桜岡設計事務所のブログ

東旭川、桜岡にある設計事務所の日々の事、仕事の事、愉快な仲間達。

東北・山形の旅 その1

2017-03-26 09:08:14 | 旅行記
少しお休みを頂いて年に一度の家族旅行をしていました。
今回はだいぶ前から目を付けていた山形県に行く事にしました。
山形は神社仏閣・木造建築、美味しそうな食べ物・お酒、それから巨木が沢山あるんです。

東北地方は地理上は近い場所でも、旭川からだとなかなか交通の便が悪く、行き帰りの2日間はほぼ移動日。
わずかな時間をうまく利用して行きたい所と食べ物を堪能して来ました。

観光一日目のメインは神社仏閣。
まずは山形県の南部、米沢寄りの南陽という所にある熊野大社に行きました。
熊野大社は「東北の伊勢」と呼ばれています。


階段を上がると目の前に立派な茅葺き屋根の拝殿が現れます。


特にこの木彫りを観たかったんです。すごくないですか。


敷地内には大小さまざまな神社があって、どれも軒下の彫刻が面白いんです。
特にこの本殿の裏の彫刻の中に兎が三羽いるのを探すのが有名。
自力で三羽見つけると幸せになれるらしく、ここでは答えを書かないようにしますね。


次の行き先は山形名物の板そばを食べに、三百坊というお蕎麦屋さんを目指しました。
「坊」というのは宿坊の事で、昔はこの辺りに沢山の宿坊があったそうです。
建物は古民家を移築したもので広い土間や広間があったり、とても古く面白かったです。


今時期は「寒晒しそば」が出ます。春の山菜の天ぷらもほっぺたが落ちそうなくらい美味しかったです。
夏場は建物から見えるお庭も素敵だそうですよ。今時期はまだ残雪が多かったです。


お腹を満たした後は観光客が多く訪れる宝珠山立石寺に行きました。「山寺」と言われています。
天台宗の御山だそうで、松尾芭蕉が有名な句を詠んだ場所としても知られています。


険しい岩場や杉林のあちこちにお墓や供養仏があります。


多くの修行者が訪れた霊山でもあり、開山堂の岩の下には慈覚大師が埋葬されているそうです。




岩場のあちこちにお堂があります。岩の穴になっているあちこちから人骨が出ているそうです。


こちらもとても神聖な場所で、良いものを観る事が出来ました。


杉林に時々光が差し込みます。春の芽吹きの時期に来れたのも良かったです。
きっと蝉の声がする夏場も素晴らしいだろうなぁと思います。

山寺を観た後は鶴岡方面へ一気に移動しました。







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