Saybow & the R+X+S 対 Saybow & the Wipers戦

2008-04-12 | ・nTinDEEP

何でも噂によると「Saybow&theR+X+S」ファン(saybowファンでは決してあらず)は、今でも現存していて、彼らのそのバンドに対する愛情は、ノーベル賞ピューリツア賞ぐらいなほどに素晴しく、そのアーティスティクな感性その人柄の偉大さは、その対象であるバンドそしてそのメンバー(もちろん俺も含めた)なんかよりもはるかに立派なもんである。とかいう「噂」を聞き、私はなんだかおこられてるような気持ちだったが、ウソこけてめんな大袈裟に言いやがって映画じゃあるまいしおもしれーそいじゃーいーだろー勝負だ負けねーぞ!となる自分である。その無名さ人気無さはユーチューブのどこを探してもそのバンドの映像はないほど。しかしココだけで見れる。今んとこ。

私にとって華やかしー栄光の新しい俺のバンド、
「Saybow&the Wipers」(セーボーアンドザワイパーズ) が、もたってるうちに、
私にとってはもー死滅していたと思われていた、それこそ幻のバンドでもある、
「Saybow&theR+X+S」(セーボーアンドザリミックス)が、ココに来て、
ドコの陰謀かはまだよく判明してないが、
突然変異によってかどーか。なにしろ、「気力」いや色気?
かどーかしらぬがソレをふくらませ、じわじわと蘇生しはじめているらしい。

とゆー噂が、

ごくごくごくごくごくごくごくごくごくごく(いまだ健在?!すげーなおい!)の、
ごくごくごく一部もナンブもそれこそソッチの方が伝説でもある、
そんなヤツいるのか?!と思えるほどの世界にチリに等しい数でもあった
ごくごくごくチリの一部な「Saybow&theR+X+S」ファン
(saybowファンでは決してあらず)から
私のもとへ伝わって来てるなタダイマ付近の感じ。

そいつわやばい。

もしそれが本当なら、
タダイマ付近の自分のこの(バンドLive活動準備)段階からすると、
そのLive実現は、栄光の俺の新しいバンド
「Saybow&the Wipers」よりも先にやられてしまう。

何故なら明日。そのバンドの(Liveのための)リハに、私は出席するからだ。

つづく!


数少ない真の日本の(若き)「王道バンド」を観大安心得る

2008-04-02 | ・nTinDEEP


今年の桜は、例年になく何かとても妙に咲き誇ってるタダイマ付近の感じの中、

自分が今最も見なくてはいけない「バンド」を観て来た。
そこに、若き頼もしい日本の音楽の未来があった。

それはほんとーにたまらないほどに素晴しく美しく何ともアートで、
その若きヤツらのステージのその王道的な素晴しさに、
それまで、中々私を驚かせ興奮悦ばせるような、目の覚めるような、
新しい世代の「若いバンド」に遭遇できず、その音楽界の低迷の中、
それこそ心配で心配で夜も安心して眠れなかいほど心配なジジーだったが、
やっぱ「バンド」大好き音楽大好き爺いーの私は、これでやっと、
往生してあの世に逝く事が出来るってまだまだそんな時期でわないわ何わ言ってわんだ
いやそう言いたくもなるほどに本当に嬉しくなってちんこもいらぬ尽きるほどの
めちゃくちゃ嬉しくしあわせはっぴー良いものを観たんだった。

自分の中では、おそらくヤツらのLiveは、その完璧さにおいて、
マジで現在世界最強の「バンド」だと思った。
それは、日本の優秀な若い天才君のつくったバンドだというのもあんけど、
それだけだと何もおもしろくないけど、そのバンド名、が「CORNELIUS」じゃなく
「THE CORNELIUS GROUP」という「グループ」としてあるところにある。

バンドだけでなく、特に映像スタッフを含めたスタッフみんなで、
その目的性において王道である「気力」を出して、
鼻持ちならない天才には決してならずにその与えられた才能を天にお返しするようにして、
本当に「おもしろいもの」を提供しようと一丸となって集中して各人のやり甲斐として
たのしく天才を頑張ってるからだろう。

その賜物だから完璧でおもしろい素晴しい。

そのスタッフ+映像&バンドのシンクロ一体感は、Liveタイトル
「THE CORNELIUS GROUP"ULTIMATE SENSUOUS SYNCHRONIZED SHOW」
が示すように、かんぺき気持ち良いほどの浄化感で、もちろんそれは技術だけの見事さだけじゃぜんなく、
不覚にも私は、突然オヤマダ氏が観客席に降り、観客の一人をステージに上げ、
その手をとり、テルミンで一緒に「ラブミーテンダー」を合奏した時にゃぁ~、
生まれて初めて、日本の「バンド」を観て涙を流したほど。



奇しくも「グループ」というものの意味その本性そのパワーを知らされたのは、
ココでも紹介した「Blue Man Group」によってで、
その「ミュージシャン」ではないヨソの分野からやって来た
「Blue Man Group」を体感した私は、自分の思う今の音楽界のつまらなさぱっとしない原因を、
明快に示してくれた彼らに、強い感動と音楽畑にいる(しかもこれからまた濃くそこにいきそうな)自分として、
大きなショックを感じ、観た直後の感動もじわじわ複雑なものになっていたけれど、
実は、その日本の「バンド」の方の「グループ」が、「ラブ・ミー・テンダー」でみせたその姿こそ、
「Blue Man Group」で驚き感動し複雑な心境にさせた大きな一因だったんだ。

「Blue Man Group」も「ラブミーテンダー」をやってたの。

それはつまり、観客席に向って自分たちだけでなくその空間にいるみんなと一緒に、
1つとなって意味あるLiveをするべく、俺たちを観ろ!私を観て!じゃない、
そんなもん関係なく客席に降りて向って行く力。
そういうのはミュージシャンでもよくあるけど、「Blue Man Group」は、
顔を青にした「匿名性」で、モロに「エゴ」を払拭させたまっこと俺を観て!じゃない、
ステージからそれを観よーとしてやって来た私たちのところまで逆にどんどんやって来ては、
近づく青顔こわいと思わせぬ気遣いとぼけた親しさとてもとてもポップな感じで、
私たちを、意味あるそのLiveの構成メンバー、その「グループ」の一員にさせてしまう、
そのグループ名の「グループ」に、やられた!と思ったんだけど、
そいつらの手作りの生楽器(タイコ)も素晴しければ、
その「演奏力」においても、イカしたもんで、そりゃ観客の俺としては、
おもれー!おもれー!と興奮してたものの、ふと家に帰り、
こんなのいたら音楽はますますやられてしまう。と大袈裟でも何でもなく、
ミュージシャンとしてごく自然に思っては、心のヒダにじゅくじゅくしたものを感じていたんだけど、

そんな私の前に、「THE CORNELIUS GROUP」という
同じ「グループ」が現れた。「ラブ・ミー・テンダー」で!

「Blue Man Group」はステージから私たち客席に「同じ高さ」となって降りて来て、
観客をステージに上げて彼らの「パフォーマンス」のサポート・メンバーとなる事を楽しませてくれたけど、

「THE CORNELIUS GROUP」という「グループ」のソレは、
観客の手をとり、ステージ上で一緒にテルミンで「「ラブ・ミー・テンダー」を合奏させて楽しませた。
(ちなみにプレスリーのラブミーテンダーはそのシンプルな伴奏の素晴らしさとそれに合わせて唄うエルビスの歌声その旋律その感じ「これが音楽だ!」と思い5年くらい前部屋で寝る時やメシ食ってるとき便所にいるときなどで最も聴いていた曲)

私にはその方法その選曲の意味はとても大きく、この若き新しい世代の「音楽」のバンドは、
今この時期ミュージシャンとしての自負を持つべき爺いー
である私のひっかかっていた心のヒダを、何と明快にも、私にわかりやすく、
同じ「グループ」という呼び名を付加してまで、現れてくれたんであったったーぁっ。

まずもって「Blue Man Group」公演での複雑な体感それは、私にとって、
マジでとてもとても暗示的だったのだ。とゆー事実に鳥肌実。


だからって。
俺もLiveで客席に降りて行き、客に何かやらせよーとかしよーと思ってる、
とかゆーんじゃぜんぜんないぞ。やるか!んなこと俺が!そんな単純な話じゃない。

大体俺はそんな事やるタマじゃない。俺はトモダチ少ねーもんよー。
だから「バンド」は組めるけど、「グループ」となるまでにはタマちーちゃい。
そんな俺だがなこととっくのむかしから他の方法でとっくのとっくーにやってる。

とかいってやったりして。

とにかく、キドリやファッションではない、真にアートな「バンド」は、
王道ゆえにめちゃおもろい。それは「ロック」となる。

とにかく、以前から私のアンテナに送信受信ひきつけては、
どうしてもそのLiveに出向かなくてはいけないと思わせていた、
「THE CORNELIUS GROUP」という「バンド」そのLiveをついに目撃して、
私は、PINK FLOYDを超えた日本の「バンド」がいる。とわけわからぬ事思う。

しかし事実アメイジング!の嵐だった世界ツアーでの反響といい、
ヤツらは今や数少ない真の「王道」を歩む、日本の音楽界の誇りだと思うべきだ。

本当にこれで俺はやっと安心して往生出来る。と思ってる。
私にとってこんな心強い新しい世代の「王道バンド」が存在している事を知れたのは、
とっても喜ばしい。

これで、ジジーは安心して今の自分の年齢身の丈のもんを、
力を抜いて心をこめてピリピリすることなくらくーにやれる。

だから、歌手・ミュージシャンとしての私のこれからの活動・Liveとかは、
いー往生際ないーワールドの展開を示して行くことだろういー。

セイボー学園も勝ち進んでるし。