レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

カミサン伝説「あほーあほーあほー編2」

2009-03-09 21:54:21 | 小説
カミサン伝説「あほーあほーあほー編2」

 「実はわしの甥っ子がその高校に通っている」
 「ですが、まさか、
醜くて、巨人のように大きいということはないでしょうね」
 「おっ、そのとおりじゃが」
 「でも、教授はそんなに
大柄ではないじゃないですか」
 「わしの妹の子じゃ、
妹の死に別れた旦那が大男で、
恥ずかしい話だが、妹は不細工で、
可愛そうにわしの甥っ子は悪いところだけ
受け継いだようなんじゃ、不憫でのう」
 「でも、教授の血をひかれているわけですから、
頭脳は明晰ですよね」
 「それが、そのーその逆なのじゃ」
 「でも、女子はルックスだけでも入れるはずで、
男子は確か優秀か凄い資産家の子弟じゃないと...、ああ」
 「恥ずかしい限りじゃ」
 「でも、所詮インチキな都市伝説ですよ。
今もお元気なんでしょう」
 「元気じゃが」
 「じゃあ、大丈夫ですよ。多分...」
 「多分じゃと?」
 「いえ、99%」
 「99%、何で100%じゃないのじゃ」
 「えっ、そのー」
 「教えてくれ、そのあほー伝説とやらを」
 「教授、違います。カミサン伝説、
あほー、あほー、あほー編」
 「名前は何でもいいから、
内容を教えてくれ」
(続く)

真END「ミカエル・カミサンとアスカ」

2009-03-09 20:54:24 | 小説
真END「ミカエル・カミサンとアスカ」

 「カミサンを知ってるだすか」
 「ああ」
 「誰だすか」
 「もうそいつは殺された」
 「死体はどこだすか」
 「ホウセイを埋めたところだ」
 「ホウセイが殺しただすか」
 「違うよなあ」
 すると左側のミカエルが頷く。
 「今頷いたミカエルがホウセイさんだすか」
 「さあな」
 「二人のミカエルはあまり重要じゃない、質問を続けろ」
 「わかっただす。カミサンは何故殺されただすか」
 「いい質問だ。信者を騙すためだ」
 「信者だすと?」
 「そうカミサン伝説の信者さ」
 「そこにいるダミーか木太郎もその一人だ」
 「カミサン伝説とは何だすか」
 「簡単に言えば、複数の人を殺して、
それぞれいいところをくっつけて、
完全体を作り、カミサンの力でその完全体に乗り移る。
っていうことさ。そうだろう。
木太郎、それとも、ダミー」
 「狂ってるだすな」
 「ああ、狂ってるよ」
 「ダミーは信じてるのだすか」
あおむは今度はダミーに質問する。
 「やっぱり、
オタクが聞かされているのはそっちの解釈だったか。
でもなあ、俺が恐れているカミサン伝説とは違うんだ」
 「恐れているだすと?」
 「そう恐れている。
だから、現にこうしていつきは殺されないで生かされている。
本当なら、ミカエル・カミサンと
本物のアスカちゃんが
いつきをもう殺してるはずだったんだが、
いつきが生きているということは失敗したようだ」
 「ミカエル・カミサン?本物のアスカちゃん?」
(続く) 

改作「写真を選ぶ」

2009-03-09 20:30:09 | 小説
改作「写真を選ぶ」

 「最後の写真が多分もとこ先生だなあ」と
くそたが言うと、
 「甘いなあ。最初だよ。
最初のが一番肌の色が黒い。
それに、最初に誰かに自分の背中を撮らせて、
それを生徒たちに見せて安心させたんだよ」と
ホウセイが言うと、
 「なるほど、どうりで女生徒たちが落ちついていて、
もとこ先生ともとめ先生だけがにやけていたわけだ」と
木太郎も同意する。
 「でもさあ、これを持ち帰った時にバレるんじゃない?」と
永久がもっともな疑問を抱く。
 「もとこ先生のことだから、
きっとその辺は何か企んでいると思うぞ」と
ホウセイが言う。
 「そうだとしたら、ぼやぼやしていると、
カメラ取り上げられるぞ。
早く、選抜しよう。俺は決めたけどな」と
木太郎はいう。
 「そうだ。早く決めよう。
俺は最後の1枚で悩んでいる」
おちたは言う。
 すると、木太郎の予想のとおり、
ノックの音がした。
 くそたが扉を開けると、
もとこがいて、
「後、5分よ」と言いに来た。
 「わかりました。5分だけお待ちください」と
くそたはそう言うと、扉を閉めると
小声で「木太郎の言うとおりだ。
多分、時間が来たら、自分で取りにきて、
メディアを取り替えて、全部消去したといって、
女生徒に確認させる気だ」と
ホウセイが小声で言う。
 「そんなことはいい、早く、早く」と
くそたがデジカメのディスプレイ上に
現れる写真を
何度もホウセイに言って移動させて比較しながら、
2枚の選択に頭を悩ませている。 
(続く)

第?弾「変態?みそ汁ババア」

2009-03-09 19:51:57 | 小説
第?弾「変態?みそ汁ババア」

 何かどこかで嗅いだような臭い
においがしたかと思うと、
厚化粧の白塗りババアが
「あほー、あほーとうるさいざますよ」と
派手な格好をして現れた。
 「何だすか、
みそ汁ババア、
僕に近づくなと言ったじゃないだすか。
今は大事な訓練中だす。
みなさん、僕はあのババアを退治してくるだすから、
みなさんは無視して続けてくださいだす」と
あおむはそう言うと、そのババアに所に駆け寄ってくる。
 「ご、ごめんなさい、あおちゃん、
どうしてもあおちゃんが
教壇に立っているところ見たかったんざます」
 「なんだすか、
その言葉使いは
ババアはみそ汁だけを作っていればいいんだす。
それに何だすか。その趣味の悪い格好はさっさと帰るだすよ」
 「そんな、あおちゃん」と
ババアは言うと泣き出す。
 「嘘泣きは選挙のときだけでいいだすよ。
僕はひっかからないだすよ」
 「あらあら、そんな」と
ババアはすぐ泣きマネをやめる。
そして、龍之介の顔をじろじろ見ると、
 「どこかで見た顔ざます」と言ったとたん、
 「ババア、
そんなにじろじろ見たらぶっ殺されるだすよ。」
 「あらあら、この子は不良なの?
あー、怖い、怖い」
 「ババア、失礼だすよ。
とにかく、さっさっと消えるだす」
 「せめて、校長先生だけにでもご挨拶を」という
ババアが手に持ってる手みやげをあおむは見ると、
 「これは僕が預かっておくだすよ。
さあ、さっさっと消えないと大変なことになるだすよ」
 「この子はそんなに凶暴なんざますかあ」
 「違うって言ってるだすよ。
こちらの龍之介くんは
あの高名な大玉教授の甥っ子だすよ。
失礼なことを言うと教授に殴られるだすよ」
 「あらあら、失礼ざます」と
ババアはそういいながらも龍之介の不細工な顔をじろじろ見て、
 「じゃあ、大玉教授にご挨拶だけでも」と
ババアはしつこく居座る。
 そこで、
 「ご一緒しますわ。お母様。
ご挨拶が遅くなりましたが、
あおむ先生の同僚で花久もとえでございます。
あおむ先生にはいつも大変お世話になっております。
よろしければ、私が大玉教授の家までご案内しますわ」
 「いいだすよ。
もとえ先生、このババアは調子に乗せると怖いだすよ。」
 「いえ、私ご案内します。いいですわね。あおむ先生」
 あおむはババアには強くても
もとえには凄く弱い。
 「すまんだす。
ババア、もとえ先生に変なことしたり、
変な話しをしたら、後でただじゃすまないだすよ」
 「あおむ先生大丈夫ですよ。
さあ、お母様、
ご一緒に大玉教授にご挨拶に伺いましょう」と
もとえは言うと、
ババアを連れてさっさと教室を出て言ってしまう。
 あおむは見て見ぬフリをしている校長たちに向かって、
 「すまんだす。うちのババアが。
さあ、みなさん稽古を続けるだす、
龍之介くんこれはこの前のお詫びだす」と言って、
ババアが持ってきた手みやげを龍之介に手渡すと
、また「あおー、あおー、あおー」と
変な稽古を始めた。
 
 龍之介はうまく取り残されたので、
手みやげを持って一人教室へ戻っていった。
(続く)

レイジー編「題名が下品だな」

2009-03-09 18:34:34 | 小説
レイジー編「題名が下品だな」

ブエナビスタ「水木が死んだって?」
観月「寝込んでいるだけでしょう」
ブエナビスタ「デルホイと松波だけの改作は
下品になったな」
観月「ちょっくらメールしておきます」
ブエナビスタ「そうしてくれ」
観月「退屈な男はスブタさんですか」
ブエナビスタ「違うよ」
観月「やっぱり」
ブエナビスタ「それより本編また止まりだしたぞ」
観月「いやー、第三弾、
カミサン伝説、これとできついですよ」
ブエナビスタ「ライター募集するか?」
観月「いいのがいればいいんですがね」
ブエナビスタ「ゴッホみたいのじゃしょうがないし、
水木の復帰を待とう」
観月「同意」
(続く)


第10弾「ルックスだけの男」

2009-03-09 16:24:36 | 小説
第10弾「ルックスだけの男」

 --あそこで手を挙げているのが彼だわ。
ブランドものの仕立ての良さそうなスーツを
さりげなく着こなしていて
ルックスだけなら最高なのに…。
惜しいわね--
 「お待ちになった?」
 「いいえ、それほどでも」
 --それほどでも?
あたしは時間どおりにきたのよ。
他に言い方しらないのかしら?--
 「ごめんなさいね。急に呼び出したりして」
 「いいえ」
 「実は、今日呼び出したのは、
この前のお見合いのことなんですけど……」
 「そのことでしたら、
私の方があなたにお聞きしたかったんです。
どうして、断られたのですか?
私のどこが気にいらないのです?」
 --どこがですって?ずうずうしい。
よっぽど自分に自身があるのかしら?--
 「ええ、あなたが別にきらいなわけじゃないんです」
 「はあ」
 「私とはなんとなく合わないんじゃないかと思いまして」
 --やっぱり、
仲人の手前もあるからはっきり言うのはよしましょ--
 「一度話をしたぐらいで
そんなことわかるのですか?」
 --鈍いわね。
あたしが遠回しに言っていることぐらい気づいてよ--
 「ええ、はっきりとはわからないけど、
だいたいわかりますわ」
 「そうでしょうかね?
わたしには理解しかねますが」
 --じゃあ、どうしろっていうの?
まさか、私に説明でもしろっていうの--
(続く)

改作「半ケツ写真を2枚選ぶ」

2009-03-09 15:19:28 | 小説
改作「半ケツ写真を2枚選ぶ」

 「これは少しやばいから俺の部屋で選ぼうぜ」
くそたが言うと、4人もすぐ頷き、くそたの部屋に行く。

 「背中くらいでやばいだって」
今度はアユメも笑う。
 もとこには背中の一部だけ撮って、
肌のきれいさを競うと聞かされていただけに、
首の下からひどい場合はケツまで撮影されているとは
生徒は思っていなかった。
知っているのはもとこともとめだけだった。
 「今度は前からおへそだけ撮りましょうか」と
もとこが言うと、
 「それは」と
ヒトメが言うと、
 「ああ、でべそなんでしょう」と
アユメがからかうと、みな大笑いした。
 「じゃあ、明日はおへそね」と
もとこはにやりと笑った。
 「先生、イヤだ」と
今度はレイカが言うと、
 「あなたもでべそだったの」と
もとこにからかわれて、レイカの顔が真っ赤になる。
 「ああ、本当なんだ」と
アユメが言うと、みんな大笑いした。
 「明日はアスカさんにも参加してもらいましょう」と
もとめが真顔で言うと、
 「えー、本当にまたやるんですか」と言いかけて、
ひさめは黙り込む。
また、でべそとからかわれると思ったからだ。
(続く)

第三弾「たまおの奇想天外な推理」

2009-03-09 12:21:10 | 小説
第三弾「たまおの奇想天外な推理」

 「謎は、
1,何故、懐中電灯を隠したか、
2、何故、ブレーカーを一時落としたか、
3、何故、電話を通じなくしなたのか、
4、何故、玄関の扉を開けなくしたのか、
こんなところかな」と
賢明が言うと、
 「それに、
5、何故、ゴミ箱にある懐中電灯を見つけたのか、
6、何故、永久を殺す必要があったのか」
たまおが付け加える。
 「そうね。
何で犯人はゴミ箱にある懐中電灯を見つけられたのかしらね、
それに永久くん殺しの動機が
よくわからないわね。
永久くんの部屋にあるもので、
永久くんが殺されたわけではなさそうなので、
衝動的ではなく計画的なわけよね」と
サヤが言うと、
 賢明が「懐中電灯の方は
犯人がキミカがゴミ箱にいるところを
目撃していたんだよ。
だから、懐中電灯と言っても動揺しなかったんだよ。
むしろ、肝心なのは動機だな」と言うと、 
 「なるほど、そうか。犯人の目星がついたぞ」と
たまおが言うと二人に自分の推理を話す。
 「うーん、そういう発想があったんだな」
 「さすが、たまおくん」
 「そうすると、試す必要があるわね」
 3人はたまおの意外な推理に同調し、
あることを試すことにした。
(続く)

改作「ディスプレイ上の半ケツ写真とコンテスト」

2009-03-09 07:05:26 | 小説
改作「ディスプレイ上の半ケツ写真とコンテスト」

 ホウセイが1枚目の写真を見ているところを、
永久とホウセイが覗き込む。
 「たしかに、凄い、しかし」
 永久が考え込む。
 「そうだよな。そう甘くはないよなあ」
 おちたは想像していた程過激でなかったので、
がっかりしている。
 「俺、これで充分、
明日はもっと凄いのにしてもらえばいい。
1回目から凄いと大変だ」
ホウセイはにやけている。
 「たしかに、これはこれでいい」
永久も頷く。
 「次、早く」
 「まあ、ゆっくりと」
 「最初にさらっと見て、その後、ゆっくりと」
 「じゃあ、次」
 「うあー、半ケツだ」
 「本当だ」
 「え、でもちょっとだろう」
 「だから、半ケツなんだよ」
 「意味わかってんの?」
 「次は全部かも、次以降」
 「おおっと、これこそ半ケツじゃないか」
 「前のに比べるとな」
 「いい、次行こうぜ」
 「あと3枚か」
 「おお、凄いくびれに
4分の3ケツだだんだんと凄くなるなあ」
 「あと2枚、次」
 「あれ、また半ケツだあ。」
 「でも、まあ、いい、最後」
 「もとこ先生のことだから、きっと」
 「出た。凄い」
 「全ケツ出た」
 にやける3人のところに、
くそたと木太郎が戻り、覗き込み、
いきなり凄いのを見て声を上げる。
 「ずるいぞ、おまえらだけで」
木太郎が言うと、
 「オタクがハナクソつけるからいけないんだぞ」
 「そうだ、ハナクソ野郎」
 「俺は鼻をほじってだけだ。」
 「とにかく、俺たちにも見せてくれ」
 「俺たちもゆっくりはまだ見てないんだ」
 「最初からゆっくり見るから、2枚選べよ」と
ホウセイが言うと、他の4人は頷く。

 女子たちは何か食べて飲みながら、
 「男子って単純よね。背中くらいの写真で」と
ヒトメが言うが、もとこともとめはにやけていた。
(続く) 

第10弾「しつこい男」

2009-03-09 06:58:19 | 小説
第10弾「しつこい男」

 しかし、見合いの相手の
大野は納得できなかったらしく、
返事を聞いた翌日、
仲人を通じその理由を尋ねてきた。
そこで、洋子は
 「私はまだ22才で、結婚にはまだ早く、
もっと社会を見てみたい」という
ありきたりの理由を返答した。
 だが、大野は納得しなかった。
 「それなら、なぜ見合いをしたのだ?」というのである。
 仲人から大野の様子を聞いた洋子は、
仲人に「それじゃあ、彼に今度の金曜日の六時頃
この前のレストランの隣にある
喫茶店アローに来るように伝えてください。
私が直接お話しますわ」と申し向け
彼と会うことにした。
 もちろん、洋子は彼と付き合う気などまったくなかった。
もともと勝ち気な洋子としては、
大野があまりにもしつこいので
はっきりいってやろうと思っただけである。
(続く)

レイジー編「水木が死んだ?」

2009-03-09 00:35:10 | 小説
レイジー編「水木が死んだ?」

あおむ「水木が変死したらしいって本当だすか」
オハラハン「風邪で寝込んでいるだけじゃないの」
あおむ「メールをしても返信ないだすよ」
オハラハン「死んでたら、
家族から死にましたって帰ってくるだろう」
あおむ「そうだすなあ。
お通夜ぐらい出たいだすよなあ」
オハラハン「俺も風邪気味で、目も肩も痛い」
あおむ「まあ、ここ数日様子を見るだすか」
オハラハン「ところで、
レイジーって、スブタ?」
あおむ「名作退屈な男をパクったところを
見ると多分そうだすよ」
オハラハン「そう言えば、
あおむの新作終わっても無風だな」
あおむ「...」
(続く)

レイジー編「レイジーの新作?」

2009-03-09 00:13:44 | 小説
レイジー編「レイジーの新作?」

松波「レイジーの新作、
本当、しょっぱなからタイクツだよな。」
デルホイ「センスないねえ。
とんちんかんな奴らといい勝負だ」
松波「でもとんちんかんな奴らは
2行読んだだけだけど、ひどかったなあ」
デルホイ「ゴッホには誤字・脱字等の訂正だけ
やらしておけばいいんだよ」
松波「スブタのせいじゃないよ。強制終了は」
デルホイ「というより、ボツネタだろう」
松波「改作も、改作のBADENDも
何か変な方向に走ってるし、あほー伝説といい、
本編は残りのミカエルの正体明かさないわで、
このブログ持つのかなあ」
デルホイ「水木なにやってんのかなあ」
松波「変死してるとか?」
デルホイ「まさか」
(続く)