レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

レイジー編「わざとアップをやめてるな」

2009-03-13 22:05:30 | 小説
レイジー編「わざとアップをやめてるな」

A「わざと今日アップしてる奴と
逆にアップしていない奴がいる」
B「そんなにずる賢いかな」
A「多分いや絶対。
賢いじゃなくてずるいだけだよ」
B「といって、オタクも?」
A「いや、幸男、イケメン永久、
カミサン伝説でハンドルなし、
俺ならもっと頭を使うよ」
B「楽しみにしてるよ」

カミサン伝説「13日は金曜日編」幸男作

2009-03-13 20:03:13 | 小説
カミサン伝説「13日は金曜日編」真面目なカミサン屋作

 「明日13日は金曜日だぞ」
 「それがどうした」
 「知らないの」
 「何が?」
 「ジェイソン」
 「アメリカの建国記念日だっけ」
 「もういい」

 俺が悪かった。
あほーの龍之介に聞いたのが悪かった。
信用しない奴は痛い目にあえばいい。
 いや、知らぬが仏かもしれない。
 俺は忘れもしない。13日の金曜日。
生まれて初めて足を捻挫した日。
手を骨折したことはあったが、
その激痛は骨折とは比較にはならなかった。
 初めて犬のうんこを踏んだのに気づかず、
家に帰り、母ちゃんに殴られた日。
 そして、もうやめよう。
過去を振り返るだけで明日が恐ろしくなる。
 今はインチキかもしれないが、
魔よけの効果があると言われる
カミサンの像に頼るしかない。
 本当は、明日は一日家にこもっていたかった。
 しかし。
なんと、飛行機で北海道へ日帰りで出張だ。
まあ、飛行機が落ちることはないだろうが、
とてもイヤな予感がして怖い。
 ネットで購入したカミサンの像の説明書によれば、
この小さな像を付属の布で磨き、
付属の紐付きの小袋に入れてお守りのように首にかけ、
毎朝、飲食の前に
「カミサン、カミサン、カミサン、今日も幸あれ」と
大声で叫ぶだけで、不幸を避けられるという。
 はっきり言って、インチキくさいが、
過去を振り返れば、試してみる価値はある。
 購入してまだ半月足らずだが、
今のところ自分の知る限り、
自分はもとより家族や友人にも不幸な出来事は起こっていない。
 といっても、明日でこの像の効果が本物か否か実証されるわけだが。

 怖さのせいか、
緊張のせいか昨日はほとんど寝られなかった。
起きると同時に枕元においてあった
カミサンの像を付属の布で磨き、
付属の紐付きの小袋に入れて首にかけ
「カミサン、カミサン、カミサン、今日も幸あれ」と
大声で叫んだ。
 後は成り行きにまかすだけだ。

 ふー、無事に家に戻ってきた。
この像のおかげかもしれない。
時計を見るともう午後11時だ。
どうにかクリアしたようだ。
風呂に入るのも面倒なのでこのまま寝よう。
 
 翌朝目が覚めた。もう6時だ。どこも異常がない。
やった。カミサンの像のおかげだ。
喉が渇いたので水を飲む。
 油断した。
その前にアレをやらなければいけなかった。
 そして、時差を忘れていた。
どこかの国ではまだ13日。
そして、13日は金曜日だ。
何か心臓がバクバクしてきた。苦しい。
カミサンの像よ助けてくれ。
しかし、像がない。枕元にあるはずの像はない。
 息苦しさをこらえながら、
カミサンの像が入っていた箱を探す。
あった。その中の説明書の中の注意書きを読む。
 「カミサンの像は人を守るための像です。
ですから、儀式を忘れても罰があたることはありません。
ただし、カミサンの像は
あなたに忘れられた悲しさのため消えるでしょう」
 ふー、もう一寝入りしよう。
 
 以上は本当の話です。
みなさんもお一ついかがですか。
13日の金曜日が終わりに近づいた
今ならお安くしておきますよ。
(終)  

ホワイトデー企画「本命を捜せ」イケメン永久作

2009-03-13 19:02:15 | 小説
ホワイトデー企画「本命を捜せ」イケメン永久作

 あー、昨日も飲み過ぎた。頭が痛い。
永久が時計を見るともう11時だった。
慌てて起きたが、今日が土曜日だということに気づいた。
 昨夜は何軒はしごしたことだろう。
親友の木太郎と二人だけだったが
本当に久しぶりに楽しい酒だった。
 13日にもかかわらず、その日は営業現場に直行し、
夜会社に戻ると例年どおり机の上には
チョコがたくさんおいてあった。
ほとんどが義理だが
明かに本命チョコだと思うものがひとつだけあった。 
 
 顔を洗って、遅い朝飯を食う前に、
さあ、誰が本命チョコをくれたのか、
確認しようとしたが、
紙袋にいれたはずのチョコが鞄の横にはない。
念のため鞄の中も探すがない。
玄関をはじめ部屋中を探すが、どこにもない。
忘れた。
 永久はスーツのズボンのポケットを探す。
タクシーの領収書はあった。
時間を見ると今日の3時10分だった。
財布を捜すと金もある。
おそらく、普段持たない紙袋だけを
どこかに忘れたのだろう。
タクシーの中か?
永久の記憶では3軒目のスナックに入るまでは
確かに持っていた。
 永久の記憶では
昨日は居酒屋、カラオケ、スナック、ラーメン屋とはしごした。
 まず、タクシー会社に電話してみる。
レシートがあったので確認は簡単だが、
答えは忘れ物なしだった。
すると、ラーメン屋かスナックか。
スナックなら行きつけだから、
ちゃんととっておいてくれるだろう。
問題はあのラーメン屋に忘れた場合だ。
結構、客が多いし、店員もガラが悪かったので、
あそこへ忘れたらもう戻ってこないと考えた方がいい。
 はっきり言ってチョコはどうでもよかった。
誰が本命チョコをくれたかが問題なのだ。
永久の所属する部署には
女子社員がバイトと派遣を入れると全部で8人。
そのうちの一人だけが見るからに
大きく高価そうなチョコを
永久のデスクの上に置いてくれたのだった。
永久はどうしても気になったので、
少し時間が早いかとも思ったが、
スナックのマスターの携帯に電話した。
 「永久さん、昨日はどうも。どうしたんですか。」
ああ、だめだ。マスターの声でわかった。
 「いや、忘れ物してないかと思ってさあ」
 「まさか、あの紙袋なくしたんですか」
マスターはいきなり核心をついた。
 「たしか、
木太郎さんと互いにチョコを見せろとか言い合って、
これは明日の楽しみだから駄目だとか、
楽しくやってましたからね。よく覚えてますよ」
とのこと。
 
 ということは忘れたのは
あの感じの悪いラーメン屋しかない。
ネットで電話番号を調べて連絡するが
そういう忘れ物はないとがちゃりとすぐ電話を切られた。
 ああ、最悪だ、これから約一月本命探しに奔走することになる。

 永久は3月7日現在3人まで候補を絞ったが、
そこから先が難しかった。
 その夜、偶然、木太郎から電話がかかってきた。
実は、あの日、
木太郎もチョコの入った紙袋をなくしたというのだ。
 木太郎もまったく同じ状態で候補を3人に絞ったが、
それからが定まらないと。
 木太郎が最初に考えたのは
3人全員を14日夕食に誘うという方法だが、
万一複数にOKされたら困るということで、
考えあぐねて永久に相談してきたとのことである。
 永久も実は同じことを考えたが、
永久が断念したのは、木太郎と違い、
その事実がバレたらまずいということだった。
 結局、二人が最初に考えた方法はリスクが大なので、
別の方法がないか二人でああでもないこうでもないと、
いろいろとない知恵を絞ったあげく、
一つの方法にたどりついた。

 3月15日夜木太郎からメールが来た。
彼女は本命チョコの贈り主じゃなかったが
うまく言ったと。
永久は俺も同じだとすぐ返信した。
(終)

カミサン伝説「ホワイトデー編」

2009-03-13 17:11:20 | 小説
カミサン伝説「ホワイトデー編」

 ケンタは今度のホワイトデーに
キミカに何をお返ししたらいいか
校庭の片隅で悩んでいた。
 ケンタはキミカから
バレンタインデーにチョコレートを
プレゼントされたものの、
その後、まったく進展がなかったので
不安にもなっていた。
 あの日は土曜日で学校が休みだったので
ジャージ姿に汚いトレーナーでくつろいでいたところ、
突然キミカが訪問してきたので、
慌ててそのままの姿でチョコを
受け取ったのがまずかったのか。
 それとも、
自分の家があまりにもみすぼらしいのが悪かったのか、
はたまた、
インチキくさいが願い事を一つだけ叶えてくれるという
カミサン伝説のおかげにすぎなかったのか。
いろいろと考えていた。
 そこへ、キミカの親友のネネが声をかける。
 「何たそがれてるの」
 「いや」
 「どう、例のカミサン伝説効果あったでしょう」
 「ああそうだけど」
 「でも、あれ嘘だから」
 「えー」
 「そうよ。キミカの気持ちは本物だったんだけど」
 「だけど?」
 「その後がねえ」
 「後って」
 「だからキミカ機嫌が悪いんだ」
 「でも、まだ間に合うかもよ」
 「えっ」
 「今度こそ、本当のカミサン伝説教えてあげる、
でもやっぱりやめておこう、どうせ信じないから」
ネネはわざとケンタをじらす。
 「信じるよ。本当。教えてくれよ」
 「でも、前みたいに他人に話しちゃだめよ。」
 「何で知ってるの。」
 「だって、あんたもそうだけど、
ティッシュ飲み込んで運ばれたのほとんどうちの病院だもん」
 「そうか、ネネの実家って病院経営していたんだっけ」
 「そうよ。
キミカがケンタくんの思いが本物か確かめるためだけに
あんな話しをしたのに、あちこち言いふらして」
 「ごめん。それで、今度は」
 「カミサンは意地悪じゃないわよ」
 「簡単よ。でも、ある意味命がけよ」
 「怖いなあ。」
 「じゃあ、やめる」
 「わかった、教えて」
 「いい、この硝子の小さな像を
これから7日間肌身離さず、
持ち歩くの。風呂に入るときもね」
 ネネは小指の先くらいの編な硝子の像を
ケンタに見せる。
 「ええ、それは無理だよ」
 「小さいから、口にくわえて入るか、
鼻の穴に入れるかすればいいでしょう。」
 「なるほど、それで」
 「そうしたら、自分の気持ちを像に祈って、
カミサンを三回復唱して、
像をきれいな布で磨いて、
誰にも見つからないところに隠すの。
ただ、それだけ」
 「なんだ。風呂に入るとき以外は簡単じゃないか。」
 「そう思うでしょう。
でも、不思議とその像は壊れたり、
他人に見つかっちゃうんだなあ。
なんせ、小さいし、硝子で出来ているからね、
眠っている時に壊す人が多い見たいよ」
 「いや、ちゃんと柔らかい布で包むから
その辺は大丈夫だ。
で、命がけというのは」
 「うん、もし、失敗すると
その人の大事な人が死んじゃうの」
 「えー、キミカちゃんが死んじゃうの」
 「まあ、そういうこと。どうする」
 ケンタは考えた。恋の成就をとるか、
万一のためにあきらめるか。
 そして、ケンタは
 「今回はやめておくよ」
と答えた。ネネには意外な回答だった。
 「私の話しが信じられないから」
 「いや、嘘だと思うなら試してみるよ。
でも、本当なら、
俺がヘマしたら
キミカちゃん死んじゃうからそんなことは出来ないよ」
 
多分、
普通はここでキミカが感動するというオチが待っていると
思われるだろうが、本当のことを書いておこう。
 「えー、マジ、うざー、
その変な像を受け取ったことを聞いたことにして、
私をそんな危険にさらすのと言って、
完全にバイバイしてやろうと思ったのに」
キミカがイヤな顔で言う。
 「下手にあの時
からかうからこんなことになるのよ。
でも、いいじゃない。
ストーカーになるタイプじゃなさそうだから」
ネネは平気な顔で言う。
 「それで、その変な像はどうしたの」
 「ああ、賢明に同じ話しをしてあげちゃった」
 「賢明か。あいつのことだから、
今度こそマジでやるんだろうね」
二人は大笑いした。
 賢明は像をもらった翌日目を覚ますと、
像が割れていた。
 「やばい、やっちゃた。
でも、どうせ作り話だよな」と
賢明はそう呟くとその像をゴミ箱に捨てた。
 その後のことは読者様のご想像どおりである。
(終)

第10弾「危険そうな男2」

2009-03-13 16:19:02 | 小説
第10弾「危険そうな男2」

 「ねえ、落ちついて話をしましょ。
さっき、あんなこといって悪かったわ。
そのことなら謝るわ。
だから、私を乱暴するなんてそんな考えよして」
 「あなた、最近新聞読んでます?」
 --どうしたのよ。いきなり。
この人頭がおかしくなったのかしら--
 「えっ、いきなりなんですか」
 「このあたりがそうなんですよ」
 --なに?どうしたの?--
 「このあたりって?」
 「一月ぐらい前のことですけど覚えているかな?」
 --この辺に変質者でも出たっていうの--
 「一月前に事件でもあったんですか?」
 「一月前に事件はない」
 「それじゃ?」
 「でも、騒ぎはあった」
 「えっ?」
 「やっぱり新聞は読まなかったんですね。
最近のお嬢さんは新聞すら読まない」
 「あたしは違うわ。
ちゃんと、朝、新聞を呼んでます」
 「そうですか。でしたら、
覚えているでしょう」
 --確か……。まさか……--
 「まさか……」
 「そうです」
 「この先がその場所ですよ。
御覧なさい。
あそこを、ずっと奥に入った所に
敏江さんが眠っていたんです」
 --そうだった。
たしか、埼玉の山の中で
白骨の女性の死体が見つかったのよ。
でも、身元はわからないってことだったけど……--
(続く)

再リメイク「キモ男VSフォフォフォ」イケメン屋敷の謎「イケメン屋敷到着」

2009-03-13 15:56:53 | 小説
再リメイク「キモ男VSフォフォフォ」イケメン屋敷の謎「イケメン屋敷到着」

 「はふー、やっとつきました」
 カレイが、ほっとしたように背伸びする。
 「ここが永久の別荘か?
心霊スポットっていうからさ、
てっきり廃墟のようなものかと思ったけど、
これじゃまるで宮殿じゃん」
 木太郎が鼻をほじながら永久をおだてる。
 「いやーこれでも数年使ってないんで」
 永久はまんざらでもない顔をして頭をかく。
 永久ファンのヒラメは
 「やっぱり御曹司は違うのね。
ここに白馬でもいれば王子様よ」
 水をさすかのようにカタロウが
 「永久くん、ええと門の鍵はどこかな...」
 永久はもたもたしながら、鍵束をいじる。
 「貸してくれ。」
 横からカタロウが鍵束を奪う。
 「これだよ」
ガチャ
 「凄い!やっぱりカタロウ先生は違うわね!」
 本作のヒロインになるかもしれない
アユメは声をあげた。
 カタロウはアユメの言葉に気を良くしたのか、
そのまま門をあけると枯れ草の下の石畳を
まっすぐ屋敷の扉に向かった。 
 「次はこれよ」
 「うあーすごい。また、ぴったりよ」
 アユメが大きな瞳をパチクリさせながら言う。
 「誰にでも得意技ひとつくらいあるのに。
あのセンコウ調子に乗りやがって」
 木太郎は周りからちやほやされる
カタロウをみて嫉妬深くつぶやいた。 
 「鍵ぐらい、いいじゃないかよ。
好きにさせろよ。木太郎。
どうせ冴えない教師がちやほやされるのは
こんなことぐらいなんだから」
 エイタは木太郎とは違った意味で、
カタロウをバカにしながらにやっと笑って言う。
(続く)


これがたった2拍手のカミサン伝説勘違編だ

2009-03-13 14:44:44 | 小説
さあ、誰だかしらないが、千文字に投稿して
たったの2拍手だった。オハナハン作の駄作だ。
晒すぞ。これが、あほーあほーあほー編とリンクしているのだ。


カミサン伝説勘違編

 「あおー、あおー、あおー、
カミサン、カミサン、カミサン」
「あおー、あおー、あおー、
カミサン、カミサン、カミサン」
あおむは必死に声を上げる。
 「自分の名前の先頭二文字を伸ばして三回復唱し、
続けてカミサンを三回復唱せよ。
これを2度行った後心の中で願い事を一度だけ念じ、
再度、自分の名前の先頭二文字を伸ばして、
カミサンを三回復唱し、
最後に天に向かって手のひらを三度叩け、
さすれば願い事は一度だけ成就するであろう」
 あおむは真カミサン伝説を信じ、
 「妻が死にますように」と心に念じると、
 「あおー、あおー、あおー、
カミサン、カミサン、カミサン」
パチパチパチ。
最後に手を3度叩いた。
 「これで完璧だ」
ふーとため息をつくと一服し、
あとは彼女が死ぬのを待っていた。
 うさんくさい、インチキだと言われていた
カミサン伝説の中で唯一真実の真カミサン伝説を、
あおむは昨日同伝説研究の第一人者である某教授から
ある手段を使って教えてもらったばかりであった。
 携帯が鳴る。自分の母親からだ。
チウメが今さっき交通事故に遭い、危篤だという。
確信したとおりだ。
それにしてもこんなに早く願いが叶うなんて。
あおむはタクシーに乗り
母親に教えて貰った病院に駆けつけた。
病院に行ったときにはすでに妻は息絶えていた。
妻には5000万円の生命保険金が掛けられていた。
彼の狙いはその保険金だった。
 あおむは妻の葬儀等を終え保険金を受け取ると、
例の某教授のところへ挨拶に行った。
もちろん何を願ったかは秘密にして。
 某教授はあおむの顔を見るなり、
すまなさそうにいきなり頭を下げた。
 「クリュウくん申し訳ない。
君に教えた伝説をわしは勘違いしていた。
そのせいで奥さんがあんなことになるとは。
そんな怖い顔しないで許してくれ」
 あおむは驚きで怖い顔になっていただけなのだが、
教授はあおむが文句を言いにきたと
勘違いしてひたすら頭を下げると、
あおむが話を聞きだすためにプレゼントした
某アンティーク時計をおそるおそる手渡すと
最後は土下座して、
このことは絶対に秘密にしてくれと、
涙ながらにあおむの許しを乞うた。
 
 あおむは
「わかりました。教授。もう頭を上げてください。
ただ、その勘違いを教えてください」と、
土下座したままうつむく教授に訊いた。
 「実はわしは名前といったが
氏の間違いじゃったのだ。
それと間違って復唱すると災いが起こる
ということを言い忘れてしまったのじゃ、
本当に申し訳ない」
 「そうですか。これも運命です。
もうこのことは完全に忘れてください」
粟生(あお)あおむは
そう優しく言うと教授室を後にした。
(終)

改作「さあ、発表だ」

2009-03-13 12:10:50 | 小説
改作「さあ、発表だ」

 おちたが戻ってくると、
女子は下を向いて笑っている。
おちたはすぐ気がつき、
 「てめえ、話しただろう」と
木太郎の頭をはたく。
 それと同時くらいにもとこが現れる。
 「デジカメの画像はちゃんと
消去したから安心してね」と言って、
デジカメの裏を見せて画像なしの表示を女性徒に見せる。
 「そんなことより、
木太郎くんから聞いたんですけど、
207号室行きの罰と
そうじゃなくなるご褒美は本当ですか」と
ひさめが訊くと
 「そうよ。それじゃなきゃ、
つまらないじゃない。」
もとこは平然と言う。

 そして、ホウセイとくそたが
大きめの紙を持って現れた。
 「えー、これから集計結果を発表します。実は」と
ホウセイが言いかけると、
 「木太郎くんが説明済みみたいだから、
集計結果だけ発表してくれればいいわ」と
もとこがホウセイを制して言う。
 「そうですか。
では、全部で12票を順不動で発表します。」
(続く) 


レイジー編「ホワイトデーか13金かあおむの改作」

2009-03-13 07:18:34 | 小説
レイジー編「ホワイトデーか13金かあおむの改作」

松波「忘れてた!」
デルホイ「しまった」
松波「あおむの改作を」
デルホイ「でも、
なんと昨日のクソ嵐の日にアクセスが
大幅にあがってる」
松波「いや、タイトルに皆さん騙されたんだ。
決してあおむの改作が不評な訳ではない..
と信じたい」
デルホイ「しかも、
ホワイトデー企画に13日の金曜日だ、
せっかくの本編のリメイクも無駄になったし、
がんばるしかないぞ」
松波「でも、昨日のにあきれて、
今日はほとんどアクセスしてくれないだろうな」
(続く)

第10弾「危険そうな男」

2009-03-13 07:15:08 | 小説
第10弾「危険そうな男」

 「まだですか」
 --どうしたのよ。
この人、笑っているじゃない--
 「なに笑っているんですか」
 --笑っていないで。
なにか、いってよ--
 「おかしいわ。ここどこなの」
 --まだ、笑ってる--
 「ここはどこなんですか?」
 --答えないで笑ってる。
この人変。変よ!もしかして……--
 「あんた、なに考えているの。
私をどうかする気?」
 --なによ。なに笑ってるのよ。
この人変質者?--
 「私の質問に答えないなら、
ここで降ろしていただくわ」
 --笑ってる。やっぱり、そうよ--
 「降ろして!車を止めて!」
 --駄目だわ。
さっきよりスピードをあげてきたわ--
 「車を止めて!止めないと、警察に訴えるわよ」
 --また、スピードをあげてきた。
止める気はないのね。
こうなったら、力づくで……。
待って、このスピードでそんなことしたら、
危ないわ。どうしよう?--
 --助けを呼ぼうにも、
人はおろか、車もいないし……--
 --どうしよう?……。
この人、もしかして、
さっき、私があんなこといったもんだから……--
(続く)

レイジー編「またまた13日の金曜日」

2009-03-13 00:31:13 | 小説
レイジー編「またまた13日の金曜日」

ブエナビスタ「凄いというか
ひどい1日だったな。」
観月「たしかに。
どこかのあほーが1日間違えじゃないかと」
ブエナビスタ「そうかあほなら間違えそうだなあ。
ずっと家に籠もっていて1日間違えるとか。」
観月「俺ならやりそう。
13日の金曜日特別バージョン、
ジェイソン名で、
明日ああ、もう今日か、投稿しようかな?」
ブエナビスタ「余裕だね」
観月「まあ。」
(続く)

レイジー編「ホラ吹き先輩シリーズ化」

2009-03-13 00:05:24 | 小説
レイジー編「ホラ吹き先輩シリーズ化」

オハラハン「ホラ吹き先輩って、
どこかで聞いたような」
あおむ「知らんだすな。
あいつが現れてから、今日おかしくなっただす、
はっきり言って嫌いだす」
オハラハン「ということはあおむではないのか」
あおむ「僕を疑っていただすか。
あんな椅子クソ兄弟なんて
下品なタイトルはつけないだす。
千文字でも投稿して、0拍手になればいいだすよ」
オハラハン「なんで、そんなに怒っているの、
まさか、椅子クソ兄弟の一人はオタクか」
あおむ「違うだすよ。話しも知らないのに、
もしかして、オタク何か知ってるだすな」
オハラハン「はあ?」
あおむ「第?弾もくだらなくなる一方だし」
オハラハン「今日は押さえたんだよ。
これ本当。
それにしても、カミサン伝説に続き、
ホラ吹き先輩シリーズ化されそうだな」
あおむ「いらんだす」
(続く)