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映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

原口泉・「龍馬を超えた男 小松帯刀」

2011-02-22 11:42:34 | 読書
「小松帯刀」・・この人の名前が頭に入ったのはやっぱり「篤姫」を見てからですね
あの時は「瑛太」が演じてて、
(~そう言えば最近お父さんが亡くなられたんですね~

同時に「竜馬がゆく」を読み出して
彼の存在が幕末に、大きな影響を及ぼしていたと言うことが解り
またこの前読んだ「生麦事件」でも彼のことが出てきて、興味がありました
~昨年の「龍馬伝」はあまり見てなかったんですが~

たまたま本屋さんで目にして、

明治維新というととかく、坂本竜馬、西郷隆盛、大久保利通、桂小五郎(木戸孝允)、高杉晋作・・などの名前がメジャーで

小松帯刀などという名前はまったく聞いたこともないイメージでしたね

でも、竜馬は小説から作りあげられたイメージで
福山雅治、カッコイイ、みたいな

そのウラには彼らをバックアップしていた人物(=小松や島津ほか)がいたからこそなしえた改革だったと

自由人・竜馬を支えたうちのひとりだったことは確かだし
無血革命を希望したのも竜馬と同じ考えだったらしく

つまり、徳川慶喜を新政府に入れる予定が叶わなくなり、
~ここは、やはり竜馬が死んだことが大きいようです~
鳥羽・伏見の戦いや戊辰戦争に発展したようで・・

新政府に参入の要請にも再三再四請われ、やっと承諾
しかし、表舞台には立たず、その後病を理由に引きます

この本によりますと小松帯刀という人
穏やかで、英知に富んでて、経済面にも優れた能力を発揮したようですね

ちなみにこの著者、TV「篤姫」の時代考証を担当されたそうです