サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

さよなら、さよなら、さよなら

2015-05-31 00:00:34 | 日記
神は人の内にいるにもかかわらず、人は神に気づくことができずにいます。
人は夢を見ているときに死を体験して悲しく感じることがあります。
そして夢からさめて、それはただの夢だったことを知りほっとするのです。
では、夢の中で死んだのはだれだったのでしょう?
夢は心の創造物にすぎません。
同じように、目が覚めているときの体験もすべて心の創造物です。
私のお父さん、私のお母さん、私の妻、私の子ども、といった感覚はすべて迷妄から生まれます。
それらは現実ではありません。
迷妄のために、人は肉体的な結びつきを作り出し、自らを苦しめているのです。純粋で汚れのない愛を育むなら、人は痛みや苦しみを感じることはなくなるでしょう。
肉体への愛はにせ物で束の間のものです。
真我への愛は本物で永遠なるものです。本当の自分を知るためには、内的探求をすべきです。25/12/03


ポニョ:何日か前においらがプーチンさんの夢を見たことを紹介したけれど、あれから全然夢を見なくなったぜよ。

ヨシオ:ポニョは大体夢なんて見ないやろ。ババが来られた夢も数えるぐらいしかないし。たとえ見ても、すぐに忘れてしまうし、ババもそんな人の夢の中に出たくないと思っておられるんやろな。

ポニョ:それは無いやろ。ババが夢に来られたら、そら誰でも嬉しカルカルやないか。そういや星やんは、ババ様がよく夢に来られるんやって言ってたよな。

ヨシオ:起きている時にどれくらい神様の事を思っているかによって、ババがその人の夢に現れるかが決まるんや。

ポニョ:ということは、星やんはババさんの事を片時も忘れずに思っていたから、それだけたくさんババが夢に来られたんやろうな。

ヨシオ:俺が、サイババ第一回全国大会に出席するために日本に行った時も、星やんは、ババ様が夢に現れてこんな事を言って下さったと言ってたな。確か、第一回の大会に出席することになっている日本人のほとんどは、すぐにいなくなる。でも、そこで出された菜食料理は、出席した人々の中に霊体として残り、それが今大会での一番の成果だ。と言われたんやったな。

ポニョ:おいらは、すっかり忘れていたな。星やんがそんな事を言われたって事を。大会で出された菜食料理が一番の成果ということは、食べ物ってとても大切なんやっていう事なんやろな。でも、あんたも似たような事をババさんに言われたんやろ。

ヨシオ:俺に言われた事は、第一回大会に出席する日本人の中で、超越瞑想から入って来た人はいなくなる。と言われたんや。それで、大会に出て周りを見回してみると、ほとんどの日本人参加者が超越瞑想を通じて来た人ばっかりやったな。でも、それらの人たちは、ババが言われた通り、次の数年間の間にいなくなったな。

ポニョ:それって、面白いよな。ババは全てご存知やから。でも、出された菜食が人の霊体として残るってコメントは面白かったぜよ。あの時に出されたお味噌汁はとても美味しかったな。だって毎食カレーばっかりやったからな。芋の煮っころがしとか、野菜の炒め物とかが出て、毎日、こんな菜食大会があれば一年中参加するのになぁ、なんて思ったぜよ。菜食の日本料理が最高やぜよ。

ヨシオ:また食べ物の話か。それにサイババ大会が、いつからサイ食大会になったんや。俺は、毎日カレーでもハッピーやけどな。嫁さんが誕生日プレゼントに、子供達からミステリー旅行の切符をもらって、娘達と一緒にしばらく家にいなかったので、俺はその間、腕によりをかけて、毎日いろんな種類のカレーを作ったんや。息子も楽しみにして喜んで食べていたな。俺は、ババの帰依者になって、一度も病気なんてしたことがないんやけれど、息子はちょうど風邪をひいていたので、ニンニクをたっぷり入れたカレーを作ったら、あっという間に風邪が治ったな。

ポニョ:ニンニクパワーか。生で昔食べさせられたことがあるけれど、あれって臭うよな。話は、元に戻るけれど、星やんのようにババが夢に現れて、いろんな事を言ってもらえたら人生を誤る事なんて無いやろな。

ヨシオ:でも、ババはとてもトリッキーやから、その人の欲望やエゴがどれくらいあるかを、夢に現れて、人を試されることもされるんや。だから、夢を通じてババからメッセージをもらう人ってたくさんいるけれど、そのメッセージは、その人だけに与えられたメッセージなんや。同様に、瞑想中に受けたババからのメッセージも、瞑想をしていた人だけに、示されたメッセージなんや。

ポニョ:だから、その人にだけのメッセージを、瞑想中にババが来られて、こんなメッセージをあなたに言われました、とか、私の夢の中で、ババはこんなメッセージをあなたに告げられました、とか人々に言っている人には、注意しなくてはいけないって事を以前記事にしたよな。

ヨシオ:ババは、人が霊媒師を通じてメッセージが欲しいとかを願わない限り、その人に直接、メッセージを送られるんや。だって、本当の自分を自らの内に見つけるのが霊性修行やろ。なのにババの霊が乗り移っていると言っている霊媒師や、ババの声が聞こえるとか言っている人、神様への質問を書いた手紙を祭壇に置けば、あくる日に答えが書いてあるとか言って人を集めている人がいるけれど、それって、霊性修行とは違うやないか。

ポニョ:人は、自分の中の神様の囁き、良心の囁きが聞こえないから、いろんなところに神様を探しに行くんやろな。

ヨシオ:そんな事をしなくても、毎日、人は一日の終わりに床に就くやろ。その時に、人は光り輝く英知の世界、神の世界に毎晩赴いているんや。でも、朝に起きて帰って来た時に、それの事をすっかり忘れたしまうんや。

ポニョ:それって、なんか虚しいよな。忘れないようにする事って出来ないんやろか?

ヨシオ:そうやな。先ず、夢を見るって何かなと考えれば、潜在意識の段階なんや。普通、人は起きて覚醒している意識の段階から、肉体から離れて自分の創り上げた夢の世界に入って行く潜在意識の段階。そして、熟睡した時は、暗闇だけの意識の無い段階に入って行くんや。

ポニョ:つまり、覚醒している状態と夢を見ている状態。そして、熟睡して夢も見ない三つの状態があるって事やな。

ヨシオ:でも、実際は三つの状態を超えた、四つ目の超意識の状態があるんや。

ポニョ:超意識か?興味津々になって来たぜよ。

ヨシオ:超意識は、神様の至福の光だけが満ちている世界で、その光によって、人は何を見ても全てが神に見えて、究極の喜びを味わうことが出来るばかりではなく、熟睡時には、その至福の光によって、自分は暗闇にいるって事も理解出来るんや。

ポニョ:ということは、暗闇の中にいる時でさえ、暗闇って何かを判断する事が出来る光って事か?「真っ黒、黒助出ておいで。」の世界やな。

ヨシオ:何やねんそれって。また、映画の話か?ひょっとしてトトロやろ。

ポニョ:あんたも、見てるやないか。

夢の世界を照らしているものは何でしょう。深い眠りの状態では、全くの暗闇になります。
タマスのグナがあるだけです。
その状態では、知識も英知もありません。
ところでどうしてそこが暗闇だと分かるのでしょうか。
どういった認識の光りでそこが暗闇だと分かるのでしょうか。
深い眠りの状態は意識の無い状態、夢を見ている状態は潜在意識の状態、目の覚めているときは顕在意識の状態だと言えます。
その三つを超えた四つ目の状態があります。
それを意識を超えた状態と呼んでいいでしょう。
意識を超えた状態では、あらゆるもの、あらゆるところを見ると共に究極の悦びを味わいます。一体何がこの悦びの状態に灯りを照らし、完全な悦びを経験させているのでしょう。
それはアートマの放つ光です。
この光が、他の三つの状態を照らし出し、皆さんにその姿を見せてくれているのです。
~暗闇を暗闇と認識できるのは、暗闇さえも認めることの出来る意識の光りがあるからです。
それがアートマの光りです。
このすべてを超えた光りがあるからこそ、他のすべての光りは輝くことが出来るのです。
~目の覚めた状態で見えるものは、夢を見ている状態ではみんな消えて無くなります。
夢を見ている状態で味わう悦び、悲しみも目の覚めた状態に戻ったときに無くなります。
目の覚めた状態で見える人も物も、夢を見ている状態では、移りゆく影のようなものです。
深い眠りの状態では、それも完全に消えて無くなります。
そんな風に悦びは、意識の状態によって変わっていきます。
皆さんは、この世の悦びがいつまでも続くと思っているかもしれませんが、それはいつか、大きな苦難となって皆さんに辛い思いをさせるでしょう。SGc19

ポニョ:最後のババの御言葉がグサっと来たぜよ。この世の物事に囚われて、そこから喜びを得ようとしても、いつか大きな苦難となって返って来るって言っておられるんやろ。それって、この世に楽しみを求めている者にとっては、きつい言葉やぜよ。

ヨシオ:でも、この世界をストレートに上手く表しているよな。どんなに大きな家に住んでも、どんなに素晴らしい家庭を築いても、どんなに豪華な高級車に乗っても、世界一美しい女性と結婚しても、一国の大統領になっても、豪華客船に乗って世界一周の旅をしても、自家用ジェット機を所有していても、大会社の社長になっても、時が来れば全てのものが自分の指の間から滑り落ちてなくしてしまうのが、この世の定めなんや。

ポニョ:そういう事を悟ったら、一体、自分の限りある人生で何が大切か、何を追い求めなくてはいけないのか、人は真剣に考えないといけないよな。

ヨシオ:以前、記事にしたけれど、この世の物事を追いかけ、感覚世界に引きつけられて、人は夢の中でも何かを追い求めるけれど、でも、その波立った心の衝動こそが、実はこの世界を創造した原動力なんや。

夢見ている時、人は衝動を追い求め、求めた物を手にいれて満足します。
感覚世界が人を引きつけ、目的の事物を追い求めさせる魅力は、目覚めている状態と夢見る状態の両方に存在します。
心は常に波立ち騒ぎます。
その波立ちこそが潜在する衝動因を育て、繁殖させ、根をはびこらせる肥沃な畑なのです。

ポニョ:感覚世界が人を引きつけ、目的の事物を追い求めさせる魅力は、目覚めている状態と夢見る状態の両方に存在します。と言っておられたけれど、起きている時に欲望を満たすために追い求めるものが、心に刻まれて、寝ている時にそれが夢になって現れるって面白いよな。まるで覚醒時の行為が、映写機のようになって夢というドラマを映し出すんやろな。

ヨシオ:映写機か?映画好きのポニョが言いそうな事やな。

目の覚めている状態で執着に捕らわれると、夢を見ている状態や熟睡状態の、最も微妙な姿でも執着が現れます。
夢を見ている状態とは、鏡に映った像のようなものです。
目の覚めた状態でどんなことを経験しても心が受け取ったものが映った姿として夢の中に現れます。
目の覚めた状態と、夢を見ている状態は物と鏡に映し出された物の像に似ています。
目の覚めている状態で正しい道を選び、真実を知り、真実の光りの中で行動していれば、夢を見ている状態でも正しい道を歩んでいけます。
目覚めの道を進むためには、感覚的な物の欠点に気づいて、少しずつその欠点を乗り越えて、執着を捨てていくことが大切なのです。SGc13

ポニョ:今、起きている時に心に刻まれたものが夢となって出て来るって言ったけれど、時々、怖い夢なんかを見ると、ドキドキして飛び起きる事ってあるやろ。それもやはり、起きている時に心に刻まれた衝動がそういう行為を生むんやろな。

ヨシオ:以前から言っているように、この俺たちが生活している物質世界も、英知の世界から見たら、実は夢の世界なんや。だから、今、ポニョが言ったように、怖い夢を見たらビックリして起きるように、人が英知を得ることが出来れば、この世界から目覚めることが出来るんや。俺たちは、皆、この物質世界を実の世界だと思ってどっぷりその世界に浸かりきっているけれど、眠っている状態から英知の力を借りて起き出して、そこから抜け出さなければいけないんや。

ポニョ:それって、昔に流行った映画で、マトリックスというのがあったけれど、それと似ているぜよ。

ヨシオ:さあ、またまた出ました。ポニョの映画解説。さよなら、さよなら、さよなら。

ポニョ:まだ、説明していないのに、淀川長治の台詞を出さんとってくれますか。その映画では、主人公が、ある人に赤色と緑の二つの丸薬をのうち、どちらかを選ぶように言われるんや。それで、その一つは、それを飲めばこの世は全て夢だと分かり、覚醒する事が出来る薬で、もう一つは、そのまま夢の中にいて、今まで通り、おいら達のように間抜けな人生を送り続けることが出来る薬なんや。主人公は、夢から覚める事が出来る薬を選んだんや。つまり、今言ったように、英知を得ることが出来る薬を飲んだんや。

ヨシオ:薬を飲んで英知が得られたら、苦労はしないけれどな。それって昔、流行ったニューエイジのドラッグカルチャーと一緒やな。

ポニョ:人々を薬漬けにして、マインドコントロールしようとしている連中が作った映画やからな。前にも言ったけれど、その映画の中に主人公ネオのパスポートが写るシーンがあって、そのパスポートの有効期限が9/11の日付と一緒の年月日なんや。その事件の二年前の映画やで。それだけやない。まだまだあるんや。ちょっとそれらを証明している画像を貼っておくから、興味のある人は見てください。

ヨシオ:金払って、そんな映画を見に行くって、俺やったら考えられへんな。わざわざ洗脳されに行くようなもんやないか。映画を見に行く事は、もうやめとけって。

ポニョ:でも、良い映画もあるんやで。最近やったら、オーガニック栽培に挑戦した「奇跡のリンゴ」が良かったな。そうそう、「青天の霹靂」も良かったな。売れないマジシャンが四十年前にタイムスリップして自分の両親と会い、自分の出生の秘密を知るんや。感動したぜよ。それに、ロケ地の長野の千曲川のほとりにある上田がきれいやったな。一度行ってみようかな。まるで、昔の日本にタイムスリップしたような街なんや。おいらがまだ二十歳ぐらいの頃の日本って良かったよな。あれ?えらい静かやないか。どうしたんや。

ヨシオ:ポニョは映画の話を一人で喋っとき。さよなら、さよなら、さよなら。


夢の中でライオンに追いかけられるなら、あなたはすぐに目を覚まし、目覚めのレベルに戻って来ます。
夢の中で生じたことは、あなたを目覚めさせる力を持ちます。
そのように目が覚めている時、あなたがそれを夢と見做すならば、神の恩寵によってあなたは目覚めの世界から、突然に英知の世界に導かれるかもしれません。
怖いライオンの夢を見て、人は夢の世界から目覚めの世界へ返りました。
あなたが目覚めの世界を夢とみるなら、その時、英知の世界は夢からの覚醒に当たります。
それゆえ、聖者や賢者達は私達に目覚めよ、起きよ、悟れよ、と呼びかけてきたのです。SSIB1972


正義の味方になれるかな?

2015-05-30 00:00:48 | 日記
青いインクで書けば、あなたが書く文字も青くなります。
インクが赤ければ、書く文字も赤くなります。
これと同じように、もしあなたのハートがネガティブな感情で満たされていれば、あなたが見るものも、聞くことも、言うことも、すべてがネガティブなものになります。
ですから、まずあなたのハートを愛で満たしなさい。
そうすれば、あなたが見るもの、聞くこと、言うこと、行うことは、すべて愛がいっぱいで満たされるでしょう。
11/8/2000


ポニョ:何日か前に、おいらの好きな曲を紹介させてもらったけれど、あんたも何か好きな曲があるか?

ヨシオ:俺は、南インドのクラッシック音楽が好きやな。インドに行った時に、飛行機の中でいつもそのジャンルの音楽を聴くのが楽しみなんや。

ポニョ:そうではなく、もっと現代的な曲を聞かないのか?

ヨシオ:俺の子供達が聞いているのを聞くぐらいかな?その中で、一番印象に残ったのは、マイケルジャクソンの「鏡の中の男」や。
https://m.youtube.com/watch?v=aPTjtZ31lwk
ポニョ:また、古い曲を出して来たな。でも、歌詞の内容はとてもええもんな。

ヨシオ:そうやろ。俺も、息子がいつも聞いていたので、どんな歌詞か、注意深く聞いていたんや。

ポニョ:自分を変えて行こうという様な内容やろ。それって、ババの教えと一緒やもんな。マイケルジャクソンはババのアシュラムにも行ったことがあるし、親友のエリザベステーラーさんがアシュラムを訪れている時に、見かけたことがあるぜよ。

(鏡の中の男)

これから自分が変わるんだ
一生に一度のチャンスだけど
それが出来れば,生きる力も湧いてきて
きっと何かか変わってくる
そうなればもう大丈夫

襟を立て
いつもの上等なコートに手を通す
自分の心の中で,冷たい風が吹き荒れてるから
だけど,路上で暮らす子どもたちは
いつもお腹を空かせてる
彼らを無視するなんてできないし
知らないふりもしちゃいけない

夏休みなんてどっちでも良かった 
そんなのがあっても別に嬉しくもなかったよ
壊れたビンのかけらみたいに
誰にも相手にされてない
そんな気持で生きてきた
路上のあの子たちだって
このままじゃ行きつく先は目に見えてる
こんな風に満たされないまま生きるんだ
あの子たちには,自分の居場所が無いんだから
だから、どうか気づかってあげてほしい

目の前の鏡に写ったそいつから
つまり、この自分から変えていこう
自分の生き方を変えるんだ
誰にだってわかることだ
世の中を良くしたいと思うなら
自分自身を見つめ直して
まずは自分から変えていこう

今までは、自分のことしか考えなかったけれど、
いい加減もう気づかなきゃ
世の中には住む家のない人もいる
行きてくだけで精一杯で,これっぽっちの余裕もない
そんな人がいるのを知ってて
そんなのは、よくあることだ、なんて
とてもじゃないけど言えないよ

悲しげに揺れる柳の木
その幹に残った傷のように
消えない傷を心に抱えて
自分の夢さえ信じられない
そんな人が世の中にはいる
行きつく先は目に見えてる
ずっと傷ついたまま生きるんだ
あの人たちには,自分の居場所がないんだから
だからまずこの自分が行動するよ

目の前の鏡に写ったそいつから
つまり、この自分から変えていこう
自分の生き方を変えるんだ
誰にだってわかることだ
世の中を良くしたいと思うなら
自分自身を見つめ直して
まずは自分から変えていこう

自分を見つめ直して立ち上がろう
ぐずぐずしてる暇はない 
やるならすぐにやらなきゃダメだ
気持が冷めてしまったら
また元に戻ってしまって
無かったことにしてしまうから
今変わらなきゃダメなんだ!


ポニョ:何度聞いても良いよな、こういう曲は。歌も上手いし。心に響くよな。あんたは、テレビも見ないし、ドラマなんて見ないから、多分知らないと思うけれど、去年、日本で流行ったドラマも結構良かったぜよ。

ヨシオ:どんなドラマやねん。

ポニョ:巨大金融機関で働く一行員が、あるべき銀行とはどういうものかを、台詞の中で言うんやけれど、それがとても良かったな。聞いたことがあるやろ。半沢直樹というドラマや。倍返しだ~!という台詞が流行ったんや。

ヨシオ:以前、ポニョが言ってたよな。その台詞も聞いたことがあるな。それで、どんな台詞が気に入ったんや?

ポニョ:おいらが、気に入った台詞を少し紹介させてもらおうかな。

銀行は、所詮金貸しですよ、常務。誰かに金を貸して、その利子で儲けてなんぼ。それだけのことです。だからこそ私達は、しっかりした目で貸す相手を見極め彼らの未来に責任を持たなければならないのではないでしょうか。競争に負けるわけにはいかない。派閥争いも大いに結構です。ですが、一つ忘れてはならないことがある。それは、我々銀行員は銀行を守るためではなく、この国で働く人々のために仕事をしてるということです。銀行のための国民ではなく、国民のための銀行でなければならない。その思想を忘れてはならないんです。私達は上司や組織のために仕事をしてるわけではありません。たとえ相手がどんなに小さな企業でも、彼らが真剣に仕事をしてるかぎりその熱意を踏みにじる権利は我々にはないはずです。

モラル・・・この銀行に まだモラルなんてものが存在するんですか?私の言ってることと大和田常務の言ってること、どちらが正しくてどちらが間違ってるか少し考えれば誰にでも分かるはずです。しかし、皆さんは、これまでずっとこのテーブルの上で黒だと思っているものを詭弁で白にすり替え続けてきた。その結果が、今の、この東京中央銀行です。

大和田常務 あなたは私に おっしゃいましたね。メガバンクはこの国の経済を支えている、決して潰れてはならないと。おっしゃるとおり、銀行は決して潰れてはならない。ですが、私達は、そのことにこだわる余り、いつの間にか自分達のことしか考えない集団になっているんじゃありませんか?弱い者を切り捨て自分達の勝手な論理を平気で人に押しつける。問題は先送りされ、誰一人責任を取ろうとしない。くだらない派閥意識でお互いに けん制し合い、部下は上司の顔色をうかがって正しいと思うことを口にしない。そんな銀行は、もう潰れているようなものです!

世の中には本当に銀行の力を必要としてる人や企業が たくさんいます。彼らを裏切り続けるなら私達は、もう存在していないも同然じゃないですか?これ以上 自分達をごまかし続けるのはやめましょう。黒は黒、白は白です。そうは思いませんか?岸川部長。

部長、これは私と大和田常務とのケジメです。止めないでください。土下座をしてください。仮にも人の上に立つ人間なら潔いところを見せていただきたい。どうしました?部下に頭を下げるなんて常務のプライドが許さない?もし、そう思っていらっしゃるのなら、大きな間違いだ。あなたが謝るのは私じゃありません。これまであなたが、雨の日に傘を取り上げ、トカゲの尻尾として切り捨ててきた全ての人と会社です。土下座をしてください。大和田常務。

いいえ、ここで終わらせるわけにはいきません。地べたを舐めるようにしてあなたにすがり、けなされ蔑まれ、それでも必死で家族を会社を大切なモノを守るために、あなたに土下座し続けた人たちの痛みを、怒りを、悔しさを、あなたにも思い知っていただきます。

ヨシオ:結構ええ事を言っているやないの。

ポニョ:そうやろ。正義は勝つっていう感じのドラマやったな。

私は探しています。ずっとずっと探し続けています。
私は当時も探しました。
私は今も探しています。
私はずっと、真の、そして、正義にかなった人間を捜し続けているのです。19/8/06

ヨシオ:ババはこの世には、正義のために闘っている人達がたくさんいる。と言っておられるから、今、ポニョが紹介してもらったのはドラマでも、社会では実際、こんな風に闘っている人達がたくさんいるんやろな。

男は真実と正義に基づいた人生を送るべきです。
そうして初めて男は国を守ることができ、真の男と呼ばれるに値する者になるのです。
そうでなければ、どうして英雄的な男性になることができるでしょう?6/9/04

ポニョ:社会に出ている人達だけではなく、家で子供や年寄りの面倒を見て、守っているお母さんがたもたくさんいるよな。その主人公である銀行員の奥さんの言葉も良かったぜよ。検査官たちが家の中を調査するためにそこら中をひっくり返して捜したんやけれど、何も出て来なかった時のシーンや。それを、ちょっと、ここで紹介させてもらうと…。

花「ちょっと、あんた達、これだけ家の中 かき回したあげく、何の挨拶もなしに帰るおつもり?」検査官「お邪魔しました」
花「それだけ?一個人のプライバシーに踏み込むなら、それなりの礼儀があるでしょう?」
検査官「これは、ご主人に了承を得た上での金融庁の検査ですので」
花「そんなの知らないわよ。ここは主人の家であると同時に私の家でもあるんですからね。主人は銀行員という立場上何も言えないかもしれないけど、私は一般市民だから言わせてもらうわよ!あなた達、役人の常識はね、霞ヶ関じゃ通用するかもしれないけど世の中では通用しませんからね!そういう非常識な役人がこの国をダメにすんのよ!何とか言いなさいよ?!」
検査官「すっ・・・すいませんでした」
花「銀行員の妻、ナメんなよ」

ヨシオ:最後の、ナメんなよという台詞が良かったな。そういやあったよな、昔、猫に学ラン着せて、なめんなよ、と台詞を入れた写真。

ポニョ:あった、あったよな。思い出したぜよ。可愛かったな。あの猫さん達。

ヨシオ:俺も、そう言ったら良かったな。あの時…。

ポニョ:あの時って?

ヨシオ:昔、毛布をたくさん輸入して、トラックがコンテナを港からピストン輸送していた時に、その毛布の中に麻薬を染み込ませたと疑って、税関の職員たちが麻薬犬を連れてやって来て、せっかくきれいに積み上げた、毛布の束を引っ掻き回してバラバラにしてしまいよったんや。夜中まで作業がかかったので、大きなランプなどを向こうの要求に従って、こちらが用意しなくてはいけないし、大変やったんや。しかも、法律で、検査にかかった金は、全て俺が支払わなければならなかったんや。その時に、なめんなよって言ったら良かったな。

ポニョ:そういや、そういう事があったって言ってたな。神様のお仕事は大変やぜよ。それに、お役所の上の方で働いているお偉いさんってどこでも一緒やな。

ヨシオ:後で、その検査官たちと会合を持ったけれど、死んだ魚のような目をしてたな。

ポニョ:なんでも民営化すれば、利益追求の為にサービスが疎かになるし、役所に任しておけば、コストを無視して税金ばかり無駄にしたような経営しか出来ないし、一体どうしたらええんやろうな。

ヨシオ:ババは、金持ちは、貧しい人たちに自分の金を使って奉仕しなさいと言っておられるな。
ポニョ:そうなんか。でも、金だけ出して、ハイ、私は奉仕をしましたよ。なんて言っても、その金持ちがエゴを膨らますだけで、霊的には全然意味が無いぜよ。やっぱり奉仕させて頂く人の中に神さんを見て、その人がどれほど困っているか、その困っている人の置かれた立場にまで自分を持って行って、初めて良い奉仕が出来るんやけどな。

“一人ひとりが、真理と正義を実践し、真理と正義を守るべきです。
~国は武器や最新の兵器によって守られるものではありません。
もし、人々が真理と正義を保護するなら、真理と正義が国と世界を守るでしょう。23/11/94”
ダルマ(正義)が衰えアダルマ(不正)が増すとき、私はダルマを確立するために化身する。
今日の世界では、正義が衰え、真理が忘れられています。
全世界は不正行為と無秩序と邪悪な振る舞いに満ちています。
このような混沌とした状態に対しては、神への信仰だけが永続的な改善策です。
真理のみが拠り所です。
なぜなら真理は神だからです。
愛は神です。愛に生きなさい。
愛がなくては人は生きることができません。
ですから、人は神を愛し、神から愛という贈りものを受け取らなくてはなりません。
愛によってのみ神に到達することができます。9/8/06





災難さん有難う、苦難さん今日は

2015-05-29 00:00:59 | 日記
“人々は私に、困難と損失を全て取り除いてくださいと祈願します。
それは完全に誤った祈願です。
困難を歓迎し克服しなさい。
困難を乗り越えてこそ、神を体験することが出来ます。2/9/91”

ポニョ:昨日の続きやけれど、地震の前に熱が出た話をした事があったな。

ヨシオ:四十年前の唐山の大地震やろ。地震の十時間前にどういう訳か四十度の高熱が出たんや。それで、歩けなくなって歩道に座り、頭を押さえていたら、その頃珍しいマツダのルーチェというピッカピカの新車が俺の横に止まり、俺を最寄の病院へ連れて行ってくれたんや。マツダから、試乗車を貸してくれたので乗り回しているって言ってたな。そして、木造の病院の二階の個室で、というのも、その病院は産婦人科しかない病院なので男は急患の俺一人だけだったんや。

ポニョ:それで、個室って訳か。でも、その車はババが手配してくれたんやろな。

ヨシオ:とにかく、熱を下げるために点滴注射をしてもらっていたんやけれど、夜中の三時ごろに突然、地面を龍が這うような大きな音がしたな、と思った瞬間、夜中で、真っ黒であるはずの空が一面突然光って一瞬の間、まるで昼間のような明るさになったんや。俺は、一体何が起こったのかなと思った瞬間、座っていた鋼鉄製のベッドが、踊っているように飛びまくり、大きな音とともに天井が落ちて来て、壁の窓ガラスが割れ、鼓膜が破れるような大きな音がしたんや。俺はベッドから転がり落ちたので、、そのままベッドの下にもぐりこんで、助かったんや。不思議な事に、地震と共に熱も引いていたんや。俺は、近くの広場に避難したけれど、周りは瓦礫の山で、生き埋めになった人の呻き声がそこら中からしていたな。

ポニョ:木造の病院やから助かったんやろな。煉瓦造りやったら、お陀仏やで。光は地震の前に見られる発光現象やろな。大きな地震の前に時々見ることが出来るんやぜよ。

ヨシオ:そのあと、粉塵を含んだ黒い雨が降って来たんや。広島に落とされた原爆の後に降って来た雨も黒かったなと思って、自分の腕が黒い雨に打たれて濡れているのを見ていたんや。

ポニョ:でも、どうして地震の十時間前に熱が出たんやろうな。その病院に行かすためか?

ヨシオ:そうやろな。でなかったら、その日は友達のアパートに泊まる予定やったんや。後でアパートを見に行くと、ひどく潰れていたな。

ポニョ:それはすごい体験やったな。危機一髪やぜよ。神様が守って下さっているって感じるのは無理ないわ。

ヨシオ:そうやろ。誰でも、こんな体験を繰り返したら俺のように思うよな。でも、本当は自分は身体じゃない。と信じることが出来れば、どんな災難に遭っても乗り越えることが出来るんや。それが、ババの教えなんや。

ポニョ:そうか。自分は身体じゃないっていうことを信じれば良いのか。そう言えば、ラーマがランカ島にシータを取り戻すために攻め入った時に、矢の雨を射ったんやけれど、そのうちの一本の矢が、逃げまどっていたお母さんが抱きかかえていた赤ちゃんに命中したんや。お母さんは、その即死状態の抱きかかえていた赤ちゃんを放り投げて、矢の雨を避けようと、また走り出したんや。それを見ていたラーマの弟のラクシュマナは、ラーマに「兄者よ。今のを見ましたか?母親が自分が助かりたい一心で、矢で射られた子供を放り投げて、逃げ去りました。ラヴァナという悪鬼が支配している国は人心さえも、あんなふうに荒廃しているんですね。」と言ったんや。ラーマはそれを聞いて、「私はそうは思わない。お前が言ったことが正しいかどうか、その子供を放り投げて逃げた母親をここに呼んで、どうしてそんな事をしたのか聞いてみよう。」と言ったんや。そして、連れて来られた母親に「お前はどうしてそんな子供を放り投げるような事をしたのか」と尋ねると、その母親はこう言ったんや。「私がこの世に生を受けたのは、ヴィシュヌ神の化身であるラーマ様にお目にかかり、そのダルシャンを受ける為なのです。私の子供はそのラーマ様の軍勢の矢に当たり死んでしまいましたが、その子のカルマでございます。肉体はいつかは滅んで行くものでございます。それが、若いうちか、それとも年取ってからかは、私どもには知る由もございません。全ては、ラーマ様の御意志通りに世の中は動いて行くのでございます。私は、その宇宙を統べる神、ラーマ様のダルシャンを得る事だけを思い、魂が抜けて肉体だけになった我が子の抜け殻を放り投げて逃げたのでございます。おかげで、こうして私どもは、生き延びてラーマ様にお目にかかり、あなた様のダルシャンを得ることが出来ました。本当にありがとうございました。」と言ったんや。

ヨシオ:それは、すごいお母さんやな。でも、もし同じような状況やったら多分、俺も同じ事をするやろな。

ポニョ:本当に出来るんか?

ヨシオ:もちろんやるさ。だって、この世の中のゴタゴタに巻き込まれるのは、自分が肉体やと思い込んでいるからなんや。一旦、自分自身を自分の肉体から切り離し、少し離れたところから自分を見るようにしたら、ゴタゴタに巻き込まれないんや。

ポニョ:つまり、ゴタゴタに巻き込まれている自分を、そっと横から見ている自分になれって事やな。

ヨシオ:それが、この世界のゴタゴタに巻き込まれない秘密なんや。何があっても、第三者的な立場に自分をいつも置いておくんや。

ポニョ:でも、自分のミステイクで人や会社に迷惑をかける場合だってあるやろ。そんな場合はどうするんや。

ヨシオ:二度とそういう間違いを犯さないように反省しながら、この間違いも、神様が自分のエゴや無知に気づかし、それを是正されるためのプレゼントやと思ってありがたく受け入れたら終わりや。人に迷惑をかけた事を一旦反省して二度と間違いを繰り返さないと心に誓ったら、いつまでもその事を、思い悩むことなんて必要無いんや。全ては神様がコントロールされているんや。俺たちがその日に、どういう間違いやミステイクするのかは、神様がこの世界を創造される前から、もう想定済みなんや。

“あなた自身を罪人とみなしてはいけません。
罪とは単に過失に過ぎないものに誤ってつけられた名前です。
心から後悔し、二度と再び悪事を働かないと決心するならば、私はあなたの一切の罪を許します。あなたが無知だった時、あなたを誘惑した悪習を克服する力を与えたまえと神に祈りなさい。真、善、美part2p111”

ポニョ:つまり、大きな神の創造のドラマの中に、おいら達が、いつ、どのような間違いをするかという筋書きが既に書いてあるんやな。

ヨシオ:神様は、今、目の前の道を小さな砂糖の小さな粒を運んでいる蟻が、何歩、歩んで自分の巣に戻るか知っておられるんや。俺たちの心臓の鼓動が死ぬまでに何回打つのかも知っておられる。ポニョが生きている間に、何回オナラを落とすのかも知っておられる。

ポニョ:なんで、そこで、おいらのオナラの数が出て来るんや。もちろん、あんたも知っているように、おいらは芋が大好きやから、人一倍オナラはするぜよ。でも、その事を例に出して神様の創造の神秘の話をしないでくれますか?せっかく今まで、格調高い話やなと思って有難く聞いていたのに、突然レベルが落ちたやないの。

ヨシオ:人は誰でも、このいくつも荒波の押し寄せる人生で、大きな間違いを一つや二つ犯すけれど、一番覚えて置かないといけないことは、間違いを犯した時に、それを反省し、後悔して悩んでいるのは、自分がポニョだと思っている自分だ。ということなんや。本当の自分は、いっぺんの曇りもなく純粋で、常に喜びに満ちていて、その間違いを犯したポニョという肉体を自分だと思って勘違いしている自分を、静かに優しく見守っているんや。でも、実はそっちが本当のポニョなんや。

ポニョ:でも、極端な話、自分の不注意で事故を起こして人身事故を起こしたりしてしまうと、後悔してずっと悩んでしまうぜよ。

ヨシオ:たとえ、そんな極端な場合でも、その人身事故で亡くなった人は、その時に、その場所で亡くなるように、宇宙が創られる前から既に決まっているんや。だから、自分が不注意で事故を起こしたと思っているポニョは、それを機会に事故を起こさないように反省して、気を付けてこれからの人生を送って行けば終わりの話なんや。

ポニョ:そんなに簡単に割り切って人生を送ることが出来るかな?

ヨシオ:さっきも言ったように、一概にポニョというけれど、ポニョには、ポニョの体をポニョだと思っているエゴに覆われたエゴポニョと、「ポニョはいつまで自分とタヌキのようなポンポコ肉体とを同一視してるんや。」と思って、エゴポニョを暖かくいつも見守っているアートマポニョの二人がいてるんや。エゴポニョはそのエゴ、つまり、自分と肉体を同一視しているから、事故を起こしても、それは肉体である自分が起こしたと思っているんや、また人に迷惑をかけたりしても、それは、自分が人に迷惑を掛けたと思い込んでいるんや。でも、エゴポニョは、そういうふうにして、始めてエゴポニョからエゴを取り去って行く事が出来るんや。だって、そういう災難を通じないと、人って反省して自分のエゴやプライドを小さく出来ないやろ。だから、そういう人生での試練の時は、自分が本当のポニョである、アートマ、神様に近づくことが出来るチャンスなんや。その機会を上手く捉えて、自分というエゴを小さくし、いつも自分の横で、見守ってくれている本当のアートマポニョのレベルにまで昇華させたら、二人のポニョゲームが終了するんや。そのレベルに達するまで、いろんな災難や困難が人生に付きまとうんや。そして、その災難というのが、実は神さんからポニョへのプレゼントなんだ、と最後に気付くんや。だって神さんは、決して、帰依者が乗り越えられないような、耐えきれない、きつい困難を与えられられないから…。その帰依者がエゴを無くして行く上で、その帰依者に合った、最高の災難や苦痛を用意されているんや。それが、神様の恩寵なんや。そしてそれこそが、二元の世界から不二一元の世界へ行くための切符なんや。

ポニョ:そういうことなんや。災難さん、ありがとう、苦しみさん、ありがとうと言って生きていかなくてはいけないんやな。だから以前記事にしたように、人としての生の終わりに、神様と一緒になる前に、その人の口から出て来る最後の言葉は、「ありがとう神様」しか無いんやな。毎日どんな事があっても感謝の気持ちを忘れたらいかんという事やぜよ。なんか、分かったような気がして来た。要するに、人生に何があってもジタバタせず、ハッピーでいましょうって事やな。それなら簡単、簡単。チョー簡単。よく分かったぜよ。ああ腹が減って来たぜよ。難しい話ばかり聞いていたら…。あんたは、簡単な話を難しく説明する能力に長けているぜよ。

“あなたは私が理由もなくあなたに痛みを与えると思いますか。
あなたが今楽しみに対して心を開いているように、痛みにも心を開きなさい。
というのもその痛みは私の意思であり、あなたのために私が与えたものであるからです。
痛みを歓迎することをあなたの課題としなさい。
それから逃げてはいけません。
内を向いてそれに耐え、そこから恩恵を受ける力を引き出しなさい。
それらは全て私が計画したことなのです。
願いが叶えられないという苦しみを経て、私の声を聞くことを切望するようにあなたをし向けているのです。
私の声が聞こえれば、あなたのエゴや心も消え去るのです。サイババと精神科医c16”


組長は一人で事務所に行くのだ

2015-05-28 00:00:25 | 日記
ギータは、『幸せも悲しみも、損も得も、勝利も敗北も、完全なる平常心を持って扱いなさい』と言っています。
楽しみは、苦痛と苦痛の間の期間です。あなたの世俗的な欲望を減らしなさい。神を求める気持ちを育てなさい。
神への愛を高め、それによって、さらに幸せになりなさい。
もし欲望が大きくなると、あなたの苦しみもその分だけ大きくなり、幸せもそれに反比例して減っていきます。23/11/00


ポニョ:昨日は夢の話から、この世は全て神様が冗談で、お遊びで創られた世界やって言う話で終わったけれど、実際、この世で生活していると、子供の教育や親の世話、仕事でのトラブルや就職、進学などが目の前に次々と現れて、この世界のゴタゴタに自分が簡単に巻き込まれてしまうよな。

ヨシオ:俺が、昨日、この世は神様のお遊びの場だと言ったのは、神様のレベルから見た世界なんや。俺たちも、毎日の霊性修行で、その高いレベルの見方をして生きていかなければならないんや。

ポニョ:言うは易し行いは難しやな。ガンを宣告された人が、その日に忘年会に行って、みんなとその事を冗談のように言える人っていないぜよ。

ヨシオ:それは、ポニョやったらの話やろ。俺やったら平気で出来る。昔、日本でビジネスをやっていた時に、強盗に入られたんや。従業員が縛られて、売上金をごっそり持って行かれたんや。夕刊やったけれど、新聞の一面に載り、ニュースやテレビの人間が嫌ほどやって来て対応しなくてはいけなかったんや。警察とも一日中付き合っていたので、担当刑事と親しくなって覆面パトカーを運転させてもらったこともある。俺が警察に協力している時、少しムカついたことは、警察は最初から、被差別の人や在日朝鮮人を犯人だと睨んで調査を始めたんや。俺は、その頃まだ、ババのことを知らなかったけれど、こんな事が起こるのは起こるべくして起こるって信じていて、大金を失ったけれど、全然平気やった。事件当日、家で休んでいたら夜中に電話が鳴って、従業員が手を縛られたままなんとかして電話して来たんや。俺は、直ぐに警察に連絡し、犯人逮捕に協力して二ヶ月後に逮捕することが出来たんや。でも、そんな忙しい日々でも毎日の生活には全然影響がなくて、事件当日も、何時ものようにバスケットの練習に顔を見せた時に、チームメイトはみんな驚いていたな。

ポニョ:そう。そんな事があったんか。知らんかったぜよ。

ヨシオ:この事件の後には余談があって、犯人の両親が息子が盗んだ金を返しに、その犯人が通っていた夜間高校の生徒会の会長と一緒に家にやって来たんや。そして、俺に謝った後、こう言ったんや。「私の息子が出来心を起こして、こんな大きな事件を起こし、いろんな人たちにご迷惑をかけてしまいました。今は刑務所で服役して、二度とこういう事件を起こさないと反省しております。しかし、私ども、親として納得出来ないことは、あの子が初犯で全てを後悔しているのにも関わらず、裁判所は懲役三年の実刑判決を下したことでございます。弁護士もこの刑は重すぎると言っております。でも、もしあなた様が私ども親の気持ちを汲んでいただいて御同意していただけるんであれば、書類に一筆サインをしていただき、減刑に御協力して頂きたく、こうして恥を忍んでやってまいりました。大変お迷惑をお掛けしたのにも関わらず、こんな大それたお願いに上がり、大変恐縮しております。どうか、よろしくお願い致します。」と言ったんや。俺は、その両親と一緒にやって来た生徒会長からも詳しい話を聞いたんやけれど、その犯人は社会的に差別されている人たちの家族なので、それだけの量刑を食らったと言ってたな。俺はそういう事は大嫌いなので、減刑運動の旗振りをすることにしたんや。そのお陰で、三年が一年になったんや。その生徒会長は俺と一緒に減刑運動する過程で、俺の事をとても気に入ってくれて、卒業したら是非、俺の小さい会社に就職したいと言って来て、俺の右腕として一緒に働いてくれる事になったんや。ちょうどその頃、俺は霊的な事に興味を持ち始めていたので、もう金儲けには全然興味が無く、毎日、そういう霊的な関係の本を読んだり、お寺や霊的な場所に行ったりしていたので、その元生徒会長が実質、俺の会社を全て取り仕切るようになったんや。

ポニョ:それは、良い話やな。強盗に入られてた被害者が、強盗の減刑運動をするなんて。でも、この世界でどんな災難や困難にぶち当たっても、いつもハッピーで平静さを保って生きて行くって、おいらにはちょっと難しいぜよ。

ヨシオ:またこんな事もあった。俺が学生の頃、祖母が尼崎の逓信病院に末期ガンで入院していて、もう祖母に残された日が少なかったし、昔から親父がいなかった分、祖母にはとても世話になったので、俺は毎日のように見舞いに行っていたんや。亡くなる三日前に祖母が俺の手を握ってこう言ったんや。ヨシオ、人生って短いな。あっという間に終わりやな。人間って元気な時って本当に短いで。ヨシオも、毎日毎日を大事にして、時間を無駄にせず過ごして行きやと言ったんや。祖母は、中国から十六歳の時にお嫁にやって来て、九人の子供を次から次へと産み、戦後は焼き飯屋さんの調理人をしながら子供を育て上げたんや。そして、五十台半ばになった頃に、癌になり、毎年身体を切ったり貼ったりして手術を繰り返し、六十過ぎになると癌が全身に転移してしまったんや。本当に苦労ばっかりの人生やったな。ある日、お迎えの日がやって来て、俺は祖母と最後の対面をしようと、病院に車を飛ばし、祖母のまだ生きているような綺麗な顔を見て対面を終えてから、正面玄関先の芝生の上に座って、星空を見上げていたんや。すると、祖母にはその頃、七人の子供、つまり、俺の叔父貴や叔母がいたけれど、みんな血相を変えて車を飛ばして病院にやって来たんや。俺は、あたふたして、病院の廊下を走り出そうとしている叔父貴たちに、どんなに早く行っても、もう祖母は冷たくなっているから…と言ったんや。でも、彼らはそんな俺の言葉を無視して、夜中の静かな病院の廊下をお母ちゃ~んと叫んで取り乱しながら、走って行ったんや。俺は、このままでは祖母の霊にも良くないし、ちょっと彼らの気持ちを鎮めてあげようと思って策を練って、非常階段を使って先回りして、祖母の病室で祖母の遺体の側に神妙な顔をわざとして座り、叔父貴たちが来るのを待っていたんや。すると、ドアを蹴破るようにして、叔父貴たちが勢いよく部屋に飛び込んで来たんやけれど、みんな、玄関先にいた俺が祖母の病室にいたのでとても驚いて、自分の母親の遺体より、俺の事を大きな目を開いて恐ろしそうに見ていたな。俺は、祖母の魂はもう肉体を離れて、今、自由になって喜んでいる。魂が離れた肉体を見ていくら悲しんでも、それは、ただの抜け殻に過ぎない。それに、息子や娘が悲しむと祖母に良くない。だから、心を落ち着かせて、静かに祖母の霊を見送ってあげて欲しいと言ったんや。この話にも余談があって、その尼崎の逓信病院の最上階に山口組の田岡組長が入院していたんや。俺の同級生にヤーさんになった奴も何人かいるし、俺はヤーさんなんて全然平気なんやけれど、ある日、俺が車を駐車しようとしたんやけれど、いっぱいだったので、仕方なくヤーさん専用の駐車場にある黒塗りのベンツの隣に止めようとしたら、そのベンツの幅が大きくて俺の止めようとしていたカーベイに、はみ出して停めていたので、俺の車のバンパーがベンツの横腹を擦ったんや。すぐに、見張りのヤーさんが五人ぐらいやってきて、俺に怒鳴りつけるので、俺は、こんなところで言い合いしても始まらないから、あんたの事務所でケリをつけようぜと言って、次の日、一人で山口組の事務所に出掛けたんや。

ポニョ:なに~。普通やったら誰もそんなとこに行きたくないのに、なんで、自分から進んで行こうとしたんや。それに、黒塗りのベンツの横なんかに誰も停めるからそんな目に遭うんや。君子危に近寄らずって言うやろ。

ヨシオ:でも、なんで奴らだけ五台分も駐車場を確保出来るんや。しかも一番良い場所に。俺はそんなのが大嫌いなんや。だから、以前からもし駐車場がいっぱいやったら、そこに車を停めたろうと狙っていたんや。ピカピカの黒塗の高級車がズラーっと並んでいる横に、俺の中古車を停めたらおもろいやろなって思っていたんや。それと、事務所に行こうと思ったのは、駐車場でもめたらお袋に気付かれるやろ。俺はお袋を心配させたくなかったかんや。その時、お袋はもう病院の中に入っていて、俺が駐車場でそんな事件に巻き込まれていたって知らなかったんやけれど、俺が病室に来るのが遅かったら、どうしてか不思議がるやろ。お袋をだます事は出来ないんや。めちゃ鋭い人やからな。それに、お袋は心配性と来てるから、奴らから電話をかけさせないように、こちらから早め早めに電話して、奴らの事務所に出向くようにしたんや。でも、相手が無茶を言ってきたので、会話を全部小型のテープレコーダーで録音し、電話も全て録音した上で粘り強く交渉したんや。そして、俺が貧乏学生で母子家庭やし、金を取れないと分かったので、根負けして修理代をまけてくれたんや。意外と良い人たちやったな。でも、交渉するのに十回以上も一人で事務所に出向いたな。事務所にいた連中と知り合いになっていて、そこにいた誰とでも、普通に話していたんや。あれ~。兄ちゃんまた来たんか。こんなケツの青い兄ちゃんから金を取ったるな。とか言ってたな。俺がまだ、十代の終わりの頃やったけどな。

ポニョ:それって、めちゃクールやないの。普通やったら一人でヤーさんの事務所に行くなんて怖くて出来ないぜよ。

ヨシオ:お前、若造やのに根性あるなって言われたな。でもヤーさんだって人間やし、神さんが、そのヤーさんの中にもおられるんや。俺は、その頃ババのことは知らなかったけれど、どんなところへ行っても一人じゃない、誰かが守ってくれているっていう感じは、いつも持っていたんや。それに、以前から、俺は身体じゃない。という事を信じていたから、別にヤーさんの事務所に出入りして殺されても、それはそれで良いなんて、腹をくくって行ってたんや。

ポニョ:ふーん。そんなことが出来るのは、前世から持っているもんがあるからやろな。そんなヤーさんの事務所に平気で入って行けるって、実は、前世はヤーさんで、あちこちのヤクザの紛争に出入りして殺されたとか…。だから今生もあだ名が組長なんやろな。

ヨシオ:あのね、それって、あんまりええ前世や無いやないか。俺は、とにかく、親父が亡くなった後、アパートの管理人をして俺たち兄妹の世話をしてくれているお袋にその件を気付かれないように、そして心配させないことだけを考えて、腹をくくって一人で事務所通いをしたんや。

ポニョ:そうか。お袋さんは繊細な人やからな。それで、さっき言ったように、どこに行っても誰かに見守ってもらっているっていう感じについて、もう少し具体的に言えるか?

ヨシオ:その頃、俺は車を毎日運転していたんやけれど、ある日、片側一車線の道を走っていた時に、百メートルほど先の交差点が赤やったから、ブレーキを踏んで止まろうとしたんやけれど、何とその交差点の五十メートル前で、どういうわけか「止まれ!」という大きな声がして、急ブレーキを踏んだんや。すると、脇道からすごい勢いで車が飛び出してきて、もしそこで止まっていなかったら、ぶつかっていたやろな。

ポニョ:その声はどこからしたんやろな。

ヨシオ:また、近くの国道を歩いて渡ろうと信号のある交差点で、信号待ちしていたんや。信号が青になったので、渡ろうとすると、足が地面にくっ付いて動かせなかったんや。俺は、手を使って足を引っ張っていたんやけれど、接着剤でくっついたように地面から動かせなかったんや。交差点では、全ての車が歩行者のために止まっているし、このまま、まごまごしていたら、信号が赤に変わると思って焦っていたら、突然俺の前に止まっていた車が、その後ろから来た車に追突されて、大きな衝突の音と共に、俺の前をすごい勢いで横切ったんや。それと同時に足が地面から離れたんや。まるで誰かがしばらくの間、地面から手を出して俺の足を引っ張っていたような感覚やったな。

ポニョ:それは、不思議な体験やな。まるで、マハーバラタの話の中で、かルナの馬車の車輪が地面にくっ付いて動けなくなったところを殺された話みたいやぜよ。以前にもあんたは、車一台止まっていない大きな駐車場で、バックしようとしたら、「止まれ!」って大きな声が耳元でしたので止まると、後ろにいつの間にか車が止まっていて、ぶつかる寸前やったという話をしてくれたよな。

ヨシオ:ああ、そういう事もあったな。高速道路を走っていた時も、渋滞に巻き込まれたので、ブレーキを踏もうとしたら、突然「車線を変えろ!」と誰かが言ったので、変えると、後ろから来た車が渋滞に気が付かずに、慌てて急ブレーキを踏み、俺が元いた車線の、俺が止まろうとしていたところにタイヤが軋む程の大きな音をさせて止まったんや。

ポニョ:もし、車線を変えていなかったら、追突やな。しかも時速百キロで。それはヤバかったな。確か、中国に一人で行った時も、大きな地震に遭ったって言ってたよな。

ヨシオ:その話は明日にしようか。昔の話を思い出したら、その時のフィーリングが蘇って来て疲れて来た。

ポニョ:若い十代の組長が、本物の組長の事務所に行ったら疲れるよな。

ヨシオ:何を勘違いしてるんや、ポニョは。この世界を仕切っている本物の組長は神さんやないか。

“あなたが絶えず神のことを考えているのであれば、決して苦しみにさいなまれることはありません。
神はあなたをすべての苦しみから守るでしょう。
神は常に、あなたの中に、またあなたの周囲にいて、あなたを安全に守るでしょう”
~一体性の原理を理解し、それにしっかりとつかまっていなさい。
そうすれば、あなたがどこにいようとも、たとえそれが森の中でも空の上でも、町の中でも村の中でも、あるいは山の頂上でも深い海の中でも、神が必ずあなたの面倒を見るでしょう。
いかなる人もあなたの神を否定する権利はありません。
カリユガの影響のために、人々は、金銭を追いかけて邪悪な道をたどっています。
彼らは、金のために人を殺すようなことまでしています。
彼らにとっては、金銭がすべてです。
私たちは、争ってお金を得ようとすべきではありません。
人は、愛という財産を獲得するために努力しなければなりません。”
25/12/2000


















夢の中へ行ってみたいと思いませんか

2015-05-27 00:00:57 | 日記
いかなる状況の下にあっても霊性修行者は、歓喜に満ち微笑みをたたえ熱心であらなければなりません。
この態度を身につけたものは、真っ先に目的地に達するに値します。
いかなる時にも歓喜に満ちた心的態度を持つという性質は、繰り返されてきた前世からの善行の果実に他なりません。
いつも心配し、気が沈み、疑っているならば、たとえどのような霊性修行を行おうとも至福に達することは出来ません。プレマバヒニ


ポニョ:昨日は久々に世界で起こっている事を記事にしたので、今朝、どういうわけかプーチンさんが夢に出て来たぜよ。

ヨシオ:へ~、夢を余り見ないポニョが、久々に夢を見たらと思ってら、なんとプーチンさんが出て来た夢を見たんか。面白い。それで?

ポニョ:それで、最初、日本のあちこちのお寺に胎内くぐり抜けってあるやろ。知ってる?

ヨシオ:ああ、知ってるよ。狭い岩や割れ目、木の穴をくぐり抜けたら、願いが叶うと言われているんやろ。俺は、家族と一緒に昔、私市の磐船(イワフネ)神社の大岩の胎内くぐり抜けに挑戦したことがあるな。また、清水寺では胎内めぐりもあるし、確か善光寺にもあったよな。

ポニョ:そうそう。そういう胎内くぐり抜けをして、周りを見渡したら、全く違う世界にいて、そこに、警備の人と一緒にプーチンさんが立っていたんやぜよ。

ヨシオ:ポニョは一体何を考えて生活してるんや。最近の記事で、ポニョは遺書を書いたやろ。その中で、ポニョは神様のことをいつも思っていなかったので、これから神様だけの事を思って生きますなんて、大上段に構えて言っていたけれど、夢に、神さんの代わりにプーチンさんが出て来るって、頭の中で何を思っているのか、丸分かりやないか。

ポニョ:おいらも、びっくりしたんや。だって、プーチンさんの事なんて考えたり、思ったりしたことは一回も無いんやぜよ。なのに、夢に出て来られたんや。

ヨシオ:まあええわ。それで?

ポニョ:それで、プーチンさんがおいらに、「私をあなたが慕っている神様のところに連れて行って欲しい。その神様に私もお祈りを捧げたい。」と言われたんや。

ヨシオ:それは面白い。プーチンさんは敬虔なキリスト教徒やからな。そのプーチンさんが、ババのところへ行きたい。そして、ババにお祈りを捧げたいと言われたんか?面白い展開になって来たやないか。それで?

ポニョ:それで、おいらが、「私が慕っている神様は何処か特別な場所におられるんではなく、いつも私たちの心の中におられます。」と言ったんや。

ヨシオ:うんうん。それで?

ポニョ:そう言ったら、プーチンさんは、「そうなのか。でも、クリスチャンがキリストの像に拝むように、何か拝む対象って無いのか?」と聞かれたんやぜよ。

ヨシオ:ババのお写真でも、あげたら良かったんや。

ポニョ:その時は、持っていなかったんや。でも、ちょうど、夕陽が見えたので、あの太陽に向かってお祈りを捧げましょう。と言ったんや。するとプーチンさんは、太陽にお祈りを捧げるのは良い事だな。と言って、あなたも、良ければ私のために祈って下さい。と言われたので、二人で並んで太陽に向かってお祈りを始めたんや。

ヨシオ:それって、とても良い事やな。太陽は神さんを表しているからな。亡くなった時に、太陽の方へ魂が赴いたら、生まれ変わらなくても良いって、昔に記事にしたよな。それで?

ポニョ:それで、おいらは、横で太陽に手を合わせて立ってお祈りを捧げているプーチンさんの事を、ババにお祈りしたんや。「この男は今、世界中の嘘つきマスメディアでから叩かれて、ネガティブキャンペーンを張られています。それにも負けず、この男は国際金融マフィア、裏社会の連中と戦っています。どうかこの男と、この男が大統領をしている国、ロシアを守ってやって下さい。」と言ってお祈りを捧げたんや。以前にも何度も記事にしたけれど、あの眠れる預言者エドガーケイシーも、世界の希望はロシアからやって来るって言ってたもんな。

ヨシオ:うんうん。そうやったな。もし、頭がプーチンがいなかったら、この世界はとっくの昔に人間羊さんの世界になっているかもしれんな。ますます面白い展開になって来たな。それで?

ポニョ:それで、お祈りが終わってから、プーチンさんがおいらに、「ありがとうございました。あなたの神さんに、私もお祈り出来てとても嬉しいです。お礼と言ってはなんですが、食事が用意してあります。どうか、一緒に食べて行ってください。」と言われたんや。

ヨシオ:ハイ、出ました。出ました。俺は、その場面がいつかいつかと待っていたんや。絶対にポニョの夢やから、食事の場面が出て来るって知っていたんや。ピンポーンやったな。それで?

ポニョ:人の夢に何が出て来ても、ほっといてくれますか?それで、先ずスープから出てきたので、それを、ありがたくいただいたんや。でも、そのあとの料理は全て肉が入っていたので、プーチンさんに、「あの~おいらはベジタリアンなので、食べれませんが…」と言うと、「そうだったのか?それは失礼した。早くから知っていたら、こういう料理を出さなかったんだが…」と言って残念そうな顔をされていたところで、目が覚めた。

ヨシオ:ポニョらしい夢やったな。面白かった。

ポニョ:今、フット思い出したんやけれど、最近、ロシアのニュースサイトである、スプートニクに、プーチンさんが戦争で亡くなったお父さんの遺影を胸に掲げて、一般大衆と一緒に、ほんの僅かの警護の人に囲まれて、パレードに参加しておられる写真を見たからかな?そんな夢を見たのは。

ヨシオ:多分そうかもしれんな。いずれにしても面白い夢やったな。太陽に拝んだところが良かったな。そこで、太陽神へ捧げるマントラであるガヤトリを、プーチンさんに教えていれば完璧の素晴らしい夢になるんやけどな。
http://yocchan31.blogspot.com.au/2015/05/blog-post_22.html
ポニョ:でも、夢の中でガヤトリを唱えるって難しいぜよ。

ヨシオ:俺は、初めてアシュラムに行った時の事やけれど、朝、目を覚ますと、一緒に行ったお袋と長男が俺の顔を心配そうに覗き込んでいたんや。そして、「ヨシオあんた大丈夫か?」なんて聞いて来たんで、俺は、「朝の挨拶は、おはようと言うんだよって、どこかのお母さんに教えてもらいましたが…」と言うと、お袋は俺に、「あんたが昨夜寝付いた時に、大きな声でオームと何回も唱えていたんやで。そのあと、調子や音が外れたガヤトリマントラも、大きな声で唱えていたんや。私や孫はそらもう、驚いて飛び起きたんやで。二人で、あんたが寝ながらオームやガヤトリマントラを唱えているのを心配しながら見ていたんや。それで、今朝も朝早くから起きて、あんたに何か変な霊が乗り移ったんと違うかと心配して、こうしてあんたが起きるのを待っていたんや。」と言ったんや。

ポニョ:寝ながらオームやガヤトリマントラを唱えるって面白いな。でも、寝ているから調子外れになるよな。

ヨシオ:それを聞いて、俺は昨夜の夢をだんだん思い出したんや。それは、ちょうど寝付いた時やったんやけれど、メガネをかけた年配のインド人を先頭にして、何十人も長い行列を組んで、人が一列になって俺の方に向かって来るんや。それも、全員足が見えなくて、宙に浮いて、滑るようにゆっくりと一列縦隊で無言でやって来るんや。俺は、一瞬、彼らは幽霊やと思い、もし、変な地縛霊やった良くないので、ガヤトリマントラを唱えて撃退しようと思い、大きな声でガヤトリを唱え始めたんや。最初にオームを何回か言った後、どういうわけか次の節が出てこないんや。それで、それを思い出すまで、何度もオームを唱えていたんや。そのうち、その幽霊の一列縦隊は、どんどん俺に向かって近付いて来たんや。そしてよく見ると、一番先頭にいたメガネのインド人の年寄りは、カスツーリさんだと分かったんや。俺は、何度かババの本に出て来るカスツーリさんの写真を見ていたから、すぐに分かったんや。それで、どういうわけか、彼らが俺に挨拶に来てくれたって分かったんや。そのうち、ガヤトリマントラの次の節も思い出したので、それを唱え始めていて、俺はゆったりと安心した気分で、カスツーリさんと向かい合っていたんや。そのうち、カスツーリさんたちの幽霊軍団は俺の目の前まで来たところで、俺はとても幸せな気分になったんや。そのまま、深い眠りに就いた。

ポニョ:その件は、以前記事にしたよな。面白い体験やったな。あんたが初めてインドに行く少し前にカスツーリさんが他界されたんやったかな?確か。

ヨシオ:そうやったみたいやな。

ポニョ:でも、いくらあの有名なカスツーリさんとは言え、幽霊軍団が一列縦隊で近づいて来たら恐ろしいよな。おいらも、そんな時すぐに、ガヤトリマントラが口から出てくるように、普段から練習しないといけないよな。でも、どうして、あんたのところに、やって来たんやろうか?

ヨシオ:それは、俺にも分からん。でも、挨拶に来てくれたことだけはすぐに分かったんや。でも、その日、ババがインタビューに呼んでくれたんや。

ポニョ:ふーん。そうやったんか。面白いな霊の世界って。

ヨシオ:その時、俺はオーストラリアのグループに入っていたんやけれど、ババはダルシャンで、グループのリーダーにではなく、俺の方に来て、「どこの国から来たの?何人のグループなの?」と聞かれたんや。俺が、「オーストラリアです。」と言ってから、グループに何人いるかを言おうとすると、リーダーの人が突然立ち上がって、「18人です。ババ。」と言うと、ババは「お前に聞いていない。座っていなさい。」と言われたんや。それで俺に、「それではインタビュールームに行きなさい。」と言われたんや。その頃、俺はまだオーストラリアの国籍を取得していなかったんや。それで、俺がインタビュールームに入ろうとしている時に、ババが、「お前はオーストラリアから来たって言ってたけど、まだオーストラリア人になってないね。」と言われたんや。俺は、「あのね、スワミ。そんな事をいちいち口で言われなくても、あんたは神さんやからなんでも知っている事を、俺は知っているんや。」と心で思って返事をしなかったんや。するとババは、俺の顔を見ながら微笑まれたんや。

ポニョ:生意気やな。あんたの話を聞いていると。神様に向かっていちいち口で言われなくてもやて…。あんたをリラックスさそうって思っておられたんやろ。

ヨシオ:そうなんやろな。そのあと少しだけ反省した。別のインタビューでも、部屋に入ろうとすると、「How are you?」と聞かれたので、俺は「あのねババさん。あんたは神さんやから、俺の身体の調子が良いか悪いかは、あんたの方が良く知っておられるやないか。知らんフリせんとってくれるか。俺にそういうジョークは通用しないぜ。」と心で言ったら、ニコニコしておられたな。
ポニョ:もうちょっと違う言い方ってあるやろ。せっかくババが声をかけて下さっているんやから。

ヨシオ:俺は、ババの肉体の近くにいると、どういうわけか、本当に自分の親父とか、友達のような気になるんや。だから、無意識に、なんかめちゃ親しい態度をとってしまうんや。俺は、別にババに対して、何かをして欲しいとか、何かを聞きたいとか、何かを祝福して欲しいとか、何か奇跡を見たいとか、何かを物質化して欲しいとか、そんな欲望は何も無いんや。ただ、ババの肉体のお側に座って、お蕎麦を食べれたら嬉しいんや。

ポニョ:あのね、お側とお蕎麦のダジャレなんやろうけどな、あんたの話を聞いていたら、どこまで本当で、どこまでが冗談かサッパリ分からんぜよ。

ヨシオ:全ては冗談や。この世で生きて行くこと自体が冗談なんや。何も心配する事柄もないし、真剣になって怒ったり、悲しんだり、嘆いたりする事なんて、この世には存在していないんや。神様の愛の目でこの世を見ると、全ての物事は、カルマという愛の法則によって、なるべくしてなり、起こるべくして起こる、愛の世界なんや。人がこの世界には、神様しか存在していない事に気付いた時に、初めて全てが冗談だって分かるんや。実は、この世界は夢の世界なんや。夢から覚めれば全ては夢だったって分かるんや。国際金融マフィアも、放射能汚染も、戦争も、人口削減の陰謀も、大津波も、地震が起こり、火山が噴火して地軸が変わることでさえ神さんのお遊びや。この世は神様のお遊戯の場なんや。この世には、なんにも心配する事なんて一つも無いんや。そんなふうにして、いつも冗談ばかり言って遊んでおられてる、遊び心いっぱいの神さんの肉体の前に立つと、その神さんの遊び心がこっちにも伝わって来て、俺も嬉しくなり、幸せに満ちて来て、心が愛で満たされて来るんや。神様がいつも冗談でお遊びの心で楽しまれているのが俺にも伝わって来るんや。だから、俺は、ババが96歳まで生きられるって言われていたのに、その前に崩御されたけれど、それもお遊びでやっておられるというのが分かるんや。ババは、肉体から離れられ、皆が悲しんでいるのを見て楽しんでおられるんや。そして、ほんの近いうちに、再降臨されてみんなを驚かせようとしているんや。ババはその時の、みんなの驚く顔を見たいんや。ただそれだけなんや。全ては、計られた冗談なんや。神様って無垢な子供と一緒なんや。なのにどうして人は、そんな冗談の塊のような神さんの前に出ると、真剣な顔になって緊張せなあかんねん。俺は、ババの肉体の前にいる時が、本当の自分自身である無垢な子供のようになったような気がして、人生で一番ハッピーになれる瞬間なんや。

自分の敬う神が、あらゆるところ、すべての人、あらゆる物の中にいて、自分自身の中にもいることが必ず分かるでしょう。
そう信じれば、恐怖は跡形も無く消え去ります。
~恐怖に打ち勝つ手がかりは、神があらゆるところにいると信じることです。
それを信じられなくなったときに恐怖は大きくなります。
自分自身の真実を忘れたときに、心配が起こります。
~自分自身を信じアートマに気づけば、感覚を制した人になります。
そうした気高い精神を持っていないと感覚を抑えられないのです。
その人達は魔物と変わりません。
二種類の人間がいます。
平安な気持ちで満たされている人と、不安な気持ちで溢れている人です。
人間と呼ぶのに相応しい人と、人間とは名ばかりの人です。
自分を真の人間と呼ぶに値する人生を歩んで下さい。
この神聖な人間として生を受けたという、素晴らしい神様からの贈り物に相応しい高い理想を生きるのです。SGc28
私の考えでは、心配というものは元々無いのです。
深く探求してみれば、この世に心配事など一つも無いということが分かるでしょう。
心配は心理的なものに過ぎません。
心配とは心が作りだした恐れです。
ただそれだけのものです。
それ以上の何ものでもありません。
心配はあなたの想像の産物です。
時たまあなたは罪の意識を感じます。
すると、修復不可能な過去を思い出して心配するのです。STPSp95