サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

インタビュー特集⑶超意識のレベルの巻

2017-01-31 16:00:28 | 日記

ポニョ:インタビューでのお話はめちゃ面白いよな。実際そこにいる様な気分になって来たぜよ。

ヨシオ:俺も友達の家で初めて見た時に、大きな映写機用のスクリーンで見たのでとても迫力があって実際その場にいる様やったな。友達は世俗的な事に囚われてしまって神の事を忘れそうな時や、いろんな世俗的な事件や嫌な事、思い通りにならなかったり、試練にあった時に神への信仰心が失われそうになるやろ。その時にインタビューに呼ばれた時の事を思い出す為に映写機を出して来て見るって言ってたな。そうするとその時の事が生き生きと思い出して来て、また神への思いが湧いて来るって言ってたな。

ポニョ:インタビュールームでの雰囲気は独特なものがあるぜよ。だってこの宇宙を創造された神様が人の姿を取って目の前にいるんやもん。めちゃスリルがあってドキドキしたのを覚えているな。同じインタビューに呼んでもらった人の偽善を暴いたり、病の人を癒されたり、もちろん手からいろんな物を物質化されたり、半時間かそこらの短い時間やったけれど、一生で一番充実していた時やったな。

ヨシオ:俺たち家族が呼ばれた時も、サイババさんが目の前で手のひらを上にしながら、見てごらんと言われるや否や、タケノコが生えて来るみたいにニョキニョキ黄金のシルディサイババの像が出て来たので驚いたな。像に触れるとまだ体温の温もりを持っていたんや。妹は「見た!見た!奇跡を見た!」と言って興奮して泣いていたな。あいつはすぐに興奮するんや。

ポニョ:すぐにキレるあんたみたいやぜよ。というわけで昨日の続きです。皆さん用意は良いですか?ではインタビュールームに入って下さいね。サイババさんがお待ちかねですよ。

サイババ:夜になって君は寝床につくだろう。そして君の身体はここプラシャンティにいるけれど、夢の中で君はカルフォルニアにいる。肉体はプラシャンティだけれど、心はカルフォルニア。それでは一体君って誰なんだ?肉体か?それとも心か?

帰依者:ここにいるのが私ですが…。

サイババ:それが違うんだ。君が今ここにいて体験している事は、昼間見ている夢なんだ。そして(カルフォルニアに行った君は)夜の夢の中の出来事なんだ。今、君達がここで体験していることも実は夢なんだよ。君達全てが夜の夢の中にいたけれど、今、この昼の夢の中にいるのは一体誰なんだろう?実は、君達はどちらにもいるんだ。つまり君達は全在なんだよ。昼間の夢の中には夜の夢は無いし、逆に夜見る夢の中に昼間の夢も無い。でも君達は昼間の夢の中にも、夜の夢の中にもいるという事は君達は全在って事なんだ。君達は二つの別の世界のどちらにもいるんだ。過去、現代、未来の三つの世界があるけれど、肉体は生まれてそして死んで行くだろう。だけど魂には生も死も無いんだ。肉体はやって来たと思うとまたどこかに行ってしまう。それはまるで過ぎ去って行く雲のようだ。神は愛そのもので、その神様が君達の中にいるのだよ。神様は君達と一緒にいて、君達の周りにもいるのです。その神様は君達の上にもいるし、下にもいるんだ。その神様が実は君なんだよ。そのことに気づきなさい。その事に気付くのが霊性修行なんだ。霊性とはそういう事なのです。そういう霊性修行をしなかったら動物と人との違いはなんだろう?人は動物となんら変わらなくなるよね?どちらもエゴ、怒り、飢え、嫉妬、嫌悪などを持っているから同じじゃないですか。人が他の動物たちと違う特徴って何だろう?(そういう事を悟れる)英知を持っているからでしょう。意識、一般的な意識、そこには意識しか無いんだ。人は寝ると夢を見るよね。その時は人は潜在意識下にあるんだ。ところが熟睡すると意識が無くなるよね。そしてその後、人は超意識な状態に達するんだ。そうなのだよ。君達はその超意識そのものなんだよ。君達は超越したマスターなんだよ。そのマスターは何処にいるのかな?君のマスターはその超意識なんだ。そのマスターに従って悪に立ち向かい、最後まで闘ってゲームを閉じなさい。マスターとは自分の超意識の事なんだ。その意識が真の「私」であってそれはあなた自身の事なんだよ。

帰依者:私って、私が私だと思う私じゃないって事なんですか?

サイババ:君が私だと思っている私って、私、私、私と言っているだけであって、本当の「私」ではないんだよ。見てごらん。これが私の手で、私の足で、私の頭で、私の心で、ここは私の場所だなんて言ってるけれど、その私のって言っている私って一体誰の事なの?これは私の身体だと言うけれど、私はその肉体の身体じゃないでしょう。これは私の心だなんて言っているけれど、私は心じゃないでしょう。私とは私の心とは別のものでしょう。
(ハンカチを取り上げて)これは私の(ハンカチの)布と言うけれど、私は布じゃないでしょう。私は布とは別のものだよね。このように私は身体だと言うけれど、私は身体と別のものなんだよ。

帰依者:じゃあ、私は身体じゃないって事なんですね?

サイババ:そうなんだよ。自分は一体何者かを探求するってとても大切な事なんだ。探求、そして探求、もっと深く探求するんだ。

帰依者:どのようにして探求すれば良いんですか?

サイババ:知識によって、そして情報によって、正しい情報によって。間違った情報は役に立たないよね。情報を得る事が先で、その後にその人の変容が始まるんだ。変容は後だ。変容って結果なんだよ。情報を集めているだけでは役に立たないものなんだ。それを追い求めているだけでは時間の無駄なんだ。時間を無駄にする事は人生を無駄にするって事なんだ。時間は全てだから時間を無駄にしてはいけないんだよ。

帰依者:スワミ。

サイババ:何だね。

帰依者:超意識を得るにはいろんな方法があると思いますが、どの方法が良いか教えて頂けますか?

サイババ:そう。いろんな可能性があるよね。何千もの電熱球があるけれど、そこに流れている電圧は違うだろ。いろんな電圧があるよね。人も一緒なんだ。たくさんの人がいるけれど、一人ひとり電圧が違うんだ。思いも違うし意見や考えも違うだろ。そこにあるのは時間の相違だけなんだ。その後ろにある超意識は純粋なんだよ。君は二、三年でその超意識を得るかもしれない。他の者は十年、ある者は二十年、または十五年かかるかもしれない。でもある者はたった一日以内で得る事が出来るんだ。

帰依者:どの様にすれば正しい方法が得られるのでしょうか?

サイババ:これを得る為には時間という制限が無いんだ。君にどれくらい集中力があるかによるんだよ。長い時間集中したからと言ってそれは関係無いんだ。君の集中の程度が問題なんだよ。

帰依者:やって来た量は関係無いって事ですね。

サイババ:愛で満たしなさい。純粋な利他的な愛でもってするんだよ。そうすれば君は超意識を得る事が出来るよ。

帰依者:スワミ。イエス様は十字架にかけられてお亡くなりになられたのですか?

サイババ:その事については現在三つのエピソードが伝えられているんだ。キリストの話については明日してあげよう。

(一同笑う)

サイババ:と言うのもこの部屋にいるのはほんのひと握りの人々だけだから。外には紳士淑女がたくさんいるだろう。私はキリストについて、彼の磔について、そしてユダやヤーウェなど全てについて明日皆に話す事にするよ。

帰依者:私はあなたの御両親の写真を見ましたが、彼らは一体どこにおられるのでしょうか?あなたのお母様やお父様の事なんですが。

サイババ:この肉体の両親についてかい?実は私には両親はいないんだよ。本当の事を言えば君にもお父さんやお母さんはいないんだよ。一体誰が両親なんだい?君が産まれる前は誰がお父さんで誰がお母さんだったんだい?結婚する前は一体誰が夫で誰が奥さんだったんだい?結婚してからだろう。お互いの事を主人や家内と呼び始めるのは。それと同じ様に人は産まれてから、この女性は自分のお母さんで、あの人はお父さんだと呼び始めるんだよ。身体を持っている間にお父さんやお母さんといった関係が作られるんだよ。この身体の両親も後十年や二十年、いや、百年もすれば周りにいる全ての人々は消え失せてしまうんだ。真の両親はそのような関係ではなく永遠なのだよ。真理がお父さんで愛が母親だ。平安が娘で英知が息子で、信仰心が兄弟で、聖者たちは友達なんだ。夫や妻と思う心に執着しないように。これは真理なんだ。真理は永遠だよ。真理は一つであって二つでは無いんだ。誰が本当のお父さんなんだろうね?永遠のお父さんは真理であって、それが私の父親なんだよ。愛が私の母親であって彼女は全在なんだ。愛が私の母親であって彼女は永遠。平安は私の娘だ。














オズの魔法使い(下)

2017-01-30 16:00:12 | 日記
多くの人々が、私が彼らに憑依していると他の人を惑わしています。
彼らは、身体を揺らしたり、震わしたりして色んなことを語り、私が彼らを通じて話をしているとかと言って、いろんな質問に答えたり物事を予言したりして金品を集めています。
また、ババが夢に現れてあなたにこうしろと言った、などと言う者がいますがすべてインチキです。29/3/65

ヨシオ:神智学会と言えば「Man of Miracle」邦訳では「奇跡は起こる」という本を著わしたハワードマーフェットさんも会員やったよな。マドラス、今のチェンマイにある神智学会のロッジで投宿されていた時にマドラスに来られていたババと会われたんや。

ポニョ:そうやったな。神智学会は、霊性進化論つまり人間は転生を繰り返して霊的に進化するという思想を広めようとしていたんやけれど、実はそれは裏社会の企みで、さっきも言ったように、既存のキリスト教の教えを否定するという目的で設立された組織なんや。神や世界の秘密を探ろうとしていた、ハワードマーフェットさんなんかのような真面目な人たちもたくさん会員になってたんやけれど、一般の会員の誰も本当の理由は知らされていないんや。世界中にロッジがあって霊的探求者が神や世界の秘密を求めてやって来るんや。その組織で、イルちゃんたちが一番興味がある、エジプトの神話や神さんについて多くの調査が為されてるんやぜよ。そしてどのロッジにも書店があって、そこには霊的な探求をする為の、霊界や霊媒の本やら、いろいろな貴重な霊的な本を売っているんや。

ヨシオ:神智学というのは神を知ろうとする組織やと思っていたけれど、キリストの教えを否定しようとしてたんやな。

ポニョ:シュタイナーも元々は神智学会の会員やったんやけれど、神智学会って、今言ったように、裏社会の意向が強く働いている組織だったので、それに気付いたシュタイナーは、もっと正しく霊的な事を探求しようと、組織を再構築しようとしたのが人智学なんや。
ヨシオ:でもこの宇宙を創造された神さんが人の姿を取ってやって来たって分かったから、もうそういう探求は必要じゃなくなるやろ。だって全ての教えはその神の化身の中にあるんやから、霊的な本なんて要らなくなるよな。俺もババの事を知って山ほどあった本を全部整理したな。

ポニョ:そう。その必要は無くなったんや。というか、逆に、ババが神の化身だと分かった途端、神智学会の書棚からババの本が消えたんや。彼らにとっては、神の化身やその教えは必要ないんや。と言うのも、ババの言う通りの生き方さえしていたら、最終目的地まで手取り足取りして、連れて行って下さるやろ。それにババはキリスト教徒は良いキリスト教徒になりなさいと教えておられるやろ。彼らにとっては、そういう事が受け入れられないんや。

ヨシオ:ふーん。そうなんや。それでオズの魔法使いの話やけれど、どのような形で作者の神智学の思想が現されているんやろうか。

ポニョ:おいらも最初は、ただ主人公の田舎娘であるドロシーを演じているジュディ ガーランドが可愛いな、ブリキの人形やカカシ、怖がりのライオンなどを伴ってエメラルの国に旅立つって楽しいやろなって見てたんや。でもその三匹のお供は、ブラヴァツキー夫人が神や世界の秘密を探求しようとすれば、心、英知と勇気の三つの事があれば出来ると言われた事を指しているんや。例えば映画で出て来たライオンは、怖がりで臆病者のライオンやったけれど、小さなお爺さんに勇気をもらい、心の無いカカシは心をもらい、脳みその無いブリキの人形は脳みそをもらったやろ。それから彼らもだんだん変わって来たんや。そしてエメラルドの国にたどり着くまで、銀の靴を履いたり、螺旋状の道を登ったりするやろ。それはエメラルドの国、つまり神界にたどり着くには、銀の靴、つまりマントラや聖典の力が要るだけではなく、螺旋状の道を通って行くんやけれど、それは何度も生まれ変わってグルグルと螺旋状に階段を上るように、人は霊的に進化する事が必要なんや。

ヨシオ:ふーん。結構まともな事を言ってるやないか。じゃあ、魔法使いのオズは何のシンボルでっか?

ポニョ:ちょっと考えたら分かるでしょう。真を真でないように隠す魔法使いって何でしょうね?

ポニョ:マーヤーの事か?

ポニョ:ピンポーン。当たりでーす。でも、神智学会の説明によると、キリスト教のような既存の宗教だけに頼っても本当に神の元に行くことは出来ないので、それを魔法使いに例えて警告したのだと言ってるんやぜよ。

ヨシオ:とことんキリスト教を嫌っているんやな。

ポニョ:でもババは、新しい宗教は必要無いって言っておられるぜよ。キリスト教徒は良いキリスト教徒になり、イスラム教徒は良いイスラム教徒になりなさいって。

ヨシオ:もちろんそうやけれど、それじゃ良いキリスト教徒っていう意味は何やねん?

ポニョ:良いキリスト教徒って聖書に書いてあるキリストの教えを守って正しく生きて行くことやろ。

ヨシオ:それと同時に、自分の信仰している宗教だけではなく、全ての宗教を尊敬し、全ての宗教のエッセンスである、全ての人を愛し、全ての人に奉仕する。全ての人を助け、傷付けないという事をしていかなくていけないや。だからババは、人はキリスト教徒として生まれるのは良い事やけれど、教会で死ぬのは良くないって言われたんや。つまり、キリスト教徒として生まれても、死ぬまでに、他の宗教も尊敬し、全ての宗教のエッセンスである全てを愛する生き方をしなさいって事なんやろな。

ポニョ:そういう事やろな。そこのところが、神智学会を設立した本当の目的と相容れないんやぜよ。だってキリスト教の価値観は、彼らにとっては邪魔なんや。こういう事は、この神智学会だけではなく、エホバの証人やモルモン教、統一教会などの新興宗教を使って裏社会の支配者たちがキリスト教や仏教、ヒンドゥー教、イスラム教の価値観を破壊しようと企んだんでいるんや。

ヨシオ:ふーん。映画好きなポニョらしい解説やったよな。以前も、霊性と関係なかったから記事は削除したけれど、このブログで、千と千尋の謎解きをやってくれたよな。

ポニョ:あの記事は、おいらたちの記事をずっと欠かさず自分のブログに掲載していただいたお母さんがいたので、その娘さんの誕生祝いに書いたんや。だから二週間限定公開やったんや。誰かコメント蘭に投稿してくれているけれど。

ヨシオ:そうやったんか。でもポニョは本当に映画に詳しいよな。オズの魔法使いの映画って、そうやったんや。面白い。そうか、そんな深いメッセージがこの映画には隠されてあったんか。一回見てみようかなっていう気になるよな。

ポニョ:でもイルちゃんたちがこの映画を利用して、いろんな悪魔のシンボルを映画のコマの間に入れているんやぜよ。だから映画を見る事はあまりお勧め出来ないぜよ。イルちゃんたちに支配されているハリウッドが、そんな人の為になるような映画を製作するわけが無いぜよ。

ヨシオ:そらそうやな。まあ何れにしても、シュタイナースクールでは、全ての映画やテレビ、コンピューターゲームは子供の想像力を破壊するという理由でご法度やから、全然関係無いけどな。その代わり子供たちは、一生懸命いろんな本を読んでいたな。ポニョもいつも映画やアニメばっかり見ないで、たまには本でも読めや。

ポニョ:読んでまっせ。早川文庫はほとんど全部読んだぜよ。おいらは特にサイエンスフィクションが好きなんでヤンス。

ヨシオ:あのね、霊的な本の話をしてるんやけれど…。

二人の魔女が、若者を役立たずで軽薄な人生を歩む道に引きずり込もうとそそのかしています。
一つは映画で、もう一つは小説です。
映画は悪の種をその内に持っています。
若者の純真な心を汚し、罪や暴力や傲慢を教えます。
それは、基本的な人間性を破壊して、若者を動物のレベルに陥れます。
世を捨てたヨギでさえ、知らぬまに少しずつ影響を受けて罪を犯します。
~小説も同様にわいせつな絵や、獣的なレベルの記述を載せることによって腐敗しています。
これら二つとも、若者を数え切れないほどの悪に染め上げます。
これらを書き、プロデュースしている者たちは、どのように若者たちを自立させ、自信を持たせ、そして自分のことは自分で出来る市民に育て上げるかを知らないし、そんなことに全く関心もないのです。
このように、若者をどのように導くかという重要なことが、無視されてしまっているのです。SSSvol9p258
https://m.youtube.com/watch?v=usQWok00I3Q

インタビュー特集⑵エゴと「私」の巻

2017-01-29 16:00:36 | 日記

ポニョ:今日はあんたの友達がインタビューに呼ばれた時の話しをしてくれるって言ってたよな。

ヨシオ:そうやったな。結構長いから三回に分けて紹介しようかな。その友達は俺と同じパースに住んでいたんやけれど、元々は南アフリカのヨハネスブルクからお父さんや妹と一緒にやって来たんや。その後妹さんはシドニーで結婚されたけれど家族全員、聖者ラーマクリシュナ パラマハンサの帰依者やったんや。導かれてサイババさんの事を知り、インドのサイババさんのアシュラムに行った時にインタビューに呼ばれたんや。俺はその父息子と知り合って家に何度も招待されて、いつもサイババさんの話しを聞いたり、彼らの体験談を聞いたりして過ごした時があったんや。でもある日、部屋の奥から大きな映写機用のスクリーンとプロジェクターを持ち出して来て、「今日は君に見せたいものがあるんや。自分たちがサイババさんにインタビューに呼んでもらった時の記録映像なんや。」と言って結構長い映像のテープを見せてくれたんや。そのテープは親しい人だけに見せていた様なんやけれど、その後テープを編集して英語の字幕も入れ、四年近く前にYouTubeに投稿した様なので今日はそれを紹介しようかなと思っているんや。

ポニョ:今回も近いうちに記事にしようと思っている「サイババ、西洋人帰依者に話す」という日本語字幕付きの動画ならとっくにYouTubeに投稿されているで。

ヨシオ:あゝそれか。それと違うんや。もっと古いんや。その日本語字幕付きのやつは、確か1991年ぐらいの動画やろ。俺の友達のやつは1978年にインタビューに呼ばれたやから結構古いんや。とても貴重な映像やで。めちゃ映像と音声のクオリティーは悪いけどな。面白いのはお父さんがインタビューの最中に呼ばれてサイババさんの横に来なさいと言われたんや。そして椅子の横に立っていなさいと言われたので、インタビューが終わるまでそこに立っていなくてはいけなかったんや。座ろうとしても「ダメダメ。座ったらダメだ。」と言われたんや。インタビューが終わってもサイババさんは何もお父さんに言わずにそのまま部屋から出て行かれたので、お父さんは一体どうして良いのか分からずに、そのままサイババさんの言われた通り椅子の横に立ち続けていたんや。全ての人たちがインタビューが終わって部屋から出て行った後も、サイババさんの指示を守って長い間立ち続けていたんやで。そのうち部屋を掃除する為にボランティアの人が入って来て、「ちょっと。君は一体ここで何をしてるのかね?」と聞かれたので「サイババさんの指示に従って立っています。」と答えると、「あのね、インタビューが終わってサイババさんが部屋から出て行かれた時点で君も部屋から出て行ってええんや。いつまでそうして立ってるつもりなんや?掃除の邪魔やから部屋から出て行きなさい。」と言われて部屋から追い出されるまでずっと立ってたんやて。

ポニョ:ハッハッハ。おもろい人やぜよ。多分その人は前世でサイババさんが子供の頃、学校で不当に罰を与えた先生やったんやぜよ。サイババさんはその時、机の上に長い間立たないといけなかったんや。だからその人はこの生でまた生まれ変わって、インタビュールームで立つ事によって前世で作ったカルマを支払っているんやぜよ。

ヨシオ:ああ、例の罰を与えた先生のお尻に椅子がくっついて離れなかった時のエピソードやな。確かにそういう可能性もあるよな。サイババさんがされる事は全て理由があって余計な事は一切されないもんな。というわけで早速その時のインタビューに皆さんも一緒に行きましょうね。さあ、どうぞインタビュールームにお入り下さい。サイババさんがお待ちかねですよ。


帰依者:サイババさん、もし良ければこの前物質化して頂いた指輪が壊れたので修理していただけませんか?

サイババ:修理?

帰依者:ええ、修理して下さい。僕の不注意で壊しちゃったんです。

サイババ:そうだな。君は本当に不注意な奴だ。指輪のことだけれど、時々私は自分の意思でそれらを帰依者の元から取り上げることもあるんだよ。そうだ君にはリンガムをあげよう。ところでリンガムって一体何だか知っているのかい?

帰依者:リンガムですか?サイラムが伴ったシヴァの事でしょうか?

(白いリンガムを物質化した後)

サイババ:このリンガムは白い石だ。時々、この石の中にサイババが宿るんだよ。ところで君の名前は何て言うんだい?

帰依者: ビルと申します。

サイババ:ビル?Billって請求書っていう意味だよね。

(一同笑う)

そうか。君は会計とかで使う請求書なんだ。

(一同再び笑う。別の帰依者に向かって…)君は幸せですか?

帰依者:ええ。とても幸せです。

サイババ:そうかい、その喜びをずっと持っていなさい。愛って神の事なんだ。だから愛に浸って生きていくんだよ。愛は神だけれど、そこらに転がっている様な世俗的な愛の事じゃないんだ。それは人の心の奥底から湧き上がって来るものなんだよ。人生って愛そのものなんだよ。それは愛の光なんだ。愛って神さんそのものだから、愛が無い人生って生きる屍の様なものなんだよ。そう。生きる屍だよ。愛ってさ、与える事と許す事で成り立っているんだ。ところがエゴって、それとは反対に奪い取ってそれを忘れる事で成り立っているんだ。だから本当の愛ってエゴが無いところにあるんだよ。そう、エゴを無くすってとても大切な事なんだ。愛って何処にでもあるし、それは実在なんだ。つまり愛って神の神聖さが映し出されたものなんだよ。そして英知なんだけれど、英知ってまるで大海の波の様にたくさんの英知があって、それが岸に押し寄せてくるんだ。邪悪な考えもあれば、霊的な英知もあるし、神聖な英知もあるだろ。それらはまるで波の様に押し寄せて来るんだ。でも愛って光なんだ。愛は人生そのものだから、その人生を楽しむんだ。愛はまたゲームの様なものだからゲームをする様に楽しめば良いんだ。でも愛は夢の様なものでもあるから、それを夢だと気づかなければいけないんだ。そして愛って常に挑戦する事でもあるからそれに立ち向かうんだ。愛は気付きであって愛は全てなんだよ。それは純粋な愛なんだ。愛にも三種類の愛があるんだけれど、自分って三人の自分があるんだよ。一つ目の自分は自分が自分だと思い込んでいる自分。二番目の自分は他の人が自分の事をこんな人だ思い込んでいる自分。最後は本当の自分の三つなんだ。さっき三種類の愛があるって言ったけれど、一つ目の愛は自分が自分だと思い込んでいる自分の事で、その自らの身体に対する愛の事を指しているんだ。そして二番目の他の人が君の事を君だと思っている事は、精神的な愛の事を指していて、最後に言った本当の自分って実は(愛そのものである)アートマの事を指しているんだよ。それがエゴが全く無い真の「私」なんだ。最初の肉体に関する愛って実はエゴの事なんだ。肉体のレベルでは、私という意味はエゴの事を指しているんだ。例えば十字架って二本の線で出来ているだろう。エゴつまり私、英語の「I」を横線で切ると十字架になるよね。このようにエゴである「I」、つまり十字架のように私(I)を横線で切ってエゴを無くさねばいけないんだ。それでは世俗的なエゴ、世界って何だろう?人生は夢。それは夢に過ぎないんだよ。ところで今ここで君達は私の話しを聞いたり、話しかけたり、笑ったりして楽しんでいるけれど…、どう?君達本当に楽しんでいるのかい?

帰依者一同:はい。

サイババ:それは嘘だ。

(一同笑う)

ヨシオ:とても興味深い話題ですね。インタビューはまだまだ続きますよ。この続きはまた明日。









オズの魔法使い(上)

2017-01-28 16:00:44 | 日記
ある人を通じて私が話をするとか、その人を通じて私が質問に答えるなどという人がいます。
このような人々は、精神に異常をきたしているか、ヒステリー症か、あるいは亡霊に憑依されているか、またそうすることによって、何がしかのものを得ようと目論んでいるかのいずれかです。
彼らを通じて語っているのは私ではありません。
私には霊媒は必要ありません。
代理人も補助者も、代行者も必要ないのです。
私がそのような人に憑依したり、彼らを通じて話しをしたり、恩寵を授けると考えることは恥ずべきことです。
どうしてそのようなことを信じる人がいるのか不思議です。22/11/70

ポニョ:このブログで全ては神さんやから、全てに神を見ましょうという事を発信し続けているけれど、頭で分かっていても実際の生活でそれを実践して行くって難しいな。

ヨシオ:以前太陽光線の話しを記事にした時に、人工の光、例えば蛍光灯とかLEDとか白熱灯とかが発する光を目を薄めて見ても白い光しか見えないけれど、太陽の光を目を薄めて見ると虹色の七色の光線が見えるけれど、それって自分だけかなって言ってたやろ。

ポニョ:そんな事を言ったっけ?いや、本当にそうなんやで。まつ毛に光線が屈折してそんな風に見えるんかなって思ったりしてるんやけれど、太陽光線だけ七色の光に見えるんや。まるでプリズムで光がきれいに虹色になるように。でもそれと今言った事と何の関係があるんや?

ヨシオ:この世界を太陽光線と例えたら、俺たちはプリズムという、エゴから産まれた無知を通してその光線を見ているから、七色に見えるんや。でも元々の太陽光線は一つの光輝く光線なんや。

ポニョ:ああそうか。そういう例えを言おうとしていたんやな。という事はその無知というプリズムを取り除いたらたった一つの太陽光線しかみえないって事やな。せっかく良い例を出してくれたんやけれど、おいらが言いたいのは、実際の生活ではその虹色に分かれた太陽光線の中で生活しているから、元々一つである太陽光線を見る事は難しいって言ってるんやぜよ。

ヨシオ:それは誰でもそうやな。だいたい虹自体も科学的に分析したら実体がないんや。空中に漂う細かい水滴によって屈折した太陽光線が、目の網膜に映っただけの話なんや。

ポニョ:でも人は虹が出ているところに行けば、あたかもそこに七色の虹の中にたどり着けるように錯覚してしまうけれどぜよ。

ヨシオ:でも実際の虹は、眺めている人の目の中にだけ存在するんや。この世にある全てのものもこれと一緒で、自分たちが見ている全てのものは、自分の網膜に映っている、つまり自分の思いが反映しているだけで、それ自体は実体を伴わないんや。

ポニョ:でも人は殴られたら痛いし、株やギャンブルで財産を失ったら飯も食えなくてお腹が減ってしまうぜよ。

ヨシオ:また食べる話か。でも本当のポニョは一体誰かなと考えたら、俺が言いたい事が分かるんやけどな。例えばポニョの母親が亡くなって、母親の亡骸が目の前にあるのに、ポニョはお母さんはおいらを残して逝ってしまったって泣くやろ。という事はポニョのお母さんは肉体では無いって事をポニョは知っているって事やろ。 また、誰かがポニョの事を誤解して、ポニョさんて多分とてもインテリで心が優しく、しかもスタイルも良くて男前なんでしょうね。と思っていてもそれは実際のポニョとは全然正反対やろ。

ポニョ:何でやねん。全て当たっているぜよ。

あなた」は一人ではなく三人であると言ってきました。
すなわち、「あなたが自分だと思っているあなた(身体)。
他の人があなただと思っているあなた(精神的な身体)。
本当のあなた(アートマ)」です。15/2/99

ヨシオ:どこがや。このように見てくると、ポニョは肉体でもなく、誰かがイメージしたポニョでもない。それらは虹のように実体を持たないんや。そういう事を真剣に追求していけば、本当のポニョは全てのものに内在するアートマだって悟る事が出来るんや。

ポニョ:虹の例が分かりやすかったぜよ。世界は自分の網膜に映っているだけで、実体の無い虹を本物のように思い込んで虹のあるところまで行って追い求めるのと一緒やって事やな。それで、いくら虹の近くに行っても、虹には到達できないんや。朝早く出かけても、昼過ぎになっても到達出来ず、昼食時も過ぎてそろそろ二時になってしまうから、虹って言うんやろか?

ヨシオ:アホな、そんなわけが無いやろ。

ポニョ:虹の話をしてたら、ジュディ ガーランドのオズの魔法使いの映画の主題歌を思い出したぜよ。
🎵Somewhere over the rainbow
Way up high,🎵


このあと何やったっけ?

ヨシオ:「虹の彼方に」っていう歌やろ。ポニョが歌うと違う歌に聞こえるけどな。

ポニョ:どこがですか?おいらが音痴やって言いたいんでしょう。失礼な。話は脱線するけれど、このオズの魔法使いという映画は、あんたの子供たちが通っていたシュタイナースクールとも関係あるんやぜよ。

ヨシオ:オズの魔法使いの映画が、どうしてシュタイナースクールと関係あるんや?

ポニョ:このオズの魔法使いは、フランクバウムという人が作者で、この人は、裏社会の支配者がブラッキー夫人に指示して設立させた、神智学会の会員やったんや。

ヨシオ:いつもその辺をぶらつく、ブラッキー夫人か?

ポニョ:なんでブラッキー夫人がぶらつくんや。でもブラッキー夫人は離婚してから、あちこちの国をぶらついていたな。子供の時から精霊や、いろんな霊が見えたりする霊媒体質で、自分の身体にいろんな霊を憑依させて、人々に霊言を伝えていたんや。その頃、ぶらつきブラッキー夫人の噂を聞いて、二人の日本人もわざわざ日本からやって来て、ぶらつきブラッキー夫人の元で幽体離脱を学んだり催眠術にかけられたりしてるんやで。

ヨシオ:俺はそういう事に昔は興味があったけれど、ババを知って以来、全然興味が無くなったな。家の近くに、祭壇に手紙を書いて置けば、翌朝に返事が書いてあるとか、写真から物質化したヴィブティをもらえるとか言ってみんな行くサイの帰依者の家があるけれど、俺は一回も行った事がないな。

ポニョ:おいらが行ったマレーシアのサイセンターも、あんたの近所の家と同じように、手紙を一晩置くと翌朝には返事が書いてあったぜよ。

自分の家のスワミの写真から出たヴィブティだ、アムリタだと言って配布する人がいますが、やがてお金を要求するようになります。
またある人は、スワミが聖粉を用いて字を書いて交信し、それが私からのメッセージだと称していますが、仮に私が何処かへ行ったとしても、そのようなことは決してしません。あなたが私を見ることができるように、直接行きます。
この場所に行けば私のメッセージを受け取れるとか、あそこに行けばスワミに会えるなどのような特別な場所にあなたを呼び出すことはありません。14/5/71

ヨシオ:ぶらつきブラッキー夫人に会いに行った日本人の話やけれど、わざわざ日本から会いに行くか?バックパッカーズやろ。そんな暇人は。

ポニョ:その頃はバックパッカーズはいなかったのだ。でもその頃、世界は心霊ブームに沸いていたんや。でもそのうちにブラッキー夫人の名前がイルちゃんの目に止まって、ブラッキー夫人がフランスをぶらつき始めた頃に、裏社会の連中がコンタクトして来て、秘密の使命を授けるようになったんや。そして、その指示の元にアメリカに渡ったんや。これはぶらつきブラッキー夫人が後で、親しい人に述懐したのでバレたんや。またその頃、「根元人種論」なるものを説き、人類はヴェーダが述べているような四つのユガ期が順番に回っているのではなく、微細体だけの体から進化して、レムリア大陸では同性愛のイルちゃんに都合が良い両性具有人の類人猿が出現し、最後には北アメリカ大陸に新しい文明が出現して、それが南米に移り、最後は水星に人類は移住するという、とてつもない嘘くさい理論を発表したんや。その頃シュタイナーもぶらつきブラッキー夫人を見限って人智学会を設立し、ブラッキー夫人も、神智学会という組織を通して既存のキリスト教の教えを否定し始めたんや。

ヨシオ:ぶらつきブラッキーはもうええから、シンプルに名前だけを呼べや。頭が痛くなって来た。でも、なんでそんな込み入った事をしてまで既存のキリスト教の教えを否定せなあかんねん。

ポニョ:裏社会の連中は、反キリストで悪魔崇拝者なんや。彼らが信じている事は、キリストが説いている家族を大事にしたり、お互いを愛し合ったりするような世界とは相容れないんや。だから裏社会の連中が、ぶらつきブラッキー夫人を利用して神智学会を設立し、霊言や霊媒、霊界や悪魔崇拝などの本や教えを広めようとしたんや。今、ムッディナハリの人たちがやっている事もそれと同じ流れなんや。だって神は降霊会などで、決してそういう霊媒師などに憑依したり乗り移ったりしないんや。

降霊会を信じてはならない。
それを学び実行してはならない。
あなたがそれを通じて見られるのは悪霊なのだ。
神はそういうところには簡単には出てこない。
神というのは徳性の化身であるから、そういう低いレベルのところに下りてきて話したりする事は決してない。
人間は7段階、神より低いレベルのところにいる。
悪霊と呼ばれているものたちは、6段階神より低いレベルのところにいる。
神のオーラはそのすべてのレベルに降り注いでいる。
それゆえ悪霊たちは人間より少しばかり多くの力を持っている。
それらの力を用いて、彼らは自らを神のような力があると見せかけて、振舞っているだけなのだ。p 294 ANDI
https://m.youtube.com/watch?v=nlr9t8PNnFk


インタビュー特集⑴子供が死ねばの巻

2017-01-27 16:00:46 | 日記

ポニョ:さあ、いよいよお待たせ致しました。今日から二日に一回サイババさんとのインタビューシリーズをお送り致します。

ヨシオ:サイババさんの御講話を読んでいるよりも、サイババさんの話し言葉を読んでいる方が俺は好きやな。だって俺が一人でいる時にサイババさんと話すけれど、その時にサイババさんは御講話の時のような感じじゃなくてもっと砕けた感じで話されるんや。

ポニョ:サイババさんと心の中で話すっておいらにはまだちょっと出来ないけれどそういう事が出来たら嬉しいな。

ヨシオ:ポニョはテレビや映画の見過ぎでイマジネーションの力が衰えているから出来ないんや。ネットの動画も見過ぎるとイマジネーションのパワーが少なくなって来るんやで。逆に小説を読んだり、小説の朗読を聞いていたりしたら、イマジネーションのパワーが出て来るんや。そういう意味でサイババさんが帰依者と会話している本を読んだりしたら、サイババさんが帰依者に質問された時の反応とか、どういう風に間接的に質問に答えられるとか、逆にサイババさんが帰依者にどういう質問をされるとか、神の化身の傾向と対策がよく分かるんや。

ポニョ:傾向と対策って…本当に嫌な事を思い出さすよな。もう受験勉強は飽き飽きやぜよ。苦しかったな、あの頃は。

ヨシオ:ところでサイババさんのインタビューでの会話って、ヒスロップさんのが一番有名やな。

ポニョ:そうなんや。サイの組織でヒスロップとの会話とか、その他のインタビューを集めてネットで読めるのをお借りして来ようかなと思っているんでヤンス。その他にも本邦初公開の古〜いインタビュー記事も載せるつもりでヤンす。全部で四十五本ぐらいの量になるかな?

ヨシオ:古〜い本邦初公開ってどんなインタビュー記事なんや?

ポニョ:ほら、以前あんたが言ってたやつや。

ヨシオ:ああ、あれか。それじゃ早速次回に公開しよか。あれは良かったよな。

ポニョ:というわけで今日は次回よりも、もっと古いインタビュー記事を過去記事から紹介しますね。それでは今日から始まるインタビューシリーズをお楽しみ下さいね。

1948年5月のラマムルティさんとの会話です。

ラマムルティ:どうして、亡くなった人たちの霊を祀らなければならないのでしょうか?

サイババ:それは、私たちがラーマやクリシュナを祀るのと同じ理由で、亡くなった人を祀るのです。献上された牛の尻尾を持つことによって亡くなった人が三途の川を渡るのを助けるって言われていますが、誰かそれを見た人がいるのでしょうか?(訳注そんな牛はいない)
その人が信仰心を持って(訳注カルマの法則を知っているからこそ)全てのカルマがその人にくっついて行くのです。
カルマ何て無いと思っている人は無神論者になるのです。

ラマムルティ:ババ、小さい子供が亡くなると生まれ変わらなくてもいいって聞きましたが本当ですか?

サイババ:その通りです。でも、両親が健康であることが条件です。
どんな子供も十五歳になるまでに亡くなれば、その子供は生まれ変わることはありません。
というのも、欲望や怒りがその子供に影響していないからなのです。何人かのヨギは、少し残っているカルマを払い終えるために生まれ変わることがあります。

ラマムルティ:どうして、神像を礼拝しなくてはならないのでしょうか?

サイババ:この事によって心が一点に集中出来るからです。それが大事なのであって、神像は重要ではありません。

ラマムルティ:人生で困難な時、自殺を考えてしまう事もありますがどう思われますか?

サイババ:生き続けて、その困難と戦わねばなりません。自殺を考えてはなりません。
あなたは、自殺をした人にどんな大変なことが待っているか知らないでしょう。
子宮の中で過ごしている間も大変な時なのですよ。
自然死の場合、亡くなる前に次の身体を見つけなければなりません。
それは、今住んでいる家を出る前に引っ越し先を決めるようなものです。そうでないと、あなたは路上に迷うでしょう?これは、冗談ではないのです。
自殺した人たちは、幽霊になってしまうんですよ。
至福は、この世に産まれ出てくる十五分前と、亡くなってからの十五分間に体験することが出来るのです。

ある日、夕食を頂いてから皆で座っていました。ババはその時このような話をされました。
ヒマラヤでヨギが瞑想中に、ナラヤナ神が私は地上に降りてくるが、それは西の方だと言われたので、ヨギが神様をあちこち探しながらバンガロールにやって来ました。
そこで、サイババさんが家から出て来るのを見つけて、ババに向かって走って行き、泣きながら抱き付きました。
そして、二度と離れたくないと言いましたが、ババはあなたの帰依者たちが待っているので帰りなさいと言ってそのヨギを帰されたのです。
ヨギはババの元から離れて帰って行きました。周りの人々は一体何が起きたのか理解出来ませんでした。ババは将来、彼をまた呼び戻すつもりだと言われました。

ラマムルティ:誰かが、ババに神が人の姿をとって降臨した時に、どうして一部の人々だけを祝福して大部分の人たちを祝福されないのですか?それって良くないと思いませんか?
サイババ:そんな事はないよ。君にはそういう事が良くないように見えるだけなんだよ。神は、実は全ての人を公平に扱っているんだよ。


ポニョ:いや〜面白いな。ヒマラヤから来たヨギが、サイババさんが家から出て来るのを見つけて、ババに向かって走って行き、泣きながら抱き付いたって可愛いな。今度記事にしようと思っているんやけれど、お母さんからいつもスキンシップを貰ってハグをいっぱいされて育った子供はオキシトシンという愛情ホルモンをたくさん出せるから、大きくなっても愛情豊かな子供になれるんやて。そのヨギがババさんに抱きつきに行った時も、たくさん愛情ホルモンが分泌されていたんやろな。

ヨシオ:ポニョはまた面白そうな記事を見つけて来たんやな。さすが雑学博士や。俺が面白いと思ったのは、至福は、この世に産まれ出てくる十五分前と、亡くなってからの十五分間に体験することが出来るって事や。

ポニョ:あゝ、それも前に言ったぜよ。人が死ぬ時になるとドーパミンという快感ホルモンが大量に分泌されるんやて。それによって天国に行ったような、めちゃ気持ち良い心地になれるんやて。

ヨシオ:確かそんな話もしたよな。でもオキシトシンにしてもドーパミンにしても、そういうホルモンがあるから人は愛情豊かな子供になったり、快感を感じるのではなく、それらはカルマや輪廻転生などの霊的な法則の結果によってこの世でそういう体験が出来るんや。つまり霊的な法則が主で、肉体的、この世的な事は従なんや。だから悪いカルマを持っていたら、死ぬ時に突然爆弾によって生を奪われたり、事故や何かの原因で苦しみながら死んだらドーパミンなんの快感を体験している暇がないやろ。また、お母さんから一度も愛情込めて抱いてもらった事が無い子として生まれたりするとオキシトシンって何?僕はどこかに置き人死ぬですっていう子供も出て来るんや。皆が皆、同じような条件で死ぬとは限らないやろ。

ポニョ:あの〜。もしもし?置き人死ぬって、オキシトシンの事ですか?それってめちゃ苦しいダジャレなんやけれど。

ヨシオ:適当でええやないか。ポニョはいつもどうでもええ事を言い過ぎや。

ポニョ:今ちょっと思い出したけれど、サイババさんは結婚式の時も神が来て祝福してくれるって言ってなかったか?

個々の霊は、その人生において、神から祝福されていることを自覚することが一時間だけあります。
最初の15分は死により肉体から抜け出る時です。
次の15分は、子宮から出て行くときです。
そして3番目の30分は結婚式の時です。
神は個々の霊と共に,これらの3つの機会に立ち会います。P290ANDI

ヨシオ:これは古き良き時代の時にはこのように神が結婚式にも来て下さるんやけれど、今ではインドでも、よっぽどそういうしきたりを厳密に護っている家庭でないとやって来られないやろな。

ポニョ:つまり結婚式はホロスコープとか聖者に見立ててもらった人を選んで決め、結婚式の日まで相手方の顔も見た事が無い新郎新婦が結婚するような古いしきたりやな。それって今ではいないぜよ。恋愛結婚も増えているし、カースト制を超えた者同士が一緒になるってもうそれほど珍しく無いし、それにインドでも婚前交渉も結構増えて来てるんやぜよ。

ヨシオ:そういう状況じゃ結婚式の時に神さんが立ち会う事ってまず無いやろな。