レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

改作「残りの3票」

2009-03-25 21:54:01 | 小説
改作「残りの3票」

 「えー、一応この時点であと3票ですので、
まとめます。
 1番が0票でもとめ先生、
2票が5番でアスカさん、
6番が1票でヒトメさん、
2番、3番、4番、7番も各1票ですが、
誰だか不明です。
では、ゆっくり行きます。
えー、次は6番ヒトメさんおめでとう。
207号室行きは完全になくなりましたよ。
それどころか、優勝の可能性も出てきましたよ。
本当におめでとう」と
ホウセイがイヤミだか本気だかわからない顔で
言う。
 「やったわ。もしかしたら、優勝できるかも。
優勝なら、どうせバレるから良かった」と
ヒトミははしゃぎまわる。
 「あんたうるさいわよ」と
アユメは不機嫌に言う。
 「あと2票ですね。
ひさめさんは既に207号室行きは免れていますから、
まだ1票の人は注意してくださいね。」
 「えーでは、行きます。
なんとまた6番です。
ヒトメさんリーチです。凄いですね、
おめでとう」 
 「ほら、私優勝かもよ」
ヒトミはアユメの方を見て鼻高々に言う。
 「次、アスカちゃんなら、
同点でおちたくんが決めるのよ」と
アユメがさらに不機嫌になって言う。
 「いいもん、それよりアユメ危ないんじゃない。
チウメちゃんもまだ1票だから、
地獄行きの確率は高いわよ。
あんたじゃんけん弱いでしょう」と
ヒトミが言い返す。
 「まあまあ、その辺にしておきましょう。
残るはあと1票です。
さあ、もう一度整理しますよ。
3票が6番ヒトメさん、
2票が5番アスカさん、
そして、2番、3番、4番、7番が誰だか不明ですが1票です。
ちなみにデベソのもとこ先生は0票です」と言って
ホウセイはにやりとする。
(続く)

真END「永久死す」

2009-03-25 20:51:34 | 小説
真END「永久死す」

 「大丈夫だすか」とあおむが抱き抱えると、
永久はあおむにもたれかかる。
 「無理してしゃべるんじゃないだす。
僕のせいだすか」
 「バチがあったたんだ」
永久はそう言うと、
 「水をくれ、部屋の風呂の水でもいいから水をくれ」
永久は蚊の泣くような声で言う。
 「これ」と
ダミーが水が入ったペットボトルを差し出す。
 永久は一口飲むと、
 「ありがとう、木太郎」
 と言って、
 「俺が最初の黒幕だ。でも、上には上がいた」と
言ってそのまま息絶えた。
 「永久カムバック」と
いつきの大声が屋敷内に響いた。
(続く)     

第11弾「人類滅亡をネットで公表すべきか」

2009-03-25 19:55:59 | 小説
第11弾「人類滅亡をネットで公表すべきか」

 「俺はこの研究結果をネットで公表すべきだと思う」
 「駄目よ。パニックになるわ。
きっと殺し合いよ。戦争も起きる。
5年どころじゃなく、
もっと人類の滅亡は早まるかもしれないわよ」
 「いや、俺の狙いは違う。
この研究結果を否定して欲しいんだ。
たしかに、俺たちには、何ら否定する根拠も頭脳もない。
教授もそうさ。
でも、世界にはこの結果を否定できる人間がいるかもしれない」
 「それは、希望的観測よ。
たしかに、5年という滅亡までの計算には
誤差があるかもしれない。
しかし、せいぜい、5年が7年にあるいは10年になるくらいよ。
それなら、
このまま私達が黙っていればしばらくは平和に暮らせるわ」
 「君もなるべく長く平和に暮らしたいということか。
まあ、あきらめているわけだ」
 「そうね。でも、それはしょうがないことなのよ。
運命よ」
 「噂を聞いているか。
既に三人の人物が
人類滅亡を防ぐために動きだしている。
そのうち、二人は殺人ウイルスに走っていると聞く。
それでもいいのか」
 「しょうがないわ。
殺人ウイルスと言ってもまだ開発中でしょう。
それに、すぐバラまくわけでもないでしょう」
 「いや、もう出来てるかもしれないよ」
 「何故、そんなこと言えるの?」
 「誘われたからさ」
(続く)

本編再リメイク「木太郎逃走する」

2009-03-25 18:40:13 | 小説
本編再リメイク「木太郎逃走する」

 「木太郎さん、違うわよね」
 チウメが涙をこらえながら、
木太郎の目を見つめる。
その瞬間、木太郎は立ち上がり、
 「おい、待て」との
 タヨウの言葉も届かないかのように、
玄関の扉へ走り出し、あっという間に外へ出しまった。
 「放っておきなさい。」
 ヒトミは追いかけようとするエイタを制止した。
 「あとは、木太郎が決めることよ」
 ヒトミはまるで木太郎が自らの罪を償うために
死を選ぶかのような表現をした。沈黙が続いた。
 ヒトミの言葉の後に誰も言葉を発せない。
すると、何かを思いだしたように、
カレイが突然
 「やっぱり太郎が消えた。太郎が消えた。
この屋敷のせいね。この屋敷は呪われているのかもしれない」と
わめきだすと急に耳をふさいだ。
 ヒトミはカレイを抱きかかえ
「大丈夫この世に呪いなんて、ないの。
それに、太郎ではなく、逃げたのは木太郎、
落ちつくのよ。大丈夫。絶対に」
 カレイを慰める。
(続く) 


第?弾「変態合宿最初の食事」

2009-03-25 17:20:05 | 小説
第?弾「変態合宿最初の食事」

 たまおは考えていた。
このピンクのジャージを着るか、
それともわざと普段着で行くか。
やすおに「そんな度胸もない」と
バカにされたので、
ここは怒られるのを覚悟で行くか。
 しかし、あおむが実は凶暴だということを知っているので、
龍之介があおむに殴られたときの顔を思い出し、躊躇していた。
 すると、ノックもせず、
龍之介がピンクのジャージで部屋に入ってきた。
 思わず笑うと、龍之介は
 「やっぱり、似合わないよなあ。
あおむは昔の漫才師みたいで
意外似合っていたのになあ」と呟くように言ったあと、
 「直哉、オタクは普段着で来い。
殴られそうになったら、
スニーカーおじさんの名前を出して止めてやるから」と
直哉に普段着で来ることを勧める。
 「あおむの弱点か、おじさんは、
よし、やってみよう」直哉は決断した。

 食堂ではあおむが風呂上がりに
ピンクのジャージを着て一人座っていた。
結局、女子生徒が食事を作ることになったからだ。
 気のきいたことに、
女子生徒たちが
あおむの好きなビールとつまみを出してくれたので
あおむはとてもいい気分だった。
 そこへ、一人だけピンクのドレスを着たもとえが現れた。
 「あら、
あおむ先生顔真っ赤にしてビールなんか飲んで、
お食事は?」ともとえが訊くと、
 サヤが現れ、
 「もとえ先生も一杯いかがですか?」と
にっこり笑って言う。
 「私はこの後、授業がありますから、
あおむ先生だけにして」と、
サヤの狙いに気づいたもとえはにっこり笑って、
返答した。
 「食事の後に授業ですか。先生はスパルタですねえ」と
サヤはまたにっこり笑って、キッチンへ戻って行った。
 「先生、僕だけ酔ってすいませんだすな、
あれ、先生はジャージじゃないんだすか、
だすが、その方が綺麗だすよ」と
あおむだけは何も考えず上機嫌だった。
(続く)


改作「結果発表と票読み」

2009-03-25 16:12:01 | 小説
改作「結果発表と票読み」

 「えーちょっと待ってね。
1番が0デベソでしょ。
2番、6番が1票でしょう。
5番が2票でしょう。
票が入ってないのが3番、4番、7番でしょう。
どうしてブービーなくなったの」と
またヒトメのおバカが考えだす。
 「あのねえ、0票はデベソの1番だけだから、
3,4,7番に一票づつ入るわけ。
そうすると、1番がゼロで5番が2票だから
2,3,4,6,7が1票で並ぶ訳。
1票が5人に対し、残り3票だから、
最低二人は1票そのままになるわけよ。
だから、2票この時点でとっただけで
ブービーにはならないのよ」
もとこがスラスラと解説する。
 「もとこ先生頭いい。さすが先生。
うーん、じゃあ、私、あと1票取ればいいんだ」と
ヒトメが口をすべらす。
 「あんた、またやったね」
 「えー、あまりしゃべりますとバレますよ。
所詮ヘソですからいいですね。
ヒトメさんはズバリ6番でしょう」と
2番がもとめだと知っている
ホウセイがわざと言うと、
 「何で、何でわかったの」
 「あー、また、ひっかかった」と
アユメがヒトメの頭を軽くはたく。
 「ははは、相変わらず、おバカさんですね。
ヒトメさん、油断は禁物ですよ。
もう、3票発表します。
もとこ先生のおっしゃるとおりです。
そうです、3番、4番、7番各1票です。
残りは3票です」と言って
ホウセイは笑う。
(続く)


本編再リメイク「木太郎が犯人?2」

2009-03-25 12:31:12 | 小説
本編再リメイク「木太郎が犯人?2」

 「まあ、私だからわかったことですけど、
まず、
エイタは一言も生米っていう子が殺されたとは断定してないの。
行方不明になったが放浪癖もあるので、
殺されたとは断定してないのよ。
野郎というのが生米を殺したって
言ったのは私なのよ。覚えているでしょう」
ヒトミの言葉に皆はうなづく。
 「ところが、木太郎は自分の推理だと言いながらも、
野郎とつながっていた奴が生米を殺したと
断言してしまった後で、
慌ててまずいことを言ったという表情をして
口を閉ざしたんですの。
木太郎の表情を見て私にはピーンときたわ。
だから、私は木太郎を油断させるために
エイタと木太郎は犯人ではないとわざと嘘を言ったのよ。
先ほど、私が木太郎とエイタを名指しして
何か知ってるのと言ったときも、
木太郎は鼻をひくひくさせ、
私がやめるように言ったにもかかわらず
股間を掻いていたんですのよ」
ヒトミは自信をもって話す。
 皆の視線が木太郎に集まると、
木太郎の顔は青ざめていき、
また、股間を掻きだした。
 「木太郎さん、あなたが犯人なの」
チウメが否定してもらいたいような感じで
悲しげに声をかける。
 「何か事情があったんですか」
 アスカが木太郎を犯人と決めつけるようにその理由を聞く。
この場で、もはや木太郎をかばうものはいなかった。
ヒトミの推理には論理の飛躍があるのだが、
当の木太郎本人が固まってしまっては
皆の木太郎への疑いは確信に変わっていく。
 ざまあみろ、ガキのくせに人を恐喝するからだ、
タヨウは神妙な顔を見せながら、
心の中では木太郎をあざ笑っていた。
 実は、木太郎はタヨウを恐喝して金を奪っていたので、
そのこともあり木太郎は
タヨウが何か話すんじゃないかと
びくびくして落ちつきがなかったのである。
(続く)

第三弾「隠し扉の向こう側」

2009-03-25 12:23:25 | 小説
第三弾「隠し扉の向こう側」 

 「どこかで音がしたぞ」
 「あそこじゃない」
 みはるが扉の上側の穴を指さす。
 ケンタが腕を入れて、
取ってのようなものを引くと、隠し扉が手前に開いた。
 「やった」
 「賢明くん」
 「サヤちゃん?」
 「賢明俺だ。」
 「ケンタか」
 「僕だよ」
 「みはるちゃんか」
 「扉開けたから」
 「ケンタだけ残って後は教室戻っててくれる」
 「何でだよ」
 「わかったわ」
 「うん」
 サヤとみはるは先に教室に戻る。
 「ケンタ、二人行った?」
 「ああ、どうした」
 「二つ理由がある」
 「何だよ」
 「一つは俺の部屋に一緒に行ってくれ」
 「出て来いよ。扉押さえてるから」
 「臭くないか?」
 「いや」
 「そうならいいけど」
 「なんだ漏らしたのか」
 「うん」
 「じゃあ、早く部屋行こう」
 「ああ、悪い、
後この二つの懐中電灯を預かってくれ」
 「二つ?」
 「ああ」
 隠し扉から出てきた賢明を連れて、
ケンタは賢明の部屋に行った。
(続く) 

第10弾第二章「バラエティ番組に出る男」

2009-03-25 10:06:18 | 小説
第10弾第二章「バラエティ番組に出る男」

 「あーた、出てるわよ。見なさいよ。
結構、面白いわよ。この顔とボケが最高よ。
ちっとも退屈じゃないじゃない」
 あのバカ男、芸名を明日光秀にして、
3日総理をネタにしてバラエティ番組に出回っている。
はっきり言って、突っ込み側が上手くて
ウケているだけじゃない。
 どうせ一発屋よ。まあ、3ヶ月ね。
(続く)

改作「結果発表」

2009-03-25 07:08:55 | 小説
改作「結果発表」

 もとめが否定し始めたとほぼ同時に
 「お待たせね」と
もとこが現れた。
 この時点で、
女子の方は一部の人間を除いて
もとめがデベソだと思いこんだ。
 男子はもとめがデベソではないことを知っていたが、
さすがホウセイ。
 「じゃあ、発表します。
では、今回はまずビリの方の番号から発表致します。
 そうです。ただ一人の0票です。
かわいそうですけど、
さっきアユメさんがバラしたデベソのもとめ先生、
1番です」
 「私じゃないわよ。姉よ。姉」
 「見苦しいですよ。もとめ先生」
 「そうよ、もとめ、人のせいにしないの」
もとこが落ちつき払っていうので、
女子たちは信用してしまい、
もとめに冷たい視線を送る。
 男子はもとめじゃないのを知っているだけに
笑いをこらえるのに必死だった。
 「ええ、もとめ先生これ以上騒がないでください。
デベソでもいいじゃないですか。
それより、その見苦しさでせっかくのファンも逃げますよ」と
からかい気味に言うとみんなが笑う。
 「そうよ。もとめ、デベソでもいいじゃない。
おちたくんがいるでしょう、
あんまりそう言うことばかり言ってると
さすがのおちたくんもひくわよ」と
もとこはずうずうしく言うので、
木太郎は自分で尻をつねって笑いをこらえる。
 「もとこ先生のおしゃるとおりです。
では、行きます。えーまず、6番です。」
ホウセイはもとめに入れるはずだった
6番を最初に言う。
実はこの票がポイントだったのだ。
 しかし、誰も騒がない。
 「では、次2番です」
もとめの番号を言う。
 「では、5番です。
そして、また、5番です。
おめでとう。残り6票ですからブービーなくなりましたよ。
5番さん」と言うと、
アスカが思わず、ため息をついてしまう。
 「あー、だめよ、アスカ」と
またアユメが余計なことを言う。
 「だめなのわ、あんたもよ」と
ヒトミに呆れた顔で言われると
アスカとアユメはうつむいた。
 「では、次行きますよ」
(続く)



本編再リメイク「木太郎が犯人?」

2009-03-25 07:00:14 | 小説
本編再リメイク「木太郎が犯人?」

 木太郎が落ち着きがないことに
ヒトミは気づいたのか、いきなり、
 「木太郎、あんたが生米という子を殺したんでしょう」
 木太郎を指さし、大声をあげる。
 周りで驚きの声があがる。
 木太郎は鼻をひくひくさせながら、
 「ち、違いますよ」と右手を振って否定する。
 「でも、先ほどのお母様のお話では
木太郎さんは犯人ではないということではなかったでしょうか」
ヒラメが疑問を呈する。
 「あーた、おバカね、ひっかけよ。
エイタと木太郎では立場が違うのよ。
私はエイタの話しを聞いている時の
木太郎の様子をしっかり見てましたの。
落ち着きがなく何かを我慢している感じでしたわ。
それだけじゃなく木太郎が思わず言った言葉覚えてないの。
 「違うんです。
僕の推理では野郎が生米を殺したんではなく
ダットサーの中で野郎と通じていた奴が
自分が野郎と通じていたことが発覚するのを
恐れて生米を殺したんだと思います」
という言葉よ」
ヒトミは自信ありげに
ヒラメの頭をこづきながら話す。
 「あのー、どうして木太郎さんの言葉で、
木太郎さんが犯人だと断定できるんですか。」
アスカが率直に疑問をぶつける。
 ヒトミはもったいぶってセキをする。
(続く)


レイジー編「俺たちにも決定権頂戴」

2009-03-25 00:38:30 | 小説
レイジー編「俺たちにも決定権頂戴」

松波「第三弾を強制終了させるか、
第?弾を強制終了させるか、スブタも悩んでいるね」
デルホイ「リメイクをアップするたびに似てきたからね」
ゴッホ「残すなら第三弾だな。
俺たちにも決定権くれないかなあ」
松波「スブタにメールするよ」
デルホイ「結局、観月=水木=オハナハンか?」
ゴッホ「水木が謎なんだ?」
松波「水木=オハラハンじゃないか」
デルホイ「そうかなあ?」
松波「ゴッホ=水木じゃないのか」
ゴッホ「それは違うよ」
松波「冗談だよ」
デルホイ「訳わからん第11弾は誰なの?」
ゴッホ「俺だよ。嘘」
松波「そんなのわかってるよ」
デルホイ「それより、こっちもそろそろ誰か殺さないと」
ゴッホ「...」
(続く)

レイジー編「俺は無実だ、あおむ強制終了させてやる」

2009-03-25 00:08:27 | 小説
レイジー編「俺は無実だ、あおむ強制終了させてやる」

オハナハン「俺はインチキなんてしてないぞ、
実際、
その前に超駄作を試しに
あそこに投稿したときは0拍手だぞ。
だから、削除しただけだ。
今回は少しまとめて投稿しただけだ。
 それより、あおむ、第?弾は強制終了目前だからな。
人をインチキ呼ばわりするより自分の心配しろ」
ブエナビスタ「はっきり言おう。
第?弾は強制終了候補だ。
しかし、第三弾もカミサン伝説あほー編も検討中だ。
いいかい。オハナハン」
オハナハン「わー、それは」
ブエナビスタ「どうもどっちも
リメイクと似ているしなあ、
どっちかには早く消えてもらいたい」
オハナハン「アクセス盛り返しているので、
四月一日企画がんばるので」
ブエナビスタ「あおむにも決定権があるので、
あまり喧嘩しない方がいいぞ」
オハナハン「オハラハンも怒ってるのかなあ」
ブエナビスタ「多分」
(続く)