「ニュースの真相」

TRUTH　　2015年　　DVD



≪ストーリー≫
2004年、ブッシュ大統領の二期目の再選のころ、
CBSテレビのプロデューサー、メアリー・メイプス（ケイト・ブランシェット）は、
ブッシュの軍歴詐称疑惑をスクープする、
現大統領の過去の真実を暴露することで、協力を得る証人たちの裏付けがなかなか取れない中、
テレビ放送する枠に迫られ、真実を語っていると確信し、ダン（ロバート・レッドフォード）がアンカーマンのニュース番組で放送をする、

放送の反響は著しく、会社もスタッフも成功の手ごたえをもつ、
しかし、次回の放送は選挙後と間が開いてるなか、
ひとりのブロガーの指摘で彼らは窮地に陥る、

裏付けをするなかで、証言を覆す退役軍人、
ついには「内部調査委員会」が立ち上げられてしまう・・・



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久しぶりに手ごたえのある作品でした。
「スポットライト」の成功と反対に、ジャーナリストとして抹殺されるメアリー、
会社の保身、権力者の圧力、
真実を徹底的に追うのではなく、報道の信憑性を追及する世の中はいつも同じ、
「うそ」は言うな、と

映画を見ている中で、どうしても主人公サイドに立って見てしまいます、
しかし、「火のないところに煙は立たず」ではないのかな、と

「フロスト×ニクソン」を思い出しました、

ロバート・レッドフォードはやはり重厚で画面がとっても締まります、
長生きしてほしいなあ、って
ケイト・ブランシェットはやはりうまい

私は良かったです