画像は東海道新幹線の上り線路の拡大である。線路交換されたばかりのようで全体に錆が見受けられる。しかし驚くべきはタイヤコンタ(踏面)の接地幅である。長大編成の車輌が高密度高速運転しているにも関わらず錆が落ちている接地面は細く1本で安定している。新幹線電車のリム踏面勾配がどれ程のものか知らないが、直線で蛇行動のない安定した走行安定性を物語っている。
JR環状線「西九条」駅近くにある安治川隧道(川底トンネル)。両岸には荷物用を思わせる大型エレベーターがあり川底トンネルをつなぐ。1977年までは車用エレベータも運用していた。利用は無料で周辺住民の利用頻度も高い。ドラマでは3シーンほどここが使われているが利用者を待たせての慌しい撮影であったと想像される。
「匂いガラス」ロケ地 その1
「匂いガラス」ロケ地 その1
1986年に放送されたNHKドラマスペシャル「匂いガラス」脚本:唐十郎、音楽:中島みゆきによる切ないドラマ。1999年に自分のウェブサイト「齋藤秘密研究所」内でページを設け「雨月の使者」と共に紹介していた。特に「匂いガラス」のドラマは大阪を舞台に撮影されており、当時大学生だった自分はNHK大阪放送局で雑用のアルバイトをしていたこともありこのドラマへの思い入れは強かった。ドラマのエピローグやプロローグに映る小さな運河に架かる橋の橋脚の小さな中州はドラマ展開の大切な舞台であった。この中州のロケ地が何処であるのかずっと探していた。そして本放送から26年目にしてようやく自力で場所の特定となった。ドラマでは「安治川隧道」(安治川トンネル)もロケ地でありその周辺ばかりを探索していたのが見つけ出せなかった敗因。実際には安治川隧道からはかなり離れており、更に26年という歳月が周りの景色も変貌させていた。NHK少年ドラマシリーズと同じく「匂いガラス」「雨月の使者」に入れ込む人は少ないと思う。今回ロケ地を見つけたことでようやく想いに一区切りついたように思える。因みにゲーム業界に就職し初めて業務用ゲームの企画素案のモチーフにしたのは「匂いガラス」を真似てアンデルセン童話「雪の女王」だった。雪の女王に囚われたカイを助けにゲルダが雪の城に潜入していくというストーリ。テーブル筐体用として固定画面、サイドビューのアクションパズルだった。
「匂いガラス」ロケ地 その2
「匂いガラス」ロケ地 その2