サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

宇宙創世記(下)

2017-10-31 16:00:49 | 日記
この先皆さんは、さらに多くの栄光に満ちた出来事を目撃するでしょう。
サティア・サイが成し遂げることのできないものは、何一つありません。
実際、スワミはその行動によって、人々に畏敬と驚きの念を抱かせることもできます。
しかし、スワミの唯一の目的は、すべての人々を幸せにすることです。
「ローカ サマスター スキノー バヴァントゥー(全世界が幸せになりますように!)」
他者の幸福のために尽力する人は、決して困難には見舞われません。
いかなる困難も彼らを動揺させることはできません。25/11/00

ポニョ:前回はこの広大な宇宙には、人間のような生命やそれに似たような生命体は無いっていう話をしました。でも最近ケネディ暗殺についてのレポートが公開されたけれど、真の暗殺の目的はケネディがFRBから自由になるために、アメリカ独自の通貨を発行する事を防ぐ為やったのに、UFOの秘密を開示しようとしたから暗殺されたと、人々を間違った方向に誘導している本が出版されたんや。大体、反重力エネルギーが半世紀前から研究されているのであれば、もうとっくに完成しているぜよ。この広大な宇宙には、たくさんの霊達が住んでいるけれど、人のような肉体を持っている生命体は地球以外にはいないから、霊達は、あっという間にどこにでも行けるんや。だからUFOのような反重力装置で動く、人が乗れるような宇宙船は要らないんだってばよ。
ところで人の転生は、宇宙の他の星に生ずることはなく、すべての生命は、人として生まれ変わるのを望んでいるって事やったとサイババさんは言ってたよな。というのも、この地球に人として生まれ変われたものだけが、生死の輪廻の鎖から抜け出ることが出来、神を完全に体現出来る、という二つのことを実現できる機会を持っているからや、とババさんは言われたけれど、それってめちゃ大事な事やぜよ。確かに霊的な進化のピラミッドに、とんがった先っぽがたくさんあったらピラミッドにならないもんな。でも、今までたくさん神の化身が出て来たストーリーが回り回って、神の物語が展開してるって言ってたけれど、神の化身だけではなく、そこに登場する人物もよく似た人たちが毎回出て来るって事なんやろか。

ヨシオ:そうなんやろな。ラーマヤーナの物語は、トレタユガの時の物語やけれど、今までたくさんのトレタユガなどを人類は経験して来てるんや。そしてそれぞれのトレタユガにおけるラーマの役割は微妙に違うけれど、でもそれらは実際に起こった事なんや。

ポニョ:つまりラーマやシータ、ハヌマーンなどが、それぞれのトレタユガ期に登場するんやけれど、同じトレタユガでも、それぞれのトレタユガによって少し違ったバージョンがあるって事なんかな。と言うことは、サイババさんが年を取って来てボケ始めたから、いろんなバージョンのストーリーを間違えて言っておられると言う人がいるけれど。

ヨシオ:ババさんは完全に肉体意識を超えた存在で、肉体によってそのアートマの力を制限されないんや。だから普通の人のように年を取って来たからボケたりしないんや。だからババさんが言われたエピソードは全て過去に実際起こった事なんや。

96才まで私は今日のように元気でいます。
私は何でも自分の望むとおりのことができますが、この肉体だけを見ている人にはスワミは老いていっているようにみえるでしょう。
若さと年を取ることは肉体に関係することであり、私には関係していません。
私はいつも同じで、何でもする事が出来ます。ヴィジャヤダシャミー祭/2003

ヨシオ:だからババさんが言われたラーマヤーナ、マハバラータのエピソードに矛盾点を見つけて喜ぶ輩も居るけれど、それらの矛盾点は、矛盾点に見えるだけで本当は矛盾なんてしていないんや。

ポニョ:という事は、ババさんが述べられたクリシュナ物語に出て来るエピソードは、全て真理やって事なんや。

ヨシオ:そういう事なんや。だから、ババさんの講話の中のいろんな細かいところに矛盾点を見つけて鬼の首を取ったように騒いでいる人は、木を見て森を見ずっていうか、大きな視点でものを見れない人なんや。

ポニョ:将来、ゴールデンエイジになっても、そういうところを突いて来てババの悪口をいう人が出て来るんやろな。多分ババは、そういう人に悪口をいう事を与えるチャンスを作り、それを帰依者の人たちが聞いて動揺するかどうかを見ようとされているんやな。

ヨシオ:その事によって帰依者が本物の信仰心を持っているかどうかが分かるからな。

ポニョ:今も似たような状況やぜよ。ババさんが色々と将来やられる事を予言されたけれど、それらを肉体を取っておられる時に完遂されずに逝かれたから、ある人は「ババなんてもうやーめた」なんて言ってる人もいれば、「ババは微細体で仕事をされています」と言ったり「ある特定の人の体を通じて仕事をされています」と苦し紛れな事を言ったりしているぜよ。

ヨシオ:ババさんは目に見えない微細体ではなく、全ての人に見える形でやって来られるんや。ある特定の人だけに見えたり、話せたりするわけじゃないんや。

ポニョ:「君はババ様がここに微細体でって来ているのに見えないのか?ババ様を感じる事が出来ないのか?私のようにババ様の存在を感じる事が出来たり、微細体のババと会話が出来るようになるまで霊性修行に励みなさい。君はまだまだ、修行不足ですな。十年早い。」とか言って優越感に浸っている人もいるんやろな。

ヨシオ:そういう特定の人だけではなく、ポニョの友達のグロ襟も含めて、全世界の人が空に浮かぶババ様を見て、歓喜を流す時代がやって来るんや。

ポニョ:そうすれば彼らも涙を浮かべて、「ああ今までなんて馬鹿な事をして来たんだろう。自分たちが有り余る金と権力を持って悪魔のような振る舞いをして人々を苦しめて来ちゃったよな。自分自身が全ての生き物の上に君臨して、まるで神ごとき者になろうと思っていたんやけれど、なんと神様って本当にいたんや。知らなんだ。ああ驚いた。びっくりしたなぁ〜もう〜。ああ、どうしよう?今までして来た悪事は、何度生まれ変わっても償い事が出来ないやろな。ああ神様、この哀れな自分をお救い下さ〜い。ごめんなさいね〜後悔してます〜ぅ。」というふうに泣き叫んで後悔すれば友達になってあげるぜよ。

ヨシオ:ポニョやったら友達になれるやろな。今でも仲が良さそうやし。ババさんは、そういう悪魔のような輩に、神の真の姿を見せつけてから、その者どもをあの世に送ると言われたからな。

ポニョ:という事は、天変地異が起こるのは、ババさんが大空に現れてからなんやろか。面白い世界になりそうやぜよ。待ち遠しいな。今、ババさんから離れている人たちも、大騒ぎをしながら戻って来るって言われたもんな。

ヨシオ:千年至福の時代の始まりや。

ポニョ:でもさっきの話に戻るけれど、どうしてユガ期ごとに同じようなストーリーが展開するんやろな。神さんもネタ切れかな。おいらやったら、同じような物語ばっかりやったら飽きて来るぜよ。

ヨシオ:このような神が化身となって生まれ変わり、神聖なストーリーの主人公となって人類全体を元来たところへ戻すという仕事は、神さんにとってお遊びなんや。人にエゴを与えて神さんから離れた者だと思い込ませて、それぞれの者たちに自由にさせ、色々頭を打たせて賢くさせ、最終的に神様の方に顔を向けさせる。そういうゲームなんや。
そしてユガ期をたくさん変遷させて行って、多くの魂たちが悟って行き、三つの世界にそういう悟った魂達が充満するとゲームオーバーで、神さんは全ての創造物をぶっ壊してリセットし、新しく一から宇宙創造の物語をスタートさせるんや。俺たちはその神さんのお遊びのレゴの欠片みたいなもんなんや。

ポニョ:エゴを持っている限りやろ。そのエゴを無くせばそのレゴで遊んでいる神さん御自身になれるんや。それが悟りであって神さんと融合するって事なんやろな。ああ、壮大な話やぜよ。面白い。おいらもレゴとして遊ばれる側じゃなくて、遊ぶ側になりたいな。

将来、人々が沢山やって来るので私は車や飛行機を使って、一つのところから他の場所に移動するでしょう。
私は空を歩いて横切るでしょう。
そうです。
そういうことが起こるのです。
私を信じていなさい。
このプタパルティが、マドゥラになるのをあなたは見ることでしょう。
誰もそれらが起こるのを早めたり、遅らせたりすることは出来ません。
私はあなたを見捨てることは無いですし、あなた方も私から離れていくことなど出来ないのです。
例え、あなたが私への信仰を失ったとしても、あなたはそのことを悔いやんで大騒ぎしながら、またここへ戻ってくるでしょう。
私は、この身体にあと58年間とどまります。(2022年=97才)
このことはもうあなた方に約束しましたね。
あなた方の人生は私のこの地球における生と絡み合っているのです。
この偉大な特権を生かして行動するのです。SSSvol2p101
https://m.youtube.com/watch?v=7SBGY_u8nyA

宇宙創世記(上)

2017-10-30 16:00:24 | 日記
多くの人々は、私の言葉を重視せず軽く取っています。
これは正しいことではありません。
私が話すことは、例え私が軽い調子で話し、冗談として話したとしても、全て真理であり真理のみなのです。
しかし、人々はそのことに気付いていません。
肉体的にスワミの近くにいる人でさえも、このことを正確には理解していません。
その結果しばしばスワミの言うことを無視しています。
私の言葉を真剣には受け取らず、スワミは軽い調子で話をしたのだと思っています。
そして、私の言葉が真理である事を後でそれが現実となった時にようやく気付くのです。
人は未来のことを何も知らないので、私の言葉を軽く受け取ります。
けれども、私の言うことが全て本当だということが将来判明するでしょう。
そうして初めて、人は私の言葉を理解することが出来るのです。
眼の前で、私が歩き、話しているのを見、起こっている事を全て目撃しているのにもかかわらず、人々は私の言葉を理解することも、私の神聖さを認識することも出来ずにいます。
人々の多くは、私の言葉を冗談でかたづけます。12/10/08


ポニョ:以前クリシュナの物語を連載していましたが、ここで一つ、以前も少し触れましたが大変微妙なトピックに触れて見たいと思います。

ヨシオ:この件についてはあまり触れると色々と出て来るからキリが無くなるやろな。それにババが将来の帰依者の人々の為に用意された宿題やから、俺たちが今どうのこうのという問題じゃ無いし。

ポニョ:まあ、堅いことを言わずに少しだけ触れようじゃん。

ヨシオ:突然、横浜弁が出て来たじゃん。というわけでほんの少しだけ触れますが、皆さんも御自分で考えてみて下さいね。

ポニョ:もう気づかれた方もいると思いますが、ババが述べられたクリシュナや、ラーマのお話の中に、いろんな矛盾点があるよな。具体的にはクリシュナの年齢がアルジュナより上だったり、下だったりするし。また、一人のゴーピーがクリシュナの横笛の演奏を聴きながら、ゆっくりと亡くなっていくという素晴らしく美しい話があったけれど、その幸運な女性は、あるところではラーダであったり、違うゴーピーであったりするぜよ。また、ラーマの物語の時も少しだけ指摘したけれど、ハヌマーンがシータを救出しランカの魔王ラヴァナを倒すのに尽力を尽くしたお礼にシータから真珠の首飾りを貰い受けますが、その時のハヌマーンの反応がいろんなバージョンがあるよな。

ヨシオ:この件は以前、これは将来の帰依者にわざとそういうどうでもええような細かい矛盾点を作って混乱を起こさせ、一人ひとりの帰依心を試させるためにされているという事を記事にしたよな。そういう遠謀深慮をババはよくされるけれど、それだけではなく、実はそれらの逸話の違いは、わざと意図的に作られたものではなく本当にあったものなんやという事を言おうとしてるんや。

ポニョ:普通、どうしてこれらのエピソードが微妙に違うのかが理解出来ないよな。多くのババに近い帰依者も、その点に触れれた時に、ババはもう年を取って来たから、少し記憶が定かではなくなって来たんやろとか、ババは冗談がお好きやから、今回も軽い調子で言われただけやとか言ってる人もいるぜよ。

ヨシオ:でもそれほどお年を召しておられていない頃にされたお話の中にも、色々と矛盾点が見つかるで。

ポニョ:という事で、どうして全てを知っておられるはずのババの話の中にそういう矛盾点が見つかるのか、その理由を探って行きたいと思います。

ヨシオ:この世界は、四つのユガ期が何度も順繰りに回って歴史を作っているんやけれど、それぞれのユガ期における神の化身が現れる物語も、基本的には同じようなストーリー展開になっているんや。だからラーマヤーナにしても、マハバラータにしても一回一回全然違うというのではなく、微妙に違うだけで大きな筋の展開は同じなんや。

ポニョ:それって面白いよな。今までたくさんのクリシュナやラーマが来られたって事になるぜよ。でも太陽が寿命を迎えて白色矮星になり、地球を呑みこんでしまって地球が滅びるから、そんな時にはこの地球に似た惑星に舞台を移して、また新たな神聖劇がスタートするんやろな。

宇宙のどこでいつなにが起ころうともそれは、時間と空間が、均等に釣り合って起こるものであって、計算され尽くされたものである。
占星術では、時間というものは日、月齢、ナクシャタ、ヨガ、カラナというものを基にして計算される。
それらは地球、月、太陽の動きと関連している。
天文学的には、8640万太陽年に一度、この目に見える世界は地震などによって崩壊し、新しい世界が創造される。
そしてこの崩壊するまでの一期間のことをカルパといいます。
このカルパが36000回繰り返された後、この目に見える世界や霊界などすべてが崩壊しますが、これがブラフマの創造の一回分の長さにあたります。
時間というものはそもそもこのブラフマ神による創造が始まった時点からどれくらいかを示すものなのです。ガルーダプラーナP34

ヨシオ:ガルーダプラーナには、いろんな面白い話が載っているよな。

プラナは、宇宙の生成から消滅までの期間は、31,104x10の十乗倍であると述べている。
これはくしくも光が100年間かけて進む距離と同じである。
宇宙での一秒は、地上の十万年にあたる。
宇宙が一度創造され消滅する間に、この物質世界と二つの霊界は(Bhu,Bhuvah,Suvah)36000回にわたって破壊されそして創造されるのだ。
これは、432x10の七乗年と等しいのです。
これらを称して宇宙の一日と呼びます。そしてそれが百年経たときにこの物質宇宙も霊界も消滅します。
宇宙が消滅した後、時というものも無くなります。
時、空間、物質、等は同時に創造されます。ガルーダプラナP3

ポニョ:なんか気が遠くなるような時間の流れやぜよ。この広大な宇宙と比べると人間って本当に小さな生き物やって思うぜよ。

ヨシオ:ガルーダプラナはマハバラータの作者で聖者ヴィヤーサさんが書かれた本やけれど、以前、連載していたクリシュナの物語で、よく引用させてもらっているバガヴァッドバヒニというサイババさんが著された本の中で、マヌの年代記から引用されている年代について興味深い記事があるので紹介してみると、

この世界の一年は神々にとっての1日であり、神の三百六十日は一年です。カリユガは神の一年が千年集まっています。カリユガの前のドヴァパラユガは二千年であり、その前のトレタユガは三千年であり、四つのユガの最初のユガ期であるクリタユガは四千年でした。それぞれのユガには、二百、四百、六百、八百の日没時(サンディヤピリオド)があり、そのような一万二千年によって一マハユガが構成され、一千のマハユガがブラフマ創造主の一日に当たるのです。ブラフマの一日には宇宙を統率する十四人のマヌが現れます。したがってそれぞれのマヌの統治は七十マハユガより長いのです。これらマヌとその子孫の物語がマヌヴァンタラなのです。バガヴァッドバヒニp188

ポニョ:もう話が壮大過ぎて頭が着いていかないっちゃ。お腹がぐるぐると音を鳴らしてきたぜよ

ヨシオ:何がぐるぐるや。でも、この広大な宇宙には平行世界なんて無く、どこかに地球と似た世界が同時進行というわけじゃなくて、この広い宇宙の中で人々の魂が肉体を取れる星は地球しかないんや。というのも人は進化するとその次は神になれるんや。ここは進化の頂点の一歩手前やから、一つだけしか無いんや。もちろん平行では無く、霊的な波動のレベルの違いによる霊界は存在しているけれど、そこの住人は、俺たちのような肉体を持っているわけじゃないんや。

ポニョ:話のスケールが大き過ぎてお腹が空いて来たぜよ。

ヨシオ:さっきからお腹の事ばっかりうるさいっちゅうに。お腹が空くのと、話のスケールとは関係無いやろ。何かお腹に入れて来いや。また後でこの続きをしよう。

生命は宇宙に満ちあふれています。
創造には終わりがないのです。
この宇宙で人間のような生命やそれに似たような生命体はないのです。
転生は宇宙の他の星に生ずることはありません。
すべての生命は、人として生まれ変わるのを望んでいます。
というのも、人として生まれ変われたものだけが生死の輪廻の鎖から抜け出ることが出来、神を完全に体現出来る、という二つのことを実現できる機会を持っているからです。
それはこの地球だけで起こりえることなのです。
他の星や、言葉に出来ないくらいこの広い宇宙のどこにもそのような機会は存在していないのです。
ですからこの地球に人として生まれるという事は、とてもユニークなのです。CWSSB
https://m.youtube.com/watch?v=7SBGY_u8nyA



憑依と霊力

2017-10-29 16:00:19 | 日記
献身的で信仰心の篤い従順な妻は、夫を神への道と神聖な徳の実践に導くことが出来ます。
一方妻や夫が、それぞれのパートナーを神への道から引き離し、霊性から感覚のレベルに引きずり降ろすなら、それは家庭と呼ぶことは出来ない、亡霊や悪霊が大騒ぎしている地獄です。
夫と妻が偉大な理想のもとに、生涯を送る家庭、共に神の御名の栄光を歌い、良き行為に時間を使い、真理と平安と愛が行き渡っていて、毎日欠かさず神聖な書物が読まれ、感覚を支配し、あらゆる生き物は基本的に一つであるということを認識して、万物を平等に扱う家庭は、地上の天国です。DVJp34

ポニョ:昨日、憑依された人の頭のてっぺんから、髪の毛を一メートルぐらい抜かれて、そ髪の毛が金のネックレスになった話をしたけれど、以前、ババが憑依された女性の除霊をされる時に、同じように頭のてっぺんから長い髪の毛を一本引き抜かれたよな。それって今でも心に残るぐらいインパクトがあったエピソードやぜよ。そのエピソードをもう一度再掲しよか。

ある日、サイババさんはアナンタプールにある、ラオさんのお父さんの家を三日間ほど訪れました。そこは、大きな家にもかかわらずサイババさんは、家のことを全て知っていました。
ラオさんのお父さんの家に初めて来ました

そこに住んでいる娘さんと嫁さんは、悪い霊から影響を受けていました。
サイババさんは、彼女らの髪の毛を掴みクルクルと銀の棒に巻きつけて行きました。

なんと、いくら巻きつけても髪の毛は頭から何メートルも出てきました。
そして、サイババさんはそれを渦巻き状に回して引き抜きました。
女性たちはちっとも痛くない様子でした。そして、それらの髪の毛を銀でできたロケットの中に入れ、生涯首にかけておくように命じました。
その日の夜、家の人たちはいつになく良く熟睡出来ました。それで、みんな昼まえまで寝込んでしまいました。
ラオさんのお父さんの家にて

しかし、その間サイババさんは、早朝から家中の掃除をし終えていました。
そして、玄関脇にココナッツなどを供え、礼拝をしました。

その後、風呂場でお湯を用意し、家の人たちが沐浴出来るようにしておきました。
サイババさんは、私は、この家にいた悪い霊を追っ払っておいた。彼らは、二度とここに戻って来ないので安心してこれから住めるよ。と言いました。
サイババさんがその家にいるのを聞きつけて、何百人もの人々が家の前に集まって来ていました。奥さんは、たくさんの料理を作ったんだけれど五十人分ぐらいが限度です。と言い家の門をこれ以上人が入れないように閉めました。
サイババさんは、奥さんに門を開けるように言いつけました。

そして、台所に行くと料理が入っている鍋の蓋を一つずつ開け、手を振って水を振りかけました。
そして、それらの料理を、人々に分け与えるように言いました。
そして、それは全ての人が、満足するぐらいの料理が行き渡ったのです。

ヨシオ:ババはよく除霊をされる時に、周りを綺麗に掃き清められたな。特に蜘蛛の巣とかを取り除かないと、たとえ虫や小動物であってもそれらの霊力があるところに霊は来やすいんや。もちろん人の想念が入っている落書きや、一度人の肺の中に入ってしまって出て来たタバコの煙でさえも、タバコを吸った人の霊力が付いているから、彷徨っている霊達が集まって来るんや。もちろん俺たちの周りの塵のほとんどは死んだ皮膚が落ちて塵になっているから、それにはもちろん霊力が残っているんや。だからババは家の中を常に綺麗に清潔にしておきなさいとアドバイスされているんや。

ポニョ:そういや以前靴箱に幽霊が宿っているっていう話を記事にしたぜよ。

http://blog.goo.ne.jp/saiponics/e/248e6d25087f9fa2c38722d92469872d

ヨシオ:そんな話もあったよな。ババが俺の家のベランダに置いてある下駄箱の中に幽霊が潜んでいるから、その下駄箱の中の靴などを整理して日に当てなさいと夢の中で言われたんや。というのもその下駄箱の中に潜んでいる幽霊はタチが悪くていろんな悪さをするって言われたんや。嫁さんは台所で、俺は風呂場で水道の栓をひねると、熱湯が突然勢いよく噴き出して、二人とも火傷をしたんや。でもババが言われた通り下駄箱を綺麗に掃除して靴、特に革靴を整理したらそういう現象が無くなったんや。

ポニョ:それって怖い話やぜよ。おいらはそんな話は苦手なんや。

ヨシオ:それに、その下駄箱の壁の後ろがトイレやったしな。そこに霊が集まりやすかったのもあるやろな。でもババが除霊される時は、それほど頑固な霊が憑依していなければ、長い髪の毛を一本頭頂から引き抜くことによって除霊されていたけれど、面白いのは、憑依していた霊がその人に対して好意の気持ちや愛でもって憑依していた場合は、その憑依霊を髪の毛の中に閉じ込めた後、それをロケットなどの小さな入れ物の中に封印して一生持ち運びなさいと言われたけれど、そうではなく、憑依霊が自らの欲望を、その人の肉体に憑依する事によって果たしたいと思っていた場合は、髪の毛の中に封印した後、それを無造作にその辺に捨てられたな。憑依した霊にババが話しかけると彼らは、彼らが生きていた頃に、自殺などをして幽霊にならなければならなかったという大変な体験を話し始めていたよな。そして、彼らはいつどこで、どんな風にしてこの罪もない女性の身体に憑依したのかも語ったんや。また、突然彼らは自分たちで作った讃歌を歌い始め、ババが神であると褒めたたえたりしたよな。ほとんどの霊たちは、自分たちはこうして神の御足にひれ伏す事が出来る機会を待っていたんや。そして神が彼らを祝福し、安堵させて自由にしてくれることを願っているんや。
http://blog.goo.ne.jp/saiponics/e/fc3421a3a9824a09f378deb38af66f15

髪の毛、爪の切りかす、埃、くもの糸、タバコの煙、そして壁の落書きのあるところに幽霊は来やすいのだ。
神はきれいなところに来るのだ。
~暗闇の帳りが降りる前に、家に明かりを灯さねば幽霊が入ってくる。P270ANDI

ポニョ:ふーん。それにしても地縛霊が髪の毛の中に封印されるって、髪の毛ってそれほどパワフルなんや。以前そういやヨギは髪の毛を切らないっていう話を記事にしたよな。

ヨシオ:人の霊力は髪の毛や爪や精液にも溜まるから、ヨギは神から頂いた霊力を無駄にせず自らの内に蓄えたんや。

古代、聖賢たちは髪の毛を切りませんでした。
というのも、霊的に毛髪は非常に神聖で、力があると考えられていたからです。
この体(スワミの肉体)は、もうすぐ80歳になります。
にもかかわらず、今日まで私の頭髪は非常に強く、ずっと強力なままです。
私はくしを使いません。
私が髪にブラシをあてようものなら、髪はブラシにからまってしまうでしょう。
私の髪はとても太くて強いのです。
もし、だれかが私の髪の毛を一本抜いてみたいと思ったとしても、不可能です。
それは神の化身の毛髪の特質です。私だけでなく、人はだれもがある種の神聖な力をもっています。
人はそうした力を伸ばすよう努めるべきです。
今、若者たちは神に授けられた力を保つための努力を払っていません。
若者たちはその神聖な力をありとあらゆることで無駄 にしています。
若者は日々多くの力を浪費しエネルギーを失って早く老けてしまうという結果 に陥っています。 10/2/05

ポニョ:ババの話を読み返すと、憑依された人は女性が多いのに気づいたんやけれど、それってどうしてかな?

ヨシオ:ナラシンハ神の帰依者に憑依された文盲の村人が突然、学がある人しか作れないような高尚な詩を唱えたり、神様の事なんて全く興味が無かったのに、突然ナラシンハ神を讃えて祀ったりし始めた村人がババの元に連れられて来たけれど、ババはこの人の場合は憑依されたままの方が良いなんて言われて、ナラシンハ神の像を物質化されて拝むように言われたケースがあったけれど、その村人は男の人やったな。憑依される人って男女に関わらず感性が強く傷つきやすかったりする人が多いから、女性にとり憑きやすいんや。

ポニョ:おいらの性格と反対やから、おいらのような人は憑依されにくいんやろか?

ヨシオ:そうでもないやろ。美味しい食べ物をもっと喰いたいと思っている浮かばれない霊は、ポニョに憑依したらその欲望を果たせるから、ポニョの周りをいつもウロウロしてるんやろな。

ポニョ:それって嫌な感じやぜよ。その霊さんもオクラが好きなんやろか?

ヨシオ:もちろんや。オクラの丸みちゃんの大ファンや。特にオクラの天ぷらが大好きなんやて。

ポニョ:うわ〜!嫌や。キモ〜い。そんな霊がおいらの周りをいつもウロウロしてるって思ったら、キモイぜよ。オクラを食べるのを暫くやめよかな。

ヨシオ:そんな事がポニョに出来るのかな?

自殺をした人、事故等で早死にした人達の魂は、亡霊となって彷徨っている。
悪霊は精神的に強い人の近くに寄りつくことも出来ないが、逆に、弱い人の近くに行き,その人をからかったりするのだ。
時には妻を亡くし再婚した元夫のところへ行き、自らの果たせなかった欲望を満たす為に、後妻の心を乗っ取って悪さをするのだ。
またある場合は、人が沢山の財産をもっている場合、その財産の後継者が早くその財産を手に入れるために魔術師を雇って、その財産家の気を狂わすケースもある。OTYRTNp41
https://m.youtube.com/watch?v=EvZtvv1wmjM

蒔いた種

2017-10-28 16:00:58 | 日記
到着先はもうすでに決められていて変わらないのです。
あなたはそこに行き着くまでのルートのみを選択できるのです。
~そして一度行為を為せば、結果はあなたの手から取り上げられます。
カルマの法則が、あなたの行為に伴う受け取り分や結果を決めるのです。SSAVp39

ポニョ:以前、インド、スリランカの旅に行った時に思ったけれど、不動産が思ったより高いな。おいらが外国から来たって分かるから足元を見られてぶっかけられたんやろか。それで、地元に住んでいる昔からのインド人の知り合いに安いのが出たら知らせるように頼んで来たぜよ。それに思ったより物価が高くなっているから、金が続かないぜよ。おいらが以前行った時より数倍近く高くなっているな

ヨシオ:この前は空港の近くのユニットが安いなんて言ってたやないか。ところで以前行った時って、一体いつの事やねん。

ポニョ:ずっと昔の事や。チップも数ルピー渡していたら喜ばれた時や。

ヨシオ:めちゃ昔やないか。俺の最後のインド旅行も二十年以上も前やから、今行ったら浦島太郎になるやろな。でもその頃でもバンガローやマドラスなどの大都市は空気が悪く、特に夜に外に出ると喉が痛くなってたな。今やったらもっと酷いやろ。

ポニョ:ひどいぜよ。大都市は嫌やな。でも知り合いの人が、アシュラムから少し離れた田舎に住んでいるんやけど、結構良かったな。オートリキシャでウロウロするって言われてたな。でも、どこに行っても人だらけやぜよ。特に、インドに行く前にあんたとこに暫く居たから、インドに行くと、人が多過ぎて頭が痛くなったぜよ。

ヨシオ:ここと比べたらあかんわ。実は西オーストラリア州とインドとほぼ同じ面積なんや。でもここの人口は、インドの四百分の一なんやで。

ポニョ:人口密度が四百倍か!そら、どこに行っても混み合っているはずやぜよ。でも、西オーストラリア州は半分以上が砂漠やもんな。

ヨシオ:ところが、本州ぐらいの大きさで深さ千メートル近くの地下湖があるんや。もちろん真水なんや。でも法律で、特別なケースや非常事態になった時を除いて、その地下湖から水を汲み上げてはいけないことになっているんや。それに砂漠と言っても、全てが砂ではなく鉄分を豊富に含んだ赤土やから、雨が降れば草花は育つんやで。

ポニョ:そう言えば、昔インドと西オーストラリアは陸続きやったと言ってたな。ひょっとしたら西オーストラリア州でラーマの遺骨が発掘されるかもしれないぜよ。

ヨシオ:ラーマの時代はほんの二万年前やから、陸続きな訳が無いやろ。ババさんは、今はインドの横にあるスリランカも、大昔はインドから遠く離れた南の方から移動して来たと言っておられたな。

ポニョ:地球はいろんな大変動を経験して、今のような姿になっているんやな。ところで、サイババ女子大学がどんなところかアナンタプールにまで足を伸ばして行ったけど、昔は車で八時間ぐらいかかったそうやけど、今ではプッタパルティからすぐに着いたぜよ。道もとても良くなっているな。そのサイババ女子大学は、立派な広い敷地に建っているので、建てるのに金がかかったやろなと言ったら、その頃アナンタプールの周辺の土地は、一坪日本円で七十円ほどやったらしいで。今ではその百倍はするって言ってたな。

ヨシオ:ふーん、そんなに上がったんか。でも百倍はすごいよな。

ポニョ:今ではどの政府も紙幣をバンバン刷ってカネ余り状態をわざと作り、インフレにさせて人々のポケットから知らず知らずの内に収奪しているから、なんでも物価が高くなっているんやぜよ。交通の便利も良くなっているし。

ヨシオ:昔は、最寄の駅から牛車やオンボロバスやらに乗って三日かかって、プッタパルティに行ってたらしいな。

ポニョ:しかも近隣の村々では、反サイババの人がババの元に行こうとする帰依者たちに色々意地悪するから大変やっらしいぜよ。アナンタプールに住んでいる方が、1944年からババさんの帰依者になられて、ババさんがアナンタプールに来られた時は、いつも一週間ぐらいその人の家に滞在されたんやて。

ヨシオ:ふーん、それはとても恵まれたお方やな。

ポニョ:でもその人の家はブラミンカーストやから、家にノンブラミンの人を本当は入れてはいけないんやぜよ。それで、クシャトリアカーストのババさんが家に入って来た時に、その家のおばあちゃんがババに、「ちょっと、そこにいるあんた。あんたのカーストは何や?」と聞かれたんやて。それでババは、「僕は全てのカーストに属しています。」と答えたんやて。

ヨシオ:カースト制度によるいろんな偏見によって、若い時のババはとても苦しい思いをされたようやな。それでその家で、ババは一体何をされていたんや?

ポニョ:ババはいつも四時に起床されてバジャンをされた後、たくさんの人々と会われ、午後は少し休憩された後、また午前と同じようにバジャンをしてから人々に会われたんやて。そういうふうに毎日とても忙しそうに過ごしておられたようやぜよ。それで時々憑依されている人が来ると、その人の頭のてっぺんから髪の毛を一本抜かれ、その毛が一メートルぐらいに長く伸びたかと思うと、突然その髪の毛が金のネックレスに変わり、その人にそのネックレスをずっと身に付けておきなさいとアドバイスされていたようや。

ヨシオ:俺が知っているのは、銀の小さなペンダントを物質化されて、その中に髪の毛を入れて、それを身に付けなさいという話は何度も聞いたことがあるけれど、髪の毛を金のネックレスに変えて肌身離さずに付けなさいという話は初めて聞いたな。まあ、どっちにしても一緒の事やけど。

ポニョ:でも、憑依していた霊を髪の毛の中に閉じ込めて、その髪の毛を金のネックレスに変えたり銀の容器に封じ込めるっていうのが面白いよな。しかもそれを肌身離さず身に付けなさい、というアドバイスは霊の事をよく知っている人でないと理解できないぜよ。

ヨシオ:そのようにされるのは、その霊がもうその人に憑依しないようにするためなんや。というのも、憑依される人は憑依する霊とよく似た欲望やキャラを持っている場合が多いんや。もちろんこの世に生きて行くのが嫌で嫌でたまらない人にも、「そうですか、そんなに嫌やったら俺があんたの身体を乗っ取らせてもらいましょか。」と言って乗っ取る場合もあるけどな。でもこの場合はそうではなくて、憑依した霊とされた人は何らかの縁を持っている場合が多いので、もう憑依されないようにする為に霊を封印されるんや。

ポニョ:おいらにとっては魑魅魍魎の世界やな。なんで人の身体を乗っ取るんやろな。失礼やないか。分からんのかなそんな簡単なことが。

ヨシオ:ババさんは、人として生まれ変わるってことが一体どんなに貴重で尊い事なのかを、人はまるっきり分かっていないと言われているんや。
誰でも死んだら、すぐにまた生まれ変われると思っているけれど、実は全ての霊は人に生まれ変わりたいと思っているから、そのチャンスはすぐには回って来ないんや。だから今、人の身体をとってこの地球に生きている人が、「こんな人生嫌やな、もう死にたいな、」とか、「全く生きて行く気力なんか無いな、何をやっても上手く行かんし、生きて行くのは嫌だ。」とか思っている人に、自分の果たせなかった欲望を持っている霊が、その人の肉体を乗っ取りに来るんや。

ポニョ:そうなんか。人はそういうことは知らずに、与えられた一つしかない命を無駄に過ごしているんやな。おいらの知り合いの人も、手塩にかけて育てた息子がとても傲慢な性格で、いつも息子に馬鹿にされるから、もう自殺したいとか言って落ち込んでいたんや。だからおいらはその人に、「あんたが若い時に両親に歯向かった事があるやろ」と尋ねたんや。
すると「勿論ある。若い時はそれが普通やないか」と言ったので、「その時の両親の気持ちが今になって分かるやろ。今、あんたが体験している悲しい気持ちを、あんたが両親に刃向かった時に、あんたの両親も体験されていたんや。子をもって知る親の気持ちってこの事や。」と言うと、神妙な顔つきになって、「あの時の自分は本当に生意気やったから、親に随分偉そうにしてたな。そうか、あの時の自分の行為が今自分に返って来てるんや。それやったら納得できる」と言って妙に納得していたな。

ヨシオ:ポニョもたまにはええ事を言うやないか。でも、親が自殺したい気持ちになる程、酷いことを言う息子って受け入れられないよな。俺やったらハンマーパンチを食らわしたるわ。

ポニョ:ハンマーパンチはないでしょう。非暴力の教えを守りましょう。

あなたは悪い行いを今日したのに、まだそのカルマが返ってきていないと思っています。
誤解してはなりません。
あなたは、今日種を蒔いたのですからそれの果物はのちほど出来るのです。
この基本的な真理を忘れてはなりません。
そして蒔いた種は後ほど何百もの果物になって返ってくることも忘れてはなりません。SSN春1986p34

人間として生まれるのはカルマ(行為)の結果なのですから、カルマの結果からの逃げ道はあり得ません。
あなたの行為のとおりの反作用があるのです。
あなたが鏡の前に立ってお辞儀をすれば、鏡に映るあなたもお辞儀をします。
あなたが鏡に向かって辛辣な言葉を吐けば、鏡に映るあなたも同じように辛辣な言葉を吐きます。
この例からも明らかなように、私たちの行為の報いは、その行為の性質によって決まります。
バーラタ人は三つの信条を固守しています。
それは、カルマの法則、アヴァターの概念、輪廻転生の原則です。
カルマの法則とは、自分の行為の結果から逃げる道はないということを意味しています。
カルマの教義は、人は自分の行為の結果を体験しなければならないということを定めています。3/9/88

一途な心

2017-10-27 16:00:12 | 日記
例え山のような危険があろうとも、人の思いが神に集中しているならば、危険は、氷が溶けるようになくなります。14/1/96

ポニョ:どうですか?同時多発痛風テロは。

ヨシオ:昨日から杖なしでも歩けるようになったな。でも右足の筋肉が落ちてめちゃ細くなっているので、今日から少しエクササイズでもしようかなと思っているんや。心拍数も朝のお祈りが終わって測ってみると、七十半ばぐらいまで落ちて来ているし、やっと記事を書ける精神状態になって来た。おかげさまで、だんだん正常に戻りつつあるな。ポニョの方は相変わらず太陽凝視をしてるんか?太陽ばかり見ていると網膜が痛むやろ。

ポニョ:どうしておいらがそれほど、太陽にこだわるのかなと思い返していたら、理由があったんやぜよ。おいらはあんたと違ってほとんど夢を見ないし、見てもすぐに忘れるやろ。サイババさんが出て来られた夢も、帰依者になって三十年の間たった五回も無いし、見てもノートに書き写したりしないので、見た夢はほとんど忘れてしまっているんや。でも最近、帰依者になってから一番最初に見たサイババさんの夢を思い出したんや。それは、初めてのインドへの旅が終わり、アシュラムから戻ってすぐに、サイババさんが夢に来られたんや。
そこはヒルビュースタジアムで、何万人もの帰依者たちと一緒に舞台におられるサイババさんを見ていたんや。するとサイババさんが舞台から降りて来られておいらの前まで来られ、なんとおいらの手を引いて舞台の方に歩いて行かれたんや。
そして舞台のあったところに到着すると、そこは舞台ではなく、光り輝く太陽のようなところで、眩しくて何も見えなかったんや。でもサイババさんは、そのままおいらの手を取られたまま、その光の中に入って行かれたんや。
そこは四方八方どこを見ても全て光だけしかなくて、しかもその光は柔らかく、愛でいっぱいで、とても心地よい光やったんや。そこで目が覚めた。

ヨシオ:すごい夢やな。サイババさんが夢に来られたらノートに書いておけや。それでなくても忘れっぽいのに。そうか。そういう夢を見たから太陽凝視にこだわっているんやな。なるほど。確かにサイババさんの真の御姿は光そのものやもんな。

ポニョ:柔らかな白っぽい光だったけれど、それでも目を開けるのが難しいほど、燃えるような眩しい光を放っていたぜよ。燃えるような光と言えば、90年代の終わりの頃、毎年恒例になっているスポーツフェスティバルで、サイババ小学校の生徒たちの出し物が燃えて火事になったことがあるんやで。

ヨシオ:出し物が火事になるってどういう事やねん。

ポニョ:その出し物は、クリシュナの少年時代のエピソードに基づいて作られた出し物で、このブログでも紹介したヤムナ河に住んでいた化け物多頭蛇を、少年クリシュナが退治した話をしたやろ。

ヨシオ:そんな話をしたよな。

ポニョ:その蛇の名前は何やったかな。忘れてしまったぜよ。 ちょっと長いけれど、ここでもう一度その部分だけ再掲しよか。


少年の姿をして現れた神の化身ゴパラは、普通の人間の子と同じように成長し、五歳になりました。ある日の事、クリシュナは密かに家畜を集めました。両親でさえ、それを知らなかったのですが、その日、兄さえも知りませんでした。
クリシュナは牧童達の家から遊び仲間を呼び集め、家畜を連れてヤムナ河の堤に出かけました。平素村人達が避けている川に家畜を入れたのです。
その深みには皮肉な歴史がまつわっていました。普通の水溜りは淀んでドロドロしているものですが、そこの水は真っ青で、たぎるように熱く、絶えずブクブクと湯気を噴き出し、その上には雲が出来ていました。
誰でもその周辺の空気を吸った者は毒煙で死んでしまうのでした。それと知らずに鳥が近寄ると、毒煙に当てられバタバタと羽ばたきをして、深みに落ちて死んでしまうのでした。ゴカルの人は誰でも、生物を捕らえる罠について知っていたので、そこに近寄らないように気をつけていました。子供達も近づく事を禁じられていました。家畜も近づけないように見張っていました。
もちろん、遊び仲間はクリシュナに、水溜りに近づいてはいけないと反対し、懇願しました。しかしその努力は無駄だったのです。クリシュナは水溜りに行かなくてはいけない事、それがその日彼が為すべき運命なのだと主張しました。子供達はクリシュナを引き戻し、不可避の災害を防ごうと最善を尽くしました。クリシュナはそれらの止める手を振り払い服を脱いで毒の水溜りの中で泳ぐのを楽しむんだと宣言しました。

少年達は水溜りに入る事の恐ろしさについて、クリシュナに警告する勇気がありませんでした。クリシュナは自らの固い意志で、土手に生えた一本の木に登ると、恐ろしい水溜りを目がけてドボンと飛び込みました。
クリシュナは長い間水から上がって来なかったので、クリシュナをこの上なく慕っている牧童達は恐れに打ちのめされました。彼らは水溜りを囲み悲痛な声で、むせび泣きながらクリシュナの名を呼んだのです。
一方、ゴパラは泳ぐたびにまるで地震が水を揺らしたかのように、水溜りを揺るがせながら、上がってきました。突然彼らは巨大な蛇が毒を吐きつつ。そして目からは噴火しているように火を噴きながら、クリシュナを追って来るのを見ました。
彼らは抑えきれぬ苦痛に呻きながら、クリシュナ!岸に上がって来て!さあ、こちらへ来て!と叫びました。

クリシュナはその声が聞こえないかのように泳ぎ回っていました。ついに蛇は高波を横切ってクリシュナに追いつきクリシュナの胴体をひと巻きにすると徐々に締め上げ始めました。それを見た少年のある者は大急ぎでゴカルへ走って行き、ナンダとヤショーダに知らせました。
ナンダとヤショーダは牧人と牧女を始めゴカルの村人全てを従えて恐ろしい災難がクリシュナの身に起きたのではあるまいかと不安におののきつつ、毒の水溜りに急ぎました。

兄、パララーマもその中にいましたが、彼はクリシュナの技量と力を知っていたので、両親の不安を鎮め、クリシュナにはどのような災難も降りかかる事は無いと保証し様々な方法で慰め勇気つけました。たちまち、ヤムナ川の堤は人々でぎっしりになりました。何処もかしこもクリシュナ!クリシュナ!という絶望的な叫びが、人々の喉から漏れました。

多くの者がクリシュナに毒蛇に巻きつかれているのを見て気絶し、意識を失ったのです。大勢の牧女達も、大蛇がある時は血のような赤い水底に引きづり込み、次にはクリシュナを押し上げ、クリシュナが毒を吐く蛇と勇ましく戦う姿を見ている事が出来ませんでした。ヤショーダと多くの牧女達は気を失って砂上に倒れました。介抱されて気を取り戻した彼女達は悲しげに愛するクリシュナの名を呼び続けました。愛しい子よ。この恐ろしい大蛇は今まで何処に隠れていたのだろうか。なぜ今、出て来たのだろう?とヤショーダは絶望して嘆きました。

仲間の牧童達もすすり泣いて言いました。毒蛇がクリシュナに巻きつく代わりに、私たちにその牙を向ければ良いのに。ゴパラを離してくれないものだろうか?牧女は大蛇がクリシュナを放して自分たちに襲いかかるように水溜りに飛び込もうとしました。
クリシュナさえ助かれば私達の生命は要らない。と彼女達は言いました。
しかし、パララーマはそれを遮り、クリシュナはかすり傷一つ受けずに水から上がって来ると保証しました。そして怪物を退治したら直ぐに水から上がって来るようにクリシュナに声を掛けました。
大勢の牧女は熱心にクリシュナの勝利を祈りました。というのは、クリシュナが無事でいる事は即ち安泰である事でありクリシュナこそは全世界を統べる唯一者であるからです。彼女達クリシュナを救いたまえという祈願は、まさにそのクリシュナに向けて祈願されたのでありました。彼女達は祈願をしつつ、クリシュナがクリシュナ自身を救ったかどうかを見るために目を開けたまま祈りました。堤に詰めかけた人々も一刻も早く無事なクリシュナの御姿を見たいと思ってまじろぎもせずに見つめていました。
次の瞬間、このような不思議な事が起きたのです。一瞬間ごとにクリシュナの体はズンズン大きくなり大蛇は身を緩めざるを得ませんでした。牧童と牧女は小さいクリシュナが目の前で大きくなっていくのを見て、驚きと歓喜の念に打たれました。遂に大蛇はクリシュナに巻きつく事を断念しました。疲れ果てて、もはや危害を加える力を失ったのです。しかし怒りは収まらず、水と空中に毒を吐き続けました。そして少しづつ蛇蓋を持ち上げ、クリシュナを殺そうとする念は消えていない事を示すように、クリシュナをじっと見据えていました。

一方クリシュナは、蛇の尻尾を捕まえると、グルグルと蛇を振り回し、蛇の体を水面にぶつけました。蛇は頭をぐったりと垂れはしたものの、力を振り絞り頭を水面上に持ち上げようとしました。するとクリシュナは蛇の上に飛び乗り尻尾を手に持ったまま一列に並ぶ蛇蓋の上で跳ねたのです。蛇は、陽気な足取りで飛び跳ねるクリシュナの重みに耐えかねて鼻と口からおびただしい血を吐き、苦痛と恥の為に悲しい悲鳴を上げたのです。もはや息も微かで死にそうでした。
それを見た人々は歓喜の叫びを上げました。クリシュナ!堤に上がって来てください。あなたは私達一同をこの怪物から救って下さいました。危機は終わりました。あなたは勝利を収め、私達の祈りは応えられたのです。私達は善行の果実を得ることが出来ました。

牧童達がこのように事の意外な決着に酔いしれていた時、怪物の妻のメス蛇達が水溜りの底から顔を出し、激しい怒りに泣き叫びました。蛇達はクリシュナの蓮華の御足に平伏して嘆願して言いました。神様、あなた様は邪悪な者を懲らしめるという誓願のもとに化身として出現されました。ですからこの怪物を踏み、彼の高慢な鼻をへし折った事は正しい事です。あなたは使命を果たされました。しかし私達の夫がいかに残酷であったとはいえ、あなたの蓮華の御足が夫の頭を踏まれたからには、彼の性質は変えられました。どうか許してやってくださいませ。そして御恵み深い祝福と共に夫を私どもに返して下さい。生命を助け、もう今後はいかなる生物に対しても危害を加える事がないように祝福をお与え下さい。
クリシュナは彼女達の嘆願を聞き届け、怪物カリヤを許してやりました。そして「今後は如何なる者にも危害を加えず、清らかな心で暮らすように如何なる汝に害を加える事なく、また復讐の行為に出る事のないように祝福を与える。汝の頭には私の足跡が残っている。だから天敵ガルーダワシでさえもはや汝に危害を及ぼす事は無い。行って平和に暮らしなさい。」との戒めの言葉と共に放してやりました。


ヨシオ:ちょっと長いエピソードやったな。俺は蛇がいじめられる話を聞くとイライラするんや。ところで、このエピソードと火事と何の関係があるんや?

ポニョ:あんたは蛇年やもんな。サイババ小学校の生徒が少年時代のクリシュナに扮して、そのカリヤという毒蛇を退治し、その蛇の鎌首の上でダンスをする出し物やったんや。そのカリヤの鎌首は木で作られており、周りは電飾でキラキラと光を発しており、とても綺麗に仕上がっていたんや。でも電飾の配線がショートし、パチパチと音がしたかと思うと突然毒蛇の鎌首の周辺から煙が立ち上ったんや。
でもその少年クリシュナを扮している生徒は、サイババさんの方だけを見て一生懸命ダンスをして、自分の周りが音を立てて電線がショートし、火が出て煙が立ち上っているのに全然気にしないで踊り続けたんや。周りの先生や世話をしていた大人たちの方が焦って火を消したりしてバタバタしてたんや。やがて無事に何事も無くパフォーマンスも終わり、クリシュナの扮した生徒も蛇の鎌首から降りてきて、サイババさんの祝福を受けたんや。その事件から暫くして、サイババさんは御講話の中でこの事件について話されたんや。
「先日のフェスティバルの中に、少年クリシュナが毒蛇カリヤの鎌首の上で踊るという出し物がありました。その出し物である毒蛇カリヤの周りに張り巡らせてあった電線がショートし、火がついて煙が出たのにも関わらず、その少年クリシュナは私にその踊りを捧げる為に一生懸命踊っていました。その少年の目には、周りの煙や大人たちが火事を防ごうと、あちらこちら忙しそうにしている姿は一切写りませんでした。その少年にの目には私しか写らなかったのです。」と。これほどの帰依心っていうか信仰心を子供の頃から持っているってすごいガキやぜよ。

ヨシオ:信仰心って一途な心を持つって事なんや。神さん以外の事は全て二の次で、神さんだけに集中する心が真の信仰心なんや。そして、そういう一途な信仰心のみを、神は人々に求められて、それを大変喜ばれるんや。

ポニョ:集中心なら任せといてくれますか。大得意でヤンス。

ヨシオ:ポニョの場合は気が付かないだけやないか。

https://m.youtube.com/watch?v=jtr7NsE04_E
人生においては、一切があなた自身の思いと前世の行為の反映に過ぎません。
あなたは誰も自分の行為や思いに気づくまいと考えて、うまく周りの人々を偽ります。
けれども、あなたの内なる神は、あなたの考えも感情も行為もすべてご存知です。
神はあらゆる場所におられます。
神には何も隠し事は出来ないのです。
いつの日か、あなたは自分の行為の結果に直面しなければなりません。
これは至上の真理です。
あなたは、誰かを自分の困難の原因と考えて、その人を非難しますがそれは完全な間違いです。
良いことであれ悪い事であれ、人生であなたが体験することすべてはあなたの行為が原因です。
神は人間のすべての行為の永遠の照覧者です。
神はこの世界を創造し、人間にそれを楽しめるようにと、この世界を与えました。
けれども人間は自らの行為の結果に直面しなければなりません。
神は郵便配達人のようなもので、人々に配る手紙の内容には少しも気にかけません。
もしあなたが誰かから脅迫状を受け取ったとしても、あなたはそれを郵便配達人のせいにしません。
彼はただの道具です。
その一方で、あなたの祈りはあなたが、困難や問題に勇気を持って立ち向かうの助けてくれます。
心からの真剣な祈り、深い神への信愛、強い信仰、心からの悔い改め、絶えず神を求める気持ち、そして、至高の神への愛は、あなたが人生で出会う一連の出来事を変更することが出来ます。
それらは神の意志を正反対のものにすることさえ出来ます。
あなたの過去世における悪業の結果、あなたが苦しむ運命にあり、困難に直面する定めにあるとしても、神はあなたの真摯な祈りと悔い改めに応え、あなたの人生の行路を変え、あなたを苦しみから救うでしょう。
神は、あなたの神への一途な信愛を悦び、あなたに特別な恩寵を授けるのです。STPSp236~8