CINEMAとMOVIE?

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映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

「プール」をもう一度

2014-03-26 12:39:04 | 映画・邦画
娘がこのシリーズ好きなんで彼女が借りてきました
印象が薄かったし、起承転結ないし、オチないし、・・と思いつつ、

2009年  DVD


何年前からここチェンマイへ来たのかはわかんないけど、
京子(小林聡美)が、娘さよ(伽奈)を母に預けてここのゲストハウスで仕事をしてるんだけど

しばらくぶりに母親に会う戸惑いみたいなものがありそうで

さよにしてみれば、
自分をおばあちゃんに預けて、好きなことやって、ぐれたりする心配はなかったんかなあ?、と尋ねます

でも京子はそんなことしないのん分かってた、と言い、
そのとき、京子はここへ来たかったと言います

さよは、来てみれば地元の子供ビーと一緒に暮らしているし、
なんとも、不可解な母の行動です

たぶん、娘の方は母親に対してとってもたくさんの確執があったんじゃないんでしょうかね
不思議と初めに再会するシーンでも、お互いに感情を現さず、
よく来たね、程度の言葉で
母は母なりにごちそうを作って気合い入れて待っていた、って感じなんですが

クールすぎて、はっ?、って

「かもめ食堂」「めがね」は萩上直子監督、でこれは大森美香監督でした、てっきり同じ監督とばかり・・
監督の思いは、
プールの水のようにゆったり、のんびり、自然に・・ちゅうことですかね

見終わって、娘に感想を求めると
やっぱり、さよサイドの見方、「気持ちよくわかる、」と言ってました

自らしがらみを外して自由に生きるってむつかしいよね



ただ、この映画、どのワンシーンをとっても、とっても癒されるセッティングでした
極ナチュラル、ナチュラル・・・

BGMがなくって、小林聡美が歌う「タイヨウ」と、もう一曲「きみの好きな花」だけ、これは良かった、ちょっと涙腺キタ