サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

僕が1番打者だ

2015-05-02 00:00:40 | 日記
ポニョ:この世界では、おいら達は劇を演じている役者だ、という例は分かり易かったけど、ディレクターである神様は全ての話の展開をすでに知っておられるので、面白くないのと違うやろか?

ヨシオ:ところがそうではないんや。ポニョは田舎の方によく行ってたから知っていると思うけど、田舎の人って、余り都会のように余興が無いので劇団とかが巡業に来ると、とても楽しんで役者たちに声をかけながら見られるやろ。

ポニョ:今は知らんけど、昔はよく三文芝居が田舎の街を巡業していたな。

ヨシオ:俺の家の裏に、以前そういう劇団が劇場を構えていて、田舎から都会に出稼ぎに来ている人なんかがよく見に来て繁盛してたな。俺もそこによく連れて行ってもらったんやけど、人気の役者なんかが出て来ると、お客さんがあちこちからその役者の名前を呼ぶ掛け声が聞こえてきたり、クライマックスシーンでは興奮して大きい声をかけたりして、なんか独特の雰囲気があったな。リピーターだらけやったしな。

ポニョ:大阪にもそんなとこがあちこちにあったよな。ほとんどがチャンバラモノやったけどな。おいらもおばあちゃんに連れられてよく行ったぜよ。赤城の山の~とか、清水の次郎長とかをよく覚えてるな。みんな、興奮してその劇の人物になったように涙を流したり怒ったりしてたな。

ヨシオ:ババもその劇のディレクターやなんやけど、そのお客さんたちと一緒で、帰依者の人たちや、学生たちが演じる劇を見られている時、その劇を演じている役者たちに感情移入をしてしまって涙を流されたり、大きな声で笑われたりしてその劇をとても楽しんで見られて喜ばれるんや。

ポニョ:ババが涙を流しながら劇を見られるんか。ちょっと意外やったな。

ヨシオ:ババの近くにいた学生がそれを見ていて驚いたんや。それも一回や二回ではないんや。ババはとても純粋な子供のような心を持っておられるので、目の前の舞台で繰り広げられる劇の物語にすぐに感情移入をされるんや。まるで純粋な心を持っている田舎の人みたいに。

ポニョ:そうやったんか。そう言えば、ババは子供の時から劇とかを自分で書いて自分で演出し、自分も登場人物となって演じておられたよな。

ヨシオ:そうそう、覚えてるかな。高校時代の友達の家でその友達と家族だけのために、劇のシナリオを書き、わざわざ舞台まで作り、自らも一つの役を演じて家族を楽しませていたな。

ポニョ:ああ思い出したぜよ。その劇は、本当はその友達のために書かれたんやろ。確か、ババは自分は神だけれど、その友達とは友人として付き合っていたから、自分の足に触れて帰依しなさいと言えなかったので、わざわざその劇のシナリオを書いてその友達が演ずるクリシュナの頭を、回し蹴りで蹴るシーンを作られたんやったな。

ヨシオ:もちろん劇では本当に蹴られていないけど、足が頭にかすったって言ってたな。とても怖かったって。

ポニョ:そら、誰でも回し蹴りを食らったら怖いよな。でも、その友達は後ほど、ババが有名になり神の化身として世界中から帰依者が来るのを見て、自分は本当にラッキーだと思うと言っていたな。自分が立っているだけで、神の御足が頭に触れる事が出来たんやから。本来は、自分が神の御足にひれ伏して額を御足に付けるんやけどな。

ヨシオ:ババは、このように劇が大好きで、学生や子供達がフェスティバルで劇を演ずるためにリハーサルをしているのを何度も見に行かれたり、演技の指導もされるんや。

ポニョ:この世界を創造された神の神聖劇が、今こうしておいら達の目の前に展開しているんやけど、ババはその劇のシナリオを書かれていて全ての劇の展開を知っておられても、この世界で起こる様々な事を楽しんでおられるんやな。

ヨシオ:以前、アメリカの女性にババが年月日を言われて、この日は何の日ですかと聞かれた話をしたよな。それで、その女性は、その日は、私たちの結婚記念日です。とか、誰それの誕生日ですとか答えていたんやけど、ある年月日だけ答えられなくて、その日は何の日だか忘れたから教えて下さい。とババに言った話があったやろ。

ポニョ:よく覚えているぜよ。それで、その日はその女性が主人と朝から喧嘩して、スーパーで腹いせに万引きした日やったんや。あれは衝撃的な話やった。

ヨシオ:ババは、私はあなたが覚えていないような、どんな仔細なことでも興味があるから、覚えているのです。と言われたんや。

ポニョ:どんな仔細なことでもって、全てを覚えるのは大変やろ。

ヨシオ:ババはそういう表現をされているだけで、実際は、ババ御自身は宇宙中に充満しているチットと呼ばれる純粋意識でもあるので、結果的に宇宙で起こる全ての事象や人の想念の動きまで知っておられるんや。

 私たち自身が、サット・チット・アーナンダという三つの特性の化身なのです。
あなたが自分のことを思うあなたは「サット」(真理)です。
他の人があなたのことを思うあなたは「チット」(意識)です。
本当の あなた自身は「アーナンダ」(至福)です。
これらの三つの特性は、人間の特権です。
それは人間に生まれながらにして備わっている権利です。
それらは人間の本性です。
実にそれらは、人間の本質的な特性なのです。
  この本質的な真理を忘れ、私たちは人間の尊厳に対して何の敬意も払わず、他者を非難し、嘲笑し、彼らの悪口を言います。
他者を嘲笑することによって、私たちは彼らの罪の一部を我が身に負うことになります。
決して他者を嘲笑して、彼らの心を傷つけてはなりません。
もし誰かの欠点を見つけた場合は、優しく彼らに話して道理を説き、理解と愛を持って彼らに判らせ、正すように努めなさい。 KSH


ポニョ:だから、この世の全ての事柄に興味があるって言われたのか。面白いな神さんって。

ヨシオ:そして、その御自分で創られた神の創造劇の中に自分自身も登場人物として出られるのがアヴァターや。

ポニョ:今回のアヴァターは劇のメインキャラで出て来られるから、待ち遠しいよな。クライマックスシーンはまだやけど。

ヨシオ:すごいシナリオを準備されておられるもんな。本当に、この世界に化身として降臨されて目一杯楽しんでおられるな。

ポニョ:グローバルエリートという悪役の役者たちも揃っているし、後は正義の味方の月光仮面が出て来るのを待つばかりやな。

ヨシオ:月光仮面って、白バイに乗ってるミイラのおっちゃんか?

ポニョ:ミイラのおっちゃんはないやろ。おいらのヒーローやったんや。顔に白い布を巻いているんは顔を火傷したからやないんや。

ヨシオ:ミイラみたいやんか。額に三日月を付けて。火傷で思い出したけど、昔、ソーラーホットウオーターシステムをサイの小学校で取り入れて工事が完成した時、ババはメインの来賓としてお湯の栓をひねってお湯を出す事になっていたんや。そのセレモニーにはいろんな人が招待されていて、子供達も全員出席しいてたんや。ババは、とても興味深くそのシステムについて関係者に質問されていたんや。そして、みんなの目が注目する中を、ババはメインのイベントであるホットウオーターを出す栓をひねられたんや。ところがお湯は一滴も出て来なかったんや。それでババは続けて栓をいっぱい回されていたら、突然ものすごい量のお湯が飛び出して来て、ババは頭からローブまでぐっしょりとお湯浸しになったんや。そこにいた全ての人はショックで、何て言ってババに声をかけていいのか分からなかったし、ババがお湯で火傷をされていなかったのか、心配して成り行きを固唾を飲んで見ていたら、ババは突然、僕が一番打者だ。と冗談を言われたので張り詰めた雰囲気が和んだんや。

ポニョ:一番打者か。英語ではなんて言われたんや。

ヨシオ:I've got first batや。インドはクリケットが盛んやろ。だからゲームの最初にコインを投げて、裏表を当てた方が言う時によく使う言葉やねん。まあ、野球で言ったら先攻や。

ポニョ:ババはクリケットがお好きなんやろか。

ヨシオ:好きも何も、放課後、毎日のようにされてたで。何年か前にもヒルビュースタジアムでインドのナショナルチームと世界のオールスターチームが試合をしたんやで。相手はかき集めやったからインドが勝ったけどな。でも大観衆は大喜びやったんや。サッカーも良くされていたけど、ゴールキーパーをやられてたな。あと、大きな木の枝にぶら下がりながら、鬼ごっこをするモンキー遊びもやられていたし、普通の子供がする遊びは全てされていたってババの弟さんが言ってたな。

ポニョ:でもそんなに緊張した場面を解きほぐすために冗談がとっさに出て来るってさすがやな。ババは何を言われてもされても人のためだけやもんな。

多くの人々は、私の言葉を重視せず軽く取っています。
これは正しいことではありません。
私が話すことは、例え私が軽い調子で話し、冗談として話したとしても、全て真理であり真理のみなのです。
しかし、人々はそのことに気付いていません。
肉体的にスワミの近くにいる人でさえも、このことを正確には理解していません。
その結果しばしばスワミの言うことを無視しています。
私の言葉を真剣には受け取らず、スワミは軽い調子で話をしたのだと思っています。
そして、私の言葉が真理である事を後でそれが現実となった時にようやく気付くのです。
人は未来のことを何も知らないので、私の言葉を軽く受け取ります。
けれども、私の言うことが全て本当だということが将来判明するでしょう。
そうして初めて、人は私の言葉を理解することが出来るのです。
眼の前で、私が歩き、話しているのを見、起こっている事を全て目撃しているのにもかかわらず、人々は私の言葉を理解することも、私の神聖さを認識することも出来ずにいます。
人々の多くは、私の言葉を冗談でかたづけます。8/08

ヨシオ:ババは引っ掛け冗談がお好きみたいやな。子供達に、君の兄弟は何人いるんだい。と聞かれて、二人とか三人とかと言って答えると、全ての男の子は君の兄弟だよ。と言われるんや。そして、その横にいる子に君の姉妹は何人だいと聞かれてまた、二人とか三人とか答えると、いや全ての女の子は君の姉妹だよ。と言われるんや。そして、そのまた横に座っている子に、君の奥さんは何人だい。と聞かれて、その子は最初の二人が間違った答えをして、ババに修正されたのを見ていたので、ババが言われた通り、全ての女の子は僕の妻ですって答えたんや。ババは、それを聞かれてお腹を抱えて笑われたんや。このような質問を、子供達が忘れた頃に繰り返しされては大笑いされるんや。

ポニョ:引っ掛け冗談やな。あんたが好きなやつやんか。

ヨシオ:またこんな話もあった。プッタパルティの小学校では毎朝三時に起床し、朝食が終えたらババのダルシャンに行けるんやけど、早く行けばババが来られる横に座れて、ババに言葉をかけてもらえるチャンスがあるんや。それで子供達は早食い競争をして、食べ終わるや否や裸足でダルシャングランドを目掛けて一目散に飛び出して行くんや。ババの近くに座りたい一心で食事もせずそのまま走り出す子もいてるんや。ババはそんな子に、今日はどんな朝ごはんだったの。と聞かれるんや。その子は、朝ごはんを食べてないというのがバレるのが嫌だけど、嘘もつけないので朝ご飯はお饅頭でした。と言ったんや。ババは幾つ饅頭が朝食に出て来たの。と聞かれて、二つです。と答えると、じゃあ、君は幾つ食べたんだいと聞かれたんや。

ポニョ:はい。この最後の質問で捕まりましたね。朝飯を食べていないのがバレました。ババはしっかり子供は朝飯を食べましょうと言っておられるから、こういう質問をされたんやろな。でも、世界中どこを探しても神さんの近くに行きたい為に、また神さんに言葉をかけてもらいたい為に、友達と裸足で競争して走り、朝飯を抜いてまでも神さんのところに一目散に駆けていく子供が通っている学校って無いよな。普通の子はコンピューターゲームやら映画やらが、話題の中心やもんな。

ヨシオ:逆に言えば、聖者や苦行者が何十年もかかって得ることが出来ると言われている、神の御姿を拝めるダルシャンが、朝飯を抜いてちょっと走れば得ることが出来る子供達自身が、それだけ良いカルマを持っているって証拠なんやろな。

お前たちは将来ダルシャンを得る機会が少なくなるだろう。
~悲しんではいけない。
遠く離れた場所からのダルシャンや、私の講話を印刷物で読む事はインタビューを得たことと同じくらい価値あることなのだ。
私の責任は増し、私自身、新旧の信者から肉体的に距離を置かねばならないのだ。ANDIp270
私がヒマラヤで苦行に従事している者にダルシャンを与えるとき、たとえそれがほんの数秒であっても、彼らはその神のビジョンを得られたことでこの上 ない至福を感じます。
そして、それをとてもすばらしい経験であると見なします。
しかし、あなた方は皆、毎朝毎夕私のダルシャンを得ていながら、未だにその価値にまったく気づいていません9/98SNSarthi