この世界のすべては神が創ったものなのです。
全世界が神の意志で満たされています。
神はあらゆるところにいます。
誰に対しても悪い思いを抱いてはいけません。
感覚の節度を守り、良いことだけを思うのです。
年老いた人も、若い人も、良いことだけを思うようにして下さい。
素晴らしい人生を迎えるようにいつも願って下さい。
それが本当の人間らしさというものです。
人間とは、本当は滅びることの無い、いつかは神に還っていく存在です。
人間とは不滅の子供なのです。SGc14
ポニョ:神への七つの階段の話をしてくれていた時に、誰でも死んだら肉体意識が無くなるので、神から七段目の世界にいる人間より、一つ上の六段目のレベルに進めるって言ってたやろ。でもその後はどうなるんやろな?
人って死んでからも、この前言った様にいろんな修行をして、一段一段霊的な階段を上って神さんの元へ行けるんやろか?
ヨシオ:霊界って想念が作り上げた世界なんや。だからカルマを作ることが出来ないので、霊界にいる限り上の段階に上がりたくても上がれないんや。
それに霊界って霊の親和性の法則によって、同じ霊的波動の霊ばっかりが集まって来るんや。だから周りを見渡しても自分と似たような霊ばかりやから、居心地は良いけれどその霊は霊的に全然進歩しないんや。
ポニョ:近似死体験をした人の話を聞くと、三途の河を渡り、もう少しで向こう岸に着くなと思って、岸の方を見ると、たくさんの人たちが手を振って、「まだここに来たらいかん。元来たところに戻れ」と言われたので、また戻って来たという話が多いけれど、その時に、どういうわけか岸で手を振っていた人たちは、全て自分が知っているいる人ばっかりやもんな。
中には古いアルバムでしか見たことがない曽祖父や、曽祖母などがいる場合もあるけれど。
ヨシオ:自分が生きている間に知り合ったりした友達や、家族や親戚が主な登場人物やな。中には全然見たこともない知らない人たちもいるけれど、それらの人たちは、自分が知らない人はこんな人だと、自分がイメージして作り上げた知らない人たちなんや。
霊界って、実は自分が作り上げたイメージの世界なんや。
だから自分が作り上げたイメージの世界で自分の魂が上の界に上がったり、下の界に下りたり出来るけれど、それって実際は夢の中の世界と同じなんや。
ポニョ:サイババさんは、この世にある全ての世界は、実は一人ひとりの中に元々持っているけれど、人は外の世界を見て、自分の欲望に基づいてそれと似たようなものを作り上げてしまう事が出来るから危険やと言われたことがあるぜよ。
ヨシオ:創造主がこの世界を自分の想像力を働かさせて、愛でもってお創りになられたけれど、それと全く同じ世界を各自が自らの内に持っているんや。だって全ての人は神のミニチュアやから。
でも今ポニョが言ったように、人は、自分の欲望やエゴをその世界に付け加えて、ポニョやったらその愛の世界にグローバルエリートが跋扈し、戦争屋が至るところで町や村を破壊し、飢饉になって子供達が飢え死にしたり、小児性愛者がそこら中にいる恐ろしい世界を自分で作り上げてしまうんや。
ポニョ:でも実際の世界がそうやないの。
ヨシオ:本当はそれらの残酷な事件や行為は全て、人々が過去や現世のカルマを支払っているだけなんや。それにカルマの法則って、人々が頭を打って少しでも賢くなり、神の方に近づく事が出来るように考え出された愛の法則なんや。
ポニョ:この世界をそんなふうに割り切って見るのは難しいな。
ヨシオ:もちろんそういう悲惨な事件やニュースを聞いて、見て見ぬ振りをするのは良くないし、同じ地球に住んでいる仲間として助けようと思うのが普通やけれど、それらを見て怒ったり悲しんだりして感情的になると、ポニョの霊体にそれらの感情を刻み込んでしまうから、またポニョが生まれ変わってしまう原因となってしまうんや。
そうではなく、今世界で起こっている悲惨な事件を解決しようと大元の神さんが来られたから、その大元の神さんの手足となって働けば、全ては上手く解決出来るんや。それには全てを神の現れだと見るのが大事な事なんや。
ポニョ:その大元の神さんは、この世からしばらく休暇を取って遊び呆けて、なかなか帰って来られませんが。一体何をされていることやら。
ヨシオ:帰って来られるタイミングは、俺たちは知る由もないから仕方がないやろ。ところでさっきの話題に戻るけれど、全ての亡くなった人たちが、肉体を離れれば、人間より一つ上の段階に行くと言うわけではなくて、その人がすでに高いレベルに達し、その高いレベルから地上に来られている霊やったら、地上できちんと修行を積めば、生まれ変わった時よりも、もっと高いレベルに昇れるんや。
それが神さんから三段目であったり、五段目であったり、ひょっとして神さんと融合出来るかもしれないんや。
でも、霊界にいて今のレベルより上のレベルに行こうと思っても、自分の属しているレベルより上に行くのは、一度この地上界に降りて来て、人として生まれ変わり、この地上界で修行をしなければ、上の界に行けないんや。
だってこの地上界は霊界と違って、いろんなレベルの霊たちと交わる事が出来るから、他の人たちを助けたり、自分の肉体を犠牲にして子供を産んだり、自分の時間やエネルギーを犠牲にして、子育てをしたり、困っている友達や仲間を助けたり、年取った両親や義父母の面倒を見たり、数え切れないほど奉仕の機会があって、自分のエゴを小さく出来るんや。
だからこの世界で、幸せに生きて行くのに必要な事は、自分がしなければいけない義務から逃避する事ではなくて、それらの義務を好きになって喜んでする事なんや。
だってそれらの義務をする事は自分の為なんや。だってそれらの義務をする事によって、最終的には自分のエゴが小さくなり、霊界に戻ればより高いレベルの世界に上れる事が約束されるから。
ポニョ:人ってどうしてもこの世が全てだと思い込んでしまう傾向があるもんな。
ヨシオ:ところで一度霊界に赴いてしまうと、上のレベルにいる霊たちは、下のレベルにいつでも降りて来れるけれど、下のレベルにいる霊たちは上に行くのは難しいんや。
ポニョ:それって、まるでザルで砂を濾しているような感じやぜよ。砂粒が大きく、つまり霊的な波動が荒いと、そのザルの穴を通過出来ないけれど、細かい砂粒であれば通過出来るんや。
と言う事は、霊的な波動が細かい、神に近い霊たちは砂粒ではなく、まるで灰のようなもので、どのレベルにも行けるって事なんやな。
人として生まれ変わって修行し、獣的な性質や欲望やエゴを払拭したら、どんどん霊的波動が細かくなって、死んで肉体を離れたら、上のレベルの行けるって面白いシステムやぜよ。
それじゃ、死んで肉体を離れて、例えば人間より一つ上の界、神さんから六段目に赴いた霊が、神さんの元に行きたいなと思っても、自分の霊体の波動が未だ荒いから、神さんと融合するのは無理って事なんやろか?
ヨシオ:基本的にはそうなんやけれど、全てのケースがそうではないんや。神へ至るどの段階にいても、その人がこの地上界に何の執着や欲望や支払っていないカルマが無ければ、この地上界に生まれ変わる理由がないやろ。
ポニョ:でも一般的には、動物から生まれ変わったばかりの人って、多くの獣的な性質を持っているので、この世俗的な世の中に魅せられて、多くの欲望や執着などを持っているのが普通やぜよ。
ヨシオ:確かにそれが普通やけれど、例えばその人の前世が雌牛であった場合、その雌牛がたくさんのミルクを出して人々を養い、畑や田んぼを耕して多くの徳を積んでいた場合は、神さんの恩寵を受けることが出来るんや。
例えばシルディサイババと同じ村で生まれて、シルディサイに自分が作った料理を食べてもらう事が唯一の欲望であった女性の前世は乳牛で、乳牛として多くの徳を積んでいたんや。
それでその女性が亡くなった時に、シルディババは「あの女性は、二度とこの世に生まれ変わって来ない」と宣言されたエピソードを覚えているやろ。
ポニョ:あゝ、そのエピソードを少し思い出したぜよ。人として一回しか生まれ変わっていないのにも関わらず、すぐに神さんと融合された話やろ。多分、その女性は解脱スピードの世界記録保持者やろな。金メダルものや。
ヨシオ:そんな世界記録保持者になっても意味が無いやろ。その女性の場合は、シルディサイババの恩寵で解脱することが出来たんや。
この様に、神の化身が地上界に降臨された時に、その教え通りに生き、霊性修行に励めば、人は解脱するチャンスを比較的容易に掴む事が出来るんや。
だから、今回、大元の神さんであるサイババさんが、この地上界に降臨される事になったから、霊界ではてんやわんやの大騒ぎなんやで。
ポニョ:ヘェ〜!それは面白い。なんで天界や神界がてんやわんやなんや?
ヨシオ:この地上界に何の欲望や執着は無く、もうこの地上に生まれ変わらなくてもよい、いわゆる高級霊たち、天使たちがたくさん天界や神界にいるけれど、彼らはまだ大元の神さんと融合出来ていない魂たちなんや。彼らの唯一の望みは、大元の神さんと融合する事なんや。
ポニョ:霊界は想念の世界で、カルマを作ることが出来ないから、さっきも言ったように、そういう高級霊や天使たちも地上界に人間として生まれ変わり、良いカルマを作らないと神さんと完全に融合出来ないんやな。
ヨシオ:もうこの地上界に欲望も執着も無く、支払うべきカルマもない魂たちは、地球の重力の影響から離れた月の世界、ムーンロカの住人になるんや。
彼らは、すでに解脱していて、別に地上界に生まれ変わらなくても良いけれど、人類を導く為に何度もこの世界に生まれ変わり、この世界では、聖者や偉人や聖人、そして偉大な発明家や建築家、音楽家、哲学者や芸術家となって人類に貢献しているんや。
ポニョ:サイババさんは、人類の歴史で、人類に貢献した偉大な人物は、ほとんどムーンロカから来た魂やと言っておられたもんな。
ヨシオ:そして彼らが地上界での仕事を終え、またムーンロカに戻ると、それぞれの地上での人類や生き物への貢献度に応じて、ムーンロカでの彼らの霊的レベルも上がっていくんや。
そして最終的に大元の神さんと永遠に融合する事が出来るんや。
でも今回、大元の神さん御自身が人間の肉体を取られて降臨されたので、ムーンロカの住人たちは、大元の神さんの地上界への降臨の露払いをしたり、そのミッションの一翼を担えば、大元の神さんと完全に融合出来るんや。
だからそのチャンスを逃すまいと、必死になって自分たちも大元の神さんと一緒に、この地上界に生まれたいと願っているんや。
ポニョ:大元の神さんが地上界に降臨されるって珍しいもんな。サイババさんの前は、クリシュナで六千年前やし、そのもう一つ前のラーマの時代は二万年前やもんな。
その天使たちが人として生まれ変われる競争率は、多分兵庫県立 山の学校に入学するより難しんやろな。
選ばれなかった天使たちは憂鬱な時間を過ごしているんやろな。可哀想に。
知ってる?その兵庫県立 山の学校は、おいらのバックボーンである兵庫県の自然について学び、全寮制で学費は食費や実費以外無料なんやで。
あんたが好きなパラグライダーを教えたり、山陰の海岸沿いでシーカヤックもやるんや。おいらは山陰海岸にある全ての洞窟に入った事があるし、丹波の三田の、どの山に行けばカブト虫が取れるかも知っているし、以前からその学校の用務員兼先生の補佐係として就職したいなと思っていたんや。でも毎年たった二十人しか生徒を取らないんや。
ヨシオ:なんでいきなり山の学校が出て来るんや。
その天使たちの願いが叶って、厳選に選ばれた、たくさんの高級霊たちが、今この地上に生まれ変わって来ているんやで。
それらの高級霊たちは、さっきも言ったけれど、今まで何度も人として生まれ変わって人類の為に貢献して来た高級霊ばかりなんや。
大元の神さんが降臨するまでは、地上界で一生懸命働いても、自分が属する今の段階より、一段階、二段階上の霊的レベルに上がれるだけやったけれど、今回、大元の神さんが、人の肉体を取って降臨されたので、自分たちも人として生まれ変わって大元の神さんの仕事の一翼を担えれば、完全に神さんと融合出来る事が約束されるから、みんな競ってこの地上界にやって来てるんや。
ポニョ:そうか。そんなにたくさんの高級霊たちが、サイババさんと一緒にこの地上界に生まれ変わって来ているんか。おいら達、下っ端の魂は、その高級霊たちの露払い役なんやろな。
もうすぐ十二月で露払いはどっちでもええから、大元の神さんよ、早く再降臨してくれませんかね。
もう待ちきれんぜよ。
生命は宇宙に満ちあふれています。
創造には終わりがないのです。
この宇宙で人間のような(肉体を持った)生命やそれに似たような生命体はないのです。
転生は宇宙の他の星に生ずることはありません。
すべての生命は、人として生まれ変わるのを望んでいます。
というのも、人として生まれ変われたものだけが生死の輪廻の鎖から抜け出ることが出来、神を完全に体現出来る、という二つのことを実現できる機会を持っているからです。
それはこの地球だけで起こりえることなのです。
他の星や、言葉に出来ないくらいこの広い宇宙のどこにもそのような機会は存在していないのです。
ですからこの地球に人として生まれるという事は、とてもユニークなのです。CWSSB
全世界が神の意志で満たされています。
神はあらゆるところにいます。
誰に対しても悪い思いを抱いてはいけません。
感覚の節度を守り、良いことだけを思うのです。
年老いた人も、若い人も、良いことだけを思うようにして下さい。
素晴らしい人生を迎えるようにいつも願って下さい。
それが本当の人間らしさというものです。
人間とは、本当は滅びることの無い、いつかは神に還っていく存在です。
人間とは不滅の子供なのです。SGc14
ポニョ:神への七つの階段の話をしてくれていた時に、誰でも死んだら肉体意識が無くなるので、神から七段目の世界にいる人間より、一つ上の六段目のレベルに進めるって言ってたやろ。でもその後はどうなるんやろな?
人って死んでからも、この前言った様にいろんな修行をして、一段一段霊的な階段を上って神さんの元へ行けるんやろか?
ヨシオ:霊界って想念が作り上げた世界なんや。だからカルマを作ることが出来ないので、霊界にいる限り上の段階に上がりたくても上がれないんや。
それに霊界って霊の親和性の法則によって、同じ霊的波動の霊ばっかりが集まって来るんや。だから周りを見渡しても自分と似たような霊ばかりやから、居心地は良いけれどその霊は霊的に全然進歩しないんや。
ポニョ:近似死体験をした人の話を聞くと、三途の河を渡り、もう少しで向こう岸に着くなと思って、岸の方を見ると、たくさんの人たちが手を振って、「まだここに来たらいかん。元来たところに戻れ」と言われたので、また戻って来たという話が多いけれど、その時に、どういうわけか岸で手を振っていた人たちは、全て自分が知っているいる人ばっかりやもんな。
中には古いアルバムでしか見たことがない曽祖父や、曽祖母などがいる場合もあるけれど。
ヨシオ:自分が生きている間に知り合ったりした友達や、家族や親戚が主な登場人物やな。中には全然見たこともない知らない人たちもいるけれど、それらの人たちは、自分が知らない人はこんな人だと、自分がイメージして作り上げた知らない人たちなんや。
霊界って、実は自分が作り上げたイメージの世界なんや。
だから自分が作り上げたイメージの世界で自分の魂が上の界に上がったり、下の界に下りたり出来るけれど、それって実際は夢の中の世界と同じなんや。
ポニョ:サイババさんは、この世にある全ての世界は、実は一人ひとりの中に元々持っているけれど、人は外の世界を見て、自分の欲望に基づいてそれと似たようなものを作り上げてしまう事が出来るから危険やと言われたことがあるぜよ。
ヨシオ:創造主がこの世界を自分の想像力を働かさせて、愛でもってお創りになられたけれど、それと全く同じ世界を各自が自らの内に持っているんや。だって全ての人は神のミニチュアやから。
でも今ポニョが言ったように、人は、自分の欲望やエゴをその世界に付け加えて、ポニョやったらその愛の世界にグローバルエリートが跋扈し、戦争屋が至るところで町や村を破壊し、飢饉になって子供達が飢え死にしたり、小児性愛者がそこら中にいる恐ろしい世界を自分で作り上げてしまうんや。
ポニョ:でも実際の世界がそうやないの。
ヨシオ:本当はそれらの残酷な事件や行為は全て、人々が過去や現世のカルマを支払っているだけなんや。それにカルマの法則って、人々が頭を打って少しでも賢くなり、神の方に近づく事が出来るように考え出された愛の法則なんや。
ポニョ:この世界をそんなふうに割り切って見るのは難しいな。
ヨシオ:もちろんそういう悲惨な事件やニュースを聞いて、見て見ぬ振りをするのは良くないし、同じ地球に住んでいる仲間として助けようと思うのが普通やけれど、それらを見て怒ったり悲しんだりして感情的になると、ポニョの霊体にそれらの感情を刻み込んでしまうから、またポニョが生まれ変わってしまう原因となってしまうんや。
そうではなく、今世界で起こっている悲惨な事件を解決しようと大元の神さんが来られたから、その大元の神さんの手足となって働けば、全ては上手く解決出来るんや。それには全てを神の現れだと見るのが大事な事なんや。
ポニョ:その大元の神さんは、この世からしばらく休暇を取って遊び呆けて、なかなか帰って来られませんが。一体何をされていることやら。
ヨシオ:帰って来られるタイミングは、俺たちは知る由もないから仕方がないやろ。ところでさっきの話題に戻るけれど、全ての亡くなった人たちが、肉体を離れれば、人間より一つ上の段階に行くと言うわけではなくて、その人がすでに高いレベルに達し、その高いレベルから地上に来られている霊やったら、地上できちんと修行を積めば、生まれ変わった時よりも、もっと高いレベルに昇れるんや。
それが神さんから三段目であったり、五段目であったり、ひょっとして神さんと融合出来るかもしれないんや。
でも、霊界にいて今のレベルより上のレベルに行こうと思っても、自分の属しているレベルより上に行くのは、一度この地上界に降りて来て、人として生まれ変わり、この地上界で修行をしなければ、上の界に行けないんや。
だってこの地上界は霊界と違って、いろんなレベルの霊たちと交わる事が出来るから、他の人たちを助けたり、自分の肉体を犠牲にして子供を産んだり、自分の時間やエネルギーを犠牲にして、子育てをしたり、困っている友達や仲間を助けたり、年取った両親や義父母の面倒を見たり、数え切れないほど奉仕の機会があって、自分のエゴを小さく出来るんや。
だからこの世界で、幸せに生きて行くのに必要な事は、自分がしなければいけない義務から逃避する事ではなくて、それらの義務を好きになって喜んでする事なんや。
だってそれらの義務をする事は自分の為なんや。だってそれらの義務をする事によって、最終的には自分のエゴが小さくなり、霊界に戻ればより高いレベルの世界に上れる事が約束されるから。
ポニョ:人ってどうしてもこの世が全てだと思い込んでしまう傾向があるもんな。
ヨシオ:ところで一度霊界に赴いてしまうと、上のレベルにいる霊たちは、下のレベルにいつでも降りて来れるけれど、下のレベルにいる霊たちは上に行くのは難しいんや。
ポニョ:それって、まるでザルで砂を濾しているような感じやぜよ。砂粒が大きく、つまり霊的な波動が荒いと、そのザルの穴を通過出来ないけれど、細かい砂粒であれば通過出来るんや。
と言う事は、霊的な波動が細かい、神に近い霊たちは砂粒ではなく、まるで灰のようなもので、どのレベルにも行けるって事なんやな。
人として生まれ変わって修行し、獣的な性質や欲望やエゴを払拭したら、どんどん霊的波動が細かくなって、死んで肉体を離れたら、上のレベルの行けるって面白いシステムやぜよ。
それじゃ、死んで肉体を離れて、例えば人間より一つ上の界、神さんから六段目に赴いた霊が、神さんの元に行きたいなと思っても、自分の霊体の波動が未だ荒いから、神さんと融合するのは無理って事なんやろか?
ヨシオ:基本的にはそうなんやけれど、全てのケースがそうではないんや。神へ至るどの段階にいても、その人がこの地上界に何の執着や欲望や支払っていないカルマが無ければ、この地上界に生まれ変わる理由がないやろ。
ポニョ:でも一般的には、動物から生まれ変わったばかりの人って、多くの獣的な性質を持っているので、この世俗的な世の中に魅せられて、多くの欲望や執着などを持っているのが普通やぜよ。
ヨシオ:確かにそれが普通やけれど、例えばその人の前世が雌牛であった場合、その雌牛がたくさんのミルクを出して人々を養い、畑や田んぼを耕して多くの徳を積んでいた場合は、神さんの恩寵を受けることが出来るんや。
例えばシルディサイババと同じ村で生まれて、シルディサイに自分が作った料理を食べてもらう事が唯一の欲望であった女性の前世は乳牛で、乳牛として多くの徳を積んでいたんや。
それでその女性が亡くなった時に、シルディババは「あの女性は、二度とこの世に生まれ変わって来ない」と宣言されたエピソードを覚えているやろ。
ポニョ:あゝ、そのエピソードを少し思い出したぜよ。人として一回しか生まれ変わっていないのにも関わらず、すぐに神さんと融合された話やろ。多分、その女性は解脱スピードの世界記録保持者やろな。金メダルものや。
ヨシオ:そんな世界記録保持者になっても意味が無いやろ。その女性の場合は、シルディサイババの恩寵で解脱することが出来たんや。
この様に、神の化身が地上界に降臨された時に、その教え通りに生き、霊性修行に励めば、人は解脱するチャンスを比較的容易に掴む事が出来るんや。
だから、今回、大元の神さんであるサイババさんが、この地上界に降臨される事になったから、霊界ではてんやわんやの大騒ぎなんやで。
ポニョ:ヘェ〜!それは面白い。なんで天界や神界がてんやわんやなんや?
ヨシオ:この地上界に何の欲望や執着は無く、もうこの地上に生まれ変わらなくてもよい、いわゆる高級霊たち、天使たちがたくさん天界や神界にいるけれど、彼らはまだ大元の神さんと融合出来ていない魂たちなんや。彼らの唯一の望みは、大元の神さんと融合する事なんや。
ポニョ:霊界は想念の世界で、カルマを作ることが出来ないから、さっきも言ったように、そういう高級霊や天使たちも地上界に人間として生まれ変わり、良いカルマを作らないと神さんと完全に融合出来ないんやな。
ヨシオ:もうこの地上界に欲望も執着も無く、支払うべきカルマもない魂たちは、地球の重力の影響から離れた月の世界、ムーンロカの住人になるんや。
彼らは、すでに解脱していて、別に地上界に生まれ変わらなくても良いけれど、人類を導く為に何度もこの世界に生まれ変わり、この世界では、聖者や偉人や聖人、そして偉大な発明家や建築家、音楽家、哲学者や芸術家となって人類に貢献しているんや。
ポニョ:サイババさんは、人類の歴史で、人類に貢献した偉大な人物は、ほとんどムーンロカから来た魂やと言っておられたもんな。
ヨシオ:そして彼らが地上界での仕事を終え、またムーンロカに戻ると、それぞれの地上での人類や生き物への貢献度に応じて、ムーンロカでの彼らの霊的レベルも上がっていくんや。
そして最終的に大元の神さんと永遠に融合する事が出来るんや。
でも今回、大元の神さん御自身が人間の肉体を取られて降臨されたので、ムーンロカの住人たちは、大元の神さんの地上界への降臨の露払いをしたり、そのミッションの一翼を担えば、大元の神さんと完全に融合出来るんや。
だからそのチャンスを逃すまいと、必死になって自分たちも大元の神さんと一緒に、この地上界に生まれたいと願っているんや。
ポニョ:大元の神さんが地上界に降臨されるって珍しいもんな。サイババさんの前は、クリシュナで六千年前やし、そのもう一つ前のラーマの時代は二万年前やもんな。
その天使たちが人として生まれ変われる競争率は、多分兵庫県立 山の学校に入学するより難しんやろな。
選ばれなかった天使たちは憂鬱な時間を過ごしているんやろな。可哀想に。
知ってる?その兵庫県立 山の学校は、おいらのバックボーンである兵庫県の自然について学び、全寮制で学費は食費や実費以外無料なんやで。
あんたが好きなパラグライダーを教えたり、山陰の海岸沿いでシーカヤックもやるんや。おいらは山陰海岸にある全ての洞窟に入った事があるし、丹波の三田の、どの山に行けばカブト虫が取れるかも知っているし、以前からその学校の用務員兼先生の補佐係として就職したいなと思っていたんや。でも毎年たった二十人しか生徒を取らないんや。
ヨシオ:なんでいきなり山の学校が出て来るんや。
その天使たちの願いが叶って、厳選に選ばれた、たくさんの高級霊たちが、今この地上に生まれ変わって来ているんやで。
それらの高級霊たちは、さっきも言ったけれど、今まで何度も人として生まれ変わって人類の為に貢献して来た高級霊ばかりなんや。
大元の神さんが降臨するまでは、地上界で一生懸命働いても、自分が属する今の段階より、一段階、二段階上の霊的レベルに上がれるだけやったけれど、今回、大元の神さんが、人の肉体を取って降臨されたので、自分たちも人として生まれ変わって大元の神さんの仕事の一翼を担えれば、完全に神さんと融合出来る事が約束されるから、みんな競ってこの地上界にやって来てるんや。
ポニョ:そうか。そんなにたくさんの高級霊たちが、サイババさんと一緒にこの地上界に生まれ変わって来ているんか。おいら達、下っ端の魂は、その高級霊たちの露払い役なんやろな。
もうすぐ十二月で露払いはどっちでもええから、大元の神さんよ、早く再降臨してくれませんかね。
もう待ちきれんぜよ。
生命は宇宙に満ちあふれています。
創造には終わりがないのです。
この宇宙で人間のような(肉体を持った)生命やそれに似たような生命体はないのです。
転生は宇宙の他の星に生ずることはありません。
すべての生命は、人として生まれ変わるのを望んでいます。
というのも、人として生まれ変われたものだけが生死の輪廻の鎖から抜け出ることが出来、神を完全に体現出来る、という二つのことを実現できる機会を持っているからです。
それはこの地球だけで起こりえることなのです。
他の星や、言葉に出来ないくらいこの広い宇宙のどこにもそのような機会は存在していないのです。
ですからこの地球に人として生まれるという事は、とてもユニークなのです。CWSSB