Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

ナショナル シルバーカイロ

2009年03月08日 | 黄金カイロ
画像を良くご覧になって欲しい。ナショナルの黄金色の黄金カイロが銀色になっている。オークションで見つけた激レアプレミアムの「銀金カイロ」なのだ。とても高い買い物だった・・・というのは冗談。実は連日の使用で蓋やエッジ部分の塗装が剥がれていたのだが、剥がれかけた部分をぺリッと引いたところまるでビニール包装を剥くが如く簡単に一皮剥けてしまった。そして黄金改め銀色へと変貌したのだった。黄金カイロは製造工程の変遷で素材や塗装処理も様々バリエーションがある。研究所のコレクションにもスチルにクロムメッキ処理されたゴージャス初期ロットのものもある。まさに白金カイロと同じ肌艶重量感の一品だ。今使っているものは販売終焉時期のものでタンク部分はアルマイト、外装はアルミをプレス抜きしたものに薄膜塗装が施されたもののようだ。コストの見直しが何度も行われ製造工程も簡略化し、部材も安くなりパッケージも紙箱からプラの簡易梱包に変更となった。改悪仕様のゴム給油口も備わっている。ここからの給油は大切な火口を濡らし易く火口の寿命を早める恐れがあるうえに点火しなくなる。昔のように蓋を開け本体から火口を降ろして給油することを強く推奨する。この改悪仕様が黄金カイロのイメージを悪くし製品の終焉を早めた一因であると考えている。
コメント (2)
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