サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

Qアノン情報樹林さん編

2019-01-31 12:15:01 | 日記


ポニョ:今日も樹林さんと果林さんは、頑張って記事を書いておられますね。
とても素晴らしい記事なのでぜひ読んであげてくださいね。ありがとうございました。
https://ameblo.jp/doorforawakening/entry-12436329690.html

https://ameblo.jp/doorforawakening/

マーヤーの秘密

2019-01-31 04:00:15 | 日記

ポニョ:ナーラダの家族が洪水に呑み込まれて流されて行ったけど、幾らマーヤーの力とはいえ、可哀想やったな。そのマーヤーについてもう少し詳しく説明してくれるか?

ヨシオ:このマーヤーというものが何であるのかが分かれば、神になれるぐらい凄いことなんや。でも、人って生まれた時から死ぬまでこのマーヤーの中で生活し、それに影響されて泣き笑いして一生を終わるのが普通なんや。

ポニョ:十二年間も連れ添い、子供も出来て幸せに暮らしていたのに、その生活が洪水によって一瞬にして破壊されようとしている時に、これはマーヤーやから平気だよ。なんて言ってられないよな。激流に子供が一人ひとり流されて、最後には最愛の妻まで流されて行くのを見ながら、「行ってらっしゃーい。もうちょっとしっかり泳ぎを練習してたら良かったな。また機会があったら会いましょうね。バイバーイ。」何て泣き叫んで流されて行く子供達や妻に向かって言ってたら、「それがお父さんの僕たちに贈る最後の言葉か?あんたは血も涙もない鬼じゃ。」なんて言われるやろな。

ヨシオ:マーヤーの力ってそれ程パワフルなんや。生まれた時からこの肉体をまとってお母さんのお腹の中から出て来たら、誰でも自分は肉体だと思うのが当たり前やもんな。

ポニョ:そらそうや。人は生まれた時から、自分の肉体が自分やと思い込んでいるもんな。

ヨシオ:日常の生活をして行く上で、常に自分は肉体ではない。自分はこの変化し衰えつつある肉体ではない。本当の自分はこの物質世界には属していない。自分の周りの人々も、過去のカルマによってこうして自分と結び付けられているだけであって、全ては一時的な関係で永続する関係では無いのだ。というように常に言い聞かせていないと、ナーラダのように突然降って湧いたような幸せな生活に十二年間も浸りきってしまい、子供達や妻に執着心を持ってしまい、別れの時が来ても、それを受け入れられずに悲しみに打ちのめされるんや。

ポニョ:う~ん、そうか。これから毎朝起きると、「神様、おいらは今からあなたがお創りになられたこの物質世界に、ポニョという一人の人間として参りますが、この世界の誘惑や執着に負けて囚われられないようにお導き下さい。特にオクラの誘惑に負けないようにお導き下さい」と言って一日を始めよかな。

ヨシオ:と言っても、やっぱり美味しいものをみたらポニョやったら囚われられるやろな。

ポニョ:そうやろな。

ヨシオ:と直ぐに同意してどうするねん。そのようにならない為に、ポニョはもう少しマーヤーの事を知っておいた方がええな。

ポニョ:マーヤーって一体何やねん。いつ誰がどうやって創ったんや。そんなややこしいもんを創ったから、こっちはえらい迷惑してるんや。

ヨシオ:そんないっぺんにたくさん質問されても答えられないやろ。先ず最初にどうやってマーヤーが出来たかって言うと、創造主がこの世界を創られた時に御自分を隠されたんや。その時に出来たのがマーヤーなんや。

ポニョ:と言うと、マーヤーって毛布みたいなもんやな。神さんが毛布を被って自分を覆ってしまわれたんや。

ヨシオ:因みにその瞬間にオウムという音が発生したんや。でも、その時にはまだ時が無かったし、それは何時ごろだったんですか?と聞かれても時間の概念がないので答えられないんや。この無時間の場は今でもあるんや。そこはブラックホールの中で、全ての創造物が強力な重力場によって時空と一緒に破壊され、無時間の場となっているんや。そしてそこでは破壊と同時に、創造も行われているんや。

宇宙創成の原初の動きによって自らを生じさせたマーヤーが、ブラフマンを覆った時にプラナヴァ(オウム)の音響が響きわたりました。SIP4-11


ポニョ:それって以前にも取り上げられたやんな。確かトーラスという名前やったよな。

ヨシオ:英語ではトーラス。インドではリンガム。日本語では黄金の宇宙卵や。

ポニョ:黄金の宇宙卵焼きか。美味しそうやな。

ヨシオ:焼きは余計や。もっとこのマーヤーについて分かりやすく言うと、創造主を太陽とすると、マーヤーはそれを隠している雲みたいなものなんや。雲ってよく見ると水蒸気が集まって出来ているやろ。そしていろんな形に変化するやんか。まさしくこの雲が持っている二つの属性が、マーヤーそのものなんや。

ポニョ:水蒸気で出来ている雲がいろいろ変化するって事がマーヤーなんか?えらい簡単やんか。

ヨシオ:霊性って聞くと、とても難しいように錯覚するけど、実はとてもシンプルな例で説明出来るんや。マーヤーには二つの力があって、一つ目は自らを覆い隠す力。二つ目はいろんなものを写し出せる力なんや。

急に恐怖に捕らわれたのは、目の前の道に蛇がいると思ったからです。
紐が蛇に変わって恐怖に捕らわれたのは、心の中の出来事です。
蛇は本当にいたのでしょうか。
いいえ蛇などいません。
それならどうして、ただの紐がどうして蛇になってしまったのでしょうか。
それは、マーヤーのせいです。
どんな場合にマーヤーが現れ、それに捕らえられてしまうのでしょうか。
薄暗がりや闇の中では、紐しか無いのに蛇が見えているように思い込んでしまいます。
闇のせいでマーヤーが皆さんを捕らえてしまうのです。
本当は、紐が蛇になることはありません。
迷いが人の心を曇らせ、正しくものを見る目を覆ってしまうのです。
この迷いが、マーヤーです。
懐中電灯を照らしてみれば、蛇などどこにもいなくて、ただ紐が落ちているだけだと分かるはずです。
光りが射すとともに迷いが払われて、本当は何があるか分かるのです。
現実にあるものは、いつでもそこにあります。
消えて無くなることはないし、別のものに変わることもありません。
少しも変化することはありません。
現実を覆い隠しているマーヤーだけが現れたり消えたりするのです。
心の中でマーヤーが、形になったものが写し出す力と呼ばれるもので、マーヤーのもう一つの力です。
変わることの無いものの上に、まるで違ったものを写し出します。
この場合は蛇でしたが、別の状況ではまた違ったものになるでしょう。
気分、楽しみ、苦しみは、どれも現れて消えていきます。
親戚の人が家にやってきても、いつまでもいるわけではありません。
それと同じように、マーヤーは、人を迷わせながら現れては消えていきます。
心を迷わせて紐を見えなくさせるのが「覆い隠す力」です。
心の中で蛇のように見せている妄想が「うつし出す力」です。
明かりがあれば、紐はただの紐でしか無いことが分かるでしょう。
そうなれば蛇は消えてしまいます。
マーヤーの二つの力は、闇とともに現れて、光りとともに消え去るのです。
「覆い隠す力」と「写し出す力」はいつも一緒に現れるのでしょうか。
それとも別々に現れるのでしょうか。
この二つの力は、普通同時に現れて消えていくものなのですが、熟睡状態では、「覆い隠す力」があるだけです。
二つは別々に現れたり消えたりします。
マーヤーは、言葉では説明し難いものです。
いつ始まったとも言えず、いつ終わるとも言えません。
マーヤーは、英知の光が輝くとともに消えて無くなります。
その時、ただ一つの変わることの無い真実が姿を現すのです。SGc33


ポニョ:だから雲で言えば、太陽である創造主を覆い隠す力と、いろんな形に雲が変化する力ということなんやろ。

ヨシオ:雲と水蒸気は同じもので、普通同時に現れては消えて行くんや。

ポニョ:あのね、さっきから当たり前な事ばっかり言わんといてくれる?誰でも知っている事ばかりや。

ヨシオ:まあ、もうちょっと我慢して聞けや。ポニョはレム睡眠とノンレム睡眠って聞いたことがあるやろ。ノンレム睡眠の時、つまり熟睡している時は夢を見ないやろ。その時はマーヤーの二つの力のうち、いろんな形に変化する力は働いていないんや。だから夢を見ないんや。でも夢を見ている時や、起きている時は両方の力が働いているんや。

ポニョ:という事は、基本的には夢見の世界も、このおいら達が住んでいる物質世界も、マーヤーの二つの力が働いているということでは同じやって事ぜよ。

ヨシオ:その通りなんや。雲は水蒸気で出来ているから太陽が昇り昼間になると、太陽の光と熱で水蒸気が気化されて雲が無くなるやろ。それと一緒で太陽から英知という光が差し込めば、マーヤーである雲も、まさしくその名の通り雲散霧消してしまうんや。

ポニョ:という事は、おいら達が住んでいるこの世界は、実は太陽の光だけが満ちている世界やったと分かるんやな。

ヨシオ:よく考えてみれば、実はマーヤーってものは無いんや。雲だって実は太陽が作っているやろ。いつも言っているけど、この世界は創造主が意思して創られたものなので、想念のパワーの塊なんや。まるで雲のようなものなんや。だからババが意思されただけで手からダイヤモンドや猿やら、何でも想念の力で物質化出来るんや。

物体はどのようにして生じるのでしょうか?
物体は意志の力によって創られます。
(ここでスワミは黄金の鎖を物質化なさり、スワミがこれを意志したとおっしゃいました。)
この鎖は、私の意志から生じ、意志する前には存在していませんでした。
すべては神の意志によって生じます。
神はマーヤー〔幻影〕の原因です。
全創造物はマーヤーと神が結合したものです。
マーヤーがなければ創造はあり得ません。
それゆえ、マーヤーはすべての人に影のようにつきまといます。
人はマーヤーの影響のもとに人生を送ります。
マーヤーは影と同じように私たちから去ることはありません。
マーヤーはあらゆる迷妄の原因です。
太陽が昇るとき、影はとても長くなっています。
太陽が頭上にあるとき、影は足の真下にあります。
このように、影は長くなったり短くなったりします。
ですから、私たちは影を人生の基盤とするべきではありません。26/12/07


ポニョ:全ては神さんが意思されて創られた夢の世界に、おいら達が住んでいるって事やな。でも自分の身体をつねると痛いし、失敗して人から叱られると落ち込むし、苦労して手に入れたものを盗まれると腹立つし、ご馳走を出されると嬉しいし、この世に生きているといろんな事で影響を受けてしまうよな。

ヨシオ:人は生まれてから死ぬまで肉体を持っている限り、マーヤーの影響を受けるんや。だから、この世で苦しんだり悲しんだり喜んだりするんや。この世で経験する全ての悲哀や喜びは、実は自分自身が作り出しているんや。だからそれらを超然とした態度で受け止め、この世のゴタゴタを一歩離れた位置から見ないと、いつもそのゴタゴタに巻き込まれてしまって人生を誤ってしまうんや。それをしないようにするのが霊性修行なんや。

光りが射すと、先ほどまでそこにあった暗闇はどこに行ってしまったのでしょう。
光りの不在が暗闇です。
暗闇は出てくることもありませんし、何処かに行くこともしません。
光りのために、暗闇に気づかないだけなのです。
ひとたび光が消えれば、前と同じように暗くなります。
ここでは光りは英知であり、暗闇は無知でありマーヤーです。
マーヤーは実は存在しません。
それはあなたの創造物です。
しかし、あなたがサーダナつまり霊性修行を止めると、マーヤーがあなたの人生の中に入ってくるのです。
ですからサーダナこそが、あなたをマーヤーの影響を受けずに済む状態に保ってくれるのです。
もし霊性修行を止めれば、あなたは再びマーヤーの餌食となってしまうでしょう。
ですからあなたが生きている間は、決してあなたはマーヤーから逃れられないのです。
持続的な霊性修行のみがあなたを助けてくれるのです。STPSp230


ポニョ:自分の人生を一歩離れたところから見るって事は、おいらがさっき冗談で言った、ナーラダが家族から激流によって引き離されようとしている時に「さようなら。また逢いましょうね。」と冗談で言った言葉を、そんな状況でも普通に言えるようにならないといけないって事なんやな。難しいよなそれって。

ヨシオ:俺は飛行機乗りやから、パイロット仲間でよくいろんな事を話す機会があって、あるパイロットが俺にこんな事を聞いてきたんや。「もし飛行中、エンジントラブルで操縦不能になり、墜落して行く飛行機の中にいたら、君やったらどんな言葉を最後に言う?」って。それで「そうやな、俺やったら周りの人が笑って死ねるように、そんな時のために取っておいた飛び切り面白いジョークを言うやろな。」と言うと、みんな呆れて俺の顔を見てたな。

ポニョ:そらそうやろ。ほとんどの人は奥さんや子供達に、愛してるよ~なんて言うんやろな。あんたは変人だと思われてるやろな。本当にその通りやけど。この世界は、裏社会の連中に騙されたまま生かされて、喜び悲しんでいるB層の人々のように、マーヤーに騙されている人ばかりやぜよ。周りはマーヤーの海に浸り切り、世俗的な事で喜び悲しんで生きている人ばかりやから、逆にあんたのように、変人って言われている人の方がまともなのかもしれないぜよ。


マーヤーに屈服するならば、人は自分自身がマーヤーになります。SS10/93
神がマーヤーの主人である。
神が迷わす力を持ち、そしてそれを破壊し、コントロール出来る力も神が持っている、という事を知っている者。
そしてまた、真理とダルマを維持すべく努力する者。
それらの者達の心はマーヤーによって曇らされることはない。
だからその者達は何をも恐れることなく~神を讃える歌を唱って三界を自由に動き回ればよい。
P176バガバッドバヒニ
喜びや苦しみは皆さん自身が作り出しているものです。
喜びも苦しみも神が授けるものではありません。
他の誰でもなく、あなた自身があなたの苦しみの原因です。
この真理を知りなさい。
霊的な視点から見るなら、苦しみもこの世の関係も幻です。
それらは現実に存在するものではありません。
人は明けても暮れても迷妄の生活を送っています。
人として生まれたからには真理を体験すべきです。
肉体は一定の期間成長し、その後、弱って老けていきます。
生まれることも成長することも、体という、現実には存在しないものと結びついています。
けれども人は、体を現実に存在するものと思い、そのために苦しむのです。
~自分は体ではなく、この世の何も自分に属してはいない、ということを一度悟ったなら、苦しむことはなくなるでしょう。
この世のすべては皆さん自身が作り出しているものです。
実在するものは何もありません。25/12/03




マーヤーの力は凄すぎてマ~嫌ヤ~

2019-01-30 04:00:30 | 日記

ポニョ:このブログももう終わりやな。少し寂しいな。

ヨシオ:この世の別れなんて本当は見せかけだけなんや。俺たちが自分はこの体だと思っているから別れがあるんや。本当は誰とも別れてなんかいないし、別離なんて存在しないんや。

ポニョ:ということは、身体だけさようならと言ってるだけで、心は繋がっているって事なんか。

ヨシオ:俺たちはアートマのレベルで繋がっているんや。全ては一つなんや。この世界は神様がご自分の想像力を働かせ、その想念の力で創られたんや。

ポニョ:愛の化身である神様が想念の力を使って創造された世界がこの世界やったら、何でこんなにもゴタゴタとして愛の無い苦しみのある世界なんやろな。

“私は人間に四分の三の幸福と、四分の一の苦痛を与えている。
~私は時々、人々に少しだけ苦痛を与えます。
そうしなければ人々の心は、神のほうに向かないだろう。
このことを理解せず、人は神をののしるのだ。"
“あなた方は、なぜ私のダルシャンを得た後も苦悩を経験しなければならないのか?と思う者もあるだろう。
それは、いくつもの前世で積み上げたカルマを支払っているからなのだ。
~私のダルシャンを得た後、次の世で良い人生が待っている。
良い人生であれば間違いを犯すことはない。
そして、間違いを犯さなければ、再び生まれ変わることも無い。
これは単純明解な真理なのだ。P260ANDI”
“あなたは私が理由もなくあなたに痛みを与えると思いますか。
あなたが今楽しみに対して心を開いているように、痛みにも心を開きなさい。
というのもその痛みは私の意思であり、あなたのために私が与えたものであるからです。
痛みを歓迎することをあなたの課題としなさい。
それから逃げてはいけません。
内を向いてそれに耐え、そこから恩恵を受ける力を引き出しなさい。
それらは全て私が計画したことなのです。
願いが叶えられないという苦しみを経て、私の声を聞くことを切望するようにあなたをし向けているのです。
私の声が聞こえれば、あなたのエゴや心も消え去るのです。
サイババと精神科医c16”

ヨシオ:窓の外を見ると鳥が舞っている。空には白い雲が浮かんでいる。風が木についているたくさんの木の葉を動かして、その木の葉に陽の光が反射してキラキラ光っている。神さんが、愛の神さんでなかったら俺たちは一瞬でも生きていくことは出来ないんや。どこを見ても実は愛で満ち溢れているんや。自転車に乗っている小さい子供がひっくり返って道端で血を流しながら泣いているのを通行人は誰も無視しない。駆け寄ってハンカチやティッシュペーパーで傷口を拭いてあげるやろ。誰も雨上がりに気分がいいからと言って他の通行人の迷惑も顧みず傘わ振り回して歩かないやろ。通行人に向かってひっつき虫を投げるやんちゃ坊主はいても、石を投げつけて喜んでいる人はいない。足の悪いお婆ちゃんが交差点を渡りきれないので立ち往生しそうになったら、一緒に手を引いて渡ってあげるやろ。周りを見渡せば本当は愛しか無いんや。俺たちがこうして話が出来るのも俺たちの中にある生命力が働いているからやろ。その生命力が実は愛そのものなんや。その愛の力をどのように使うかはそれぞれの人次第なんや。

ポニョ:ある人はその力を使って他の人々を傷つけているぜよ。それはそうと、ひっつき虫を投げてたやんちゃ坊主って自分の事やろ。

ヨシオ:神は全ての人や動物、生き物たちに生命力を与えた。この力を使って俺たちはこの力の根源を探らなければならないんや。それが人生の目的なんや。他の生き物たちはこの力を使ってそういうことをしない。人間だけがそういう探求出来る力を持っているんや。なのにその力を獣より残酷な事に使っている。この世界はカルマの法則が支配しているから、そういう人には大きな負の力が返って行くんや。でも、負の力が大きくかかればかかる程、その人は後で大きく学ぶことが出来、次の生では厳しい環境の下に生まれ変わり、頭を打って他の人の気持ちが分かる少しはまともな人生を歩むことになるんや。

ポニョ:そう意味で全ては良い事なんやな。一見悪い事のように見えていても、実は良い事やなんてあんたはいつも言ってたけど、こうして具体的な例をあげて聞くとよく分かるぜよ。

ヨシオ:この世は学校なんや。汚れた心を綺麗にし、自分の良心という名の神さんを見つけてそれに従って生きて行くことが出来るようになるための学校なんや。

ポニョ:ということは、学校では英語や国語や算数などいろんな教科があるけど、お掃除の時間が一番大切な時間なんやな。

ヨシオ:そういうことや。心を綺麗にする時間や。それが一番大切な時間なんや。そのために神様は何をしなくてはいけないかを教えてくれているんや。

ポニョ:それは、神様の名前を唱えたり、その人の中に神様を見て奉仕したり、自分て言うエゴを少なくしていかないかんということなんやな。そもそもエゴっていうのは何やねんやろや。

ヨシオ:それは、自分と血や肉で出来ている肉体を同一視する事なんや。同一視すると、この世に執着してしまって生まれかわる原因を作ってしまうんや。

ポニョ:そして、カルマの法則が支配する世界に投げ出され、輪廻の大きな車輪に巻き込まれて、何度も糞まみれになりながら生まれ変わって来るんやな。

ヨシオ:糞まみれはないやろ。

ポニョ:でも同じようなところから出て来るやんか。

ヨシオ:その話はやめとけって言うてるんや。ポニョはしゃーないな。

ポニョ:昨日の記事でも言ってたけど、おいら達の住むこの世界は、カルマの法則が支配する世界であって、マーヤーの力で覆われているやろ。その力は実は神様の想念の力やなんて言ってたよな。それってすごいと思えへんか?思っただけで、こんなにもすごい世界が創造出来るんやぜよ。神さんのパワーっておいら達の想像力を超えたところにあるよな。

ヨシオ:有名な話やから誰でも知っていると思うけど、ブラフマ神の息子でナーラダという人がいたんや。そのナーラダがクリシュナと歩いている時に、マーヤーの事について聞いていたんや。クリシュナはナーラダに喉が渇いたから水を一杯持って来て欲しいと頼んだんや。ナーラダは近くの村に行き少しの水を分けてもらおうとしたら、その村人の家からとびきりの美人の娘が出て来て、ナーラダは一目惚れしてしまったんや。そして、その娘の心を射ることに成功して娘のお父さんの許しも得て、めでたく夫婦となって良い家庭を築いたんや。やがて義父が他界したので田畑や家畜を相続し何の不自由もなく豊かに幸福に暮らし始めたんや。そして十二年の月日が経ち子供も二人出来て幸せな生活を送っていたところに大雨が降り、近くの川の堤防が決壊し家が流されたんや。家畜や家も一切が流され始めたんや。それで必死に一人の子供を頭に乗せ、もう一人の子供と妻を左右の手でしっかりと握りしめながら激流に流されまいと頑張っていたんやけど、まず最初に頭の子が激流に流されてしまったんや。泣き叫びながらその子の名前を呼んだけれど、その子は激流に呑まれて一瞬のうちに見えなくなったんや。もう一人の子も力尽きて手を離してしまって水に呑まれてしまったんや。最愛の妻を持てるだけの力を使って抱きしめていたけれど、激流によって引き離されてナーラダの手の中からすり抜けて行ったんや。ナーラダは絶望の叫び声をあげて妻や子供達のために泣いたんや。しばらくして一人堤防に打ち上げられたまま自分のひどい運命を恨み泣き続けていたんや。すると誰かが自分を呼ぶ優しい声が聞こえたんで頭を上げると、そこにクリシュナがいたんや。クリシュナは、ナーラダよ。お前に水を一杯持って来ておくれと頼んだのに、どうして私を半時間も待たせたんだね。心配してこうしてやって来たんだけれど、こんなところで休んでいたんだね。心配したよ。と言われたんや。ナーラダはその言葉を聞いてマーヤーの力がどんなにパワフルなのかを思い知ったんや。

ポニョ:おいら達がマーヤーの力に取り込まれてるってよく分かったぜよ。十二年間の出来事がたったの三十分間うたた寝してたら起こった事なんや。

ヨシオ:俺たちが死んだら同じ事を経験するんや。死んで生きていた時のことを思い返すと、長い人生で、泣いたり叫んだりしていたことも、実は夢やったんやって分かるんや。だからこの世で起こることは全て幻のようなものやけど、自分がせねばならない義務を粛々と為し、その結果がどうなろうと冷静に受け止め、受け入れるんや。そうすれば、人生の終わりで両手を広げて待っていてくれている神様に、良くやった。素晴らしい人生やったな。悲しい時でも、苦しかった時にも私の事を忘れず、人生の目標から目を離さず私の元にたどり着いたね。頑張ったね。大変だったろう。私はお前の人生に満足しているよ。息子よ。と言ってもらえるやろな。


あなたが正しいことを願っているのであれば、私は必ずあなたを助けます。
あなたが世俗的なものを望んだとしても、それもあなたに与えますが、再度あなたはマーヤーに巻き込まれるでしょう。
しかし、あなたが望むのであれば、私はすべてが夢である(と自覚できる)経験をあなたに与えましょう。
そして、それが(マーヤー)あなたに影響を及ぼすことはないでしょう。ラニマーへのインタビュー

あなた自身をあなたが演じている役と同一視しないことです。
そのような同一視は、あなたの進歩を遅らせることになるでしょう。SSSvol6p21

「あなた方は皆、役柄を演じているだけです!
役柄とはジーヴァ(一個人の存在)、 魂のようなものです。
『私はだれそれ、何々だ! 』というのはエゴです。
誤った識別(同一視)です。
それは本当のあなたではありません。
あなたは自分自身に言い聞かせねばなりません。
『私は(自分の)役柄を演じていますが、私の本質はアートマ(真我)です。
スワミ、私はこのすべてを超越します』と。
あなたは絶え間なくこの想いを瞑想していなければなりません!
そうしなければ、あなたは問題に屈することになります。
苦します。不安になります。心配します。
そうではなく、解毒剤のように、あなたは自分自身を救わなければなりません。ですから、「これはすべて夢です、スワミ」と言い続けなさい。
もしそう言っても気づきが与えられなければ、そのときは私に願いなさい。
『スワミ、どうか私に気づきをお与えください』と。
私は常にあなたが望むものは何であろう と与える用意があります!
しかし、あなたは願わなければなりません!
私が勝手にあなたにそれを授けることはできないのです! 」ラニマーへのインタビュー





至福の海へ

2019-01-30 04:00:12 | 日記

ポニョ:この歌の歌詞が一番好きなんだわさ。特に真の愛には何も嫌いなものはないよ
それは与えて許し
全てを愛するんだ

というところと、

愛が欲しければ自らの心を愛で満たすんだ
愛は愛を通じてしか
体験出来ないんだよ

それと
真理正義が常に勝つのは
この世が愛で維持されているからなんだよ
というところかな。

https://m.youtube.com/watch?v=Qlm3IScue98

至福の海へ】

本当の愛って一体何だろ うか
好きなものがあれば 嫌いなものもあるはずだろ
好きと嫌いの 二元の世界
真の愛には何も嫌いなものはないよ
それは与えて許し
全てを愛するんだ
真の愛は神聖で
神そのもの なんだよ
愛は神なんだ

全ての人は内に愛の泉を持っている
その泉から愛を溢れ出さすんだ
愛が欲しければ自らの心を愛で満たすんだ
愛は愛を通じてしか
体験出来ないんだよ

いくら愛を欲しても
愛に飢えても
自らの愛を顕現 しない限り
真の愛を体験出来ないんだよ
神は愛という形で
存在しているんだ
愛を周りに注ぐほど
至福のフィーリングが
得れるんだよ
神を体現出来るんだ

(間奏)

真の愛を 求めよう
それは永遠に 変わらないんだ
真理正義が常に勝つのは
この世が愛で維持されているからなんだよ

愛そのものになるんだ
原子も愛から 生まれたんだ
愛は全宇宙に 充満しているよ
至福の海に
浸かるんだ

愛を体験しよう
神は愛だ

至福の海へ
神は愛だ


https://m.youtube.com/watch?v=Qlm3IScue98

愛になるのだ

2019-01-29 04:00:29 | 日記
ポニョ:今日の一曲シリーズがやって来ました。今日の曲は最初のコブシを効かせたところが難しかったやろ。

ヨシオ:スーフィーの曲はメロディーが複雑でどの部分も難しいな。適当に妥協しながら録音してるんや。完璧にしようとしたら、一曲について一年はかかるから。

ポニョ:それだけ歴史が深い文化を持った曲って事やぜよ。という事で今日の曲、愛になるのだをお聴き下さい。
https://m.youtube.com/watch?v=K-j4noVhKAQ

【愛になるのだ】

ヤア〜〜 ハア〜〜 ハア〜〜
真理の光が見えた
眩(まばゆ)い光を放ってる
導いてくれた光輝よ
何度生まれ変わっても
ずっと一緒だった
生きる目的を思い出させてくれた

至福を 追い求めて
神の愛 追い求めて

あなたにたどり着くまで 私が元いたところに
全てを委ねるまで エゴが残り
欲望を持っているんだよと 諭した 愛の 光よ

(間奏)

行為の果実も手放したんだ
あなたに全てを 託したんだ
この世に執着は無くなったよ


導いてくれた愛の光よ

オ〜〜 オ〜〜神の息子よ

真理の光を見た者は 光になるのだ
全てが愛と悟った者は 愛になるのだ
神の恩寵を得た者は 神に達するのだ
全てが一つと悟った者は 真理になるのだ

(間奏)
人は生まれ変わりながら 神を目指す
エゴや欲望を捨て去りながら
神に全てを 委ねながら
行為の果実を捨て去り
お前が元いた ところに
戻って行くんだ
至福を 追い求めて
神の愛 追い求めて
光を 追い求めて
真理を 追い求めて
長い旅だった
何度も途中で諦めかけた
あなたが側にいなかったら


ここまで 辿り着けなかった

導いてくれて感謝します

神は決して帰依者を見捨てない
目的地に着くまで導いてあげるよ
帰依者の愛は神に届くよ
愛が深ければ絆も深いよ
帰依者は私の息吹なんだよ
まぶたが目を守るように お前を護るよ
行為の結果を委ねて 自由になろうよ
神は全ての面倒を見てくれる
光を見た者は光になるんだ
全てが愛と悟った者は愛になるんだ
一つと悟れば 真理になるんだ
神の恩寵を得た者は神に達するんだ
帰依者と神は一つなんだよ
帰って来たんだね 愛しき魂よ

https://m.youtube.com/watch?v=K-j4noVhKAQ