レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

本編再リメイク「リビングにて2」

2009-03-21 21:53:07 | 小説
本編再リメイク「リビングにて2」

 「結構みなさん真面目ですね。」
さわやかに変身したタヨウがついで現れた。
その後ろから、深窓の令嬢のような
アユメが
 「みなさん、お早いですね。こんにちわ」と
大きな瞳で周りを見回しながら、笑顔で挨拶する。
 ついで、ヒラメが「こんにちわ」と笑顔で挨拶する。
最後にカレイが「お待たせしました」と
内心、これでも早く来たのに、
女子では私が一番遅いのかと思いつつも、
笑顔でソファーに腰掛けた。
 「まだ、5分もあるのに、
さすが、ファンタのみなさまはお行儀がいいですね」
エイタが本音を口にする。
 「それに比べて、オンシラーズの二人は何してんだろ」と
つぶやきながら、
木太郎は股間を掻きながら貧乏揺すりをしている。
 「あらあら、みなさん、もうお揃い、気合いが入ったこと」
 ヒトミが派手で真っ赤なドレスに着替えて現れた。
 「そういえば、あのでかいのとイケメンくんはまだみたいね」
 「慣れない手つきでひげでも剃ってるんでしょう」
 タヨウの一言に皆が笑う。
 「すいません」
 「申し訳ありません」
 永久といつきがドタバタと現れる。
 「あらあら、男二人揃って中のよろしいこと、
まさか、これじゃないでしょうね」と
ヒトミが頬に左手をあて、二人をひやかす。
 「そんな、いくら永久がイケメンだからって
そういう趣味はないですよ。
ひげそりになれてないから時間がかかっただけですよ」
 いつきが傷だらけの顔を真っ赤にして本気で否定する。
 「あらあら、そんなムキになっちゃって、
図星だったかしら」
ヒトミの言葉に一同爆笑する。
 「あれ、でもオタク永久の部屋に
さっき入らなかったっけ」
エイタが首を傾げる。
 「顔を切ったんで、
消毒薬をもらいにいっただけですよ」
 いつきがまたムキになる。
 「怪しいわね、まあ、
今はここまでにしといてあげましょう」
ヒトミの一言で場はおさまる。
 「さあて、早速だが、永久くん、
この屋敷で起こったことを話してくれ」
 タヨウがいきなり核心に入る。
(続く)

真END「キモ男4人集合」

2009-03-21 20:53:49 | 小説
真END「キモ男4人集合」

 「ここなら、フォフォフォも盗聴できないだす」
 「要するにリビングに盗聴器と盗聴カメラが
隠されているということだな」
 いつきが目をぎょろぎょろさせながら言う。
 「そうだす。
何故、いつきさんたちをリビングまで行かせたか。
そのためだす」
 「ここは大丈夫か」
ダミーが言うと、
あおむは、
 「多分、大丈夫だすが。一応調べるだす」と言って
4人で調べる。
 4人で調べても盗聴器らしきものは見あたらない。
 「さあ、これからだすな。黒幕探しは」
 「フォフォフォ野郎はアスカちゃんなのか」
 「アスカちゃんだとすると、
クビのないあの身体は?」
 「あれはひっかけだすよ。
僕にもフォフォフォ野郎の正体と目的はわからんだす」
 「木太郎は大丈夫なのか」
 「大丈夫だすよ、木太郎さんは不死身だすよ」
 あおむは平然という。
 「永久は死んだのか」
 「多分、失神してるだけだよ。
あおむに刺されまくったからな」
いつきが言う。
 「あの棺に隠れていたのは永久さんだすたか」
あおむは笑ってから、
 「もう、いつきさん
すべてお話しいただけるだすなあ」と
いつきの方を見る。
 「俺の話を信じてくれるのかあ」
 「そうだすよ。
最初からいつきさんを黒幕だとは思っていないだすたよ」
 「そうか、どこから話せばいい」
 「最初からだすよ。
オチタいや太郎の母ちゃんが殺されたところからだすよ」
 「ああ、やっぱり気づいてたのか」
 「そうだす。話すだす」
(続く)
 
 

第?弾「さあ、変態パーティだ1」

2009-03-21 20:49:38 | 小説
第?弾「さあ、変態パーティだ1」

 「あおちゃん、成功したざます。」
 みそ汁ババアはあおむを起こす。
 「シロズラ」
 「あおちゃん、今なんと?」
 「夢だすか?
シロズラに追いかけられた夢を見ただすよ。
そう言えば、ババアもシロズラだすなあ、
で、なんだすと」
 「太郎、いえ、教授が
今日のパーティに参加するざますよ」
 「ババア、本当か」
 「本当ざます」
 「どうやっただすか」
 「パパに内緒にしてくれたら、
教えるざますよ」
 「本当だすな。
じゃあ、パーティ終わったら教えるだすよ。
あと、絶対ババアは来るんじゃないだすよ」
 「太郎が来るから行かないざますよ」
 「なら、合格だす」

 スニーカーおじさんこと大玉教授は
ババアからの短い脅迫状の内容をを苦々しく思い出した。
 「4月29日のパーティに出席しなさい。
もし、欠席したら、私が過去を全部ばらすざます。
それから、龍之介にもその母にも全部話すざます。
太郎ちゃん」
 旧小島邸では
珍しく臭くないもとえが
ピンクの豪華なドレスを着て笑顔を振りまいていた。
 そして、アリハとひさめが受付をして、
裏でやすおとサヤが寄付金を勘定していた。
 寄付金贈呈者と寄付金の額が
メイン会場の掲示板に次々掲示されていく。
 招待状をよく見ると、
 今回のパーティは
カミサン伝説研究基金募集パーティですと書かれていた。
今大流行中のカミサン伝説研究で
高名な大玉教授をもとえが招待した理由も
そこにあったのだ。
 また、もとえは裏で今回の寄付金の額が
推薦入学に関係するとの噂を
誠しなやかに流していたのだ。

 結局、もとえのもくろみ以上の
多額の寄付金が集まった。
(続く)
 

第11弾「殺人ウイルス計画」

2009-03-21 19:52:07 | 小説
第11弾「殺人ウイルス計画」

 「俺はあきらめない。人類を救ってやる」
 「どうやってよ。」
 「ウイルスだよ。ウ・イ・ル・ス!
要は5年以内に人口を半分以下にすればいいんだろう」
 「そんなの無理よ、
そんな都合のいいウイルス、あなたに作れるの」
 「ああ、もちろんクリアすべき難点はいくつもあるよ。
しかしなあ、どうせ、滅亡するならやってみる価値はある」
 「無理。無理よ。
施設は。研究所は。そして、研究費は?」
 「もう実は用意してある。
研究も始めている。
俺が誰だか知ってて言ってるのか?」
 「じゃあ、
最初からあなたはこの研究室に潜り込んだわけ?」
 「そう、はっきり言おう。
俺は正直5年とは思わなかったが、
最初からいずれそう遠くないうちに
人類が滅亡することはわかっていたんだ。
だから、この研究所に入ったんだ」
(続く)

第三弾「髪を切るしかない」

2009-03-21 18:26:59 | 小説
第三弾「髪を切るしかない」

 「じゃんけんぽん」
 「あー、負けちゃった」
 「じゃあ、行くよ」
 「だめー、一人にしないで」
サヤがたまおの腕をつかんで放さない。
 「じゃんけんだ負けただろう」 
 「そうだ」
 「それに、他にはもう誰もいないから、
殺されることはないよ」
 「いやー、
こんなところに隠し扉があったんだから、
殺人鬼が別にいるかもしれないじゃない、
だったら、たまおくん一人で報告に行ってよ」
 「うん、それなら俺はいいけど、
たまお一人で行ってこいよ」
ふうたがすぐ寝返る。
 「ふうた、裏切るなよ、僕はイヤだよ」 
 「うーん」
ふうたは考えて、
 「じゃあ言おう。サヤちゃん2択だよ。
このまま俺たち二人が報告に行くか、
髪を切るかだよ、それ以外は駄目」と
はっきり言う。
 「えー」
 「ふうたの言うとおりだ。
さあ、2分だけ待とう。」
サヤが悩んだ隙に
たまおがサヤの腕をふりほどいて逃げる。
 「あっ、ひどい」
 「さあ、どうする」
 「僕だったらなあ。髪切るなあ。
サヤちゃん顔立ちがいいから
ショートカット似合おうと思うけどな」と
たまおがサヤをおだてる。
 「そうかしら。じゃあ、たまおくん、
ここで、うまく髪揃えてくれる」
サヤがその気になりだした。
 「いいとも。」というと、
たまおはキッチンにあるはさみを持ってきた。
 「よーし、決めちゃえ」
 「わかったわ。ばっさりやってよ」
サヤも覚悟を決めた。
 「あー、ちょっと切りすぎた」
 「助かった、うまく揃えてよ」
 「たまおは下手だから、俺がやるよ」
 「よし、新美少女誕生だ。」
 「本当?」
 「うーん、いいんじゃないかなあ」
 「とりあえず、
みんな心配してると思うから早く戻るぞ」
(続く) 


改作「もとこVSもとめ」

2009-03-21 16:24:05 | 小説
改作「もとこVSもとめ」

 もとこは、アスカにお疲れというと、
アスカの解答を見て、
ばかな子ねと思いながらにやりと笑った。
そして、トイレの中の絵を確認することもなく、
もとめを残して先に部屋を出る。
アスカの後でアスカの解答内容を見ていた
もとめは姉ってバカねとにやりと笑った。
 最下位の発表は、また、食事後行われた。
 「それでは、今回のテストの発表をします。
まず、正解者は全部で8名。名前を順に発表します。
順不同で、アユメさん、ヒトメさん、チウメさん、
レイカさん、木太郎くん、ホウセイくん、
おちたくん、永久くん、おめでとう」
この時点で、アスカの最下位は決まっていたが、
その時「姉さん、1人抜けているわよ」と
もとめが口を挟む。
怪訝そうな顔で「もとめ、これで全部だけど、誰?
私が忘れたのは」ともとこが言うと、
「アスカさん忘れているじゃない」と
ひとめが平然と言う。
「私、アスカさんの後にいたから
解答を覗いていたけど正解よ、
207号室のトイレに飾ってある絵は花でしょ」という。
もとこの顔が急に険しくなる。
「あの絵はお城よ。それに背景に花もないわよ」と
もとこが反論すると、
「それはお姉ちゃんの部屋じゃないの?
私、さっき確認したけど、
207号室のトイレの絵は確かに花よ。
厳密に言えばクロユリよ」と反論する。
「もとめの方こそ勘違いよ」ともとこも譲らない。
 「じゃあ、こうしましょう、
もとこ先生ともとめ先生で間違えた方が
明日207号室に泊まるということで」と
アスカが正解だと負けるくそたがずる賢く提案する。
 「くそたずるいぞ」と木太郎が言うが、
 「いいわよ。私はそれで私が正しいんだから」と
もとめが先に言うと、
「私こそ、正しいのよ。それで結構よ」と
もとこもムキになって言う。
 「ええ、くそたくんずるいわよ。
どうせなら、今日の私に変えてよ」と
ヒトメが言うと、
 「今日はコンテストがこの後あるからねえ」
 「じゃあ、
今日、もとめ先生が正しかったら
くそたに止まらせればいいじゃないか」と
おちたが言うと、
 「おちたくん、ありがとう、
くそたくん男でしょう。代わってよ」と
ヒトメがくそたの顔を見る。
 「うーん、
じゃあ、コンテストが終わってから
207号室に泊まるなら、今日は僕でいいですけど」
 「まるで、もとめが正しいみたいじゃない。
じゃあ、もとめが正しかったら、
それでいいわ。
その代わり、あたしが正しかったら、
今日は私で明日はヒトメさんね。それでどう?」
もとこが言うと、
 「わかりました」とヒトメが頷いた。
 「じゃあ、早速、便所に行こうぜ」と
木太郎が気楽に言うと、
 「きたねえなあ。トイレだよ」と
おちたが言うが、
 「どっちでもいいから、早く行こう」
くそたがもう歩き出す。
 「あんた、覚えておきなさいよ」と
もとこがもとめを睨むと、
 「姉さんこそ」もとめが睨み返す。
(続く)


第?弾「あおむとみそ汁ババア」

2009-03-21 15:29:30 | 小説
第?弾「あおむとみそ汁ババア」

 あおむは自宅に戻るといきなり、
 「ババア、教授とはどういう関係だすか。
正直に答えないとパパに今日のことを言いつけるだすよ」
 「あおちゃん、何であの太郎を知ってるざまーす」
 「太郎なんて聞いてないだすよ。
教授だす。とぼけるなだすよ」
 「あおちゃん、太郎が教授ざまーす。
これにはいろいろ事情があるざます」
 「うーん、
とにかく、細かい事情はどうでもいいだすから。
ババア、教授を今度のパーティに参加させるだす」
 「パーティ?」
 「もとえ先生が開くパーティだす、
どんな手を使ってでもいいだすよ」 
 「いつからざます」
 「4月29日だすよ。
そうだす。龍之介といううちの生徒が教授の甥っ子だすよ。
とにかく、教授を参加させるだすよ。
もし、失敗したらパパに言いつけるだすよ」
 「わかったざますよ。脅してもいいざますね。」
 「いいだすよ。
あの教授、僕を殴っただすからな」
 「あおちゃんを。
太郎の奴、わかったざます。
どんな手を使ってもやってみるざます」
 「任せただすよ。ババア」
(続く)
  

カミサン伝説「あほーあほーあほー編11」

2009-03-21 12:16:45 | 小説
カミサン伝説「あほーあほーあほー編11」

 「その顔どうかしてじゃよ」
 「そうでした。
その女が、その顔どうにかして頂戴と言われて、
困った校長はその変なオヤジの顔を見ると、
ちょっと保健室へ連れていってきます、
失礼しますと言うと、
その変なオヤジを抱き起こすと応接室を出ていきました。
すると、外でお茶はまだかという怒鳴り声が聞こえ、
また、稽古さぼるなという大声が聞こえました。
すると、また、あほー、あほー、あほー、
カミサン、カミサン、カミサンという
集団的な声が聞こえてきたのでした。
そして、一人のおばさんが、
お茶とジュースを持って、
前に置いた後、少年の顔を見て、
あら、あほヅラ、あらあらと言って、
少年の顔をじっと見ると、
鼻に詰まっている像の端に爪をひっかけて
思い切りひっぱりました、
いたーと少年が叫ぶと同時に像がとれ、
鼻血が少し出ましたが、
その女が持っているティッシュペーパーを鼻に入れると、
鼻血はしばらくして止まりました。
そのおばさんは、ああこの像、教頭の奴が持っていた像だ、
またやったねと言って、像をハンカチで包むと、
その女にこれは重要な証拠だからしっかり持っててね、
もうこれであいつも言い逃れはできないだろうから、
もうクビだからすっきりするわと言うと、
応接室を出ていったのでした。
その間、像がとれてほっとした少年は、
あほー、あほー、あほー、
カミサン、カミサン、カミサンの声が
今度は何かまじないのような声に聞こえ、
知らない間に眠ってしまったのでした」
 「なんじゃ、ヒラの教師じゃなかったのか、
オンシラーズにそんなどうしようもない教頭が
おったのか初耳じゃぞ」
 「すいません、まだ、続きがありますえーと」
 「少年が寝たところからじゃよ」
(続く)

レイジー編「やったあ、椅子クソ終了」

2009-03-21 10:59:19 | 小説
レイジー編「やったあ、椅子クソ終了」

あおむ「椅子クソ兄弟強制終了前に
自ら終了だすなあ、
本当はくだらない説を
もっと並べるつもりだっただすのになあ」
オハラハン「クソー、オハナハン名で
前回0拍手の駄作を投稿したのに、
また、あそこに椅子クソ短くまとめて
話しもちょこっと変えてアップしてやがる。」
あおむ「じゃあ、犯人は観月だすかあ」
オハラハン「それしかない」
あおむ「懲りないなあ、
もう第三弾もカミサン伝説も
強制終了だ」
オハラハン「でも、次は退屈な男か
うちらかとの情報も」
あおむ「だめだすよ。
これからパーティなんだすから」
オハラハン「でも、今日はみそ汁ババアの予定で」
あおむ「しょうがないだすよ。それは必要悪だすよ。
パーティに突入するために」
オハラハン「とにかく、パーティへ特攻しよう」
あおむ「あおー」
(続く)  

「椅子クソ兄弟の謎」後編

2009-03-21 07:31:05 | 小説
「椅子クソ兄弟の謎」後編

 出されたウンコの上には
調理に使われるボールのようなものが置かれ
椅子は机にしまわれた。
 そして、授業中に臭い屁をこき授業が終わった後、
椅子を引きボールのようなものを回収し、
双子のせいにしたというのである。
 当時陰謀説といわれた斬新な考えである。
 しかし、
隣のクラスにも共犯が必要となることはまだいいとして、
そんな大それたことをして
兄弟をハメる動機がまったく不明で、
結局、この陰謀説も否定されたのであるが、
エイタの奇想天外な発想だけは
さすが秀才と賞賛された。
 そして、
その謎はその事件から30年後
解明されることになる。
 事件から30年後開催された小学校の同窓会で、
立派になった椅子クソ兄弟から
真実が語られたのである。
 真実は実に単純だった。
実はあれは兄弟が別々に考えた
どっきり企画だったというのだ。
オヤジからプレゼントされたおもちゃを使って、
二人がまったく別々に考えたいたずらだというのだ。
 そう、ウンコだと誰もが思っていたのは
実はよくできたおもちゃだったというのだ。
考えてみれば、
自分の経験でもとぐろを巻いたウンコをしたことはない。
 いや、ここだけの話だが
実はここ一週間ほど試して見たが無理だった。
 話しは戻るが、あの日、本当に偶然に、
隣が欠席で、
同じ時間帯に双子の兄弟揃って
いたずらを実践してしまっただけだというのが
ここ30年かかった謎の種明かしだったのである。
(終)
    

改作「2日目のテスト2」

2009-03-21 07:03:40 | 小説
改作「2日目のテスト2」

 もとめは、
どういうひっかけがあるのか興味津々だった。
 もとこは「では、
問題1,昨日、露天風呂に入った生徒は誰でしょう、
全員フルネームで答えなさい。
問題2、本日露天風呂に入った生徒は誰でしょう、
全員フルネームで答えなさい。
問題3,この部屋のトイレに飾ってある絵は何でしょう。
以上の三問です。さあ、スタート」
 すると、わずか1分くらいで、
くそたが答案を提出する。
続いて、オチタ、ホウセイ、木太郎、
アユメ、ヒトメ、レイカ、永久が続々と提出する。
残るはチウメとアスカだが、
少しして、チウメが答案を提出する。
アスカだけが、固まったまま考え込んでいる。
もとめは思った。完全にアスカをはめている。
アスカは昨日の露天風呂のことは、わからないし、
今日も食堂にも寄らず教室に来ているから、
今日の露天風呂のこともわからない。
そして、この部屋のトイレに飾ってある絵については、
昨日はあれがおいてあったので当然わからない。
アスカは3番目の問題を見てパニックになる可能性も大だし、
そもそも、
くそたのような度胸がないから1人は不正解者がいるとして
すぐに答案を提出する度胸はない。
チウメが何故考え込んだのかはよくわからないが、
チウメが提出した時点でアスカの負けは決定的だった。
 「あと1分ですよ。アスカさん、がんばって。
私はあなたが一番早いと思ったんだけど、お手洗い、
この部屋の使わなかったの?
それとも意外に絵というのは気づかないかしら」と
凄く意地悪なことを言う。
 アスカはしょうがないので、
3番目を花の絵と書いてぎりぎり提出した。
(続く)

本編再リメイク「リビングにて」

2009-03-21 06:59:56 | 小説
本編再リメイク「リビングにて」

 「まだ、誰もきていねえ」
木太郎はハナクソを左手でほじりながら、
右手で股間を掻く。
 「オイ、キタロウ」
 キタジマがカン高い声で声をかける。
 「キタジマさんですか、
それだけは勘弁してください」
 「おぬしは見た目以上に真面目だな、
集合時間までにはまだ10分以上もあるぞい」
 「部屋にいても、落ち着かなくて」
 「それなら、
そのぼさっとした髪でもとかしなされ。」
 「でも、先ほど、
今のままを変えるなとおしゃったじゃないですか」
 「身だしなみは別じゃよ。
まあ、でもおぬしはそれでよい。
さっきの言葉は撤回じゃ」
 「テッカ?」
 「ははは、もうよい。
おっ、もう一人現れたぞ」
 銀色のダサメのメガネ、
白の平凡なブラウスに、薄めの黒のジャケット
 白と黒のツイードのパンツに、
皮の黒のローファーの地味ないでたちで、
チウメが現れた。
 「こんにちわ。キタジマさん、ミナヅキさん」
 チウメが二人に声をかける。
 「こ、こんにちわ。えーっと、アラ、アラ...」
 名字で呼ばれた上に意外に
清楚なチウメの姿に動揺し、木太郎が口ごもる。
 「アラヤマチウメです。よろしく!」
 チウメは木太郎に笑顔で挨拶する。
 「こ、こちらこそ、よろしくお願い
します」
 二人をキタジマがにやにやして眺める。
 「早くもカップル誕生ですか。ヒューヒュー」
 威勢よく、長身のアスカが現れる。
 顔を赤らめてうつむくチウメを見て、
木太郎が鼻をひくつかせながら、
 「冷やかさないでくださいよ。
チウメさんが僕なんて相手にするわけないでしょう」と
木太郎らしくない言葉を発する。
 「こんにちわ。」
今までのやりとりを見ていたのか、
木太郎の顔を羨ましげな顔で見ながら
エイタが現れる。
(続く)


レイジー編「強制終了会議」

2009-03-21 00:28:10 | 小説
レイジー編「強制終了会議」

ブエナビスタ「第?弾、
退屈な男第二章、
第11弾、
第三弾、
カミサン伝説、
椅子クソ兄弟、
今回はこの6候補」
観月「ひでえ。」
あおむ「だすが、
ちょっと作品乱立すぎだすから」
オハラハン「椅子クソはもう終わるでしょう。
誰かさん、もっと短くして千文字の洗礼浴びてくれば」
観月「退屈な男第1章で充分だよ」
あおむ「そうすると、
後は第11弾だすなあ」
ブエナビスタ「第?弾ももうあきらめていいんじゃない。
それから、カミサン伝説も長すぎだ」
あおむ「とりあえず、
退屈と椅子クソを1週間以内に終了させて、
その他はその後話しあうというのはどうだすか」
オハラハン「異議なし。
本編も対象にしたいくらいだが、
さすがにそれは悪いからね。」
観月「カミサン伝説もちょっとひどくなってきた。
ということで異議なし。」
ブエナビスタ「では、そういうことで」
(続く)