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朝、目が覚めるとどこかしら悪い。
頭が痛んだり、咽が変だったり、胃の具合が悪かったり、
睡眠不足だったりと、五体そろって健全、
言うことなしなんていう日はあまりない。
たまにそんな日があると「はずがない」と自分の体を疑う癖がある。
どこか不調の方が自分らしくて安心でもするのだろうか。
その証拠に、どこにも異常なしという元気な日が続くと、
つい無理をして制作に没頭してみたり、
夜更かしをしたりして結局は元の不調な体に戻してしまう。
こんな状態そのものが
自分の人生や運命を創り出してきたのかもしれない。
((( 「 病の神様 / 横尾忠則 」より )))
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腎不全で、何年も透析生活をしていた、
かわいそーな姉の腎臓移植のドナーになるための検査を受けた。
ずーっと姉になんにもしてあげられていまかった私だったし、
んでまた、それで今までの世話になった分、
こいつでかるぅ~く帳消しになるぞよし!あははは=!
つー爽快な気分で、両手を腰につけながら、
「姉貴よ!俺わおめーのシュゴレーだあはは。心配ない。OKだ!」
と、神のごとく後光もまぶしくこたえたものの。
ちょい心配になってやっぱネットでいろいろ調べてたら、
一瞬、その混乱した気持ちからか、腰に両手がへばりついたまま、
つい、30秒ほど前、姉のシュゴレーであった私など、
もうどこを探しても見当たるどころか
この世に存在していたフシもないほどに手を裏返すような、
「うむ!この話。断ろ!」
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と、即決する私が、最近なんだか再びセクシーになってきたようなフシのある、
この私の、最近の、健全なこの肉体そして精神の中のどこかに、
卑怯にも潜ませている俺なのではないか?
と、そんなもん思ってしまうほどの、そんなもんなヤツだ俺わなー。
と、いうような、身の毛もよだつほどの記事を、私はあるサイトで見てしまう。
そのサイトには、次の様な事が書いてあった。
「実はこの手術、貰う側よりも提供する側(ドナー)の方が地獄なのです。
何の地獄かというと痛みの地獄なのです。
痛みを軽減する麻酔を背骨に留置しているのにもかかわらず激痛です。」
とかなんかなんだおい書いてありやがんの!
痛みを軽減する麻酔を背骨に留置しているのにもかかわらず激痛です。
って。だから、
「うむ!この話。断ろ!」
だから、今から、
「あごめん忘れてた!ワールドカップの決勝に出場するんじゃん俺ね。
だから今ドイツにいるんだ。だから検査は無理だわ」
と言ってもちろんふけよー!
とか思ってるが、ダメだ!姉から、
「本当に本当にありがとぉ=!!!!」とゆーメールがきてる!
とゆーことで、うむ。そーかいそーかい。
こりも俺の運命なんだろーに。カルマなんだろーに。
でもまだ、検査で俺ドナーなれるかどうかわからんのだし、
なにしろ、検査だけは受けて、それで検査にパスしたら、そこで、
「あごめん忘れてた!俺は友人のジダンから、決勝に出場した時は、
ゴールキーパーを頼む!と言われてたんだ!そんなこんなで、
ゴールを、私は、キープしなきゃいけない聖職者でもあるので、
だから今ドイツにいるんだ。だから検査は無理だわ」
と言ってもちろんふけよー!かわいそうなのは姉ではなく俺だし!
とかものすご冷酷無比にも、平気でそー思い、
とにかく、言われた病院に行ってみたら。
そこで、恐ろしいほどに大量の血液を採血されたりもしたけど、
(姉はその程度の採血やら透析やら点滴なら、毎日のようにコナシてる)
でも、日本女子医大は、素晴らしい。
そこには、地獄の痛みにはいたらないほどのハイテク技術があるらしー。
なにしろ、そこでの、そういう移植手術、今現在では、
痛みを軽減する麻酔を背骨に留置しているのにもかかわらず激痛です。
とか言っちゃうようなほどのことには、ならずにすむ!
ということを、そこの病院の専門家の医師に言われた。
となって、またまた、つー爽快な気分が、
私のセクシーである健全なる肉体と精神のもとに再び現れ、
両手を腰につけながら、
「姉貴よ!俺わおめーのシュゴレーだあはは。心配ない。OKだ!」
と、神のごとく後光もまぶしくこたえた。んだぞぉ~ぅ!つーな。
まー。
まだ一ヶ月経たないと検査結果は出ないけど、
検査パスでも、もう、フケヨーなどという思いも、起きず、
そのかわいそーなる姉への覚悟、最初から変わらずでイケルわははははぁ=!
つーことで、病は、まさしく神様でもあり、芸術にも通ず、と、
まったくそう思う、タダイマ付近の感じなのでありやした。
でも、腎臓1つ切り取られ失ってしまうのは、事実だ。
ちゃんと、姉を救えよな!俺の腎臓!そのときわ!
そーそー。昨日は、グッピーで、仲間たちと、あれから久しぶりに再会し、
そこで、私は数々の感動を味わうほどの、素晴らしい時間、素晴らしい日を送った。
のであった。
病のかみさまぁあ=========っ!ありぎゃとぉ===ぅ!
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