CINEMAとMOVIE?

英語&米語

映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

有川浩著・「空の中」

2011-04-22 12:03:59 | 読書
明日から公開の「阪急電車」
本は面白くって一気に読んじゃいました

映画は・・・行きません(^_^;)、邦画はあんまり見ないもんで・・(^0_0^)
でも、キャストはぴったり(^_-)

で、同作家さんの

「空の中」

<ストーリー>
200X年、20000m上空
日本で初めて作った超音速旅客機「スワローテイル」が試験飛行中、突然機体が爆発

同じように自衛隊の航空機の2機のうち、斉木が操縦していた一機が爆発

スワローテイルの設計者でもある春名高巳は、
事故の原因を調査するべく、岐阜基地に赴く

上空にUMA(未確認生命体=白鯨と名付ける)がいるために起きた事故であることが判明


斉木の息子・瞬(高校生)は、母をなくし、
高知にある父の実家で、今は亡き祖父の家でひとり住んでいる

事故が起きた同じ頃、浜で白いクラゲのようなものを見つけ
家へ持ち帰り、「フェイク」と名付け、隣の佳江と面倒を見ることに

フェイクは白鯨から剥落したものとわかり

双方違った角度からUMAとの関わりをすすめていく

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

高巳と光稀(女性航空自衛官)
瞬と佳江
スワローテイル操縦士の娘
そして、高知の宮じい(川釣りの漁師)

方向違いをすると宮じいが諭す
とっても人間的、
最後の章は泣ける

途中専門的なところにくると、ざっくり読む
著者はこっち系?

カタイ題材でありながら、
高巳の平易な言葉で軽くなるし

瞬たち若者のまっすぐなところも良い

こっちはSFで、
「阪急電車」(身近すぎ)とは全然違いましたね

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする