神聖な愛とは、無私の愛であり、常に与え、決して受け取らない愛です。
これに対し、世俗的な愛は獲得することに熱中し、やがて忘れてしまう愛です。
神の愛に匹敵するものは存在しません。
神の愛は至高の存在です。
神の愛に恐れはありません。
世俗的な愛が恐れに満ちているのに対し、神の愛に恐れがないのは、そこに利己心がないからです。
もし愛が欲しいのであれば、愛を求めて祈りなさい。
なぜなら、愛は神と共にある からです。
神に世俗的なものを求めるべきではありません。17/7/97
ヨシオ:ババが肉体から離れて以来、人それぞれ反応が違うのが当たり前なんや。ある人は、まだ生きているグルを探したり、また違うグルのところへ行ったり、ある人は、ババの声が聞こえたり、ババの霊が取り憑いているという霊媒師のところへ行ったり、ある人は、手紙を一晩祭壇に置いておけば、ババが答えを書いてくれて、ババとコミュニケーションが取れる人のところへ行ったり、またある人は、ババは肉体ではないと言われていたので、自分の中のババと向き合おうとしたり、人によって様々なんや。でも、双六で例えれば、ババの元に来たって事は、もう上がりなんや。だから、ババの教え通り生きて行けば、他に何も求めなくても、ゴールはもう約束されているんや。
ポニョ:おいらも、アシュラムにいる人達が、ババがいなくなった途端、あちらこちらのアシュラムやら施設を訪問し始めたのを見ると、少し歯がゆくなるぜよ。
ヨシオ:以前にも紹介したけれど、ラーマクリシュナさんは帰依者の人にあなたは神の化身ですかと聞かれた時に、私が本当の事を言うと、ここから誰もいなくなるって言われたことがある。
ポニョ:つまり、ラーマクリシュナさんがおられたカルカッタから、そんなに離れていないところに、神の化身であるシルディババがおられたことを、ラーマクリシュナさんは知っておられたんやろうな。
ヨシオ:以前にも記事にしたように、霊性の道って山を登っているようなもので、人それぞれが違った登山道を歩んでいても、頂上は一つなんや。だから、別にババがいなくなった途端、違うグルなどに付いて行ってしまう人がいるけれど、それはそれでその人にとっては良い事なんや。だから、ポニョみたいに歯がゆい思いなんてしなくてもええんや。
ポニョ:でも、ババの帰依者が少なくなって来て、寂しくなって来るよな。
ヨシオ:第一回サイババ全国大会に一体どれくらい日本人が来ていた?今まで来ていた人が、突然、他のグルなどの所に行っていなくなっても、ポニョには何の関係も無いやないか。例え、バジャンに来る人が一人になっても、それはそれで良い事なんや。だってそういう離れて行った人は、また、ババが再降臨された時には大騒ぎしながら戻って来るんやから。
将来、人々が沢山やって来るので私は車や飛行機を使って、一つのところから他の場所に移動するでしょう。
私は空を横切るでしょう。
そうです。
そういうことが起こるのです。
私を信じていなさい。
このプタパルティが、マドゥラになるのをあなたは見ることでしょう。
誰もそれらが起こるのを早めたり、遅らせたりすることは出来ません。
私はあなたを見捨てることは無いですし、あなた方も私から離れていくことなど出来ないのです。例え、あなたが私への信仰を失ったとしても、あなたはそのことを悔いやんで大騒ぎしながら、またここへ戻ってくるでしょう。
私は、この身体にあと58年間とどまります。(2022年=97才)このことはもうあなた方に約束しましたね。
あなた方の人生は私のこの地球における生と絡み合っているのです。
この偉大な特権を生かして行動するのです。SSSvol2p101
ポニョ:まるで、ジェットコースターのようやな。だって、ジェットコースターが高く上がる前には、一度低いところまで下がるやろ。それと一緒やぜよ。
ヨシオ:そうやな。ジェットコースターは一度ドンと下げれば上に上昇する力も強くなるもんな。俺は、前にも言ったけれど、ババが亡くなられた時に、これはババが思いっきり遊んでおられるって、すぐに分かったんや。だからサイの組織の人に、もうすぐしたらもっとたくさんの人々が組織にやって来るので、今からその準備をしなくてはいけないよって、連絡したんや。
ポニョ:おいらもあんたからその話を聞いて、そうやなって思ったな。最初は、ババの葬式の最中にババが目を覚まし、人々を驚かされるのかなぁ、と思ってガラスで覆われた棺桶の中のババを注視していたんや。それに、あの棺桶って結構高さがあったやろ。それは、ババが起き上がっても頭を打たないように、最初から設計してあるのかな?なんて思って見てたんやぜよ。
ヨシオ:あのね、前から言っているけれど、次にババが降臨される時は、霊体を自由に肉体化したり、霊体化させたりされるので、例え、棺桶の高さが充分ではなかったとしても、それを霊体だから突き抜けて座られるんや。
ポニョ:それって、気持ち悪いよな。ババが壁を通り抜けたり、地面から顔を出されたりしたら。
ヨシオ:まさか地面から顔を出されるって事はされないやろ。それってまるでゾンビやないか。俺の知っている人も、自転車に乗っていたら、ババが後ろから自転車に乗って追いかけて来られて、その人と並んでしばらくの間走りながら話しかけられたんや。そのあと、空中に浮いて自転車を漕ぎながら、消えてしまわれたんや。その人は、とても驚いたと言ってたな。その人は、その頃ババのことを知らなかったんや。
ポニョ:それは面白い。E.Tの一場面を思い出したぜよ。
ヨシオ:また、映画か。また、ババが壁から現れられた時に、ある人は、あなたは霊体で来られたんですか?と聞くと、ババは足に触れてごらん、と言われたんや。それで、足に触れると肉体の足やったんや。
ポニョ:ヴェンタカタギリの王様のところに亡くなった王様のお母さんをババが呼ばれたけれど、その時もお母さんは壁からいきなり出現されたもんな。でも、王様がお母さんに触れることが出来た。ババが意思すれば、自由に霊体の波動数を変えられて、肉体化させたり霊体に戻したりされるんやろな。だから、別にババは霊媒師とか要らないんやな。いつでも、どこでも現れられるし、まるでクッキリ、はっきりフジカラーN100やな。
ヨシオ:何やねんそれは。今度は、フイルムの宣伝か?めちゃ古いやないか。そのコマーシャルは。
ポニョ:🎵きれいな晴れ着を写そ。🎵フジカラーN100!
ヨシオ:もうええっちゅうに。ポニョの博物館には、いっぱい訳の分からんガラクタが詰まってるんやな。また、俺の友達が十才の頃、家族と一緒にバンガロールのホテルに投宿して、ホワイトフィールドのアシュラムに通っていたんや。両親がマーケットストリートに買い物に行っている間に、友達が一人で部屋にいて、洗面所に行き、部屋に戻るとそこにババが立っていたので、腰が抜けるほど驚いたんや。ババは右手を胸のところに挙げて、怖がらなくても良い、という、ポーズをされていたんやけれど、その友達はその頃まだ子供やったし、これほど驚いた経験をしたのは、人生でそれが最初で最後やった、と言ってたな。思わず、うわ~って叫びそうになったって言ってた。
ポニョ:ホテルの部屋に一人でいてる子供の前に、突然ババが現れたら驚くのは当たり前やぜよ。おいらでも、椅子から転がり落ちるほど驚くやろな。でも、どうしてそんな子供のところにババは現れられたんやろか?
ヨシオ:その後、すぐにババがその子をインタビューに呼ばれたんや。その子は、両親が家にいない時にアイスクリームが食べたくて、十円玉を母親のタンスから財布を見つけ出して盗んだ事があるんや。その子はその事をずっと誰にも言えずに隠していて、それが心の重荷になっていたんや。その重荷をババが取られる為に、ババはこう言われたんや。「覚えているかな。君が八才の時に、アイスクリームを買いに行こうと、お母さんのタンスから財布を見つけて十円玉を盗んだよね。君は誰も見ていないと思っているけれど、君が、タンスの一番上の引き出しに手が届かないので、食卓から椅子を運んで引き出しを開けただろう。私はそれを一部始終見ていたんだよ。神様の目を欺くことは誰にも出来ないんだよ。よく覚えておきなさい。お母さんに謝りなさい。分かったかい。」と言われたんや。その子は、すぐその場でお母さんごめんなさいと言って、泣きながら謝ったんや。
神は愛の化身です。
神は、神の愛によって全人類を守護しています。
皆さんに愛がありさえすれば、それで十分です。
そうすれば、皆さん全員が一つに結ばれるでしょう。
言葉や行動によってお互いの間に距離を作るべきではありません。
すべての人を愛によって自分の近くに引き寄せなさい。
そうすれば、あなた方は皆、神のそばにいられるようになるでしょう。
あなたが愛を込めて他の人を見るなら、神も愛を込めてあなたを見ます。
どんな状況に置かれたとしても、決して怒りや嫉妬、偽善や虚栄を示してはなりません。
他の人に怒りや憎しみをもって接してはなりません。
あなたの愛を感じることによって、他の人々の中の愛も増大します。
あなたが他の人に愛をもって接すれば、その人もあなたに愛を示すでしょう。
これに対して、もし怒りを示すなら、その人もあなたに怒った態度をとるでしょう。27/1/07
この世のすべての人々は、利己的な目的で物や人や神さえも愛します。
誰も神のために神を愛する人などいないのです。SS7/95p186