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【たなかあらしのなかうわさのFEBいく/横浜ストーミーマンデイ】

2008-03-15 | ・nTinDEEP
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嵐のような雨の中、もう10年も続いているという、
2月(February)生まれのミュージシャンが集結してお誕生日Liveをやるという
「FEB」というイベントを観に、横浜ストーミー・マンデーに行って来た。

前回のUBAでお伝えしたように、Live「観戦」とかいって、つい最近まで、
大きな会場でのLiveイベントを、単に楽しみに行くというよりも、
バンド結成+活動の準備の1つとして、個人的に仕事的に、
研究しに行くみたいな(それでも自分には楽しい事なんだけど)人ぎきかたーいテンションな、
ずーっとかたーいLive「観戦」してて、それをやっと終え、一息ついていた自分には、
その「FEB」のLive会場はまず地元で俺の家から歩いても行ける
横浜・ストーミー・マンデーという、ちーちゃなかわいいライブハウスでの
「お誕生会Live」という、おもいっきしアットホームでリラックスしたLiveイベントということで、
それはまさに「観戦直後」の今の自分の偏ったLive観賞感覚のバランスを
イー感じにもどし安定させてくれる、本当の意味でこれがバンド活動準備のための
「Live観戦ツアー」の最終仕上げとなる、私にとっては意味のある有難いLiveでもあったんで、
明日から次なる予定の東北へのシュギョーの旅に出るので、実は他の所でも書いたんだけど、
ココにもそれを記しておこーかと。



その10年も続いてるという伝統のLiveイベントである「FEB」というLiveイベントには、
私のダチ、仲間またはかつての戦友が何人か出場してて、実はそのメンバーの中に、
先日父親を亡くしたばかりの戦友タケもいて、つい最近お通夜で頑張る
一人っ子で長男の美しい姿をみたばっかだっただけに、その日のヤツのギターは、
いつになく霊的なほどの響き加減で冴え渡り、それは天国の親父に聞こえんばかりの、
あの世を貫くほどの本質的な健在ぶりだった。感じ。だったのは。たぶん。私だけだろうか?

その日数多く登場したバンド・セットの中でも特に面白かったのは、
やっぱ懐かしき戦友、金子マリかーちゃんと小川美潮姫のバンド・セットで、
この女将さん二人の存在感が主なる光・力となってこの日の客席とステージを引っ張っていたのは確かで、
だから男の俺としてはソレみてて悔しくもあった(笑)。

つーか。おめーわあのカネコのマリじゃねーかおい!

おーマリちゃんとは、その姿を見るのも会うのも生唄を聴くのも、
実にもー100万年ぶりの超久しぶりのめちゃくちゃ懐かしいほどもほどの再会で、
あまりにもの久しぶりな再会なんでひょっとして俺の事などもー忘れてんじゃねーかと心配してもいたけど、
Live後、俺を見つけると目を丸くして驚き、「あらっせーぼ~~っ!」と叫ぶと、
おー良かったちゃんと俺の名前忘れてねーと安心するヒマも与えずの素早さで、
ドサクサにまぎれてケツでもさわろうとする余裕をもないほどに俺に抱きついてその再会をよろこんでくれた時は、
その顔が俺に向って近づいて来る過程ですでに思わず私は感激で泣きそうになってしまってたんだス。

マリちゃんとはかつて幻のアコースティック・フォーク・トリオ(も一人は加部まーちゃん尊氏様だぞ!)を
結成してたことがあって、それはまメンツからしてはイメージ的には、
フォークというよりは、アコースティック・ブルースに思われるんだろうけど、
確かレパートリーにそういうモロブルースの曲は1曲もなかったし、
どっちかというと俺はフォーク・グループだと思ってやってた。けど、
フォーク・グループのつもりなんだけど、メンツがメンツだけにこれがただ三人並んでるだけで、
誰がどうみたってぜんぜん「フォーク」グループなんかに見えず、
ピーター、ポール&マリーでもキングストン・トリオでもなく、それでも
無理してフォーク・グループだとしてみると、えれー不良系フォーク...かな?つーそんな
ジャンルのフォーク系あんのかどーかも知らないけど、そんなところで、
それでも俺はアコースティック・ギター持って唄うんだから勝手にフォークバンドだと思い込み、
実は今までに一度もやった事ないフォークグループを経験したかったという欲望もありそう思い込み、
しかし当時生ギターと言ったら連想するのはThe WHOのピート・タウンシェンド的な
かき乱れ弾きで叫び唄う激しい「英国系フォーク」な世界で、そんな系もあるわけないとにかくそれは、
フォークにまったく無知な俺の思い描いた自分流の「フォークバンド」な世界で、
何しろ当時はなんでも英国指向な俺だったもんで、ある時はギターを背にして、
Tレックス気分でグラム気分でコンガを叩いてはグラムにマリちゃんの唄の伴奏コーラスしたり、
それに加えて、リード・ギターという役であられるまーちゃんだけは、
エレキ・ギター担当でのその前衛ともまるで世の中やお客様をなめてるとも思えるほどの、
曲もろくにおぼえずに平気で堂々と音を外して弾く当たり前なそのフザケタつーか
その不可思議なしかしまーちゃんだからこそ成し得る事の出来る、
その存在感だけで聴く者観る者をラリさせ魅了するサイケデリックななイカシタ間奏そのフレーズ
そのアンサンブルの中、誰よりも正しく正当に生ギターをしっかり奏でては歌い上げるその女1人と野郎2人による、
トリオによるアコースティックなフォーク・グループは、ステージ上で全体になると、
そのインパクトは誰もがビビるほどの、日本中探してもどこもかなわぬほどの
見事なまでに最強で前代未聞なへんてこりんな音楽チームとなって、観客を堂々と感動成し得る
相当なほどのアコースティック・グループなものだったと記憶してるけど、

その幻のフォーク・トリオは確か今はなき日清パワーステーションで、
1度だけのLiveをやるために結成され、そのためにその三人はある期間毎日のように会っては、
不真面目にリハしてはすぐに飲んだり一緒に遊んだりしてて、なにしろ平和も反戦も無関係な
これほど不謹慎で不良なフォークバンドはないだろうというくらいかっこよく楽しいバンドだったので、
その時の懐かしい私の元気でアホな青年時代の楽しい思い出が、あの割烹着が似合いそうな昭和のおかみさんのような
まんまるでマンガのような可愛いマリちゃんの笑顔久しぶりにみて、
それが一気によみがえってしまったからかもしんない。思わず感激で泣きそうになってしまったのわ。

しかし俺より1つだけ年上なくせに、昭和のかーちゃんのように頼もしくもその厄介なバンドのリーダーバンマスとなって、
マーちゃんと俺という純横浜産の不良ジジー二世代2匹一緒くたに引き連れて、
その一度きりのLiveをよくもまーあーもみちびき引っ張ってそれを実現成功させたもんだとつくづく敬服するけど、
ステージ中央マイクで唄うその後姿はけっこーうまそーないーケツしてたっけ。
この幻の不良アコースティク・フォーク・トリオを記録した映像はユー・チューブにもなく
おそらく唯一私の家に保管されたBHS

とかもーいろいろよみがえったりでとにかくあの愛嬌満載なまぁ笑顔可愛い~サザエさんのような顔した
少女のような女のくせに、ステージに上がった途端に俺の小学校の頃いたすんげーこえー
あの清水先生を思わせるほどの再びのその勇姿は、そのイベントにおける貴重な付加価値としての存在に
「自然」になってる偉い女性歌手の存在感に敬意を持つとともに、つーかもー、
なにしろ再びまた元気にタバコ吸いながら酒飲みながら不良に生で唄う姿を見れた事と
俺の事忘れてなかった事とを一緒にセットしてもーそれはそれは再会が嬉しかった。



また、美潮もやっぱおもろい。文字どうり笑ってしまうほどに面白い。
ステージで唄う美潮の顔。あの声。特にあの目(笑)。思わずおかしく笑ってしまうほどに。可愛いの。
美潮を若い小娘の頃から知ってる私としてはそれだけはかわんないのもまたおかし(笑)。
それは唄ってんのずーっとみてるだけで可笑しく笑ってしまいながらも気づくと、幸せな気分になる。

これが歌手としてのヤツの得意技だ。この女も大したタマだ。あ。女だからタマはない。
今はその技に風格が加わり、現在の美潮にマジで「美空ひばり」を感じる俺としては、
ますますその風格は美空なヤツになってて、そのこと美潮はどう思ってるかわからないけど、
俺としてはめちゃくちゃ賞賛と敬意な話なんだけど、それを言うときょとんとしてる美潮の顔が
おっかしくふとみるとこいつ胸でけー!大したもんだ!
巨乳の美空ひばり。もー敵無しだろーこの女もぉー!マリちゃんとは全然違うタイプのだが、
この二人の熟女に年齢を重ねるという事はさらに女を磨き上げるための良き事なり!
すげーぞおい!こいつらますます!女は凄いってのが、この二人をみればいやがオーにも思い知らされ、
男の私としては負けずにいつまでもちんこたつ者として機能するものとして在らねば、
負けずに歌を唄う事など出来ようぞ!

とにかく。真面目な話を今してる事を俺は忘れないように注意して先を進もう。

この俺思うに日本を代表する女性歌手の二人が、その日、同じステージで立って唄ってるの観るだけで
もーめちゃ面白く、面白いのだが、ふとまた気づけば、男の俺としてはまたも悔しい...つーか
俺は男でもさらに男の歌手としてその二人と同じくな俺でもあるではないか!と思わず気づくと、
もーそのステージ中央マイクが女のいーよーにされているのをただ客席でじっとみている自分につーか
だからって俺もその時ステージに上がり唄いたかったという意味じゃぜんぜんなくぜんぜんないない、ただ。

俺も早くバンドつくってLiveやりてー!と。思ったんだった。

ということ。よく気づけば、このアーティストたちに親しまれた感じのいー
アットホームなちっちゃなライブハウスで行われている、2月生まれのミュージシャンによる
何ともお誕生日会Liveなかわいいこのイベントは、なんだか今の俺にとっては、
とてつもないすごい価値と力を与えてくれるそれわそれわ有難い思った以上の大きなイベントだったんじゃねーのか?!
と思うと、その日嵐の夜だった事も思い出し、それでも行った自分.....普段は出不精な....俺.......とか
思えば思うほどその不思議な偶然性で咲き乱れた感動で一瞬私は、トリはだたち不覚に失神しそうになる。

も。なもんなさけなかー!と、すぐに立つもん違う!トリじゃなし!と気づくと
股間握りしめ、その俺のその野郎を掴むと次第にその女たちの逞しいケツやパイオツ思い返し、
力になったサンキュー!と再び反り立つほどに大きくさせると、やっちまうぞー!ウワォゥ=ッ!と、
月に吠える狼に変身すると、うーむなにしろ!その日その「FEB」なるイベント。
男の俺としてはとにかくそそった得した文字どうり生々しいほどに見事なLiveだった。

良い一日をありがとー!2月生まれの「FEB」のひとたちー!
そして言い忘れていやしたぁー!おたんじょうびおめでとぉ====!

しかし。何故だ!マリちゃんのお誕生日は12月だ!


まいっか。明日からシュギョーの東北の旅に行くぞまたな。