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【あと1つ当日のはしりがき】

2009-12-31 | ・Live



7THでの先日のWIPERSは自分の中での今年のベストLiveでした。
それは自分の本領が一番発揮出来たLiveだったから。
(「Saybow&the Wipers」のLiveよりそうだったことは無念だが)
見に来たヤツありがたう。あれが俺の今年のベストLiveだス。
あれが俺の今年の「レベル」だス。

でも、あとまだ今日のLiveがある。しかし、
今日のLiveを、私は俺の今年のベストLiveにさせてはいけない。
TのLiveは「俺」ではなくメンバー含む「みんな」のためのLiveだ。

それはみんなで望んで復活させたLiveだから。みんなの力で生まれたものだから。
だから、それは、俺のその今年のベストな「レベル」を、その中に融合させるLiveだ。
それは今年のTにケリつける「シメ」のLiveであったらそれで良いのだ。
それは「カウント・ダウンLive」なんだから。

去年の今頃。今年の晦日をみんなと共に過ごしおまけにみんなと一緒に年を越すなど、思ってもいなかった。けど、それは、今年は良い年だった。ということなんだろうなと思うLive当日の今の俺のタダイマ付近の感じ。

あと。客の入りに左右されてLiveやる俺では決してないぞざけやがって(笑)。
俺はそうゆうミュージシャンを最も嫌うヤツだし、
世界一そういうことにとらわれないヤツだス。
それが唯一のとりえだ。  ってそんなことないわ!いっぱいあるわ!

でも、そんな風に思わせたとしたら俺の不覚だ。けど、その時の俺は、
決してそんな風な私ではないのだよ。
そんな風に思ったら目をつぶって唄を聞いてくり。
良くなってるのがわかるから。
今の俺は何も考えず想いをこめて集中して唄うことがテーマなんだ。
それだけじゃつまらないとかいうんじゃない。うるせうるせ。

でも今日のLiveは、今年のシメでもあり2部に別れた長時間Liveでもあるらしいので、
唄うばかりでなく珍しく何かおおいにしゃべったりもするかもしれないおおきに。そだ。
「セーボー何かしゃべれぇ=!」と言ってたヤツにリベンジするためにも。
でもそのときは、俺をさぶくさせんじゃないぞ。ってなさけない。
やっぱ。なこと考えるのはよそ、どうなんだかさっぱりわからずの、
その時の生の俺、俺たちがいいややっぱ。Liveやるんだから。

しかし俺にリベンジ気分を与えるそんなこと言うヤツは元気でいー。
元気なヤツというのはちんこもまんこもみな元気だからエロい。元気がエロだ。
最近はあまりそういうヤツもいないな。あ。客の入りに左右されてるのはおめーらだろ。
おめーらだって何かしゃべろべろべろべろってエロいだろ。

しかし、あと1つだ。

それを終えたら、今までずっと続いていたこの緊張感ともお別れだ。
またいつそいつと再会出来るかは今のところまったくわからない。
ひょっとしたら来年はそいつに再会出来ないおそれもある。
そんなことがないようにとして偶然生まれたカウントダウンLiveでもあるけど、

しかし

ずっと旧曲にこだわりやってきた今年のTも終わり、来年からは、新曲が生まれるまでは
TはLiveはやれないだろう。いつまでたってもろくなものしかできず
「Tの新曲」が生まれぬようなら、無理してやることではない。
無理してやることは嘘になる。嘘のTなどやってはいけない。
そうなったら潔い決断をせざるをえない。そうなったら、
Tを嘘偽りないTとして残すことこそがその仕事になる。
だから今年を最後にその活動を終えることもじゅうぶんあり得る。

それを考えると、この緊張もめちゃいとしい。ちょいさびしい。
けども、今年はよくやったがんばった。俺がセーボーにTのみんなそしてWのみんなに
いってあげる。

とにかく、いよいよ、あと1つだ。




【走りがきLive報告+内緒のXmasプレゼント?】

2009-12-24 | ・Live



きよしこのよるのTの7thでのLive。
果たして《eve@i》なる想いで唄う事ができました。
その証拠に目の前のおめーらがキャンドルのように見えましたから。

その頭の上にはぽっぽぽっぽときゃわいい炎が元気にゆらめいていやしたまなぶ。

いやしたまなぶ?

そうそうほんとうにいやしたね。みやしたまなぶ。
まなぶ現れましたね。
まなぶは大昔、TのTが行方不明になってしまった時、
何回か急遽ギターのトラをやってくれたことがあったんです。
しかしある時のLiveで突然Tが姿を現し、まなぶが自分のかわりにギターを弾いているのをみて、
自分はクビにされてまなぶがその後がまになってしまったと誤解して、
「なんだ学このやろギターなんて弾いてやがって!」と突然ステージに現れて、
まなぶをステージ上で全裸にさせて後ろから羽交い締めにしておしりの穴に指つっこみながら
まなぶのちんこを「てめ!てめ!このやろ!」とか言いながら、
乱暴につかんでは激しいほどにちんこの形がうっすらとシルエットに残るぐらいなほどに
射的の的のように円形を描いてぐるぐるまわしては、まなぶがギターを弾けないよう邪魔に入り、
まなぶのおかげでLiveの穴を埋めずにすみ、まなぶに非常に恩を感じていたメンバーたちは、
その光景を見て、最高だまなぶ!最高のパフォーマンスじゃんかぁ=!
と逆に全員そんなマナブを絶賛してしまい、大よろこびだったんで、
うっかりその後ろでマナブを羽交い締めしてるTの暴挙を制止することも忘れ、
最後まで全裸のまなぶのぐるぐるまわってる射的の的のちんこそのままで
Liveをやり通してしまったすまない事件があったので、

それでもTを愛す可愛いマナブは昨日7THにわざわざTを見にやって来てくれたので、
誰が言い出したかわからぬが、
「そうだマナブにあの時の借りを返そうおまえフライデーナイト唄え!」
(確かちんこぐるぐるされた時にその曲をやってたような記録もあり)と言うと、
それでもTを愛す可愛いマナブは、「ほんとぅ!」と大喜びしてくれて、
それで、あーしてアンコールでみんなの前に登場することになったわけなのですが、
どうでしたでしょうか、何か、ものすごく頑張って力唱してましたが、
ひかなかったでしょうか?ちょっと心配ですが、
とんだりはねたりしたりもしてましたが、ひかなかったでしょうか?
ヤツはまた俺たちと一緒にステージに立ててとても嬉しかったんです。
かわいいでしょう。とてもあれはいい時間だったと思います。
きっとみんなも同じだったと思いやす。しかしよく考えると、とんでもなく度胸ある野郎ですわ。
大したもんですわ。俺はマナブのような真似は出来ません。あんな図々しい真似は無理です。

とかあらららマナブの話をこんな長くしてる場合じゃねぇ~んだった。


何しろ次があるんで、昨日の7THでのLiveの話はこんくらいに。

あ。Live終ってからのGでの打ち上げでは、
Liveをくうばかりのものすごいショーが展開されました。
詳しくは言えませんが、
現在。Tのメンバーたちがどのような状態であるのかとても知りたいところです。

はいどんどんいきます。

なにしろしっかり更新する時間もないほどに、私は次にとりかからねばならぬのでござりやす。




そう、また3日後また7THで「WIPERS」のLiveをやるわけなのでありやす。
高円寺の31日のTのショーボートでのLiveはステージで珍しく「MC」で伝えたんだったけど、
それで安心してしまいまたココ7Thでやる「WIPERS」のLiveのこと言うのを忘れてしまい、
7Thのステージで他のライブ・ハウスのLiveの報告だけして、
7Thで27日にやるWのLiveのこと言い忘れるというのは許せん!と、
世界でも数少ない貴重とも言える自称第一号の「WIPERSファン」(セーボーファンではなし)のヤツに
叱られてしまったので、書いておくわけだスが。

まず「WIPERS」だから、気持ちを切り替えなければなりやせん。
セーボーつーかsaybowつーより「UDJ+Artworx」つー本来の自分に切り替える必要があるんですぅ。
でも、ここずーっとTのが回数多かったので、それはとても懐かしい、
長いツアーから久しぶりに家に帰って来た感じ。

そうだなぁ。

Tではついついメンバー(特にMでしょうか)におめーらに煽られ、
「元気」つーものが常にキーワードとしてついてくるんだが、
そのため力んだりしないよう大変なんでございやすが、 昨日はなんかいつになく
もう自分ではつくらなくなった他のものにまかせてあるBGM~ SEが妙にとんがったSEだったみたいだから、
始まる前あおられるあおられる。
ゆえにきよしこのよるからの始まりは必須でもありやした。良い始まり方だった。
また、初めて(だよな?)ミチアキがリードボーカルをとった曲も披露したり、
練習不足が功を奏したその時のへたくそな素人っぽい演奏が私はとても気に入ってやす。

とにかく爆音の中、つとめて私は《eve@i》な想いをこめておめーらに対して
そのキャンドルの火を吹き消してしまうことなくけっっこう「直」に唄えていたと思いやすわ。
しかしTというバンドはつくづくモンスターだと思うわなぁ。
おっかないバンドだと思いやす。なんなんだろうあのエネルギーはと思いやす。
そんな感じのメリークリスマスいぶのいぶのだったと思いやす。
俺は、いいLive出来たと思ってやす。おめーもそうだと思うがのぅ。

ってだから昨日のLiveの話はこれくらいにして。3日後になった「WIPERS」の初Liveだ。




そんな爆音元気なTをやった後のWのLiveは、もー「元気」などいらねー、
今は無性に体力や爆音とは無縁の「暖かい」もんがくいたいっす。って感じ。

今までのものと比べたらごくごくシンプルなものだけど、
久しぶりに自前の選曲BGM~SEつくってすでにソレ食って(聞いて)いー感じっす。
しっかり切り替わってやぁ~す!

初LiveになるWIPERSは、今ではコッチのが幻のバンドとなってしまった、
「Saybow&theR+X+S」のカバーを中心にした初期も初期の段階の
しかし、よりジジーバージョンアップした装いで、
Tにはない別口な良さでの「ロック・バンド」を味わえるようになってやす。なってると思いやす。
なってなかったらお金を返しやす。ウソですんなややこしー。ま、
俺はこのバンド好きだし、全然良いと思うし、実際見たら金返せなんて決して言えませんわ!
そんなこと言う人はみやはらまなぶぐらいかもしれない。

メンバーは、グリコにMacに遠藤にタクミに俺。
まったく「Saybow&the Wipers」の時と変わってません(笑)。

しかしバンド名でもわかるようにこのバンドは
「Saybow」抜きの「THE WIPERS」というよくわからないバンドでして、

それはいつかここで書いてもいるけど、「Saybow&the Wipers」というのは、

「リーダー」と「そのバンド」的なよくある名称では全然なく、
「Saybow」それは「俺」のことではなくて、俺も知りたい「Saybow」という「謎の概念」
とでも言うべきものの名称で、ってややこしーなー。

それが遠い道の先に見えてて、それは一体どんなものなのか、それはそこまで行き、
実際に手に取ってみてみなければわからないので、
そのために車に乗っかりソレをそこまで行き見に行こうとするも、
常にその道は雨が激しく降っているため、車の窓に叩き付けられる雨粒で視界を遮られてしまう。

そこで、激しい雨の中、車の窓の視界を守るワイパーが運動を始める。

とゆー冒険活劇をそのままバンド名にしたもの。ややこしーなー。

だから、それは、目的地「Saybow」までたどり着くまでの視界を守る「ワイパー」たち。という意味。
ややこしーなー。それが、「Saybow&the Wipers」だ。ややこしーなー。

とは言うものの、よし決まった!おもろい!やるぞ!ヤレ!早くやれ!と急かれるように
「Saybow&the Wipers」のLiveやってしまってから気付いたのだが、よく考えたら、
まず、基本の「THE WIPERS」から始めなければおかしいんじゃないか。と思った。やってみて。

まずは、まだ「Saybow」という目的地はない、だから考えず、まったく意識せずの、
ただただ「THE WIPERS」だけのLiveをやることが先決となったわけだス。ややこしーなー。

まず俺たち「ワイパーズ」を結成し動かすことからやんないと。つー。
結成する前からもう結成されてしまったみたいな感じ。つー。

オリジナル曲はまだメンバー忙しくてできないから
まずこのバンドの尊敬する「Saybow&theR+X+S」というバンドのカバーを中心に、
もっと「ジジー・ロック」(これ今の俺の最先端な音楽指向)でやってみる。みたいな。

それが27日7THでの無名+人気なしキャピキャピピチピチ新人バンド
「THE WIPERS」の「初」Live。どえ~す。なもん誰が見に来やがるつーてんねん!

俺は、自分の新しいバンドの「初」Liveなんで新鮮で、
「本来の自分=UDJ+Artworx」つー世界で久しぶりに家けぇ~って
まったく自分の自由にやれるLiveつーことで、わくわく腕なるなるほうりゅうじなんだ。

なに。

What's "UDJ+Artworx"?...............................................................OK !

カモン・サンタ・クリック・レッツら・ゴー!



クリスマス・プレゼント?......つーかシークレット!ドント・フォゲットだス

【今年あと3本ものLive】

2009-12-19 | ・Live




今年がもうすぐ終る中。Liveがもうすぐ始まってしまう。

もうすぐおわるというのに、もうすぐはじまるというのはなんなんや。
そんな不平等なはなしはあるのか! というはなしはないのかぁ=!

えある?.................................あないのか。そらみみか。あびっくりした。

しかし。

こうしてまた年が暮れて行こうとしてる時に、

おめーは一体何をしてるのだぁ=!

当ててやろう。

きっと絶対おめーは、何をしてるのだろう?あらぁ~?ぜんぜんさっぱりわからない!
っておめーのことなどどーでもいいわ!俺はいそがしーんだ。
何でおめーとこんないそがしー時に一緒に遊んでやんなきゃいけないんだ。

ほんに、何してるかどうかわからんが、なもんどうせ
しょもない生き方しておるんやろが!ったくぅ、
いっつまでもそのままでおってるんやろほんまにもう、
んな、そのうち手ぇ出るでぇ!おっさんにそこまでさせんといてやぁ!だからぁ、
何でそんなおめーらとぉ、こんないそがしー時にぃ、
一緒に遊んでやんなきゃいけないんだ!つーてんねん!

なに?あそんでもらってるのは俺の方?

.........うううぅうううう............そいつぅぁ~ちげ~ねぇ親分!

みたいな感じかな。今の私の感じわなぁ。クリスマスを前にしてなぁ。

とにかく。

「今年がもうすぐ終る中。Liveがもうすぐ始まってしまう。」
という自分の今の状況における自分の正直なところのタダイマ付近の感じ。
を記録しようとしてるわけだスぅ。

今年がもうすぐ終る中。Liveがもうすぐ始まってしまう。

なんてったって。

どっかから表彰されても不思議ではないほどに、
世界一Live数の少ないプロのミュージシャンとして、
金字塔が立つほどの勢いで他を圧倒していた私である。

そんな私が、何?月に3回もLiveがあるなんて年に3回Liveがあったくらいの私には、
こわいくらいに驚くべきほどに恐ろしくいそがしー感じがしてなぁ。

しかもさらに驚くほどにそれは何と「事実」であるからして。あ~いややぁ~!

その「事実」を再確認するたびになぁ、今にでも窒息して勃起して思わず射精してしまいそうだ
というそんな滅茶苦茶なヤツいるかぁ=!誰だそいつわぁ=!どんなもんじゃ~い!
ええぇ~?おやじどんなもんじゃぁ~い!
ないとぉ=!おめーわさいこーだったぞぉ=!

とか今そんな忙しさにおる自分を表現してる私なわけなんですぅ。

「感覚」をコトバにあらわすには、このように、
何もかまわず勝手に指が動くようにしてやれば良いのね。

はい、では、おめーもやってみなさい。そうそう、
あだめだめ、うんあ~そーかなぁ、おっ!い~ぞぉ~その調子だ!って
セーイチの書き方教室か!俺もそうだがおめーわ一体誰なんだぁ?!

誰なんだぁ?!

あそか。それを知ろうとしてるのか。「今の自分」を。

知ろうとして。こうして書いてるんですね、
それは、いそがしやいそがしやいそがしやいそがしや。

そうだ。

みんなは「セーボー」を知ろうとしてココにくる。わけだろ?
だったら、いーんだ、今ココにこうしてこうゆう私がいても、
じぶんじぶんばっかなこと書いていようと、
決していやらしーことではないからとかあーいそがしやいそがしやいそがしやいそがしや。

Liveをやるのだ。これから3本も!

こんないそがしい年が暮れる月にそんなにやるの。生まれて初めてだ!うそだけど。
昔はあったか。






え~ナニナニ、12月23日が、7thで「TENSAW」 12月27日が、また7thで「WIPERS」
そして、大晦日、12月31日が高円寺ショーボートで「TENSAW」だって。

あ~なんかでも、何だか売れてる歌手になったような気分だ。え?
月に3本ではむしろ売れてない方?

どれだけ俺は売れてないんだ。

ぜんぜんわからない。私はどーなんだ。誰なんだ。知ろう。もっと自分を。

売れる売れないなど俺にわ関係ねーんだ。
なことどーだっていーからそこらにほっぽっちゃってぇ~っと、

人にとってはそーでなくとも、自分にとっては堂々と初でもある
久しぶりの「忙しい」この緊張間、この気分この感覚は、
意外と味わってみるとそれほど悪くもないな。うん。

久しぶりにながいマクラここまで。




実は、今年いっぱいまでは、一切「新曲」をやらずに、
旧曲のみで、Liveを、やり続けてみようとしてきたT。

それは、決して消極的な事ではなく、むしろ積極的な事だった。

今までのTの再結成は、その実、Tのメンバーにとって、
それぞれ「自分」を生き返らせるためのものでもあったとしたら、

それは本質的にTの復活ではない。

もしも、そのような再結成だったとしたら、
ソコから生まれる「新曲」は、果たして「T」の「新曲」と言えるかどうか。
果たして「復活」したと言えるのか。

でもそんな簡単にそうなるはずがない。そこまで行くには時間が必要なんである。
というのが本当のところだ。

実際、そのバンドは、もうすでに完全に終っていた。

そのまんまにした中、長い間、メンバーたちは、
ほとんど会う事もなく、それぞれ違う方向で生きていたわけでもある。

実際のところ、本当の意味で、Tを復活させることは、
奇跡を起すほどに大変な事でもあるわけだス。それが、

4年前だっけ?神戸のチキンで幕を開けた久しぶりのTの再結成から、
じわじわとそんな大変な事に挑もうとしてるわけだス。

そして、Gが、Tのリーダーとなって迎えた、今年のTは、
そのGのその「気」が引き金となって、
メンバーそれぞれの中にも、本気でその奇跡を起そうとするような、
今までになかった積極的な意識をひらかせた。ように思う。

そこからメンバー全員が一致したことは、

「今年いっぱい一切新曲をつくらず
Liveは旧曲のみでしかも例年よりも多くやる。」みたいな事だった。

それは一見、逆に消極的な姿勢に見えるかもしれないけど、
「完全に終っていた自分たちのバンド」を本気で生き返らせようとしたら、
まずそのバンドの「原点」まで戻るしかない。のだった。

何故なら、その「原点」こそが、「奇跡の種」そのものだから。

そして、それこそが「生命」だから、どうしてもまたそこに戻って、
死にたえていたソイツを取り戻さなければ、仕方がないのだった。




その取り戻すべき「T」の「原点」の「生命」を、形作っているものは何か。

過去リリースされたTのアルバムなどに収録された「旧曲」たちだった。
それは、さらに、おめーらとTを結ぶ「原点」でもある。

しかし「原点」に戻ることは、かなり興奮するものだった。

そこには、忘れ失っていたいろいろなものに再会出来た。

その中の1つを上げるとしたら、
「T」のメンバーたちも、自分たちもおめーらと同じように、
「T」のファンであった。こと。

気付けば、「旧曲」を早く捨てすぐにでも「新曲」をつくることこそが、
Tを復活させることの意味だと考えていた俺たち。

それはは、早く「ドブ板」や「なやむこと」などの古くさいヤツらを捨て、
早くピチピチした若い新しい新曲のヤツらに乗り移ろうとしてる、
そんな程度の「Tファン」でもあった。

しかし、おめーら「Tファン」はそうではない。
そりゃぁ新曲や新しいTENSAWを期待してるだろうし早く観たいだろうけど、
だからといって、Tの「旧曲」を、そのように簡単に捨て去ることはない。
Tの「旧曲」は、いつまでもその心に、愛され続ける「原点」として、
しっかり護られてる。

そんなおめーら「Tファン」に比べたら、俺たちの「Tファン」の純度、
つまり愛の含有量は、タコ程度なものだった。

かつては、おめーらにも負けず「Tファン」を自負するほどの私たちでもあったはずが、
その実、蓋を開けてみると、
どうにも使えぬほどに退化した骨のないタコのようにもなって、
おめーらに千歩も万歩も遅れ完敗していた。

TのLiveDVDが現在2枚出てるわけだが、そう思ってあらためて観ると、
2枚とも、なんだか、主役はおめーらのような気がするのでむかつく。
しかし。
「ファン」としてはおめーらに依然完敗中だが、その2本のDVDに関する限り、
現存する日本のロックバンドとしては、無敵なるものだ。
(それだけ日本にこんだけ年期の入ったアホのロックバンドがいなくなってるちゅーことだが)

とにかく。

そんな事実を知った俺たちTのメンバーがまずやらなければならぬことは、
もう一度再び「旧曲」を唄い演奏することだった。
おめーらにおいつき、そして追い越せるまでは、
ソイツを、何度でもしつこくおめーらの前で心から演奏することだった。
ある時はその「心から」が、逆に力み過ぎの原因になって失敗することもあったが。
それこそが、Tを生き返らせるにおいて、新曲をつくるよりも何よりも、
まずもって何よりも積極的な動きであり、事実、そのことで悔しさが生まれ、
やる気につながるものであった。

そんなつもりで始まった今年のTのLiveも、いよいよあと2本。
ということで、少なくとも「旧曲」の大半の作者であるリード歌手の私には、
かなり緊張感のともなう密度の濃いものになりそうだ。しかし、
濃ければ濃いほど、何も考えずにただやる事だ。

それが、Tというバケモノに打ち勝つ秘法でもある。
それが、今年そういうLiveをやり続けて来た上での最大の発見でもある。

ゆえに、果たして、その残りの2本のLive。一体どのようなものになるのか、
自分でもさっぱりわからない。

しかし、なんだねぇ。

1年間新曲ナシの旧曲のみのLiveをやってきたのだが、
いまだにぜんぜん飽きない。もう唄いたくないという気持ちにならない。
昔の自分からしたら、信じられない。
昔の自分からしたら、それは堪え難いほどのマンネリズムなのに。

自分の中には、病的なほどに壮絶なる「飽き性」の虫がひそんでいるらしく、
別にそれは害虫でもなく、友虫とでもいうか、ソイツとは今まで上手くやってきてるんで、
ソイツがいなくなったらさびしいくらいの虫なんだけど、そんな中で、
「マンネリズム」はそんな僕ら二人(匹?)のおっそろしー天敵だった。

自分のやってることにヒトから飽きられることに対しての怖れはないけど、
自分自身に飽きられてしまう事の恐怖はあるのだ。

例えばLiveの最中ですでに自分のやってるLiveに飽きてしまった時の事を考えると、
恐ろしくて寝られなくなる。それは実際に今まで何度か経験してもいる、
身を持って知ってる怖さだから。

それなのに、ぜんぜん飽きない。そういう恐怖はやって来なかった。

私は、あらためて、Tの「旧曲」が私にとってみんな「名曲」である事を知ったんだった。

なにしろ、飽きる事なく「マンネリズム」と1年間常に一緒になって、
ソレをやり続けてきた今年のTのLiveも、残すところあと2つだ。

そういえば、23日の7thでのTのLiveは、クリスマスイブ前夜のLiveだった。

自分はその日、何も考えずのまま、知らないうちに、
《《eve@i》》なる想いを込め、唄ってたりもするのだろうか。
そう出来ていたら、「Tによる《eve@i》」は、確か、2度目となる。
そうなったらいいなぁ。

しかしどうなるのかさっぱりわからない。

そして、ついに今年最後となる31日大晦日のショーボートでのLiveは、
「カウントダウンLive」ということになってる。その演奏時間は、4時間ほどにもなるらしい。
それは意図してブッキングされたわけではないけど、意図したものではないからこそ、
その今年最後のLiveが、大晦日から元旦にかけて行われるということの意味は、深い。

なにしろ、その今年最後のTのLiveは、来年最初のLiveでもある。ということ。

今年がもうすぐ終る中。Liveがもうすぐ始まってしまう。のだ。



そんな大変なシメのLiveを2本もやるその間に、
私は、「The Wipers」のLiveもやるのだ。

なんだこの忙しさわ。

12月27日でのWのLiveは、「Saybow&the Wipers」ではなく
「The Wipers」としての初Liveだ。

それは、まったく知られてない、知名度も人気もまったくナシ、
客など来るのだろうかみたいなバンドである。ことが、絶対条件のバンドでもあるので、
実は、この時期であることは都合が良い。

そのことが、このバンドにとって大いに意味を持つのだと、Liveによってわかる。
そんなバンドのそんなLiveになるかもしんない。
なりたいではなくなるかもしんないというところが、いやらしくなくていい。
それを想像すると、久しぶりに大いに鳥肌実。
果たして、誰がそれを見にやって来るのだろう。誰に、それを見せる事になるのだろう。

なにしろそれは、バンド名に「Saybow」がない分、
1つの無名の生バンドとしての「生演奏」にこだわりやす。



とか勝手に指の動くままにだらだらと書いてきたけど、

さあさあおわりやおわりや。いろいろがさあさあおわりやおわりや。

そしてまたまた、新年=NeXT のためのはじまりの用意の季節や。

おめーもそーだべ。


【’09 UDJ+Christmas Card to "U" 】

2009-12-13 | ・nTinDEEP
+++








+++今年の「UDJ+Artworx」からのクリスマスカードは、
+++ある意味、今までのようなピカピカしたもんではなく
+++今までの中で一番くらく、ちっともクリスマスカードぽくないかもしんない。
+++だから、ハッピー・クリスマス!とはならず
+++だから、ベリーメリークリスマス!となる。
+++だから、といって、決して暗い作品(絵)じゃぁ~なし。

よーく観てもらうと。やっぱし。私の「作品=絵」らしく。
必ずいー感じになる。いーヤツになる。いーエロいヤツになってしまう。

+++つまり力をもつ。

と。すんごいうぬぼれたヤツ。な感じの俺。のいつもの
俺(UDJ)からおめーらへにおくるあいのクリスマスカード。

+++’09 UDJ+Christmas Card to "U"

+++とにかくかんせい。






++++++++++++++++