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【リーダーと後頭部たち(UDJまる秘Live報告)】

2009-05-17 | ・Live


「UDJまる秘Live報告」ということで。

これはあくまで、TのSではなく、UDJつまりココUDJ+ArtworxのS。
ソッチのほーの私の、個人的な想い=お話=物語=作品なので、
ゆえにドキュメントな報告-レポートでもなく、勝手なものでもあり、
事実に反する、フィクション=つくり話と言えるかもしんない。

しかもその話の内容が、私的ではなく「パブリック」である「T」の場合、
それは私個人的な話であろうと、もはや私的「アンダーグラウンド」なものではなく
公的「表沙汰」となってしまうものなので、それを知らずに、
いつものようにココは愛と自由と平和の世界だと思い、
何もかも剥き出し解放させて素っ裸になって気持ち良く唄ってたら、
逮捕されてしまう危険もあるということらしく、じゃーめんどくさいから止めようかなとも思ったわけだが、
それは、良いLiveをしたTという良いバンドの良い話(作品)でもあることから、
やっぱもったいないので出しちゃお。どー考えたって逮捕される筋合いのもんじゃないし。
ソコから表彰状もらってもおかしくないわ。と調子に乗って言ってしまった時点で、
あやっぱちょっと画像も減らし修正削除書き直したりもして、さぁみんな。

今回は「㊙」今回は特にココだけの内緒の話。これは、あくまで
「UDJまる秘Live報告」なんだからな。

と小声でいちおそのおめーの耳に囁きことわってから始めれば、
もーいーだろー。とゆーことで。

さ~それでは、もう「UDJ㊙Live報告」というサブタイトルは、お勤めご苦労さま!
もう後は1人でやれますのでどうぞお帰り下さいあっざした~と帰ってもらい。
自分の家に世界にこうして戻りやして、すっきり気分良くチンコ丸出し素っ裸の男一匹になって、
そしてそのお題も、元のタイトルであったシンプルな「リーダーと後頭部たち」に戻し、
そのお話はじめたいと思いやす。

「リーダーと後頭部たち」

それは、その時撮影された1枚の写真画像を見て、それが、
まるで今回のクロコのTの「2Days」Liveの、
私がイメージする「核」であり「光源」を見事に写し出したとしか思えない事から、
強い衝動を受けたところから始まり出来上がった「霊的」なお話。


さて。今回のTのLiveは。


かつてこのバンドの「東京アジト」でもあった、
あの我らの西さんの店。原宿わ、おー懐かしき、クロコダイルにおいて。

未来の期待のルーキー(新人)=元気アホ翁(ジジー)のよそおいを秘めた中さぁ、
華々しくはじまる。というところのまさにその歴史的瞬間。

各自、緊張感たっぷり溢れさせ、
(新生したTの)うちの自慢の秘密兵器「リーダー・G」発するところの、

「よーい!...........すたぁ=====とぉ!」

の号令をまつフロント3バカ兄弟とバカバカかぞくたち。

それは、「真実」甦った「新生T」。
を見事に象徴した、歴史にのこる、キープオンロック!の霊画像。

「リーダーと後頭部たち」




さぁ。でわ。よーい!...........すたぁ=====とぉ!

してみると。



見事に期待どーりにこのバンドの一番の仕切り屋がその代表となって、
フライング(力みずぎ)した、フロント3バカ兄弟の一番(フロント)バカでもあるM。

それを何と!兄バカ2人一緒にそのバカ弟を救いにかかると、
よーいすたーと!と、華々しくリーダー初お披露目の船出の合図の儀式も、
またまた主役をMにとられ、それで大いに気分を害す。ところであるにもかかわらず、
リーダーGは、まるでフロント3バカ兄弟の3人のアニキたちのような
「子供」のようなことは決してせずに、そんなそんなことより、自分は動けずな位置ゆえに、
それに対して何も出来ずすまぬ思いで心配そうに「一体何やってんだかこの子らほんとに」と、
オカンのようにバカ兄を見守る兄弟の中では最年少一番下の弟リーダーGとフロント3バカ兄弟のだから霊画。

しかし。

今までにこのような光景このような4人の姿があっただろうか。

かつてのTのステージ上は、常にメンバー内で、
生きるか殺られるかのすさまじー真剣勝負でもあったというのに。

これも「真実」甦った「新生T」。を見事に象徴した、歴史にのこる
キープオンロック!の霊画像。「リーダーと後頭部たちその2」だ。

そして。

さぁ。じゃぁ、お食べなさいなまし。



と、ご馳走(バカたちへの未来の力=光)を、ちゃんと照れずにみんなの前で
真面目な想いと願いを込めて放つ、Tのリード「バカ」ボーカル担当S。

と、ほとんど後頭部で登場することが多いのに、
珍しく側頭部(SもTも)で登場してる、美しき、ひな鳥(未来のばか力)たち。
これも海でピョンピョン飛び跳ねてるイキの良い魚のような生き生きした手たちが、
とても可愛い、何とも不思議で羨ましい空気を感じる良い画像である。

うおああっ!



ほらほら見てみな。清志郎さんだぜ。
キテルぞキテルぞ。なぁ。
お=い!死んじゃいやがって!俺たちひな鳥を遺してぇ=っ!

ってああ俺はひな鳥ではなかった。今こうしてステージ上でひな鳥たちにご馳走をやってたばかりじゃんかな。
しかし、えらそーになんだかんだいっても、俺はジジーのくせにけっこー
ちびっ子ひな鳥ジジーみたいなキモイヤツでもあったのか?と思った瞬間、

「そのとぉ~り!」というキヨシロさんの声が聞こえたのは気のせいか?

とにかく。これからは、なんとか。俺たちでやってかなきゃいけないんだぜ。
みんな。がんばろうな。生きて行こうぜ!

それでは聞いて下さい。「デイドリーム・ビリーバー」ってね。やったのな。

俺が生まれて初めて失恋した時、失恋がこれほど辛いものであるということを、
それまでその心の痛みを知らずに、自惚れ甘えた人生を送っていたような男には、
それは、まるで地獄で天罰を受けるほどの辛さで、
毎日彼女の甘い香りがまだ少し残る布団の中で激しく号泣していた俺。

それを待ってたかのように、ある日ラジオから突然、モンキーズ版ではない、
輝くタイマーズ版の「デイドリーム・ビリーバー」が流れて来た時、
最初あまりにも個人的に不気味なほどのシンクロニシティだったんで、
この不気味さで泣き止むことが出来るかも?という期待などぜんぜんダメで見事に外れ、
流れてきてからその曲が終るまで、人が見たらヤバいくらいもう狂ったように号泣していた。

なんだこれわ!?私が唯一影響を受けた日本のロック歌手であるキヨシロさ=ん!

それはさっきまでの辛さや苦しみ淋しさで荒らされまくる地獄のような号泣ではなく、
号泣すればするほど気持ち良くなってそういったものすべて吐き出し浄化してくれるような
不思議でちょっと麻薬的なヤバさ。

なんだこれわ!?だから、それは、私が唯一影響を受けた日本のロック歌手が唄ってるからだ。

男として恥ずかしくなったのか、あれだけいつまでも号泣止まらず
止まったと思ってもすぐに号泣始まるような私であったのに。気づくと、
落着き泣き止んでて、そんな事より、人がつくる音楽でこれほどまでに
きれーに浄化されてるほどに気持ち良く号泣させられてしまう世界があること、
それが、仰々しく感動させるような曲ではなく、こんなにふつーの内容しかもカバー曲にもかかわらず、
「魂」を激しく響かせる「霊的」な力=光を放つことがあり得る事を知り、
さらに、音楽自体が「霊的」なるものであるという、単純なところまでに行き着いた。

何でも、行き着く所はシンプルなのである。

何故それまでそのことに気づかなかったのか。それは、今の人間たちにはそれの方が心地良いのか、
あまりにもソレが欠けてしまっている音楽ばかりがよく売れ聴かれ、
そういうものがあるということ自体を知らなかったり、そういうアーティストはもういなくなりつつあり、
または、欠けるはかけるでも大金かけて宣伝洗脳して押付けたりしていたりって

あらおめ泣いてんのか。え?泣いてなんかいねぇよ!ってか。でも、
泣いてんじゃん。泣いてなんかいねぇよ!ってんだろ!
ってんだろっても泣いてんじゃん。泣いてないかいねぇよるっせーなてめいいから唄ってろよ!
ちがうちがうだから。泣いてんじゃん。るっせーなてめむこーいけての!
いやいやいや泣いてんじゃんって。んもぉ~~ウ泣いてないかいねぇよぉ=====っ!
って気づくことなく泣きながら言ってんじゃねぇよ。

ってああああい~なぁちきしょう俺も客で一度でいいからこのバンドを見てみてぇ=====っ!

とこの時ほど思ったことはない。何かよくわからんが空気がすごいの。
こんな空気感のLive。どこにもない。この異界な感じ。うん。まるでスピリチュアル霊的な世界じゃん。



ってまぁ俺はそんな想いでやってたのな。
「デイドリーム・ビリーバー」タイマーズ版で。
みんなからのえれーいっぱぁ~いのあいをもらったおかげで。



ってそんなこと平気で言ってたりして、おそろしーわ。
よく考えたら俺はさらにバカになってんじゃねーか、
そうそうみんなからのえれーいっぱぁ~いのあいをもらったおかげで。って。
あああ=だからおそろしーわおめーら。
でも、それがTに奇跡を起したんだ。って、だからさらにおそろしーわおめーらぁ~おぉ~う。
(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)

つーわけでな。

誰もあれだけ見事な「2Days」Liveを予想していなかったんじゃねぇかな。
それは2つで「1つ」の大河ドラマになってたなんてな。
CDアルバムで言えば、2枚組のアルバムてゆうことだもんな。
もちろん、俺だって想像してなかった。

マジでTというのは「奇跡」だ。とうこと。
それは、「みんながT」であることの証だろ。それはウソじゃないべよ。

1人だけでは孤独だったり絶望的だったりしても、
そんな年頃にもなったそのバンドを含めあんだけのバカが集まり、
みんな1つになればそりゃ「奇跡」は起こるべ。という。
ことにおいて、俺たちは、チャンピオンだわ。なぁ。誇るぞ自慢するぞ俺。

コメントでも言ってるように、
俺はみんながおそろしーたらない!と誇り自慢すんだ。

おそろしーというのは、俺たちみんなのことをいう。
他のよくあるおそろしーは、おそろしーというより、おぞましーだろ。

そんだけ、今回のTのLiveほど、おそろしーと感じられたLiveはない。
「霊的」であったと感じられたLiveはない。

昔それを意識してやってたことはあるけど、大分前にそれは違うとわかってたから、
とにかく自分に限っては、そういう意識は特にそれは違うわけなので、今回のLiveでは
一切排除したいから、とにかく「Liveパフォーマンス」とかまったく自分には関係ないと思い、
そういうことはとりあえず何かをもっと掴めるまでは一切考えずやらずに、
言うとめちゃくちゃダサイんだけど、正直、そんなことよりも
ただただそのバンドを愛しその曲を愛しその客を愛し、唄い演奏することだけに集中した。

でも、1日目は、始まるやいなや、バンドメンバー全員が、珍しいほどに
力を上手く抜けずのフライング気味だったので、最初から飛ばしすぎで、
私のそうしようと考えていた事が上手くいかず、それは見てる誰もが思っただろう、
後半からこの凄まじいTのフライング気味の爆音の中で、私は唄う体力と共にじょじょに失速していった。
出来ないだろうとはまったく思わず過信していた自分にやられてしまう。

という体験は昔もよくしてたから、珍しい事ではないけど、
それは20年以上も前の若い時の体験でもあったので、
あの時とは違い、これから加速度的にどんどん喉もつぶれ体力も失い、
終るまでには、気力もからっぽになるほどに、完全にやられてしまうかもしれない、
用意してあるアンコールなど当然無理だろうけど、何しろ今のこのステージだけは、
どうにか頑張ってやり抜こう。と思いつつも、終える前に私はやられてしまうだろう、
ここまで最悪の状態もない。もう誤摩化すことは出来ないだろう、
このLiveの連絡を受けた時から、そのことを真剣に考え、
この日のために私は一生懸命いろいろその用意はしてたはずなのに。

とにかく、それは、もうすぐ今までの自分の人生を大きく変えるほどの地獄が来る。
と思ったその瞬間に、そう思ったと同時に、
自分で言っといてすっかり忘れていたコトバを思い出した。
首筋かゆいクサイ事でもあったので調子にのりすぎたりするとそれは
本当にいやらしい話にもなってしまう話だからか。

でもその時の自分にはもうそれしかないような気持ち、藁にでもすがりつく思いで、
それこそ、今のような時のために自分が用意していたコトバなのではないか?
と思えるように努力しようとした途端。

「そーだ。メンバーだけでなくみんながTだべさ!」

と先にそのコトバを俺の心に描き出す者の存在を感じ、
自然に私はその自分の心に導かれるように客席に向っていくと、
声に出さずも囁くように口を動かし俺と一緒に唄ってるヤツらがいっぱいいて、
その唄う顔が、自我を吐出しながら地獄状態にいた俺とは真逆の、
自分が今そんな笑顔で一緒に唄ってることなど意識もしてないほどの
完全に無我なる、自然なる、天国状態で、天使の笑顔がてめーらわ!
おおぉっとぉ!てめーら出ました!すごい久しぶりな感じでぇ!と思えたところで、

その瞬間から、うわぁ=======っと、自分の今いる「ココ」の空間全体が、
鮮やかな色彩を放ち美しく見事に開花したような気分に襲われると、

それに対して返礼するように、私は実際に、みんなの目の前で、
死んだも同然の腐った私から、あっという間に元気を取り戻し、
パワフルに新生する私を見せられたこと、しかも、普通だと体力も喉の調子も
悪くなって当然のはずの二日目のLiveでは、さらにパワーアップしてさらに盛り、
「2Days」であることの不思議も含め、まさにその二日間は、
またまた「奇跡」なLive、とにかく今回のTのLiveは、
自分にとってはヤバいくらいに「霊的」なLiveだった。

今回のLiveでよぉーくわかったこと。

私たちは「魂」で生きてる存在。それがすべて。つまり。あいが。

すべての問題はソレの欠如でしかない。だから、
すべての問題はソレだけで解決しちゃうのに。それは、
バカでも誰でもできる簡単なことなのに。しかし、バカにされたくないと思うのか、

「そんなことはわかってる」「そんな当たり前の話ではないんだ」

とか、ソレに対してバカにしたりして。
クサイとかリコーぶったりきどったりして。
それこそ面倒クサイほどに、変なしがらみ作ったりややこしーくしては、
無駄な時間ばっかかけては、その実、何も解決出来ず、それどころか、
さらに問題ばかり増やしてる。だから、もう、そろそろ、

「そんなことはわかってる」「そんな当たり前の話ではないんだ」ではなく、
「そんなことはわかってない」「そんな当たり前の話なのだ」

と、元にもどすべきだべ。
M-ILUだべ。かえりみるのも必要だろ。とUDJは言って(唄って)んだべなオラ。

それこそ、ソレを復活させ大きな1つ=全体にしてしまえば、
なもん片っ端から簡単に解決させてしまうんだホントーに。

そんなことを強く感じさせてもらっちまったLiveだったわけだス。

混乱し迷妄を無尽蔵に膨らませては、数々の問題をかかえ、
もう取り返しのつかないほどに解決困難な状況に陥ってしまってる現在にあって、
そして、さらに数少ない貴重な私たちの「仲間」が次々に逝ってしまったとしても、
決して未来は絶望的ではない。と想い奇跡を信じる「UDJ」である私だけども、

そんな自分の原点「魂」を、強く感じさせてもらっちまった
スピリチュアル=「霊的」Liveだったわけだス。

だからウソみたいにパワフル=奇跡だった。

本当に本当にみんなに感謝だ。ありがとな。と
「魂」からそう言えちゃうし俺癒えちゃう。

だから、オメーもがんばれ。俺だけバカじゃさびしーもんよ。



うん。よしよし。

と母のようにやさしー顔でほくそ笑む、
メンバー最年少にして元祖チーママそして今や、
堂々とじーちゃんバンドTのリーダーGちゃんの微笑み。これをもって、



何しろこれが「リーダーと後頭部たち」という、
バカたちのここだけの内緒話。

これにて、どいつもこいつも見事なほどに、その歴史上最もパワフルな光溢れる、
すんばらしーかった奇跡のLive㊙報告完了。


今回ゲストの俺たちの100万倍は伝説のロックバンド、
フラワー・トラベリンバンドの石間さん!篠やん!

ウチの自慢の撮影隊、ヒロにジョージに久保田氏!

そしてミヤに田沢に大山氏にジュニアらスタッフ、

さらにはTの生みの親でもある、キヨシロさん亡きあと、
その存在の貴重さその価値は増すばかりの尊敬すべき偉大なロックじじー、ムッシュ!

そして見事な写真を撮影したSLM!

それから何度も出て来るリーダーと後頭部たち、

すべてのTたちに感謝と愛をおくりやぁ=す!内緒だぞぉ=!



そして最後にもう一度。

おめーらはおそろしー。

ほかのよくあるおそろしーはおぞましー。



This wonderful photograph is due to SLM.
Thank U SLM!

【いまだに生き残ってる日本で唯一のロック・バンドLive】

2009-05-02 | ・Live


久しぶりに テンソーのセーボーやるんだってよ。いつまでやることになんだろテンソーのセーボー。
やりたいだけやるんだろな。やりてー時にはやりてー。そんでもってやりたかねー時にはやらねー。
という俺だからな。でもやる時はいつも今回が最後のLiveになるだろうと思ってやるんだよな。
何しろコイツは、いまやほとんど消滅してしまいその姿をみることのなくなった今や絶滅寸前の
「本当のロックバンド」らしいからよ。何しろ当時のロックを体験しそれが今のソレとどんだけ違うかを知ってる
最後のロック世代でもある俺たちとしては、そんな世代に生まれたロックバンドなんてみぃ~んな消えてしまってて、
気付けばこの俺たちのバンドが唯一生き残ってる貴重なバンドなんだそうだ。
いやいや俺が言ってんじゃない。よく知らないがそう思うヤツもいるらしい。

そんなこと言われてうれしいだろって?





別に悪くもないけどうれしいくもないぞ。だって自分のバンドをそんなバンドなんだとかまったく思ってないし、
だって自分のバンドを自分でそんなバンドなんだとか思った時点でそれはロックバンドじゃないんじゃないのか?よくわからんが。「ロック」を愛してるけど、だから「ロック」やってるんだろうけど、「ロック」はあくまで「ロック」だからな。あえて言えば「自由」であり、それを勝ち取るパワー愛勇気かもしれないけど、「ロック」は「ロック」なだけだ。
「本当のロック・バンド」とか呼ばれるバンドしかもそのバンドもそう思ってたりしてるバンドなんて、
それだけで「自由」ではなさそうだし、面倒くさそうで、とにかくロックはただのロックであれば良いよ。



だからそういう話を知ってしまってからは、毎回これが最後のLiveになるかもしんない。と思ってやってるんだ。
「本当のロックバンド」なんていう気持ち俺にはないから、いつ、もうお前は「本当」じゃない。
とか言われても、それはぜんぜんあり得るので、俺は「本当」なんだかどうなんだかそんな事はわからずの俺だから、
そう思われたり言われたりしたら、はいそですかぁ=すいやせんでしたーとすぐにでも引退?
つーかソコから抜ける決心つーか覚悟つーか言葉みつからないけど、そんなのできてる、つーか、
それなのにそんな俺の繊細なところなどまったくみんなで無視するかのように、むしろ内緒だけど知ってくれよ
とかな気持ちでそういう決心してある覚悟とかそんなものがあった事さえ忘れてしまうほど使うことがないほどに、
いまだにそのバンドでやれてる方こそ気味悪いぞ。だって結成して30年以上たってんだから。
その間、ソイツにしたらずーっと俺は本当のロックバンドのリードボーカルだったんだから。そこまでやれば
本当とかになってるとか?ぜんぜんわからない。



一体「本当」って何だかわからない。俺にはどんなものでもみんな「本当」でしかないし、
本当ではないものさえ本当に本当ではないんだから、本当のものだもんよ。本当に本当って何だかわからないんだ。
それもほら、本当のことだろ。「本当のロックバンド」ならただの「ロックバンド」でいいじゃん。
本当ではないロックバンドというものがあるなら、ロックバンドではない以前に、
ロックバンドとつける方こそいけないし、混乱を招いてるのはそう言ったソッチのヤツの方じゃん。
よくわからないったらありゃしないよなー。



とにかくそんな俺なんで今回のクロコも最後のLiveになる可能性はあるかもしれないけど、
それはそれでそのバンド好きだしまだやりたいから、
はいそーでしたかぁではダメっすよねはい抜けま~すと言える決心ある俺だけど、
どうにかそうならないように頑張ってやるわけだ。毎回。

でも「今回が最後のLiveになるかもしんない」という危機感もって
やってるヤツのLiveは、いかにも本当な姿勢でやってるLiveよりも絶対に面白いのは確かだろ。

自分で言うのも変だけど。それはそうだろ。本当というのはあまり面白くはないぞ。
本当ではないのに本当になってる方こそアートの宝庫だぞ。しかし、お前誰だ?






とにかく。Tそしてそのメンバーの状態は、今までの中で今回が一番良い。
メンバー4人がこんなに仲良しな感じもない。ジジイになってきた証拠かもしれないけど、
みんなそれなりにちゃんとうまぁ~くその世間でいう日本で唯一の生き残ってる
その「本当のロックバンド」が出来るようバランスもって生長してるんだろうなぁと思う。

リハでは毎回この本当のロックバンドの本当のロックメンバーとの「音出し」に興奮してる。
やはり、こんな、今時貴重な、価値を持つ、ロックバンドはいないかもしれない。
もう30年以上だもんな。結成してから。まだやろうとしてるのな。もちろん俺も。




(SELMA took all photographs)



本当のロックバンドほどになると無断でメンバーの画像とか平気で使えないので、
すべてTの画像のくせに何かぜんぶ俺俺俺的な画像の感じで申し訳ない。
という前に俺自身に申し訳ない。感じ。その恥ずかしさに。


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