サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

さよなら、さよなら、さよなら

2015-05-31 00:00:34 | 日記
神は人の内にいるにもかかわらず、人は神に気づくことができずにいます。
人は夢を見ているときに死を体験して悲しく感じることがあります。
そして夢からさめて、それはただの夢だったことを知りほっとするのです。
では、夢の中で死んだのはだれだったのでしょう?
夢は心の創造物にすぎません。
同じように、目が覚めているときの体験もすべて心の創造物です。
私のお父さん、私のお母さん、私の妻、私の子ども、といった感覚はすべて迷妄から生まれます。
それらは現実ではありません。
迷妄のために、人は肉体的な結びつきを作り出し、自らを苦しめているのです。純粋で汚れのない愛を育むなら、人は痛みや苦しみを感じることはなくなるでしょう。
肉体への愛はにせ物で束の間のものです。
真我への愛は本物で永遠なるものです。本当の自分を知るためには、内的探求をすべきです。25/12/03


ポニョ:何日か前においらがプーチンさんの夢を見たことを紹介したけれど、あれから全然夢を見なくなったぜよ。

ヨシオ:ポニョは大体夢なんて見ないやろ。ババが来られた夢も数えるぐらいしかないし。たとえ見ても、すぐに忘れてしまうし、ババもそんな人の夢の中に出たくないと思っておられるんやろな。

ポニョ:それは無いやろ。ババが夢に来られたら、そら誰でも嬉しカルカルやないか。そういや星やんは、ババ様がよく夢に来られるんやって言ってたよな。

ヨシオ:起きている時にどれくらい神様の事を思っているかによって、ババがその人の夢に現れるかが決まるんや。

ポニョ:ということは、星やんはババさんの事を片時も忘れずに思っていたから、それだけたくさんババが夢に来られたんやろうな。

ヨシオ:俺が、サイババ第一回全国大会に出席するために日本に行った時も、星やんは、ババ様が夢に現れてこんな事を言って下さったと言ってたな。確か、第一回の大会に出席することになっている日本人のほとんどは、すぐにいなくなる。でも、そこで出された菜食料理は、出席した人々の中に霊体として残り、それが今大会での一番の成果だ。と言われたんやったな。

ポニョ:おいらは、すっかり忘れていたな。星やんがそんな事を言われたって事を。大会で出された菜食料理が一番の成果ということは、食べ物ってとても大切なんやっていう事なんやろな。でも、あんたも似たような事をババさんに言われたんやろ。

ヨシオ:俺に言われた事は、第一回大会に出席する日本人の中で、超越瞑想から入って来た人はいなくなる。と言われたんや。それで、大会に出て周りを見回してみると、ほとんどの日本人参加者が超越瞑想を通じて来た人ばっかりやったな。でも、それらの人たちは、ババが言われた通り、次の数年間の間にいなくなったな。

ポニョ:それって、面白いよな。ババは全てご存知やから。でも、出された菜食が人の霊体として残るってコメントは面白かったぜよ。あの時に出されたお味噌汁はとても美味しかったな。だって毎食カレーばっかりやったからな。芋の煮っころがしとか、野菜の炒め物とかが出て、毎日、こんな菜食大会があれば一年中参加するのになぁ、なんて思ったぜよ。菜食の日本料理が最高やぜよ。

ヨシオ:また食べ物の話か。それにサイババ大会が、いつからサイ食大会になったんや。俺は、毎日カレーでもハッピーやけどな。嫁さんが誕生日プレゼントに、子供達からミステリー旅行の切符をもらって、娘達と一緒にしばらく家にいなかったので、俺はその間、腕によりをかけて、毎日いろんな種類のカレーを作ったんや。息子も楽しみにして喜んで食べていたな。俺は、ババの帰依者になって、一度も病気なんてしたことがないんやけれど、息子はちょうど風邪をひいていたので、ニンニクをたっぷり入れたカレーを作ったら、あっという間に風邪が治ったな。

ポニョ:ニンニクパワーか。生で昔食べさせられたことがあるけれど、あれって臭うよな。話は、元に戻るけれど、星やんのようにババが夢に現れて、いろんな事を言ってもらえたら人生を誤る事なんて無いやろな。

ヨシオ:でも、ババはとてもトリッキーやから、その人の欲望やエゴがどれくらいあるかを、夢に現れて、人を試されることもされるんや。だから、夢を通じてババからメッセージをもらう人ってたくさんいるけれど、そのメッセージは、その人だけに与えられたメッセージなんや。同様に、瞑想中に受けたババからのメッセージも、瞑想をしていた人だけに、示されたメッセージなんや。

ポニョ:だから、その人にだけのメッセージを、瞑想中にババが来られて、こんなメッセージをあなたに言われました、とか、私の夢の中で、ババはこんなメッセージをあなたに告げられました、とか人々に言っている人には、注意しなくてはいけないって事を以前記事にしたよな。

ヨシオ:ババは、人が霊媒師を通じてメッセージが欲しいとかを願わない限り、その人に直接、メッセージを送られるんや。だって、本当の自分を自らの内に見つけるのが霊性修行やろ。なのにババの霊が乗り移っていると言っている霊媒師や、ババの声が聞こえるとか言っている人、神様への質問を書いた手紙を祭壇に置けば、あくる日に答えが書いてあるとか言って人を集めている人がいるけれど、それって、霊性修行とは違うやないか。

ポニョ:人は、自分の中の神様の囁き、良心の囁きが聞こえないから、いろんなところに神様を探しに行くんやろな。

ヨシオ:そんな事をしなくても、毎日、人は一日の終わりに床に就くやろ。その時に、人は光り輝く英知の世界、神の世界に毎晩赴いているんや。でも、朝に起きて帰って来た時に、それの事をすっかり忘れたしまうんや。

ポニョ:それって、なんか虚しいよな。忘れないようにする事って出来ないんやろか?

ヨシオ:そうやな。先ず、夢を見るって何かなと考えれば、潜在意識の段階なんや。普通、人は起きて覚醒している意識の段階から、肉体から離れて自分の創り上げた夢の世界に入って行く潜在意識の段階。そして、熟睡した時は、暗闇だけの意識の無い段階に入って行くんや。

ポニョ:つまり、覚醒している状態と夢を見ている状態。そして、熟睡して夢も見ない三つの状態があるって事やな。

ヨシオ:でも、実際は三つの状態を超えた、四つ目の超意識の状態があるんや。

ポニョ:超意識か?興味津々になって来たぜよ。

ヨシオ:超意識は、神様の至福の光だけが満ちている世界で、その光によって、人は何を見ても全てが神に見えて、究極の喜びを味わうことが出来るばかりではなく、熟睡時には、その至福の光によって、自分は暗闇にいるって事も理解出来るんや。

ポニョ:ということは、暗闇の中にいる時でさえ、暗闇って何かを判断する事が出来る光って事か?「真っ黒、黒助出ておいで。」の世界やな。

ヨシオ:何やねんそれって。また、映画の話か?ひょっとしてトトロやろ。

ポニョ:あんたも、見てるやないか。

夢の世界を照らしているものは何でしょう。深い眠りの状態では、全くの暗闇になります。
タマスのグナがあるだけです。
その状態では、知識も英知もありません。
ところでどうしてそこが暗闇だと分かるのでしょうか。
どういった認識の光りでそこが暗闇だと分かるのでしょうか。
深い眠りの状態は意識の無い状態、夢を見ている状態は潜在意識の状態、目の覚めているときは顕在意識の状態だと言えます。
その三つを超えた四つ目の状態があります。
それを意識を超えた状態と呼んでいいでしょう。
意識を超えた状態では、あらゆるもの、あらゆるところを見ると共に究極の悦びを味わいます。一体何がこの悦びの状態に灯りを照らし、完全な悦びを経験させているのでしょう。
それはアートマの放つ光です。
この光が、他の三つの状態を照らし出し、皆さんにその姿を見せてくれているのです。
~暗闇を暗闇と認識できるのは、暗闇さえも認めることの出来る意識の光りがあるからです。
それがアートマの光りです。
このすべてを超えた光りがあるからこそ、他のすべての光りは輝くことが出来るのです。
~目の覚めた状態で見えるものは、夢を見ている状態ではみんな消えて無くなります。
夢を見ている状態で味わう悦び、悲しみも目の覚めた状態に戻ったときに無くなります。
目の覚めた状態で見える人も物も、夢を見ている状態では、移りゆく影のようなものです。
深い眠りの状態では、それも完全に消えて無くなります。
そんな風に悦びは、意識の状態によって変わっていきます。
皆さんは、この世の悦びがいつまでも続くと思っているかもしれませんが、それはいつか、大きな苦難となって皆さんに辛い思いをさせるでしょう。SGc19

ポニョ:最後のババの御言葉がグサっと来たぜよ。この世の物事に囚われて、そこから喜びを得ようとしても、いつか大きな苦難となって返って来るって言っておられるんやろ。それって、この世に楽しみを求めている者にとっては、きつい言葉やぜよ。

ヨシオ:でも、この世界をストレートに上手く表しているよな。どんなに大きな家に住んでも、どんなに素晴らしい家庭を築いても、どんなに豪華な高級車に乗っても、世界一美しい女性と結婚しても、一国の大統領になっても、豪華客船に乗って世界一周の旅をしても、自家用ジェット機を所有していても、大会社の社長になっても、時が来れば全てのものが自分の指の間から滑り落ちてなくしてしまうのが、この世の定めなんや。

ポニョ:そういう事を悟ったら、一体、自分の限りある人生で何が大切か、何を追い求めなくてはいけないのか、人は真剣に考えないといけないよな。

ヨシオ:以前、記事にしたけれど、この世の物事を追いかけ、感覚世界に引きつけられて、人は夢の中でも何かを追い求めるけれど、でも、その波立った心の衝動こそが、実はこの世界を創造した原動力なんや。

夢見ている時、人は衝動を追い求め、求めた物を手にいれて満足します。
感覚世界が人を引きつけ、目的の事物を追い求めさせる魅力は、目覚めている状態と夢見る状態の両方に存在します。
心は常に波立ち騒ぎます。
その波立ちこそが潜在する衝動因を育て、繁殖させ、根をはびこらせる肥沃な畑なのです。

ポニョ:感覚世界が人を引きつけ、目的の事物を追い求めさせる魅力は、目覚めている状態と夢見る状態の両方に存在します。と言っておられたけれど、起きている時に欲望を満たすために追い求めるものが、心に刻まれて、寝ている時にそれが夢になって現れるって面白いよな。まるで覚醒時の行為が、映写機のようになって夢というドラマを映し出すんやろな。

ヨシオ:映写機か?映画好きのポニョが言いそうな事やな。

目の覚めている状態で執着に捕らわれると、夢を見ている状態や熟睡状態の、最も微妙な姿でも執着が現れます。
夢を見ている状態とは、鏡に映った像のようなものです。
目の覚めた状態でどんなことを経験しても心が受け取ったものが映った姿として夢の中に現れます。
目の覚めた状態と、夢を見ている状態は物と鏡に映し出された物の像に似ています。
目の覚めている状態で正しい道を選び、真実を知り、真実の光りの中で行動していれば、夢を見ている状態でも正しい道を歩んでいけます。
目覚めの道を進むためには、感覚的な物の欠点に気づいて、少しずつその欠点を乗り越えて、執着を捨てていくことが大切なのです。SGc13

ポニョ:今、起きている時に心に刻まれたものが夢となって出て来るって言ったけれど、時々、怖い夢なんかを見ると、ドキドキして飛び起きる事ってあるやろ。それもやはり、起きている時に心に刻まれた衝動がそういう行為を生むんやろな。

ヨシオ:以前から言っているように、この俺たちが生活している物質世界も、英知の世界から見たら、実は夢の世界なんや。だから、今、ポニョが言ったように、怖い夢を見たらビックリして起きるように、人が英知を得ることが出来れば、この世界から目覚めることが出来るんや。俺たちは、皆、この物質世界を実の世界だと思ってどっぷりその世界に浸かりきっているけれど、眠っている状態から英知の力を借りて起き出して、そこから抜け出さなければいけないんや。

ポニョ:それって、昔に流行った映画で、マトリックスというのがあったけれど、それと似ているぜよ。

ヨシオ:さあ、またまた出ました。ポニョの映画解説。さよなら、さよなら、さよなら。

ポニョ:まだ、説明していないのに、淀川長治の台詞を出さんとってくれますか。その映画では、主人公が、ある人に赤色と緑の二つの丸薬をのうち、どちらかを選ぶように言われるんや。それで、その一つは、それを飲めばこの世は全て夢だと分かり、覚醒する事が出来る薬で、もう一つは、そのまま夢の中にいて、今まで通り、おいら達のように間抜けな人生を送り続けることが出来る薬なんや。主人公は、夢から覚める事が出来る薬を選んだんや。つまり、今言ったように、英知を得ることが出来る薬を飲んだんや。

ヨシオ:薬を飲んで英知が得られたら、苦労はしないけれどな。それって昔、流行ったニューエイジのドラッグカルチャーと一緒やな。

ポニョ:人々を薬漬けにして、マインドコントロールしようとしている連中が作った映画やからな。前にも言ったけれど、その映画の中に主人公ネオのパスポートが写るシーンがあって、そのパスポートの有効期限が9/11の日付と一緒の年月日なんや。その事件の二年前の映画やで。それだけやない。まだまだあるんや。ちょっとそれらを証明している画像を貼っておくから、興味のある人は見てください。

ヨシオ:金払って、そんな映画を見に行くって、俺やったら考えられへんな。わざわざ洗脳されに行くようなもんやないか。映画を見に行く事は、もうやめとけって。

ポニョ:でも、良い映画もあるんやで。最近やったら、オーガニック栽培に挑戦した「奇跡のリンゴ」が良かったな。そうそう、「青天の霹靂」も良かったな。売れないマジシャンが四十年前にタイムスリップして自分の両親と会い、自分の出生の秘密を知るんや。感動したぜよ。それに、ロケ地の長野の千曲川のほとりにある上田がきれいやったな。一度行ってみようかな。まるで、昔の日本にタイムスリップしたような街なんや。おいらがまだ二十歳ぐらいの頃の日本って良かったよな。あれ?えらい静かやないか。どうしたんや。

ヨシオ:ポニョは映画の話を一人で喋っとき。さよなら、さよなら、さよなら。


夢の中でライオンに追いかけられるなら、あなたはすぐに目を覚まし、目覚めのレベルに戻って来ます。
夢の中で生じたことは、あなたを目覚めさせる力を持ちます。
そのように目が覚めている時、あなたがそれを夢と見做すならば、神の恩寵によってあなたは目覚めの世界から、突然に英知の世界に導かれるかもしれません。
怖いライオンの夢を見て、人は夢の世界から目覚めの世界へ返りました。
あなたが目覚めの世界を夢とみるなら、その時、英知の世界は夢からの覚醒に当たります。
それゆえ、聖者や賢者達は私達に目覚めよ、起きよ、悟れよ、と呼びかけてきたのです。SSIB1972