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映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

映像の世紀プレミアム(16)「オリンピック 激動の祭典」

2020-06-21 22:15:53 | テレビ
コロナ以来、BSプレミアムを見ることが多くて、
昨日は好きな「映像の世紀」を見て、やっぱりこの番組は良いなあ、と

初めは、「オリンピックね、今年は東京やったからね、興味がないけどなあ、」なんて思いつつ

近代オリンピックの創始者・クーベルタン男爵、フランスの人やったんか、
「参加することに意義がある」って小さいころ聞いてたなあ
チャスラフスカにコマネチ、懐かしい映像や
チャスラフスカは確かチェコスロバキアの人やったなあ・・
でも、今はこの国も「チェコ」と「スロバキア」になってる
歴史的なことはよく解らんけど

金栗四三を主人公にした大河ドラマ「いだてん」は見てなかったんだけど

オリンピックの始まり(1896年)から現在に至るまでをドラマティックに映し出されてて
戦争、政治、人種差別など
結局はスポーツと雖も、翻弄されてる、
それまで西洋諸国だけの参加だったことから、日露戦争後に「ストックホルム・オリンピック」(1912年)でアジアの日本に参加を呼びかけられた、
そのときに、金栗四三が参加、

そして、ヒトラーの権力を知らしめた「ベルリン大会」(1936年)、

1940年の東京大会から、第二次大戦をはさんで12年間も中止となったり、

また、
1968年の「メキシコシティー・オリンピック」ではアメリカでキング牧師が暗殺されたころ、
黒人選手が男子200mで1位になったアメリカのトミー・スミスと3位のジョン・カーロス、
そして2位のオーストラリアのピーター・ノーマンが表彰台に上ったとき
二人の黒人選手が黒いグローブをはめてこぶしを挙げ人種差別を訴えた



そのとき、ノーマンは彼らの意思を尊重
自らも、抗議のバッジを付けていた、

ただ、彼らが後ろで何をしていたのかは気付かなかった、
その後それぞれが帰国するが、母国では冷たくあしらわれ、

そして、後年ノーマンが亡くなったとき、葬儀に駆けつけたのはスミスとカーロス、
ふたりは棺を担いでる
このシーンはかなり胸に沁みた

東西冷戦下では、アフガン侵攻に抗議したアメリカがモスクワ大会(1980年)をボイコット、
日本もアメリカに従う、
柔道の山下泰裕やマラソンの瀬古利彦らは落胆

また、その報復にロサンゼルス大会(1984年)を東側がボイコット、
~このときはウチがビデオレコーダーを購入した年、録画したのん覚えてるし

ロス大会時、金メダル間違いなし、と言われてた瀬古は過度のプレッシャーで成績を残すことが出来なかった、
~私も「ん?」と思ったなあ・・スンマセン
彼のコーチが後に聖書の言葉を引用し「すべてにときがある」と語った、とか
う~ん、ようわかる・・

ナレーションが山田孝之さん
彼の声は今まで何度も見てるのに結びつかない
とっても良い

重いけど素敵な番組です



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