サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

愛の十円玉お仕置き

2019-02-28 04:00:18 | 日記


神聖な愛とは、無私の愛であり、常に与え、決して受け取らない愛です。
これに対し、世俗的な愛は獲得することに熱中し、やがて忘れてしまう愛です。
神の愛に匹敵するものは存在しません。
神の愛は至高の存在です。
神の愛に恐れはありません。
世俗的な愛が恐れに満ちているのに対し、神の愛に恐れがないのは、そこに利己心がないからです。
もし愛が欲しいのであれば、愛を求めて祈りなさい。
なぜなら、愛は神と共にある からです。
神に世俗的なものを求めるべきではありません。17/7/97


ヨシオ:ババが肉体から離れて以来、人それぞれ反応が違うのが当たり前なんや。ある人は、まだ生きているグルを探したり、また違うグルのところへ行ったり、ある人は、ババの声が聞こえたり、ババの霊が取り憑いているという霊媒師のところへ行ったり、ある人は、手紙を一晩祭壇に置いておけば、ババが答えを書いてくれて、ババとコミュニケーションが取れる人のところへ行ったり、またある人は、ババは肉体ではないと言われていたので、自分の中のババと向き合おうとしたり、人によって様々なんや。でも、双六で例えれば、ババの元に来たって事は、もう上がりなんや。だから、ババの教え通り生きて行けば、他に何も求めなくても、ゴールはもう約束されているんや。

ポニョ:おいらも、アシュラムにいる人達が、ババがいなくなった途端、あちらこちらのアシュラムやら施設を訪問し始めたのを見ると、少し歯がゆくなるぜよ。

ヨシオ:以前にも紹介したけれど、ラーマクリシュナさんは帰依者の人にあなたは神の化身ですかと聞かれた時に、私が本当の事を言うと、ここから誰もいなくなるって言われたことがある。

ポニョ:つまり、ラーマクリシュナさんがおられたカルカッタから、そんなに離れていないところに、神の化身であるシルディババがおられたことを、ラーマクリシュナさんは知っておられたんやろうな。

ヨシオ:以前にも記事にしたように、霊性の道って山を登っているようなもので、人それぞれが違った登山道を歩んでいても、頂上は一つなんや。だから、別にババがいなくなった途端、違うグルなどに付いて行ってしまう人がいるけれど、それはそれでその人にとっては良い事なんや。だから、ポニョみたいに歯がゆい思いなんてしなくてもええんや。

ポニョ:でも、ババの帰依者が少なくなって来て、寂しくなって来るよな。

ヨシオ:第一回サイババ全国大会に一体どれくらい日本人が来ていた?今まで来ていた人が、突然、他のグルなどの所に行っていなくなっても、ポニョには何の関係も無いやないか。例え、バジャンに来る人が一人になっても、それはそれで良い事なんや。だってそういう離れて行った人は、また、ババが再降臨された時には大騒ぎしながら戻って来るんやから。

将来、人々が沢山やって来るので私は車や飛行機を使って、一つのところから他の場所に移動するでしょう。
私は空を横切るでしょう。
そうです。
そういうことが起こるのです。
私を信じていなさい。
このプタパルティが、マドゥラになるのをあなたは見ることでしょう。
誰もそれらが起こるのを早めたり、遅らせたりすることは出来ません。
私はあなたを見捨てることは無いですし、あなた方も私から離れていくことなど出来ないのです。例え、あなたが私への信仰を失ったとしても、あなたはそのことを悔いやんで大騒ぎしながら、またここへ戻ってくるでしょう。
私は、この身体にあと58年間とどまります。(2022年=97才)このことはもうあなた方に約束しましたね。
あなた方の人生は私のこの地球における生と絡み合っているのです。
この偉大な特権を生かして行動するのです。SSSvol2p101

ポニョ:まるで、ジェットコースターのようやな。だって、ジェットコースターが高く上がる前には、一度低いところまで下がるやろ。それと一緒やぜよ。

ヨシオ:そうやな。ジェットコースターは一度ドンと下げれば上に上昇する力も強くなるもんな。俺は、前にも言ったけれど、ババが亡くなられた時に、これはババが思いっきり遊んでおられるって、すぐに分かったんや。だからサイの組織の人に、もうすぐしたらもっとたくさんの人々が組織にやって来るので、今からその準備をしなくてはいけないよって、連絡したんや。

ポニョ:おいらもあんたからその話を聞いて、そうやなって思ったな。最初は、ババの葬式の最中にババが目を覚まし、人々を驚かされるのかなぁ、と思ってガラスで覆われた棺桶の中のババを注視していたんや。それに、あの棺桶って結構高さがあったやろ。それは、ババが起き上がっても頭を打たないように、最初から設計してあるのかな?なんて思って見てたんやぜよ。

ヨシオ:あのね、前から言っているけれど、次にババが降臨される時は、霊体を自由に肉体化したり、霊体化させたりされるので、例え、棺桶の高さが充分ではなかったとしても、それを霊体だから突き抜けて座られるんや。

ポニョ:それって、気持ち悪いよな。ババが壁を通り抜けたり、地面から顔を出されたりしたら。

ヨシオ:まさか地面から顔を出されるって事はされないやろ。それってまるでゾンビやないか。俺の知っている人も、自転車に乗っていたら、ババが後ろから自転車に乗って追いかけて来られて、その人と並んでしばらくの間走りながら話しかけられたんや。そのあと、空中に浮いて自転車を漕ぎながら、消えてしまわれたんや。その人は、とても驚いたと言ってたな。その人は、その頃ババのことを知らなかったんや。

ポニョ:それは面白い。E.Tの一場面を思い出したぜよ。

ヨシオ:また、映画か。また、ババが壁から現れられた時に、ある人は、あなたは霊体で来られたんですか?と聞くと、ババは足に触れてごらん、と言われたんや。それで、足に触れると肉体の足やったんや。

ポニョ:ヴェンタカタギリの王様のところに亡くなった王様のお母さんをババが呼ばれたけれど、その時もお母さんは壁からいきなり出現されたもんな。でも、王様がお母さんに触れることが出来た。ババが意思すれば、自由に霊体の波動数を変えられて、肉体化させたり霊体に戻したりされるんやろな。だから、別にババは霊媒師とか要らないんやな。いつでも、どこでも現れられるし、まるでクッキリ、はっきりフジカラーN100やな。

ヨシオ:何やねんそれは。今度は、フイルムの宣伝か?めちゃ古いやないか。そのコマーシャルは。

ポニョ:🎵きれいな晴れ着を写そ。🎵フジカラーN100!

ヨシオ:もうええっちゅうに。ポニョの博物館には、いっぱい訳の分からんガラクタが詰まってるんやな。また、俺の友達が十才の頃、家族と一緒にバンガロールのホテルに投宿して、ホワイトフィールドのアシュラムに通っていたんや。両親がマーケットストリートに買い物に行っている間に、友達が一人で部屋にいて、洗面所に行き、部屋に戻るとそこにババが立っていたので、腰が抜けるほど驚いたんや。ババは右手を胸のところに挙げて、怖がらなくても良い、という、ポーズをされていたんやけれど、その友達はその頃まだ子供やったし、これほど驚いた経験をしたのは、人生でそれが最初で最後やった、と言ってたな。思わず、うわ~って叫びそうになったって言ってた。

ポニョ:ホテルの部屋に一人でいてる子供の前に、突然ババが現れたら驚くのは当たり前やぜよ。おいらでも、椅子から転がり落ちるほど驚くやろな。でも、どうしてそんな子供のところにババは現れられたんやろか?

ヨシオ:その後、すぐにババがその子をインタビューに呼ばれたんや。その子は、両親が家にいない時にアイスクリームが食べたくて、十円玉を母親のタンスから財布を見つけ出して盗んだ事があるんや。その子はその事をずっと誰にも言えずに隠していて、それが心の重荷になっていたんや。その重荷をババが取られる為に、ババはこう言われたんや。「覚えているかな。君が八才の時に、アイスクリームを買いに行こうと、お母さんのタンスから財布を見つけて十円玉を盗んだよね。君は誰も見ていないと思っているけれど、君が、タンスの一番上の引き出しに手が届かないので、食卓から椅子を運んで引き出しを開けただろう。私はそれを一部始終見ていたんだよ。神様の目を欺くことは誰にも出来ないんだよ。よく覚えておきなさい。お母さんに謝りなさい。分かったかい。」と言われたんや。その子は、すぐその場でお母さんごめんなさいと言って、泣きながら謝ったんや。

神は愛の化身です。
神は、神の愛によって全人類を守護しています。
皆さんに愛がありさえすれば、それで十分です。
そうすれば、皆さん全員が一つに結ばれるでしょう。
言葉や行動によってお互いの間に距離を作るべきではありません。
すべての人を愛によって自分の近くに引き寄せなさい。
そうすれば、あなた方は皆、神のそばにいられるようになるでしょう。
あなたが愛を込めて他の人を見るなら、神も愛を込めてあなたを見ます。
どんな状況に置かれたとしても、決して怒りや嫉妬、偽善や虚栄を示してはなりません。
他の人に怒りや憎しみをもって接してはなりません。
あなたの愛を感じることによって、他の人々の中の愛も増大します。
あなたが他の人に愛をもって接すれば、その人もあなたに愛を示すでしょう。
これに対して、もし怒りを示すなら、その人もあなたに怒った態度をとるでしょう。27/1/07
この世のすべての人々は、利己的な目的で物や人や神さえも愛します。
誰も神のために神を愛する人などいないのです。SS7/95p186

インタビュー特集(71)簡単な事ではないの巻

2019-02-27 04:00:18 | 日記

ポニョ:今日のインタビュー記事は圧巻やったぜよ。生徒が、サイババさんにあなたが欲しいです。と言われてもそれは圧巻と言われたんや。

ヨシオ:あかんやろ。圧巻って…字が違うやないか。

ポニョ:その生徒はチビのくせに、サイババさんの問いにめちゃ上手く答えていたぜよ。おいらでもそんなに上手く答えられないぜよ。

ヨシオ:いくら言葉を上手く使って答えても、答えなくても一緒なんや。サイババさんはその人の心の中をしっかり読まれているから。
現に、サイババさんはその生徒に何が欲しいと聞かれた時に、生徒がサイババさんを得るが出来たら、勉強も何もかも上手くいくので、サイババさんだけが欲しいと言ったやろ。
その後、サイババさんは君が欲しいのは勉強か私かどっちだ?ハッキリしろ。と聞かれたやろ。それって、その生徒の心の中は世俗的な欲望を得るには、神を得れば良いという思いがあるのを読んでそういう質問されたんや。
だからその生徒に、神といつも一緒にいることは君には難しいことだと最後に言われたんや。

ポニョ:そんな若い生徒でも心の中で思っている事と、言っている事が微妙に違うって事があるんやな。
というわけでインタビュー記事をお楽しみ下さいね。

11月15日

バガヴァンは、今日、スワミに何か書いたものを見せたがっていた一人の小学生をお呼び になった。スワミはもう一人、中高等学校の生徒をお呼びになり、その小さな少年にお尋 ねになった。

スワミ: この少年は誰ですか?

生徒: スワミ、僕たちは皆、兄弟です。

スワミ: おお、そうですか? ごらん、あそこに少年たちがたくさんいます。彼らといっしょに行きなさい。この少年はデリーから来ました。あの少年はアナンタプルから、 その少年はゴアから来ました。彼らといっしょに行きなさい。

生徒: いいえ、スワミ、僕たちは皆、あなたの子供です。僕はあなたといっしょにいたいです。すべてのものはあなたの中にあります。あなたは神様ですから。

スワミ: すべてのものが私の中にあるのですか? 君も神です。肉体の次元では、(神は帰依者の願いを聞き入れ、祈りの応えるという意味で)君は主人で、私は召し使いです。心の次元では、(帰依者の心のスクリーンに神が写っているという意味で)君は実体で、私は映しです。 アートマの次元では、君と私は一つです。

生徒: はい、スワミ。ですが、僕たちはそれに気づいていません。

スワミ: どうやってその事に気づいていないって事がわかったのかね?

生徒: スワミがそうおっしゃいました。僕たちはその真理に気づくために人生を生きなければならないのです。

スワミ: それじゃ人生とは何かね?

生徒: スワミ、人生とは「私」から「私たち」へと向かう旅です。

スワミ: 人生は挑戦です、挑みなさい。(それから、バガヴァンとその少年は次の文 言を交互に述べて、文言を完成させた。)
人生はゲームです、プレイしなさい。
人生は夢です、それに気づきなさい。
人生は挑戦です、挑みなさい。

少しの間があり、

スワミ: 神は誰ですか?

生徒: スワミ、あなたです。

スワミ: どうやってそれがわかったのかね? ラーマやクリシュナを見たことがあるのかね?

生徒: スワミ、僕はあなたの中にラーマとクリシュナを見ます。

スワミ: 君にはラーマとクリシュナが見えるのかね? では、私に言ってみなさい。 ラーマはどのような姿に見えますか?

生徒: スワミ、ラーマはカーリーヘアで、オレンジのローブを着ています。

スワミ: クリシュナは?

生徒: スワミ、クリシュナも同じです!

スワミ: どうしてそんなことがあり得ますか? 私はクリシュナのように横笛を持っていることはありません。

生徒: でも、スワミは僕にとって、ラーマでありクリシュナなのです。スワミはすべてのものであられます!

それからスワミは、少年がスワミに見せたがっていた本を見下ろして、少年にお尋ねに なった。

スワミ: この本は何かね? (それからスワミはそれを他の少年たちに見せておっしゃった)ごらん、よく書けている!
(その生徒に向かって)これは何かね?
(スワミはその絵を少年たちに見せておっしゃった)ごらん、彼はスワミを「シェーシャ シャヤナ」(大蛇シェーシャの上に横たわっている神)として描いているよ! 君はこの大蛇は何と呼ばれているか知っていますか?

生徒: スワミ、アーディ シェーシャです。

スワミ: そうです! ごらん、この蛇は、6つの鎌首を広げて4つの鎌首を垂れた姿で描かれています。6つの鎌首は、アリシャドヴァルガ、つまり人間の6つ の敵、カーマ〔欲望〕、クローダ〔怒り〕、ローバ〔貪欲〕、モーハ〔迷妄に よる愛執〕、マダ〔自惚れ〕、マーッツァルヤ〔嫉妬〕です。
これらが頭を垂 れて神に降伏した時、神はその人のハートに住むようになるのです。ラー ヴァナの 10 の頭とは何でしょう? あれは本当の頭ではありません。あれは ラーヴァナが習得した 6 つのシャーストラ〔経典〕と 4 つのヴェーダのこと です。それが 10 の頭として描かれているのです。

生徒: スワミはとっても慈悲深くて、僕たちの罪をいくらでも許してくださいます。 そうであるなら、どうしてシュシュパーラは許されずに殺されたのですか?

スワミ: あれは別です。シシュパーラ〔クリシュナに敵対した王〕とダンタヴァクラ 〔神に敵対する巨人族ダーナヴァの王〕、ヒランニャカシプ〔羅刹王〕とヒラ ンニャークシャ〔ヒランニャカシプの双子の弟〕、それからカムサ〔クリシュ ナに敵対した王〕は、特別なケースです。彼らの行いはそれに相応しいものでした。

生徒: スワミ、でも、神が行為者で、僕たちは皆、道具だとあなたはおっしゃい ました。だとしたら、運命とカルマの法則というのは、どういうことなのですか?

スワミ: それは「プルシャ プラヤトナ」、つまり「自己努力」と呼ばれるものです。 いくら神が原因でも、何かを達成するためには、人は自分自身で努力することもしなければなりません。君はポテト チャパティ〔インドの平らなパン〕のお皿を与えられるかもしれません。でも、もしそれを目の前に置いて、チャパティという名前を繰り返しても、君は何も食べられませんね。食べるには君の手と口を使わなければなりません。そうして初めて、君は食べる事が出来るのです。

生徒: スワミ、あなたは、悪い仲間を避けなければいけませんとおっしゃいました。 でも、世の中では、善いものと悪いものを誰が判断するのですか? どうすれば悪い仲間を避けることができますか?

スワミ: 君が判断する必要はありません。君は生活の中で、他の人との関係を可能な 限り少なくしておかければいけません。不要な話、過度なおしゃべり、ある いは、何か悪いことをしたという話を聞いたら、いつでもすぐに、その場やその仲間から離れなければいけません。
すべての人との関係は「こんにちは ― こんにちは」、「さようなら ― さようなら」に限ったものにしなければ いけません。人間関係は少なければ少ないほどよいのです。
「荷物が少なければ、より快適な旅になる」ということです。君が関係を築くべきなのは神だけです。

それからスワミはその少年を見つめて、お尋ねになった。

スワミ: 全託とは何ですか?

生徒: スワミ。全託とは、スワミがなさることは何でも僕たちのためになることだ、ということがわかることです。なので、僕たちはスワミがしなさいとおっしゃることを何でも黙ってしなければいけません。

スワミ: では、ボンベイ〔ムンバイ〕に行きなさい。スワミが言っています。行きなさい。
生徒: スワミ、すべてのものがあなたの中にあるのですから、ボンベイもあなたの中にあります。なので、僕はあなたといっしょにいます!

スワミ: ごらん、私はこんなに小さい! すべてのものが私の中にあることなど、どうしてあり得ますか? 私の手をごらん。こんなに小さい!

少年はスワミの手をつかんで言った。

生徒: スワミ、すべてのものがここにあります! あなたはヴィシュワルーパ〔宇宙の姿をとった神〕を見せることがおできになります。

スワミ: ヴィシュワルーパとは何ですか?

生徒: スワミ、すべてのものを包んでいる姿です。何を使ってもその大きさを測ることはできません。

スワミ: (別の生徒に向かって)彼に耳を傾けなさい。彼から学びなさい!

スワミはダルシャンを与えに行かれた。数分後、スワミはお戻りになると、少年はスワミ の両手をつかんだ。

生徒: スワミ、どうか僕にもっとインタビューを与えてください。

スワミ: インタビュー? これはインタビューにほかなりません。君は何が欲しいのかね?

生徒: スワミ。僕が欲しいのはあなただけです。僕はあなたといっしょにいたいんです。

スワミ: しかし、勉強はどうしますか?

生徒: スワミ。あなたはすべてです。あなたを手に入れれば、勉強も手に入れることになります。

スワミ: 君が欲しいのはスワミかね、それとも勉強かね?

生徒: スワミ、僕が欲しいのはあなたです! すべてのものはあなたの中にあります!

それからスワミは、その少年にさまざまなものを並べ上げておっしゃった。両親、ボンベ イ、勉強、友だち等々。そして、その少年の返答はいつも、「いいえ、スワミ! 僕はあな たといっしょにいたいんです。ずっとあなたのそばに置いてください!」というものだけ だった。

スワミは話すのをおやめになり、少年の瞳の奥をじっと見つめた。スワミはそれからゆっ くりと首を振り、畏敬の念を起こさせるような響きわたる声でおっしゃった。「It’s not so easy, sir. それはそれほど簡単なことではありません!」
Students With Sai: Conversations 1991 to 2000 p57~p61


宇宙大の双六で遊びましょう

2019-02-26 00:00:34 | 日記

電子本「サイババが帰って来るよ」Part1~5は以下のポニョ書店からどうぞ

http://bccks.jp/store/114521
Sai's Messages for The Golden Ageの文庫本が出来ました。上下の二部に分かれますが小さいのでいつでも何処でもババの御言葉をポケットに入れて持ち運びが出来ますよ</script>"><script type="text/javascript" src="http://bccks.jp/bcck/128820/widget"></script>
また、この本の上下統合版も出来ました。A5版とちょっと大きいですがお得になっています。ポニョ書店からどうぞ


ポニョ:何度か前の記事で、聖者が「私は神の召使いだ」とマントラのように言い続けていると「召使いだ」を神様が取っていかれたので、「私は神だ」という部分しか残らなかったという記事が面白かったな。

ヨシオ:俺が、ババの帰依者になった頃、自分はババの召使いだと言い聞かせていて、どんな事をやっていても、それはババの召使いとしてババのためにやっているんだと、自分に言い聞かせていたんや。ある時、知り合いの人がたくさんの荷物を運ばなければならない事があったんやけど、それらは自分のものではないし、自分が運ばなくても良かったんやけど、その知り合いの人を神さんと思い、自分は召使いとみなして、その人の荷物を担いで何回か車に運んだんや。その時に、自分がこれだけ謙虚になれて、誰かに何かをしてあげたという気持ちも湧かず、自然に人を神様として見て、自分の身体を使って奉仕が出来るようになっている自分に驚いたな。

ポニョ:ババの奇跡の中で一番大きな奇跡は、人を変えるということやから、あんたが変わっていったて事もババの奇跡やったんやろな。あんたは元々めちゃガラが悪いし、顔も長くて口も悪く、態度もでかい人間が、なんでこんな霊的な道におるのんか誰も理解できないやろな。

ヨシオ:もしもし、俺の聞き間違いかもしれないけれど、なんか余計な言葉が途中に入っていませんでしたか?

ポニョ:いや、自然に心から出てきた言葉やから余計な言葉なんて無いと思うけど。

ヨシオ:今回は俺の耳が悪くなったことにしておいたげるわ。それで、その荷物を両手に持って運んでいる時に突然、なんていうかすごい至福感のようなものが、胸の奥底から湧いてきてめちゃ幸せな気分になったんや。涙が出てきたんやけど、両手は荷物を抱えているから、涙を拭けないし、そのまま涙で頬が濡れたまま歩いていたんや。そんな小さい奉仕、誰かの荷物を運ぶのを手伝う事だけなんやけど、それを通じて至福感を味わえた事にびっくりしたことがある。

ポニョ:神様の召使いになれば、至福感を味わえれるか。そう言われれば、いろんな奉仕活動をしている時に、自分が小さくなっていく様な気になるよな。エゴやプライドが無くなって行くような気がするぜよ。そういうふうにして、神様の方に人が向いて行くと、その人の人格も良くなって行くって訳なんやな。

人格は、霊性修行によって決定されます。
人の運命は幸運であれ不運であれ、人格によって決定されます。
よい行いを常に実践することによって、人格は磨き上げられます。
一方、行為の基盤となるものはその人の想念と意図です。
想念が心に浮かんだときそれが良い想念かどうか、社会に対し善であるか害であるかを調べなくてはなりません。
充分に吟味した上で行為しなさい。
自分の不運を他の人のせいにするべきではありません。
清らかな想念を持ちあらゆる行為を神への信仰を持って行う時、その人に神の恩恵が注がれます。
世間の肩書きや名声、財産や家族は、いずれもはかないものです。
生きている内に無くなってしまうかもしれません。
災難や不運な目に遭えば、肩書きも名声も財産も家族も無くなります。
もっと大事なことは、皆さんが死んでしまったら、そのすべての関わりは消えて無くなってしまうのです。
しかし良い人格、良い行い、アートマの知識、すぐれた徳性は皆さんを助けてくれます。
生きている間だけでは無く、この人生が終わった後も強い味方であり続け、皆さんが神に達し、一つになるのを助けてくれるのです。SGc9
人生の流れの中で、もし前に進みたいのであれば、悲しみと罪という押し寄せる波をかき分けなくてはならないのです。
子どもから大人まですべての人が、神の愛を獲得するために努力しなければなりません。
この神の愛のための苦闘は人間の人格を形作ります。
人格とは何を意味しているのでしょう?
それは背丈や体重、強靭な体を意味するのでしょうか?
いいえ、そう考えるのは間違っています。
悲しみと困難に妨げられることなく、人は勇気をもって前進し、神の愛を獲得するために困難に挑まなくてはなりません。
それが人格の本当の意味です。
事実、神はすべての人にこのような人格をすでに与えているのです。
不幸にも私たちはこの真実に気づかずにいます。28/8/04


ヨシオ:人は自分が肉体が体やと思っている限り、エゴ意識が付きまとうし、悲しみや苦しみも次から次にやって来る。でも、そのエゴ意識が小さくなって行くに連れて神様の神聖意識が入って来て、だんだん幸せな気持ちになって行くんや。

「神の僕」の段階では、神と僕が別れてしまう事もあるが「私は神」の段階では悦びが途切れることはありません。
二つに分かれることは決して無いからです。SGc9

ポニョ:以前椅子取りゲームの話をしたよな。心の中には一つしか椅子がなくて、その椅子に神様が座るか、それとも肉体が自分と思っているいうエゴが座るかっていう話やった。

ヨシオ:最初は、「私は神様の召使いです」から始まり、次にそこから「召使い」という言葉が抜けて「私は神様です」になり、最後に「神様」という語も抜けて「私」しか残らなくなるんや。

ポニョ:ということは、「私は私です」。つまり自分は本当の自分であるアートマ、創造主になるんやな。

ヨシオ:人は、今、いろんな物質的な、世俗的なことに巻き込まれていて、どっか違うところを向いてウロウロしているけれど、どんな人でも全て、今言ったプロセスを通って神へと続く道の方に歩み出すんや。


考えている内容と、ものの考え方によって心のあり方が決まります。考えている内容が物質的な世界や物に向いていると、富、財産の方に偏りがちになります。富や財産はこの物質世界を支えているからなのです。SGc9
私たちがそこにいて世の中を見る時のみ、世界は存在します。
我々が盲目であったり、気を失っていたりすれば私たちにとっては世界は存在しません。
私たちにとっては、世界は見えるとおりのものです。
世界は私たちが抱く観点のままの姿を取るのです。
例えば、私たちがすべては神だ、と思えば見えるものすべてが神となるのです。CWSSBJp111
物質的な世界では、すべてのものは儚いのです。
形あるものはみないつも変わっていきます。
そんなは儚いもので、神の姿を捕らえるなど出来るはずはありません。
神の移ろうことの無い清らかな姿を捕らえようと思うなら、清らかな心の内に捕らえるほか無いのです。
~五つの元素はいつも変化しています。
永遠の境地に達するためには、五つの元素をその変わりゆく姿を超えなければなりません。SGc22


ポニョ:「自分は実は自分だった」という道か。面白いよな神さんが作られた創造主による双六ゲームは。しかも、そのゲームを高いところからいつも俯瞰して、人がマーヤーに惑わされているのを見て、笑われているんやろ。人が悪いよな神様って。

ヨシオ:人が悪いってあんた、神さんは人じゃないで。それより、俯瞰(ふかん)なんて難しい言葉を使わんとってくれるか。それに、俯瞰って高いところから見るっていう意味やろ。それやったら高いところから俯瞰するって言ったら二重に同じことを言ってることになるやんか。

ポニョ:使い慣れん言葉を使うとこうなるぜよ。痴能程度がばれたぜよ。

ヨシオ:痴能の字が違ってるで。ああ合ってるんか?昔、シルディババが一人で、焚き火をしながら古い使われていないモスクの一室にいる時、独り言を言ったり、大きな声を出して怒鳴ったり、楽しそうに一人で笑われたりして、気狂いのように振舞われていたんや。人がどうしてそのように振舞われるんですかと聞くと、人が、自分を神だということを忘れてしまって愚かな行為をするので、面白くて笑ってしまうんだ。と言われたことがある。

ポニョ:でもそういう状況をおつくりになられたのは神さんやもんな。本当に神さんってゲームをして、いつもハッピーで毎日の一瞬一瞬を楽しんでおられるんやろな。

ヨシオ:この世界は神さんのプレイグランドなんや。今回も、わざとサマディになってこの世からいなくなられているけれど、それも大きなマスタープランの一つで、一時的にお隠れになっておられるだけで、人がババさんを忘れ去った頃にまた再び、「バアー!」と言って現れて人を驚かせるつもりなんや。ババが今までやって来られたことを振り返って見てみたら、そういうことをやられるってすぐに分かる。見え見えや。

ポニョ:いたずら好きのババやもんな。子供と一緒やな神様って。ほんまに。

ヨシオ:でも、いつ戻られるかは絶対に誰にも教えらないやろな。だって、そうしたらみんなはババが戻ってきても驚かないやろ。まあ俺たちは推測は出来るけど、定かじゃない。

ポニョ:ババが物陰に隠れて人をいつか人を驚かせようとしているけど、それをいつやられるかを人が分かってしまえば、驚かなくなるもんな。

ヨシオ:まあ俺たちは、ババが創造された宇宙規模の大きなゲームに踊らされている駒みたいなもんやから、その時々でババがやられるいろんな事を、幸せな気持ちで楽しんでいたらええんや。

ポニョ:だから、ババはいつも幸せでいなさいって言われているんやな。だって、どんな事がこの世界に起こっても、それは神さんが計画して作られたゲームの一場面やから。

ヨシオ:だから、この世で何も真剣になり、シリアスになってやる事なんて何にもないんや。何かに失敗したり、人に傷つけられて落ち込んだり、逆に欲しいものが手に入ったり、望みがかなったりしても有頂天になる必要も無いんや。世俗的な欲望を諦め、何が起こっても全てを受け入れる態度。何事も淡々と粛々と、神様に捧げるつもりで自分に課せられた義務をやり抜き、結果を期待しない。そういう態度を堅持して人生を歩んで行けば、決して悲しみに捉えられたり、落ち込んだりせず、幸せな人生を歩めるんや。

ポニョ:でも神さんは、全ての人々がそういう人生を歩んで行くことを望んでおられるんやろか。だって、世の中にそういう悟ったような人ばかりが住んでいたら、神様が化身としてこの世界に来られる理由が無くなるし、人の喜怒哀楽をゲームのように見て喜んでいる神さんの楽しみも無くなってしまうやろ。

ヨシオ:でも、そういう風にはならないように神さんはゲームをつくっておられるんや。この世界はピラミッドのように、だんだん進化して行くように出来ているやろ。だから、この人の世には早くから人に生まれ変わり、いろんな良いカルマを積んですでに神に近い魂を持って生活をしている人もいれば、たった今、動物から人に生まれ変わったばかりの動物や獣の性質をたくさん持っている人も、一緒に混在して住んでいるんや。だから、いつでも神さんが楽しめるような材料がこの世にたくさんあるようにわざと作ってあるんや。

ポニョ:その中にいて、一喜一憂しているのがおいら達なんやな。神さんから見たら、おいら達が一番面白くない駒やろな。神さんのゲームの手の内を知っているっていう意味で。もう神さんはおいら達を上がりにさせてゲーム盤からつまみ上げたいやろな。

ヨシオ:この双六ゲームのクライマックスである、ババの再降臨を、ネットでバラしてしまっているしな。俺たちがやっていることは神さんの創られた神聖劇の物語のネタバレや。

ポニョ:そういうことなんやろな。おいら達は神さんから見たら、ちょっと目触りな人間なんやろな。

ヨシオ:何遍も何遍も生まれ変わり過ぎて、神さんがもう君たちの顔は見飽きたぜ。って思われているんやろな。でも、最後に少しだけゴールデンエイジに向けて神様の栄光を広め、ポニョのように、頭を使って世の中に光を届ける仕事をしてから親父のところに帰ろか。

ポニョ:さっきの仕返しですか?巳年は執念深いって言うけれど本当やぜよ。おまけにあんたは蠍座やしな。ああ怖い。


人類の再建は、実に、世界の再建です。
人間がより良くなって、初めて社会は幸福になり得るのです。
政治的、経済的、社会的領域といった外的な進歩だけでは十分ではありません。
人の心が改心させられなければなりません。
これは食べ物を通してだけでは達成できません。
人類の問題は衣食住を確保することで解決できると論じる唯物論者たちは、原子爆弾が爆発したときに自らの運命に直面することとなりました。
人間は、物質と知性と霊性の進歩という三つの道筋のすべてを熱意をもって追求するときにのみ、完全性へと到ることができます。19/11/80
ゴールデンエイジになれば、世界中が調和で満たされどこかしこも愛であふれるでしょう。
今日、どこを見ても混乱、争い、騙しあい、悪徳,などのネガティブな状況が優位を占めているので、あなた達はそのようなすばらしい世界を想像出来ないでしょう。
しかし、最終的に変化はやってくるのです。
今日、種はまだ土の中にあり、それがゆっくりと芽を出すように、神の教えは世界中の人々の心に浸透し広まりつつあります。
間もなくこれらの種は成長をはじめ、たくさんの人々にその絶対真理の美が届き始め、明るく輝き始めることでしょう。
時間は少しかかるかもしれませんが、新しいゴールデンエイジはゆっくりとやってきているのです。
あなた達の中にある神聖さを輝かせ、ビーコンのひとつとなって世界に明かりを灯し、ゴールデンエイジを少しでも早くこの世界にもたらそうではありませんか。
今日、幾人かのすでに啓発された、神を悟ったステージに達している魂たちが、来たるべき新しい時代を導いていくことでしょう。P41 Sai Vandana
アヴァターの使命は人類の心に変容をもたらすことです。
皆さんは一つの事実に気づくことができなければなりません。
人類の世界規模の変容はすでに始まっています。
短期間のうちに、すべての人間社会が一体となり、次のヴェーダの祈りの中で尊ばれている理想に沿って、平安と一体性のうちに生きていることに気づくことでしょう。
共に生きよう、共に成長しよう。共に知性を育もう。互いに仲良く暮らそう。
私は、黄金時代はとても近いと断言します。
バーラタ(インド)、そして、全世界で、個人の対立、不和、同胞への憎しみは、過去の遺物となるでしょう。10/10/05

インタビュー特集

2019-02-25 04:00:49 | 日記

ポニョ:今回のインタビュー記事で三機の飛行機をチャーターして中国人たちがアシュラムにやって来たんやって仰ってたよな。三機に分乗した帰依者ってすごい数やぜよ。中国でもサイの組織が盛んなんや。知らなんだ。

ヨシオ:ふーん。中国からアシュラムへの直行便か?俺が まだ毛沢東が生きている時に一人で中国を四カ月近く旅をしたけれど、あの時に比べてら中国は大きく変わったんやろな。

ポニョ:あんたは一体何年まえの話をしてるんや。


(アニル クマール教授に向かって)なぜあなたの兄弟からもらったお菓子 を私に送ってきたのですか?

AK教授: スワミ、彼はお目出度い機会に持ってきたのです。それで、お送りしました。

スワミ: パヤサム(米をミルクで甘く煮たデザート)はちゃんと食べましたか?

AK教授: はい、スワミ。

スワミ: 兄弟はいつ発つのですか?
AK教授: 明日です、スワミ。

スワミ: もし可能なら二、三日滞在を延ばすようにと言いなさい。見ましたか? 大 勢の女性帰依者が(中国から)来ています。

AK教授: はい、スワミ。見ました。

スワミ: 明日は、3機の飛行機でやって来ます。

AK教授: 3機の飛行機ですか、スワミ!

スワミ: 実は、彼らは直接プッタパルティに着陸したかったのですが、外国から来る のでバンガロールで入国審査を受けなければならないのです。彼らは明日バ ンガロールからここにやって来ます。

AK教授: では、スワミ、直行では来れないのですね?

スワミ: バンガロールで正規の手続きを終えてから、やって来ます。皆、スワミの帰 依者です。皆、スワミに会うためだけにやって来るのです。皆、バンガロー ルからどこかよその場所には行きません。入国審査が終わったらすぐ、プッ タパルティに向かいます。
(老齢の帰依者に)身長はどれくらいですか? (帰依者は答えなかった) 5フィート1インチ(154.94cm)?

帰依者: 5フィート1インチです、スワミ。

スワミ: 私はあなたより背が高い!(からかって)


2 月 11 日朝

スワミは全国共通試験を受ける学生たちの受験票を祝福なさった。ベランダの中央の学生たちに向かって、

スワミ: どうしてここに座っているのですか。バジャンホールに行って座りなさい。

学生たち:スワミ、受験票を。

スワミ: (一人の教師を指差して)彼が渡してくれます。

学生たち:いいえ、スワミ、あなたでないといけません。

スワミ: ああ、水牛! (バジャンホールで)君たちは皆、勉強をしているのかね、 それとも、居眠りをしているのかね?

学生たち:勉強です、スワミ。

2月 28 日夕方

スワミから10年生と12年生に早めにマンディールに来るようにとの伝言を送られて
いたので、10年生の生徒たちがパーダナマスカールのために座っていた。

スワミ: 誰がこの花瓶〔たくさんの花が生けられた花瓶〕をくれたのですか?(花を 送った生徒が起立してスワミのもとに行った。)水牛! 君はこれを全部スワ ミに届けることができると思いますか?(その生徒から返事はなかった)私は欲しくありません。私が欲しいのは君の清らかなハートです。君はこのようなものをスワミによこすべきではありません。私は他には何も欲しくありません。
スワミは一人の生徒に花瓶を持つようにと身振りで示された。その生徒は花瓶を抱えてス ワミに持っていった。その花瓶を送った生徒はスワミに対してそれはスワミのところに置 いておいてくださいと主張した。

スワミ: 私はもうこれを祝福しました。君の家でとっておいて、〔将来〕君の奥さん にあげなさい。(その後、スワミは10年生にパーダナマスカールを与えは じめられた。12年生の近くに行った時、)君たちには今朝すでに与えてあります。下がりなさい。

(すると生徒たちはスワミに試験ではどう書いたら よいですかと尋ねた。)

スワミ:水牛!(試験のことを述べて、)まず、簡単な問いを 見つけて、最初にその答えを書きなさい。先に難しい問いに答えようとして はなりません。時間を無駄にするだけです。もし5問目の問いが簡単だとし たら、5問目の答えを先に書いて、それから他の解答を始めなさい。

生徒たち:スワミ、明日は英語の試験です。

スワミ: マンチディ、マンチディ(良い、良い)。



1997 年 3 月
3月 1 日
スワミ: 君はきちんと勉強をしていません。

学生: 勉強しています、スワミ。

スワミ: ただ本が目の前にあるだけで、勉強はしていません。

学生: (学生のうちの一人が自分の本を見せて)スワミ、私たちは勉強しています。 スワミ: 嘘をついてはいけません、水牛。


3月 1 日夕方 学生寮の売店と果物の露店で奉仕をしている学生たちが、この日の夕方、カードを持って前の列に座っていた。

スワミ: 何ですか?

学生:: 売店です、スワミ。

スワミ: 露店!!! 行きなさい。(笑)

学生: スワミ、ジェネラル ストア(売店)です。

スワミ: ロス(損失)?

学生: いいえ、スワミ。

スワミ: どのくらいロスしたのですか?

学生: いいえ、スワミ、ロスはありません。利益があります。

スワミ: 君はそこで食べてばかりですが、それで利益が上がるのですか?(笑) それからスワミはパーダナマスカールを与えて、その学生たちを祝福なさった。


3月2日夕方

学生のグループ(学生寮の出版部門に属する学生たちがカードを持ってひざまづいていた。

スワミ: とても忙しい、とても忙しい。とても大勢の医者。西ゴーダーヴァリーから 500人の医者がやって来ました。(スワミは他のいくつかの場所の名前も あげられた。)君たちは皆、後で来なさい。(ある学生に)君の健康はどうで すか?

学生: スワミ、大丈夫です。

スワミ: 気をつけなさい。 その学生は学生寮に戻ってから高熱を出し、バジャンに行くこともできなかった。同室の学生の一人が、バジャンホールでその学生の健康のことをスワミに祈った。

学生: スワミ、私のルームメイトが病気です。熱があります。

スワミ: 熱は何度ですか?

学生: スワミ、40度五分です。(スワミは即座に、その病気の学生のためにヴィ ブーティを物質化なさった。)

スワミ: このヴィブーティをコップ一杯の水で飲むようにと言いなさい。これで大丈 夫です。


3月3日朝

スワミ: 今日は試験ですか?

生徒: はい、スワミ。英語の試験があります。

スワミ: ならば、どうして皆、朝のダルシャンに来たのですか? 早朝は勉強にはもってこいの時間です。何の邪魔もされずに、寮で勉強することができます。実際のところ、年長者たちは、君たちに適切な指導を与えていません。彼らは 君たちにプールナチャンドラ講堂の催しに参加するように、などと言うで しょう。
そうではなく、君たちにスワミの忙しいスケジュールに気づかせなければいけないというのに。これだけの数の帰依者がやって来る、これだけ の数のVIPがスワミに話をするのを待っている、これだけの数の手紙をス ワミは受け取っている、と! 私たちは他の人たちにもチャンスを与えるべ きです。その後で、自分たちのチャンスを願えばよいのです。
生徒たちに、 こういった類の情報を与えるべきです。(ある教師に向かって)教師たちは 試験用紙の最初に難しい問いを載せています。その結果、生徒たちはしょげ てしまい、簡単な問いにも答えることができなくなります。そうではなく、 もし最初に簡単な質問が載っていたら、生徒たちは勇気付けられて、さらに 自信を得ます。その結果、上手くやることができるのです。
(インタビューの後、ピーナッツの入った器を抱えていた一人の学生に向かって) スワミ: なぜ君は勉強していないのですか?

学生: いいえ、勉強しています、スワミ。

スワミ: 何を勉強しているのですか、ピーナッツですか?
それから、スワミは器のピーナッツをつかんで、その学生の両手に少し持たせて「これは 君の分です」とおっしゃり、それからまた少しそれに足して、「これは君の奥さんの分で す」とおっしゃった。スワミはさらにいくらかのピーナッツをつかんで、別の学生にお与 えになった。

スワミ: 半分をとって、もう半分を君のバーリヤーにあげなさい。君は、バーリヤー は何という意味か知っていますか?

学生: はい、スワミ。

スワミ: 何かね?

学生: 妻です、スワミ。(そう言って、その学生は笑った)

スワミ: 君はどれほど幸せ者でしょう!(笑)


3月3日夕方

この日の夕方は、サイ チャンダナの学生たち、サイ ダルシャンの学生たち、そして、ミ ルクを給仕する学生たちがカードを持って前列に座った。スワミが近くにやって来ると、 彼らはひざまづいてスワミにそのカードを見せた。

スワミ: 見せなさい、見せなさい!

学生: パーダナマスカールを、スワミ。

スワミ: 見せなさい、見せなさい!

学生: どうか、スワミ、パーダナマスカールを。

スワミ: しなさい。(その学生たち全員がパーダナマスカールをしていた間、スワミ はある一人の学生に気づいて、質問をなさった。)君の指はどうですか? (そ の学生はうなずいた。)(冗談で)ああ、明日、石が一つ外れるでしょう!!!

学生: 嫌です、スワミ。

スワミ: 嫌? (その学生はにっこりとした。)よし、よし。パーダナマスカールをし なさい。(スワミはその学生を祝福して、前に進まれた。スワミは12年生 の一人に質問なさった。)試験は終わりましたか?

生徒: はい、スワミ。おとといです。英語の試験でした。

スワミ: 次の試験はいつですか?

生徒: 6日です、スワミ、経済学です。

スワミ: 今日は、試験はないのですか?

生徒: スワミ、10年生の英語の試験があります。

スワミ: 明日は、試験はないのですか?

生徒: ありません、スワミ。

スワミ: 試験問題はどうでしたか?(英語の試験について)

生徒: よかったです、スワミ。

スワミ: 英語。ああ! ラーム モーハン ラーオ(高校の英語教師)。 スワミは悪戯っぽく微笑んで、女性側に歩いていかれた。
Students With Sai: Conversations 1991 to 2000 p117~p120

イルカの子供はいるか?

2019-02-24 04:00:44 | 日記
http://bccks.jp/bcck/121362/info
Sai's Message for The Golden Ageは上記のリンクから、また「サイババが帰って来るよ。」五部シリーズは、紙本も含めて下記のポニョ書店からどうぞ。
http://bccks.jp/store/114521

ポニョ:あんたのところに滞在させてもらって一番面白かったのは、あんたの家族と一緒に北の方に旅したことやな。

ヨシオ:俺たちもポニョが一緒に来てくれたので、良い思い出ができた。それに、ポニョは食事係をやってくれたやろ。だから嫁さんも助かってたな。

ポニョ:毎回、カレーばっかりやったけどな。でもあんたの子供達はよく食べるな。びっくりしたぜよ。

ヨシオ:あの頃はみんな育ち盛りやったから。でも一台の車に8人も詰め込んだ長旅やったけど面白かったな。片道28時間も運転したけど。

ポニョ:遠かったな。五千kmは走ったやろ。帰りは内陸の道から帰ったから、ガソリンスタンドも五百km毎にしか無かったで。でも、24時間開いてたな。それに一週間があっという間に過ぎたな。最初の目的地は、野生のイルカのダルシャンを受けに行ったよな。

ヨシオ:そうそう、モンキーマイヤーというところに行ったな。大昔からアボリジニ達が野生のイルカと友達付き合いしていて、エサをやったりしてるから今でも毎日イルカの家族が決まった時間に海岸近くにやって来て、人の膝までの浅い波打ち際で餌をねだるんや。

ポニョ:家族総出で来てたな。子イルカが可愛かったな。

ヨシオ:あるサイの帰依者の方がそこに着いた朝に夢を見たんや。その夢では自分はイルカの子供になっていて、サイババさんの顔をしたお母さんイルカと海の中を自由に、お母さんイルカに守られながら幸せに生き生きと泳いでいた夢やったんや。
そして夢から覚めた後も、その幸せやった感覚を覚えていてしばらくの間テントの中でボーッとして起きれなかったんやて。
その後イルカを見にモンキーマイヤーに着き、波打ち際でイルカが来るのを他の観光客と一緒に待っていたら、後ろに立っていた見知らぬ観光客がその人に突然、「知ってるかい?母イルカはどんな事があっても自分の子イルカを守って離れないんだよ。いつも一緒なんだよ。」って言ったんや。

ポニョ:それは、びっくりするよな。その日の朝、自分が母イルカであるサイババさんと一緒に泳ぐ夢を見たとこやもんな。

ヨシオ:その人は、突然その見知らぬ人からそのように話しかけられて、その見知らぬ観光客の中におられるサイババさんが自分に言われたって分かったんや。それで、至福の気持ちになってしばらくの間涙が出て来て止まらなかったって言ってたな。

ポニョ:ババは、全ての人に中におられるからその観光客を通じてメッセージを伝えられたんか。感動するよな。でも、あそこの海岸に立ってイルカ達が来るのを待っている雰囲気って、アシュラムでサイババさんが出て来られるのを待っている時の事を思い出すよな。まるでイルカのダルシャンやったな。

ヨシオ:ああいう野生の生き物と人の交流っていいよな。

[strong]“私は私を憎む者をも愛します。
私は私に対する悪い宣伝に耽る人さえ愛します。
私は誰のことも敵とは見なしません。すべての人は私のものです。
私は母親のように、皆さん全員に気を配っています。
私の愛は一人の母の愛ではありません。私の愛は千人の母の愛です。
サイの愛は千人の母の愛です。
ひとえにその愛ゆえに、私は皆さんのあらゆる過ちを顧みず、前を見て歩んでいるのです。
誰かが過ちを犯したときはいつも、私は本人を呼び、声を高めてその人を正します。
ですが、私はその人に怒りを示すことはしません。
私は誰に対しても怒りはありません。
実際、私には怒りという感情はまったくありません。”
[/strong]

ポニョ:そこからしばらく車で行った海で、ジンペイザメと一緒に泳いだのも良い思い出やったな。サメでもジンペイザメはプランクトンしか食べないので近くまで接近しても大丈夫やけど、世界最大の魚だけあってめちゃ大きかったな。日本でも水族館で見れるけど野生のジンペイザメと一緒には泳ぐ機会はないな。

ヨシオ:マンタレイもいてたな。水中で宙返りをしてた。サンゴ礁もきれいで、クイーズランドのグレートバリアリーフは船に乗って暫く行かないと辿り着けないけど、俺たちが行ったコーラルベイは目の前にサンゴ礁が広がってるから便利やったな。

ポニョ:でも、走っている途中にグロエリの絵っシュロんのレーダー基地やら、エヌエス英の施設があったな。もうええ加減やめて欲しいよな地球をグチャグチャにするのんを。ウクライナの件でもロシアを悪もんにするのに必死やし皆んなマスゴミに騙されているし、都合が悪いもんがいたら直ぐに練炭自殺に見せかけて殺してしまうし、本当に地球のお邪魔虫みたいな連中やな。

ヨシオ:でもお邪魔虫がいなかったら神の化身が出てくる一つの理由がなくなるんや。だからお邪魔虫も神さんから見たら一つの神さんが創られた劇の重要な役割をしてるんや。だから嫌ったらあかんで。無視しとき。ポニョはポニョのやらなあかん事だけやってたらええんや。

ポニョ:そうかな。その旅の時はあの連中の事をすっかり忘れてたけどな。でもあんな大きな施設を見たらムカッと来たんや。それにあんな美しい自然を壊して嫌な奴やぜよ。反対に海の中ではたくさんの魚やジュゴンやイルカやジンペイザメが仲良く生活しているのに…。ナマコも大きいしゴロゴロいてたわ。あんな大きなナマコを初めて見たな。あんたがたくさん捕まえてきて雑巾を絞るみたいにしたら、ナマコの中から水がピューッと飛び出してきてみんなで水鉄砲みたいにして遊んだな。
でも、おいらが一番楽しかったところはカリジニというとこやった。何と言っても一見普通の荒野やけど、近くに行くと突然急峻な谷があって幅が五mから二十mやけど五十メートルぐらいの深い谷があちこちに出来ているってすごいよな。

ヨシオ:幅の狭いとこやったらカンガルーでも充分飛び越せるよな。それに谷の底からスレートのような瓦の形をした岩重なっていて谷の側面を覆っているので、誰でも高いところまで登れるしな。

ポニョ:面白かったのが、五つの谷が一箇所に流れ込んでいて小さい湖を作ってるんやけど、一つの谷を三時間ぐらいかけて歩いて下り湖を泳いで渡ると、また違う谷を歩いて遡って歩けたな。

ヨシオ:しかも、谷の底から上を見ると細い空がクネクネと見えて、きれいやった。


ポニョ:谷の壁を誰も何の装備もなくても登って上まで行けるって面白かった。
でも、あんたが登ってる途中で落下したやんか。ちょうど下を歩いていた息子さんの上に落ちたから良かったものの、そうでなかったら死んでたで。あんな高いところから落ちたら。

ヨシオ:ああ、危なかったなあれは。もうちょっとでモークシャやったな。滝の横を登っていて岩がツルツルやったんや。ちょうど息子の上に落ちて良かったな。

ポニョ:何の偶然もないけど、息子さんと一緒に大きな鋭い角だらけの岩の間でひっくり返っているの見て、うわ~って叫んだぜよ。息子さんも、こんな危ないところに僕が大きくなって子供が出来ても絶対自分の子供を連れて行かない。と言って怒ってたで。

ヨシオ:でもこの前会った時に、また今度カリジニに一緒に行こう。あの時は面白かったな、なんて言ってたで。

ポニョ:あそこは、神さんが創られた自然の遊園地みたいなとこやったな。まだ時々夢に出て来るぐらい面白かったぜよ。でも、おいらはババの夢をあまり見ないけどな。

ヨシオ:さっき紹介したババの帰依者のように、よくサイババさんが夢に出てくる人もいるな。あるサイの学生さんが言ってたけど、その人はバジャンの歌い手さんなんやけど、ババが夢で美しいバジャンを歌っておられたので、ババさん。是非その美しい歌を教えて下さいと頼むと、夢の中で教えてくれたんや。でも途中で、これ以上教えたら君が起きたら歌を忘れてしまうだろう。だから一度起きてノートに書き留めてもう一度寝なさい。その時にまた夢の中で続きを教えてあげるって言われたんやて。

ポニョ:それで、本当にそうなったんか。

ヨシオ:もちろんや。そのバジャンのタイトルも言ってくれてたけどインド語やから聞き取れへんかった。でもきれいな旋律やったな。

ポニョ:それはすごい話やな。

“あなたが私のことを思ったからといって私があなたの夢に来るわけではありません。私があなたのことを思ったときにのみ、私はあなたの夢に来るのです。”

“[strong]夢の中でライオンに追いかけられるなら、あなたはすぐに目を覚まし、目覚めのレベルに戻って来ます。夢の中で生じたことは、あなたを目覚めさせる力を持ちます。
そのように目が覚めている時、あなたがそれを夢と見做すならば、神の恩寵によってあなたは目覚めの世界から、突然に英知の世界に導かれるかもしれません。
怖いライオンの夢を見て、人は夢の世界から目覚めの世界へ返りました。
あなたが目覚めの世界を夢とみるなら、その時、英知の世界は夢からの覚醒に当たります。
それゆえ、聖者や賢者達は私達に目覚めよ、起きよ、悟れよ、と呼びかけて来たのです。"
[/strong]

ヨシオ:俺も似たような話があって、今まで何回か夢の中でババのテストを受けてるんやけど、その時も回答用紙に書き込んでいたら試験官であるババが横に来られて、あと二分十二秒で君の奥さんが起こしに来るからそれまでに回答し終わるようにと言われたことがある。

ポニョ:それで、本当に奥さんに起こされたんか?

ヨシオ:ああそうやったな。その時に回答用紙に全部書き込めたかどうかは覚えていないけどな。
ポニョ:ほんまに面白い夢を見るな。

ヨシオ:ある夢なんかは、毎週末に子供を連れてよく行くバザールの中にあるイタリアンレストランで二度と食事をしてはいけないと言われたことがあったな。

ポニョ:なんでか理由を言われたんか?

ヨシオ:いや、言われていないけど、でもその夢の後、そのキッチンをサッと覗いたんや。すると壁にゴキちゃんの子供がいっぱいウロウロしているし、コックはくわえタバコで料理を作っていたな。

ポニョ:そらあかんわ。不潔なレストランやんか。よく行ってたなそんなとこ。

ヨシオ:一見はOKなんやで。子供たちはそこのスパゲティが好きで安かったしな。

ポニョ:ババが本当の親って分かるよな。そんな話を聞くと。

ヨシオ:ババは、俺たちの事を一から十までお見通しなんや。本当の俺たちのお母さんお父さんやから…。ある女性が、ババに私の足をそんなにきつく抱きしめないで下さい。痛いじゃないですか。と言われた事があるんや。でもインタビュールームではその女性はババから離れたとこに座っておられたし、ババの御足にも触れられていなかったんやけど、その女性はごめんなさいと言って泣いておられた。ババはニコニコして見ておられたな。

ポニョ:どういうことやねん。それって。

ヨシオ:その人は、家の祭壇にババが椅子に座っておられる御写真を飾っておられて、毎日礼拝の度にその御写真の足をギュッと抱きしめるように自分で想像しておられたんや。

ポニョ:ああそれで、ババはそんなにきつく私の足を抱きしめないでね、と言われたんやな。その女性とババしか分からん会話やな。それって、ひょっとして嬉し泣きなんかな。

ヨシオ:当たり前やないの。ポニョは時々訳の分からんコメントをするな。

ポニョ:訳の分からんコメントをしてこめんと。

ヨシオ:あのな。付き合いきれんな。ババはこんなふうに一人ひとりの中にいて導いておられるんやけど、とても愛でいっぱいなんやで。
コダイカナルに行かれた時も、一人ひとり学生がバジャンをババの前で歌う機会があって、みんな喜んで歌ったんやけど、ある学生はちょっと音痴で音が外れるんや。それでババはその学生を呼ばれて、「あの~君、今度から君の心の中にいる私にだけ歌ってくれますか?」なんて言われたことがある。

ポニョ:その学生が傷つかないように優しく言われたんやな。おいらやったらいつもストレートやから、「君、音痴やね。聞き辛いから今度から一人でお風呂に入っている時にだけ歌いなさい。」なんて言ってしまいそうやな。

ヨシオ:そういうふうに言われたら傷つくよな。ポニョババでなくて良かったにゃ。
でも、ある時子供がババにガネーシャの絵を描いて手渡した時に、こんなふうに言われたな。
そのガネーシャの絵は誰が見てもとても下手くそなんや。それで、ババは長~い間それを見ておられてから、その男の子に「あの~今度からガネーシャの絵は描かないでね。」と言われたんや。

ポニョ:ババもなんて言って良いか考えておられたんやな。それってめちゃ可愛いやんか。長い間下手くそな絵を見てられるって。

ヨシオ:ババはいつまでも子供の心を持っておられる愛がいっぱいの神さんなんや。ダルシャンで私がゆっくり歩いているのも、君たちが私の姿を良く見れる為なんだよ。このプーナチャンドラホールの舞台のカーテンが閉まれば、私は本当は舞台の上を一人で走り回りたいんだ。なんて本心を言われた事もあるな。

ポニョ:可愛いな。ババは。本当に子供の心を持ってられる。

“[strong]子供は神の申し子と言われています。
子供のうちは、憎しみや怒りや嫉妬に駆られることはありません。
イエスは、子供にはどこにも悪いところが無いのだから、子供は神のようだと言っています。
子供のうちは、心にも身体にも何も悪いところはありません。
悪い心からおこる悪い感情が無いから、子供は美しいのです。
大きくなるにつれて、子供達に少しずつ悪い性質が身についてきます。
そうなると、子供の持っている美しいものが失われてしまいます。
悪い心は、悪い言葉と悪い行いとなって、子供の美しさを無くしてしまうのです。
人の持っている美しさは、少しずつ無くなっていきます。”
[/strong]

ヨシオ:昔ババと駆けっこをして遊ばれたヴィジャヤクマーリさんがババに、最近はもう昔のように走り回ったりされないんですか?と聞くと、いつまで経っても子供のように振る舞うって可笑しいだろう、って言われたことがある。

ポニョ:ということは、そういう事をやりたくても出来ないって言うか、やられないんやな。

ヨシオ:例のウルフ メッシングにも、私は神さんなんだけれど人の身体を取った限りは人のように振る舞わねばならないんだよ。と言われたことがる。

ポニョ:おいらも、お腹が空いてないように振る舞おうと思ったけど、お腹の虫が正直やからグルグル言って鳴いてるよ~ん。何かの振りをするっておいらには無理だよ~ん。正直にしか生きれないよ~ん。

ヨシオ:それが、ポニョの良いところだよ~ん。

“私はどんな難しい問題も解決する能力を持っていますが、それをあたかも持っていない振りをしているだけなのに、それを見て私が単に奇跡を行う人で、それ以上の存在ではないと見るのは大変愚かなことです。”

“信じようと信じまいと、スワミには頭のテッペンからつま先まで、利己心のかけらもありませません。スワミが何をし、何を言おうとも、それはあなたのためなのです。
スワミはなぜ、時たま厳しくするのでしょう。
それも皆さんへの愛なのです。
スワミは皆さんを調べて変容させるために、厳しいふり、深刻なふりをするのです。
もしスワミが、皆さんはスワミのものであると思っていなかったとしたら、なぜ、スワミはわざわざ皆さんを正さなければならないのでしょうか。
みなさんはスワミのものであるからこそ、間違っている時に正すのはスワミの義務です。
私が話しかけないと皆さんが悲しくなるのは、皆さんが私の言葉を尊重しているからなのです。”