サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

僕は犬と違うで

2014-10-29 00:00:56 | 日記
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ポニョ:昨日の記事で一つ分からなかった事は、どうしてインドだけが太陽が方向を変えてゆっくりと地平線に沈んで行くだけで、他の地域は太陽が急に大きく何処かに動いて行ったりするんや。

ヨシオ:、新しい赤道と古い赤道が交差した周辺の地域だけにそういう現象が起こるんや。そして、地球にはそれが二地点にしか起こらないんや。そのうちの一箇所がインドで、もう一箇所が南米の太平洋沖合なんや。

ポニョ:ということは、その二地点だけ地軸が傾いても、あまり大きな影響を受けないって事なんか。

ヨシオ:その通りなんや。以前にも何度もこういう事が起こったって言ったやろ。前に起こった時も、この新旧の赤道が交わった地点にあり、今も赤道下に位置してるインドネシアとガラパゴスの周辺ではあまり大きな影響を受けなかったので、世界でこの二地点にだけ、まだ大トカゲが生息してるんや。あとは、みんなはぼ全滅や。

ポニョ:そう言うたらそうやんかな。その二地点は対極になってるもんな。ということは、今回起こるであろう地軸の傾きによって、インドが大きな影響を受けないと分かっていてババは、プッタパルティにアシュラムを作られたんやろな。

ヨシオ:しかも、デカン高原の真ん中や。そこが安全って知っておられるんや。だから、恵みの水のプロジェクトにしても、新しい病院も、今いろんなところで設立されているサイババスクールも、ほとんどがデカン高原とかブルーマウンテン山脈の周辺に限られているやろ。

ポニョ:そう言うたらそうやな。クリシュナも、この世を離れる前にアルジュナに、将来、女子供を連れて私の宮殿に避難しなさいと言われたな。そして、大洪水が来てもその宮殿は大丈夫やったけど、その周りは水の下に沈んだんやったな。

ヨシオ:ババは決して無駄なことは言われないし、されない。生誕地をデカン高原に選べれたのも、いろんなプロジェクトをその周辺でされていることも、全て将来に何が起こるのか知っておられるからなんや。

ポニョ:全てを知っておられるババか。ババは純粋意識であるから、人々の小さい心の動きまでも知っておられるもんな。いろんな人がババの元へきて、まず驚くのがそのババの何でも知っておられるというその偏在的知識やもんな。昔、あまり人が来なかった頃にババに呼ばれてインタビューに行くと、ババがその人の心の中に持っている疑問を全て答えられていたそうやな。

ヨシオ:そうやったな。質問をする必要がなかったって言ってたな。ある帰依者の家ではババのために素晴らしい椅子をデザインして、祭壇の横にいつも置いているんや。それは普通の椅子ではなく、椅子の背もたれの上に幾つもの首を持った神聖な蛇が飾られて、椅子に座られたババを、その蛇の頭で覆い被せるようなデザインになってたんや。そして、その家族がインタビューに呼ばれた時に、一番最初に言われた言葉が「君たちの礼拝室にある椅子に座ると、いつも蛇で頭を打つので痛いんやけど。」と言われたんや。

ポニョ:その家族は、いつもババがその椅子に座っておられると思ってお祈りをしていたから、実際にババからそういうコメントをもらったら本当に嬉しいやろな。

ヨシオ:サイババさんが全てを知っておられるので、ケララ州の運輸課の人がババさんに、「どうしてケララ州では他の州と比べてバスの事故が多いのか教えて欲しい」と尋ねて来たことがある。ババさんは「こんな簡単なことが分からんのか?」と言ってアドバイスをしたら、その次の日から事故が劇的に減ったんや。

ポニョ:ほう。そんな事があるんやな。それでどんな解決法を伝授されたんや?

ヨシオ:とても簡単や。女性専用席の位置を変えなさい、というアドバイスやったんや。

ポニョ:何で女性専用席の位置を変えたら事故が減るんや。

ヨシオ:ケララ州では、女性専用席は運転席の真後ろやったんや。だからそこに女性がいつも座っているんやけど、バスのドライバーはその女性たちをリアミラーでいつも見ながら運転するので事故が多かったんや。

ポニョ:なんやそれって、おいらみたいな運転手ばっかりなんや。

ヨシオ:ババさんは、「人のモンキーマインドが、このような事故を多発させていた」と言われたんや。

ポニョ:危ないよな。脇見運転は。というより後ろ見運転やな。それって余計に危ないやないか。

ヨシオ:ババはこのように全てのことを知っておられるので、別に言葉などで話されなくても、心で思っただけで通じるんや。

ポニョ:マインドリーディングやな。星やんもインタビューでババがテルグ語で話され、星やんが日本語で答えていたな。インタビューの後、そのやり取りを見ていたインド人の人に、「あんたはテルグ語が分かるんかすごいな。」とテルグ語で言わてれたけれど、星やんはそのインド人が何を言っているのか分からなかったんや。聞き返すと、英語で同じことを言ってくれたんや。それで始めて、ババが自分とテルグ語で話しているって知ったんや。

ヨシオ:ということは、ババは星やんの心を読まれただけではなく、自分が話されたことも星やんの心にダイレクトに伝えられたんやな。ところで星やんはババが言われた言葉を何語で聞き取ったんやろか。

ポニョ:もちろん日本語に聞こえた。と言ってたな。星やんが話し終えると、ババは「あっそう。」と言われた。と言ってたから。でも、それって昭和天皇の口癖やったな。ババ天皇か。面白い。

ヨシオ:俺と一緒に仕事をしていたイタリア人の人も、ババがイタリア人のグループを呼ばれた時に、あるイタリア人の帰依者とテルグ語で話され、その帰依者はイタリア語で返事をしていたって言ってたな。

ポニョ:おいらには大阪弁で聞こえるように話して欲しかったな。インタビューでは、英語でおいらに話しかけられたからな。「ポニョ、元気にしてたんか?朝起きたらな、いつも愛を持って一日を始めるんやで。一日中愛で持って愛を振りまいて過ごすんや。それで、寝る時までそうしたら神さんのところに行けるんやで。」とか言ってくれてたら、もっと心にしっくり来たんやけどな。

ヨシオ:もう自分で大阪弁で言うぐらいやから、しっくり来てるやないの。また、こんな話もイタリア人の人から聞いたな。ババさんはそのイタリア人の手を片手で取って、もう一つの手でパシンと叩かれたんや。多分悪さをしてたんでそれを罰せられたんやろな。するとそのイタリア人もババの手を取って、もう一つの手でパシンと叩き返したんや。

ポニョ:なに~叩き返すって神さんに何をするんや。

ヨシオ:でもババは、自分の出来の悪い子供を見るようにニコニコされていたんや。

ポニョ:その人は多分しっぺ返しか何かしてババと遊んでいるつもりやったんやろな。ババは実はいろんな方法で罰を与えて、その人のカルマを取られておられるのにな。

ヨシオ:ババさんはポニョが言ったように、いろんな方法でカルマを取られるな。ある学生もババといた時に、「君の脈拍数はいくらぐらいなんや。」と聞かれたんや。その学生は時計をしてなかったので、そばにいた学生に時間を計ってもらって脈を取り始めると、ババは「脈拍は86だ」と言われたんや。すると脈をとっていた学生は「その通りです。」と言って驚いたんや。ババは「私は時計がなくても脈を測れるんだよ。」と言われたんや。そして、「全ての生き物は鼓動が早い方が寿命が短いんだ」と言われて、ハートの形の指輪を物質化されて、その学生のシャツをはだけさせて心臓に手をやり、「でもお前は私の学生だから大丈夫だよ。」と言われたんや。

ポニョ:ハートの形をした指輪って、男がしたらちょっと恥ずかしいけどな。でもそれがその学生のお守りなんやろな。多分心臓が悪いんやなその学生さん。

ヨシオ:ババはその隣にいた学生に、「お前はここでは良い子ぶってるが、デリーに帰ればいつもタバコばっかり吸ってるやないか。」と言って叱られたんや。

ポニョ:喫煙って一度病みつきになったらなかなかやめられないもんな。でも本当になんでも知ってられるんやな。

ヨシオ:あるアメリカの帰依者の家族は、俺のように農場に住んでいるんやけど、毎週木曜日に家族でバジャンをしてたら、飼い犬が一緒に歌いたいって吠えるんや。うるさくて仕方がないので、犬を母屋につないで、犬に聞こえないように少し離れた納屋の二階でバジャンをしていたら、またその繋いであったはずの犬が納屋の中まで入ってきて、階段の下で仲間に入れろと吠えるので、うるさくてバジャンを中断したんや。家族の人たちは、繋いであった犬がどのようにして、戸も閉めてある納屋に入って来たのかなと不思議に思ったんや。それで家族で「多分あの犬はババ様かもしれないね。」と冗談を言ってたんや。 その後しばらくして、インドに行くツアーがあったのでそのツアーに合流してインドに行くと、幸運なことにサイババさんからインタビューに呼ばれたんや。サイババさんは近くにいたインド人の夫婦にヒソヒソ話しをしながら、アメリカから来た家族に向かって指をさされていたんや。インタビューが終わり、その家族は一体ババ様が自分たち家族を指差して、何をヒソヒソ話しをされていたのか気になって、そのインド人の夫婦に、「あの~先程あなた方と一緒にインタビューに呼ばれた者なんですが、ババ様が僕たちを指されて何かあなたにヒソヒソ話しをされていましたよね。あの~差し支えなければ、ババ様があなたに何を言われたのか教えていただけませんか。」と言うと、「ああ、あの時のことね。ババ様は、『あそこに座ってるアメリカ人の家族は、実は私のことを犬だと思っているんだ。』と言っておられたんですよ。あなた達、神様の事を本当にそんなふうに思っておいでなの?」と聞かれたんや。

全宇宙に神聖なエネルギーが充満しています。
この偏在のエネルギーを経験するためには、一定の霊性修行をする必要があります。
その一つは、あなたが何をしようが、何を認知しようが、何を体験しようが、そこに神を見ることです。21/11/95
外に神を探す代わりに、自分に内在する神を実感認識するよう努めなさい。
自分の中で、自分は誰かを探しなさい。
肉体意識は脇へ置いておきなさい。
自分を体と同一視してはなりません。
「私」と「あなた」という問題が起こるのは、自分を体と同一視しているときだけです。
「私」と「あなた」が一つに融合すれば、一体性が生じます。
しかし、不幸なことに、現代の人々は利己的な「私」を忘れられずにいます。
どこを見ても、「私」の原理〔アートマタットワ〕があるのみであり、それはすべてに存在しています。
ひとたび、同一のアートマ〔真我〕がすべての人の体に偏在していることを実感認識すれば、「私」と「あなた」の違いは消え去ります。
ところが、皆さんは体と同一視する事を手放すことができずにいます。

生まれたときから自分を体と同一視することに慣れてしまっているのです。21/3/04

新しい赤道はサハリンを通る

2014-10-28 00:00:32 | 日記
ポニョ:昨日の記事でインドは太古極地にあったという説は一つの説や、って言ってたけど、まだ他の説があるんか?

ヨシオ:俺が知っている説は、主にイギリス人の学者たちによって主張されている説なんやけど、アーリア人がウラル山脈の方から南下して来て、パキスタンを通ってインドに入り、彼ら独特の進んだ文化をインドにもたらしたという説や。因みにアーリアという意味はサンスクリット語で「高貴な」という意味なんや。この説によると、アーリア人たちは高度の霊的な文明を誇り、火を崇めてヴェーダなどを広めていたらしい。だから、ルッドラムの中にもソーマ神がよく出てくるけれど、このソーマというのは元々乾燥したところにしか生えないお茶の一種で興奮、幻覚作用があるんや。今もパキスタンに行けばソーマ茶の葉をバザールで売っているんや。でも、この植物はインド原生ではないんや。だから、ヴェーダをもたらしたのは、古代アーリヤ人たちで南インドの土着のタミル人などのドラヴィダ人ではないという説なんや。それに、ラーマヤーナという物語自体が、アーリア人であるラーマがインドに勢力を広げていたドラヴィダ人達を征服する物語ではないかと主張している研究者もいるんや。

ポニョ:でも、ババはラーマーヤナをそんな風に解釈してはいけない。それは間違っていると講話で言ってられたのを読んだ覚えがあるぜよ。

ヨシオ:そうなんや。だから、アーリア人達が南下してインドにヒンドゥー文化を広めたという論説自体は、西側の学者たちによってもたらされたもので、インドの多くの学者は反対しているんや。というのも、これはイギリスのインド植民地支配に都合が良い説なんや。つまりアーリア人たちはヴェーダという聖典を武器にして、ドラヴィダ人が支配するインドにヒンドゥー教をもたらして支配し、その結果インドは北部のアーリア人と南部を支配するドラヴィダ人の二つに分かれているといって、インドを二つに分離して植民地支配をし易くしたんや。それとアーリア人によるヒンドゥー教を使ってのドラヴィダ人の支配からの解放、カースト制度を徹底的に悪く言って叩いて、カースト制度からの解放という論拠をでっち上げてイスラム教やキリスト教や西洋文化がインドに入るのを正当化したんや。

ポニョ:アーリア人達が太古のインド文明をもたらしたって事は、ディパバリーは北の方から来たアーリア人のお祭りであってインド独自のものでは無いということになり、地軸は傾いていないってことになるんと違うんか?

“多くの自然災害は人為的なものなのです。
地震、火山の噴火、戦争、洪水、飢饉や他の災害は厳重な自然の乱れの結果です。
それらの乱れは人の行為の帰結なのです。
人は、未だに人と自然の関係を完全に理解していないのです。”
地球は一つの球です。球を安定な状態にしておくには、バランスをとらねばなりません。
今、限度も無く天然資源を消費し、地球のバランスが崩れば地軸が傾くのです。

ヨシオ:その説にはたくさんの無理があるんや。だいたいからして、他国の文明を支配したりすることはヴェーダの教えに反してるし、もともとアーリア人たちはコーカサスの北の住人と言われているんやけど、そこから極地までは程遠いんや。それにその説が正しいとしたらインドに伝わる太古からの叡智サナザナサラチは、コーカサスの牧羊民からもたらされたもので、インド太古からの叡智では無いって事になるやろ。そうではなく、インドは霊的叡智の宝庫と言われるように、古代から多くの叡智が伝わって来ており、アーリア人達の叡智もそれに花を添えた形になるんと違うかな。と言うかアーリア人達も実はハラッパーという最古の都市を建設した当時からインド文明に関わっているんやろな。ドラヴィダ人を放逐したとかと言っている西側の植民地肯定論の元となっているアーリア人によるインド侵略論は、ババが言われたように根拠が無く、いろんなものの寄せ集めなんや。さっきも言ったけどヴェーダの教えは平和主義そのもので、他国を侵略して拡張を謀る西洋文化とは全く違うんや。モヘンジョダロの高度な都市もアーリア人に侵略されて放棄されたものではなく、サラスワティ川が干上がって地下に潜り地下水脈となってしまったので、仕方なく放棄したんであって、イギリスの学者たちが主張してるアーリア人侵略説には無理があるんや。

ポニョ:そうやったんか。アーリア人による侵略説は、イギリスによる植民地支配肯定論をサポートするためのプロパガンダやったんやな。また騙されていたぜよ。

ヨシオ:だから、極地にいたアーリア人によってヴェーダやディパバリー祭りがもたらされたのではなく、サラスワティー川の流域のハラッパー周辺で、アーリア人やドラヴィダ人によって太古のインド文明は平和的に築かれ守られて来たんや。そして、そこは地軸が傾く前は極地やったんや。それに、昨日も言ったけど、ババはバガヴァッドバヒニという本の中で、ユガ期の終わりはいつも大洪水になるって言われてるから、それは地軸の傾きによる世界規模の大洪水だと説明すると、自然に理解出来るんや。

ポニョ:ノアの箱舟の話も本当やったのかもしれんな。でも、もし傾くとしたらどれくらいの角度で傾くんやろな。

ヨシオ:実は今、ポニョがいるここオーストラリアも、地軸が傾く前は極地やったんや。その証拠に大陸の真ん中が、巨大な氷の塊に押し潰されてへっ込んでいるやろ。大鑽井盆地て言うんやけど、学校で習ったやろ。

ポニョ:いや、その時間はいつも寝てたな。退屈な先生で、一人でずっと話していて、誰にも質問もせず、ベルが鳴ったらすっと消えていなくなる、事なかれサラリーマン先生やったからな。

ヨシオ:ポニョの先生は横に置いといて、大鑽井盆地に乗っかていた氷が溶けてオーストラリアの地下に巨大な真水の地底湖があるんや。その広さは日本より大きくて深さは深いところで七百メートルもあるんや。あるところでは地表から二十メートル程掘れば地底湖の水面にぶち当たるんや。

ポニョ:確か、この話は以前記事にしたよな。アボリジニの聖地になってるって。そしてその地底湖にたどり着いたら目の無い魚がたくさんいたって話をしたよな。



ヨシオ:そうやったな。だから、オーストラリアも昔は氷に覆われた極地やったんや。

ポニョ:それが、今では乾燥大陸や。ハエが多いよな。ここんところ少し暑くなってきたら、信じられないぐらいたくさんのハエが顔にまとわりつきよるぜよ。頭からすっぽりかぶる虫除け帽子が無かったら頭が変になるぜよ。

ヨシオ:すぐに慣れるで。お友達やと思っとき。俺はハエのことは詳しいで。

ポニョ:よっぽどハエと良い関係を持っているんやな。これも前世からのもんなんか。

ヨシオ:と言うと、俺の前世は蝿取り紙かなんかやとポニョは言おうとしてるんやろ。

ポニョ:そうか、あんたの前世は蝿取り紙か。思いつけへんかったけど、そうやったかもしれんな。前世でたくさんハエを殺したから、今生でハエをペットとして飼ったり、こんなハエ王国みたいなとこに住んでいるんや。おいらはこの仕事が終わったら、さっさと日本に帰るぜよ。ハエは嫌いなんぜよ。

ヨシオ:まあもうちょっとの辛抱や。砂利洗いもそろそろ終わりやしな。それでさっきの話の続きやけど、俺がこの仕事を始めてしばらくしたら、ババが夢に出て来られたんや。そして、俺と二人で地球のはるか上空から地球を見下ろして、アメリカの西海岸を指差しながらここが新しい赤道になるって言われたんや。

ポニョ:その話は初耳やな。興味があるあるあるぜよ。

ヨシオ:あの~。あるが二つ多いですが?

ポニョ:もったいつけんと早よ説明しなさい。

ヨシオ:ババによると、新しい赤道はアメリカの西海岸沖を大陸と並行して走り、サハリンの北を抜けてモンゴルに入り、ウランバートルの横を走ってヒマラヤを横切るんや。そしてこの新しい赤道を延長して行くと面白い事が分かったんや。それはインドやねん。そこでは、もし地軸が傾くのが昼の十二時やったとすると、東の空から昇って来た太陽が西に沈む代わりに、中天で突然向きを変えて南の方へ沈む事になるんや。

ポニョ:ヘェ~なんでそんな事が起こるんや。

ヨシオ:それが起こるのは今の赤道と新しい赤道が交じる周辺だけやねん。他の地域では太陽の位置が急激に変わるんや。例えばシドニーでは夏の太陽が容赦無く照っていたとしたら、突然太陽は北西の方角に向きを変えて沈んで行き地平線の上を這うようにして、一晩中沈まなくなるんや。

ポニョ:それって極地で見られる現象やんか。それじゃシドニーは南極になってしまうんか。

ヨシオ:その通りや。オーストラリアの西海岸でもニュージーランドの南の端よりまだ南に位置するんや。

ポニョ:それってシドニーはすぐに氷に覆われるんか?

ヨシオ:それはない。だって、赤道は南極岬の先をかすめるようにして通るので、南極の氷は瞬く間に溶けて地球は寒冷地が無くなり、温暖な極地でも人が住める惑星になるんや。

ポニョ:あゝ。そういうわけで、昔のインド人は局地に住んでディパバリーを祝ってたんやな。

ヨシオ:そういうことや。因みに北極はモロッコやスペイン周辺になるやろな。

ポニョ:これが本当やったらすごい情報やぜよ。面白い。なんで今まで親友のおいらに隠してたんや。

ヨシオ:別に隠してたわけはない。ポニョが聞いて来なかったからや。それにこんな事は今まで地球の歴史で何度も繰り返して起こっていることなので、別に珍しい事でも何でもないんや。俺たちが学校で教わっていないだけなんや。

ポニョ:こんな大事な事を研究せずに科学者って何を研究してるんや。学校って何やねん一体。こんな事を教えずに、暗記力を試すテストばっかりしてるやんか。

ヨシオ:おかげでポニョのような良い性格な人が巣立って来てるやんか。

ポニョめちゃ嫌みやね君。おいらはB層の典型やって言いたいんやろ。

科学者と科学技術者たちは、利己的な興味や名声を追い求め、社会と国家の安全と幸福にはまったく注意を払わず、自然のバランスを崩して社会全般に災害や損害や苦痛を招いています。
人は欲に限度を設けるべきです。
人間の行いが本末転倒しているために、今日、自然災害が起きているのです。
皆さんはグジャラート州で起こった地震による惨害を知っていますね。
何万という人が命を落としました。
このようなことが起こる原因は、人が過度の欲望を心に抱いていることにあります。
神は自らが創造した宇宙の完全なバランスを保っています。
神の創造物の中で、大地と海はバランスが授けられています。
ところが、人間は地球の天然資源を無分別に採取して、石油を採掘しています。
毎日何万トンもの魚介類が海で捕獲されています。
このような天然資源の無差別な収奪が地球のバランスを失わせ、人間の生活を破綻させています。
心の不安定さ(カムパム)から解放されたとき、初めて人は地震(ブーカムパム)に悩まされることがなくなります。SSS Vol.34C3
地球は一つの球です。
球を安定な状態にしておくには、バランスをとらねばなりません。
今、限度も無く天然資源を消費し、バランスが崩されています。21/1/93
私達は、創造物をただの物質とみなして自然界を規制し、多様の構成物に正しいバランスを与える知覚ある機能と本性を無視して創造物を無造作に扱いがちです。
科学者と科学技術者は、利己的な関心と名声を追うことに熱心なあまり、世界の国家の安全と安寧を完全に無視し、自然界のバランスを崩しています。
その結果,さまざまな事故、災害、損失、惨めさが大規模に人々を襲います。
今日不幸にも科学とテクノロジーの進歩の結果、人間らしさは衰え,人々は世界が自分達の楽しみの為にのみあると考えます。
その結果、自然の力は世界を大きな脅威にさらす様になってきました。
世界は単に人間が楽しむために創造されたのではありません。
自然資源を乱費し、人間性を無くしてしまった人間は創造の目的に背いています。
このような人間の行動が原因で、数多くの大自然災害が引き起こされました。
地震・火山爆発・戦争・洪水・飢饉などの災害は、自然界の由々しい混乱の結果です。
これらの混乱はもとをただせば人間の行動が原因です。
人は、人間と自然界とが円満な関係でなくてはならないことを認識していません。
人は自然界の出来事に関して、一種の舞台監督であるといえましょう。
この責任を忘れて人々は権利を主張して争います。
深く熟考するならば、この世界に人間が権利を欲求しうるものなどは何一つないということがわかるはずです。
人間には義務があるのみで、権利はありません。
義務を果たさず権利を主張して争うのは愚かなことです。
世界の混乱と争闘は、全て人間が義務を忘れたことから生じました。
全ての人が自らの義務を果たすなら、世界は平安で繁栄します。22/11/92
人間には創造主の創られたものを享受する自由があります。
しかし、どのようなことをすれば恩恵を受け取れなくなるのか、という識別力を働かせることが必要です。
あらゆるものを享受しても良いという事は、それらを好きなように使って良いと言う訳ではありません。
というのも、自然に対して何をしようとその反作用が必ず伴うからです。
あなたはその結果から逃げることは出来ません。
結果を気にせず、それに直面する覚悟があれば好きにしなさい。
しかし、実際には当初、人は喜んで何でも好き放題しますが、後になってその悪い反作用に苦しみ、嘆くのです。
~それゆえ自然界の領域では、あなたが何をなそうとも遅かれ早かれその結果から逃れることは出来ません。22/5/92
人は自然から数え切れないほどの借りを作り、いろいろな面で自然から恩恵を得て楽しんでいます。
しかし彼はどのような感謝の気持ちを神に捧げているのでしょうか?
彼は、すべてをお与えになっておられる神を忘れ去っています。
それが原因で、人は様々な困難や災難の犠牲になるのです。SSvol21chap19



太古のインドは極地にあったのか?

2014-10-27 00:00:49 | 日記

ヨシオ:昨日の話の続きやけれど、その後ババは子供たちに御褒美のアイスクリームをあげるんや。先生たちがマンディールの中で食べたらいかんと言っているのを見て、食べても良いよ、溶けるもんな。早よ食べや。と言われたんや。そして子供達が喜んでアイスクリームを美味しそうに食べているのを見て喜ばれるんや。

ポニョ:おいらも食べたことがあるで。そのアイスクリーム。ジョイアイスクリームと言って帰依者の人が経営しているアイスクリーム会社なんやで。夏のとても暑い日、ババは帰依者たちを引き連れてそのアイスクリーム工場に行き、工場の冷凍室でバジャンをされたことがあったで。それでババはバジャンの後、工場からのプレゼントのアイスクリームを帰依者の人たちと一緒に食べられたんやけど、君たちこんなものを美味しいと言って食べてるんか。僕はこのような食べ物を好きじゃないな。とか言われていたんや。

ヨシオ:ポニョは食べ物の話はよく覚えていているんやな。さすがや。

ポニョ:おいらも、その工場の冷凍室の中でバジャンをしてただのアイスクリームを食べたかったんや。でも、ババがアイスクリームが嫌いって聞いてショックやったな。

ヨシオ:ババは子供達がそのアイスクリームを食べている時に、君たち神さんってアイスクリームのようなものなんだよ。だって、神さんのハートはその君たちが今食べているアイスクリームのように真っ白でピュアーで、とても綺麗なんだよ。それから、そのアイスクリームの会社の名前のようにいつもジョイしてるんだ。と言われて子供達の心に直接優しい言葉で霊性の話をされたんや。

ポニョ:子供達がアイスクリームを食べるのを見ながら、そしてよだれを流しながら言われたんやろな。

ヨシオ:ババはアイスクリームが好きじゃないって言ったのは誰やねん。何でも自分の欲望に照らし合わせて話すなよ。このように、ババはいろんな機会を捉えて霊性の事について大人だけではなく、子供達にも話されるんや。ある小1の子にも、僕の手の中には何があるか知ってる?と聞かれて手のひらを広げて見せられたんや。そして、その子が何にも無いよ。と言うと、突然砂糖菓子を物質化されてあげたんや。ほら、神さんの手の中には何でもあるんだよ。と言われたんや。その子は目の前で初めて奇跡を見たので、自分の目が信じられずババの手を掴んで手の両面を一生懸命チェックしていたんや。

ポニョ:そんな小さい時にババの奇跡が目の前で見れるってすごいカルマを持っているな。

ヨシオ:ディパバリーの話に戻るけど、昔、インドは極地にあって半年間は太陽が昇らない暗闇の世界やったんや。そして白羊宮に太陽が入る4月13日に太陽が顔を出し、天秤座に入る11月15日に太陽は地平線の下に入ったまま次の4月まで出て来ないんや。だから、人々はその日から毎日ランプに灯りを灯すのでディパバリーという祭日が始まったんや。

ディーパヴァリの祝日を科学見地から見れば、太古私達の祖先が極地に住んでいたことにまず注目する必要があります。
極地では一年のうち6ヶ月が暗闇でした。
太陽が十二宮の白羊宮にはいるメハシャンクランティの日(4月13日)に、太陽は現れます。
太陽がてんびん座に入るトウラシャンカランティの日(11月15日)に太陽は沈みます。
その2点を太陽が移動する期間が六ヶ月なのです。
太陽がてんびん座に沈むと、暗黒の半年が始まります。
今日は、カルテイカの月の14日(チャトルダシ)です。
それは新月の日(アマーヴァーシア)です。
この月は、カウムデイと呼ばれています。
極地の人々はその日から灯火に火をともすのが習慣でした。
ランプに灯火をともすことにはそれ以外の意味もありました。
長い間、暗闇の中で過ごす習慣があった彼らは、灯された灯火をニティアジョーティ(永遠の光明)と呼びました。5/11/91


ポニョ:おいらが読んだ本にはラーマ神がラヴァナに勝って勝利を祝う日だと言っておられたで。

ヨシオ:全ての祭日は人々のハートを清め、心の神さんを抱くようにするのが目的やねん。ディパバリーも例外ではない。この祝日をラーマがラヴァナを退治したように、自分の心の中の悪い傾向を退治すれば良いし、太古の人のようにこの日から六ヶ月間毎日灯すランプを二ティアジョーティーと呼んで暗闇を照らす永遠の神の光と思って拝んだらええんや。

ポニョ:でも、なんでそんな極地にインドがあったんやろ。

ヨシオ:いろんな説があるけど、一つの説はババはユガ期の終わりはいつも世界が大洪水で覆われるって言われてるから、ユガ期毎に地軸が傾いていて、その当時インドは極地に位置していたんやろな。しかも、地軸が傾くと極地だったところの氷が全て溶け、新しく極地になったところも温暖な気候になるんやろな。

ポニョ:そういや、シベリアの永久凍土で見つかったマンモスの死体を解剖したら胃から暖かいところでしか生息しないキンポウゲがたくさん出て来たと言っていたな。

ヨシオ:俺たちの住んでいるこの地球は、科学者たちが思っている以上にとても微妙なバランスの上に乗っかっているんや。だから、今人類が我が物顔で地球の支配者のようになって振舞って環境を破壊しているけれど、近いうちにしっぺ返しが来るのは間違いがないんや。今はカリユガの終わりでもなく真ん中ぐらいやけど、地軸が傾く原因は鉱山会社が無分別に強欲に地下資源を収奪しているから、地球のバランスが崩れて傾くってババが講話で行っておられたな。
バランスを失えば地軸が傾く

ポニョ:そういや、サイババさんの帰依者であるベネズエラのマドゥーラ大統領が、アメリカがシェールガスの採掘に水圧破砕法を用いているために地球環境を破壊してるって非難してたな。地下水を汚染したり、地層や断層のバランスを崩すんやて。

ヨシオ:それだけではなく、岩を溶かすために使っている溶剤の成分を秘密にしてるんやてな。

ポニョ:ものすごい毒性の強い、岩をも溶かす溶剤を使っているんや。そして石油の値段をわざとサウジアラビアと共謀して下げているのはベネズエラ潰しの為なんぜよ。汚いやっちゃないつまで経っても、地球のゴミやね彼ら。

ヨシオ:その地球のゴミ君たちが頑張ってくれているおかげで、ババが再びこの地球へ降臨される準備が出来るんや。一見悪いように見えていることでも実は良い事なんや。いずれにしても、どっちに転んでもありがたい話やな。

あなた方一人ひとりの内に愛は存在します。
しかし、あなた方はその愛をこの世的(物質的)な関係に向けています。
あなた方はいまだ、真の愛を味わったことがありません。
神を心の底から愛しなさい。
それが真の愛です。
人々は来ては去りますが、神は来ることも去ることもありません。
神はつねに存在します。
悲しみに巻き込まれたときは、幸せを思いなさい。
確実に幸せを体感できるでしょう。
 あなたは愛に満ちています。
実際、あなたの心ハートは愛にあふれています。
しかし、あなたはこの愛が外に溢れ出ることを邪魔しています。
本来、愛には障壁や障害はまったくありません!
絶え間なく、深く神を思い続けなさい。
そうすれば、あなたは、肉体的にも、精神的にも、霊的にも、つねに幸せでいられます。
残念なことに、今日、あなたは数々の欲望のせいで、このような至福の神聖な性質を失っています。
もしこうした欲望を切り離すことができれば、あなたはつねに至福に満たされているでしょう。
たとえば、ここに白い布があります。
白さがこの布の本質です。
しかし、いつも使っていることにより、この布は汚れます。
同じように、あなたの心ハートもつねに純粋で、明るく、至福に満ちています。
しかし、心は欲望によって汚れます。
ですから、愛を培い、心をつねに純粋にしておきなさい。
そうすれば、あなたは人生のいかなる瞬間においても至福に満たされるでしょう。
しかし、あなたは、至福の内なる本質を忘れてしまい、つねに、悩みと不幸に浸っています。14/1/05

他人の誤りについて考えると、あなたにもその人の誤りが生じます。
悪い人と向き合い、敵対すればあなたはその人を負かそうとして、その人より更に悪くなってしまいます。
他人の誤りを指摘することさえ避けなければなりません。
あなたが、他人の誤りを指し示すとき、残りの三本の指は、あなたを指すというではありませんか。
悪い事と、善を切り離すことをヴィバーカヨーガと呼びます。
悪い事や好ましくないこととは、袂を分かつべきなのです。
日本には、京都という街があります。
そこで一人の女性が、汚れた着物の束をきれいな白い風呂敷に包んで通りを歩いていました。
ある人がその包みの中身を尋ねたところ、その女性は、「私は、人にきれいなものだけを見てもらいたいので、こうして汚れた着物を白い風呂敷に包んでいるのです。」と答えました。
他人の欠点を見つけ、他人を物笑いの種にしたり批判することは、決してしてはならないことなのです。STPS2p16




丸い洗面台になったサイババ

2014-10-26 16:23:41 | 日記
ポニョ:今インドではディパバリー祭を祝っているな。インドの子供達が一番楽しみにしているお祭りやな。

ヨシオ:プッタパルティでも、大きな祝日やもんな。この頃、たくさんの帰依者がインド中からやって来るもんな。

ポニョ:ディパバリー祭は、ろうそくに火を一晩中灯したり、花火や爆竹を鳴らして賑やかやもんな。

ヨシオ:プッタパルティでも子供達が一番楽しみにしているのが、このディパバリーや。何と言っても花火に火を点火するのがサイババさん御自身やからな。

ポニョ:ババも子供達や帰依者が喜ぶのを見て喜ばれるんやろな。

ヨシオ:そうや。御本人も結構楽しみにされているんやで。でも、ある年のディパバリーで、ババが花火に点火される時にこんな事件があったんや。その日、花火の点火式でババがスイッチを押すと花火や爆竹がなるしかけやったんやけど、万が一スイッチを押しても花火が点火しない場合を想定して、皆に分からないように、手動で点火する用意もしていたんや。このような用意をしていたら、万が一花火に点火しなくても、ババがたくさんの来賓の前で恥をかかなくてもすむやろ。それで一人の学生が目立たないところに隠れて万が一に備えていたんや。ババは、このような花火のスイッチ点火は毎年やっているのでとても楽しみにされていて、左手の人差し指でスイッチを押される振りをして、来賓に具体的にどのような仕組みで点火するか説明されていたんや。そして、後ろにいた来賓たちと雑談をされていたんやけど、それを見ていた手動で点火する役の学生が、ババが既にスイッチを押したのに花火が点火していないものと思い込んで手動で点火したんや。そしてたくさんの花火が大きな音を立てて、夜空に舞い、爆竹もけたたましく音を鳴らし始めたんや。ババはそれを見て直ぐに前を向き、花火が上がっている空を見たり、周りを見回して、僕はまだスイッチを押していないのに花火が上がってるやないの。と困惑した顔をされていたんや。ミステイクに気づいた学生たちも右往左往していたんや。

ポニョ:ババが自慢そうに、この装置はうちの学生が作ったんや。上手く出来ているやろ。僕がこのスイッチを押しただけで、花火がドーンと上がるんやで。と言って自慢してたらいきなりドーンやもんな。

ヨシオ:学生たちは、もちろんババに申し訳なく思っていたけど、その時のババの困惑して学生たちを見られた表情や仕草が、神の化身とは思えない人間らしさで溢れていたんでとても面白かった。ババのまだ見たことのない側面を見れたといって喜んでいたんや。

ポニョ:無相、無属性で偏在の神さんが、人の姿を取られておいら達の間をウロウロされているだけでも驚異やのに、その宇宙を創造され、宇宙の支配者であるババが花火の点火が出来なかったというような小さい事件で困惑されたのを見ると、神様にとても親近感を抱くようになるよな。

ヨシオ:以前にも言ったけど、実はそれは逆の話で、ババが人間のように振舞っておられるのではなく、俺たちが限りなく神様に近いんや。特に純真な心を持っている子供達は、別に手をクルクル回して物質化したり出来ないけれど、ほとんど神と言って良いぐらい神様に近いんや。

ポニョ:ババは、一日に五分だけでも子供の時の頃を思い出して、その頃の純真な心を取り戻しなさいと言ってられるもんな。

子供は神の申し子と言われています。
子供のうちは、憎しみや怒りや嫉妬に駆られることはありません。
イエスは、子供にはどこにも悪いところが無いのだから、子供は神のようだと言っています。
子供のうちは、心にも身体にも何も悪いところはありません。
悪い心からおこる悪い感情が無いから、子供は美しいのです。
大きくなるにつれて、子供達に少しずつ悪い性質が身についてきます。
そうなると、子供の持っている美しいものが失われてしまいます。
悪い心は、悪い言葉と悪い行いとなって、子供の美しさを無くしてしまうのです。
人の持っている美しさは、少しずつ無くなっていきます。
そういったはかない美しさは、永遠の悦びを与えてくれません。
ロバだって生まれたばかりの時はかわいいものです。
それが大きくなってくると、腹が出てきて醜い姿になってしまいます。
悪いところが無いうちはどんなものでも美しく見えます。
ですからこの世界では、どんな人もどんなものも美しさは限られています。
ということはそこから生まれる悦びも限られているのです。
美しさと悦びはいつも一緒にやってきます。
美しいけれどつまらないものなどどこにも無いし、おぞましい姿の楽しいものも見ることはありません。
永遠に喜ばしく、永遠に美しいただ一つの摂理は何でしょう。
それはアートマです。
アートマは変わることも移ろうこともありません。
それどころか、アートマには何の姿も無いのです。
美しさと悦びが、アートマの姿です。SGc19


ヨシオ:その五分が一生涯続いているのがサイババさんなんや。ある日、こんな事もあった。サイの小学校で、一学年毎にババにカードを作って捧げる催し物があって、学年の代表が一人ひとりクラス全員で作ったカードをババに見せて読んでもらうんや。ある低学年のクラスの代表の子がババに、自分たちで作ったカードをババに見せて説明していたんや。そのカードにはランプの絵が描いてあって、まだ光は灯されていなかったんや。それで、そのカードを見せながらババにあなたが私たちの心の中にあるランプに火を灯して下さいと頼むと、ババはあの~。ランプに火を灯す為にマッチがいるんだけど、持っていますか?と聞かれたんや。その低学年の子供は、ババ様。いやそうではなく、僕たちの心の中のあるランプに火を灯して欲しいんです。これはただのランプの絵で、火を灯して欲しいのは私たちのハートの中のランプなのです。と丁寧にババに説明しなければいけなかったんや。その様子を横で見ていても、とても喜ばしい情景だったんや。

ポニョ:御講話で、演壇に立たれたら学者でも難しいヴェーダの真髄を講義されるのに、心のランプに火を灯して下さいと言うと、マッチ箱を持って来てください。って子供みたいな質問をされるんやな。冗談で言われたんやろか。

ヨシオ:もちろん冗談やろな。ババは女の人たちと一緒のいる時は女性に、子供達といる時は、子どもになるって言われたことがあるやろ。この時も、その低学年の子供がそばにきた時点でババはその子のレベルになられたんや。

ポニョ:一瞬にしてそういう事が出来るんやな。摩訶不思議やな。

ヨシオ:ポニョだってやってたやんか。小さい子供の手を引いて歩いていたお母さんと街で会って、お母さんと話していても、その子供さんと話す時には突然子供のようになって話すやろ。

ポニョ:確か、お母さんに何を買ってもらったの?可愛い人形やね。とか言ってたな。

ヨシオ:そうやろ。誰でも出来るんや。また、違うカードにはババの絵が描いてあったんやけど、ババはその絵を見て、口をとんがらせながら僕と似てないやんか。僕の髪の毛はこんなんと違うよ。あんたらが描いた絵では僕の髪の毛はまるで洗面台みたいやないの、と言って不満を言って子供を笑わせられていた。

ポニョ:洗面台みたいな髪の毛ってどんなんやねん。だいたい想像出来るけどな。ババの髪の毛を黒色で塗りつぶしたら洗面台みたいになるよな。

ヨシオ:なるか?ちょっとひどいでそれって。それに洗面台って四角いやろ。

ポニョ:底が丸い洗面台もあるで。ババはそのことを言ってられたんやろ。でもババさんが丸い洗面台っておかしいな。

続く

番外編:こんな世の中は終わったほうがいいと思う理由

2014-10-22 10:28:47 | 日記
ポニョ:世界の裏側ニュースさんがこんな歌詞を翻訳されていましたので転載します。Prince EAのリリックから。

https://m.youtube.com/watch?v=IVgaUvjH1LI

こんな世の中は終わったほうがいいと思う理由

Why I Think This World Should End


この世の中は 終わりにさしかかっている

空気は汚染され 海は汚され
動物は絶滅しそうで 経済は崩壊しそう

教育は地に落ち 警察は腐敗し
知性は嫌がられ 無知はもてはやされ

みんな落ち込んで怒っている
お互いに我慢することができず 自分自身に我慢することもできない

だからみんなが薬漬け


道路では無言ですれ違い
話す時も無意味なロボットみたいな会話だけ


一生分の意味と目的よりも
一瞬の名声を求める人が多いって?

だって正しいなんてことよりも
人気のあることの方が大事じゃないか

真実よりもランク付けの方が大事らしい


政府が作っているのは 学校の数の2倍の刑務所


リンゴを探すよりも ビッグマックを見つける方が簡単だ
やっとリンゴを見つけたとき そのリンゴの遺伝子は組みかえられていた


大統領は嘘つき 政治家は詐欺師


人種だってまだまだ問題だし 宗教も変わりはない

おまえの神様なんて存在しないんだ

俺の神様は存在するし 愛に満ち溢れてるんだ
俺に賛成しないから お前を殺すぞ
それよりもっと性質の悪いところで 死ぬまで言い争ってやる


ラジオから流れる歌の92%はセックスのこと
鬼ごっこで遊ぶのをやめた子供は 激しく腰を振っているビデオを鑑賞している


普通の人は一日5時間テレビを見て過ごすし
スクリーンに流れる暴力はひどくなる一方


テクノロジーでみんなが欲しかった物が手に入るけど
僕たちが本当に必要なものがみんな、そいつに盗まれていく


プライドは最高記録更新中 人間らしさは最低記録更新中


みんなが全部を知っていて みんながどこかに行っている


誰かを無視して 誰かを非難して


本当の人間なんてそれほど残っちゃいない 人間のふりをしたやつらだけ

過去から離れようとしない人間ばかりで 今ここにいる人間などほとんどいない


お金は相変わらず諸悪の根源で
でも子供にはそうは教えない

仕事の給料なんて十分じゃないし
よい行いがされるのは そこに利益がある時だけ


他人の不幸を写した動画が流行し
一緒に笑い飛ばすために友人にシェアをする

今のみんなのお手本になっている人たちは
60年前なら 真似をしてはいけないお手本だった


人間を差別することが合法な国がある
なぜなら彼らの生まれがアレだから


会社は何百万も投資して 専門家とやらを雇っている

美しくなるためにはお化粧が必要だと小さな女の子に思いこませるために

女の子の自己評価を永久的に下げるんだ
だって女の子が満足するほど「かわいく」なんてなりはしないのだから


こんな不可能なスタンダードに追いつくために
ビジネスはいう 「これ買って、あれ買って、買って、買って!」


みんなに追いつかなきゃ みんなと同じにならなきゃ
これを買ったら幸せになるよ でも長続きはしないけど

この狂ったカオスな世界の中で 一体何ができるって?

解決策?愛することができる


ラジオから流れる大好きな歌の中の愛じゃない
本当の愛 真実の愛 無限の愛


愛することができるんだ お互いに愛し合うこと
朝起きたときから 夜寝るときまで


親切な行動をやってみる 親切は伝染するものだから

人と会うときには気を配ることができる
善性の種を植えるんだ
いつもよりも思いやりをちょっと追加するんだ


許すことができる
今から300年経っても 友達に母親に父親に恨みを持つことに何の意味がある?


他人を変えようとするかわりに 自分を変えることはできる
自分のハートを変えることはできる


今まで嘘を売りつけられていた
僕たちはリーダーや 信じていた人たちに洗脳されていたんだ

僕たちのブラザーやシスター 同胞に気がつかないように
変わりに怒り 憎しみ 残酷さを表に出すように

でも本当の愛を知ると 怒りに対して同情で
憎しみに対して思いやり 残酷さに対して優しさで迎え入れるようになる

愛こそが地球の表面で一番強力な武器
ロバート・ケネディも言っているじゃないか

歴史を変える偉大な人間はごく一部
でも僕たちそれぞれが 小さなできごとを変えることができる

こんな行動がぜんぶ合わされば
一つの世代の歴史に書き込まれるだろう

だからそうだ この世界は終わりを迎えている
そして新しい始まりへの道筋は あなたの中から始る


(転載終了)

ヨシオ:確かに世界は逆さまになってるもんな。

ポニョ:誰でも心でこんな風に感じているんやろうけど、こうして歌詞にして曲がつけば胸に響いて来るよな。

ヨシオ:このようにして人々はだんだん覚醒して行くんやろな。

ポニョ:こういう抑圧された苦しみがなくなる世界がすぐそこまで来ているぜよ。

ヨシオ:待ち遠しいよな。ポニョやないけど首がキリンさんになって来た。