人間の肉体が重要なのは、それが目に見えない神を顕現できるからなのです。
全宇宙の中で人間の生命、あるいは人間に似たような生命体が存在する所は、地球以外にありません。
全宇宙に生命が存在しますが、生まれ変わりは全宇宙の中で、地球以外のところで起きることは決してありません。
常に生まれ変わりは地上において起きるのです。
地球上での生命の進化方向は上方に向いているのです。
つまり、人間を経て神に向かうのです。
人間に生まれたおかげで、次のステップは完全な神実現の段階となるのです。
人間としての生命は神聖であり、この上ない貴重な価値を持っているのだ、ということが認識されなければなりません。
(宇宙の他の惑星も含めた)すべての生命は、人間に生まれ変わることを望むことは出来ます。
そして人間に生まれることによって初めて、神実現が可能になるのです。CWSSBJp273
ポニョ:日本は政界編成で大変やぜよ。安倍と同じ日本会議のメンバーである小池が、民進党のリベラル派を一掃する為に、中国との緊張を作り出したアメリカの手先、前原と一芝居組んで烏合の衆ばかりの「ゴキブリホイホイ失望の党」を作り、一気に戦争が出来る国にしようとしているんや。
ヨシオ: なんやねん?その「ゴキブリホイホイ失望の党」って。
ポニョ:その為にマスコミを全て動員し、安倍下ろしと、小池持ち上げをやっているんや。テレビをつければ小池ばかりやぜよ。安倍は、ロシアと平和安全条約を結ぼうとしたから、アメリカの戦争屋から睨まれて捨てられたんや。
ヨシオ:俺はそういう事には全然興味が無いから、どっちでもええ事やけれど、ポニョの地元の箕面自由学園の山本くんはどうなってるんや。
ポニョ:民進党のリベラル派や社民党などと組んで、新党を立ち上げるのがベストやけれど、まだ何も決めていないようやな。共同代表の小沢が狸やし。何れにしても、日本は安倍の持ち株会社であるムサシによる不正投票がまかり通っているから、どこに投票しても一緒なんやけれど、今回そのムサシがどう出るか見ものやぜよ。まあ、日本は上手く支配層の連中にコントロールされて、利権や陰謀が渦巻いているから、一度、大掃除しなくてはいけない国やぜよ。
ところで痛風の方はどうですか?少しは歩けるようになった?
ヨシオ:二、三日前にかなり良くなり、暖炉で燃やす薪が足りなくなったので、チェーンソーで倒木を切っていたら、また足首が腫れて歩けなくなったんや。それで今はゆっくりと養生してる。
ポニョ:あんたはすぐに無理をするから。
ヨシオ:問題は、貧血が酷くて腫れている足を冷やして寝ると、足を温めようと心臓が血液をたくさん足に送るやろ。そうすると心拍数が百ぐらいになって寝れなくなるんや。痛風と貧血は相性が悪いな。普段でも九十は超えているからしんどいけれどな。昨夜は夜にトイレに行った帰り、貧血になってぶっ倒れそうになったし。
ポニョ:それは危険が危ないズラ。夜、トイレに行って貧血になって気を失うケースはとても多いんやで。それにどんな病気でも相性が良い病気なんて無いズラ。まあ、しっかりと養生して下さい。おいらの知り合いも、両足首が同時多発痛風になったけれど、治るまで一ヶ月半苦しんでいたぜよ。あんたは、それに両膝や、両アキレス腱まで痛風になっているから三ヶ月ぐらいかかるかも。
ヨシオ:おいおい。そんな事を言って脅すなよ。やらなければいけない事がたくさんあるのに。ところで一昨日面白い夢を見たんや。
天使がやって来て、「もうすぐしたら、たくさんの人たちがやって来るので、サイの教えをしっかりと頭に叩き込み、新しいバジャンを学び、今まで知っているバジャンを整理して小さなノートブックに書き込みなさい。」と言われたんや。それですぐに小さなノートブックを探して来て、俺が知っているたくさんのバジャンの歌詞を二日かかって書き込んだんや。そうすればタブラを演奏しながら歌えるやろ。
ポニョ:足が動かせないから、そんな仕事をもらったんやろな。あんたは人使いが荒いボスを持っているんやな。という事で今日の話題に入りますが、以前、二羽の鳥の話をした事があるよな。一羽はいつもこの世界で忙しそうに行為をしているけれど、もう一羽の鳥は、もう一羽の鳥といつも一緒にいるけれど、相棒の行為を見ているだけだって。そして、そのいつも静かに横で見ているだけの鳥が、自分の相棒の行為が出来るエネルギーを与えており、実はそっちの鳥の方が真の実在だという話やったよな。それってまだちょっと分かりにくいぜよ。なんで二羽の鳥がいるんや。「裏庭には二羽。庭には二羽、ニワ鳥がいた。」じゃないんやから。
ヨシオ:何やそれ。早口言葉か。もう少し分かりやすく説明すると、二羽の鳥は実は二羽で一羽なんや。それは個霊と太霊の関係と一緒で、二つは切り離せないものなんや。人は自分は自分だと思っているけれど、そう思っている限り自分は自分のままやから、アートマと一緒になれないんや。だから一つが二つに見えるんや。
一本の木に二羽の鳥が止まっています。
ウパニシャッドはそれを、この肉体に入ってこの世界という木に止まる、ジーヴァートマとパラマートマ、すなわち、個人の魂と至高の魂であると述べています。
一羽の鳥はその木の実を食べ、もう一羽の鳥は目撃者として単にそれを見ています。
しかし、驚くべきことに、その鳥は二羽いるように見えても、実際には一羽なのです。それは同一の存在の二相であるがゆえ、二羽を引き離すことはできません。1/1/64
ポニョ:あのね。どこが分かりやすい説明なんや。余計にこんがらがって来たやないの。なんで一つが二つに見えるんや?おいらは陽炎ですか?愛の陽炎という歌や映画があったけれど、見に行って損したぜよ。めちゃ怖い映画やったんや。白装束を着て、愛する人のわら人形を長い釘で刺しながら呪う物語なんやで。今思い出しただけで、寒イボが出て来たぜよ。
ヨシオ:アホやな。なんでそんな怖い映画を、わざわざ金を出してまで見に行くか俺は理解出来ないけどな。
ポニョ:愛の陽炎っていうタイトルに惹かれて行ったんでヤンス。知ってる?カゲロウってアリ地獄が変身した奴やったんやで。
ヨシオ:アリ地獄って、漏斗状の細かい砂に蟻とかの小さな虫が落ちたら出れなくなって、最後に真ん中にいる虫が大きな口を開けて食べてしまうんやろ。そのポニョみたいな大きな口をしている虫をアリ地獄というんやろ。俺の家の周りには、何百とアリ地獄の巣があるで。時々蟻とか小さな虫を捕まえて漏斗状の穴に放り込むんや。すると喜んで食べに来よるな。そのアリ地獄の中にいてる虫がカゲロウになるんか?全然イメージが違うやないか。
ポニョ:自然の不思議やぜよ。知ってた?アリ地獄が虫を食べるところを見るのが好きな人は、サディストなんやで。やっぱりあんたにその気があったんやな。分かる分かる。
ヨシオ:アリ地獄とサディストと一体何の関係があるんや。俺がトライした虫の中で一番大きかったんはテントウムシやったな。穴の底からハサミみたいな口を開けてテントウムシを掴み、底に引きづり込んでたな。あれにはめちゃ驚いたな。テントウムシが可哀想やった。
ポニョ:あんたが放り込んだんやないの。おいらは穴の底に一体どんな虫が潜んでいるのかが知りたくて、穴を掘った事があるぜよ。でも結構深くまで巣を作っているので逃げられたぜよ。
ヨシオ:ポニョも俺と同じような事をやってるやないか。さっきの話に戻るけれど、言葉を変えて言えば、ポニョの体の中に光り輝くアートマがいつもいて、ポニョという肉体や霊体にエネルギーを送り続けてポニョの体が動くようにしてくれているんや。真に肉体を動かしているのはアートマなのに、自分がポニョだと思い込んでいる霊体によって肉体を動かしているのが、ポニョなんや。
つまり、アートマのパワーは先ず霊体に送り届けられて、霊体が力を持ち、その霊体は自分がポニョだと思っているエゴが管理しているので、ポニョだと思い込んでいる霊体が肉体を動かすと、肉体も同時に自分はポニョだと思い込んでしまうんや。面白い事に、ポニョだと思い込んでいる霊体は、ポニョが何度も生まれ変わって徳を積んでいる間に、エゴや欲望が少なくなり、自分がポニョだという感覚が薄れて行くんや。だって実は全ては、アートマ抜きでは出来ないことやろ。
ポニョ:もちろんや。アートマはエネルギーの源やぜよ。
ヨシオ:やがて人は、実は、自分はアートマじゃないかなと悟り始めるんや。そうなるとしめたもので、ポニョだと思い込んでいる霊体が肉体を動かしていたけれど、そうではなく、肉体の姿や形はポニョでも、そのポニョの肉体を通じて、直接アートマが顕現するようになるんや。
そうなると、一見、ポニョが話したり行為しているように見えるけれど、でもアートマがポニョの肉体を100%使って、この世や人に働きかける事が出来るようになるんや。だから人って肉体を持っているけれど、動物と違うのは、人の体はそれが目に見えない神を顕現できるからなんや。そういうふうに100%神がその人に現れた人の事を、生きているうちに神を顕現した人っていうんや。
ポニョ:つまり生き神さんやな。おいらの名前を出して説明してくれたから、なんかおいらが生き神さんになったような気になったぜよ。神の神聖さを自らの肉体を通じて顕現さす事が、一人ひとりの人間の使命なんやな。そうか醜いアリ地獄が美しいカゲロウになるんやな。
サイババさんはもう一羽の鳥のように、いつも一緒におられて、おいら達を静かに眺めておられるんやな。そういや、サイババさんは、人がタバコや酒を止められなかったり、いかがわしい映画などを見るのが趣味な人に、「君がそういう行為をした時に、私も君と一緒にお酒を飲まなくてはいけないから、とても苦しいんだよ」と言われた事があるぜよ。
ヨシオ:確かそれに似たようなエピソードを以前紹介したよな。
ポニョ:そうそう。アル中の人が酒を止めれなかったので、ババさんがその人に、自分が着ているローブのボタンを取って、そのアル中の人にプレゼントされたんや。そしてそのアル中の人はそのサイババさんからもらったボタンを自分のシャツに付けたんや。でもそれ以降、その人が酒を飲む度に、サイババさんから頂いたボタンが濡れている事に気付いたんや。それで不思議に思ってババさんに聞くと、ババさんは、その人がアルコールを飲む度に、自分も飲まなければいけないのでボタンが濡れるんや、なんて言われたよな。
ヨシオ:そんなエピソードやったな。よく覚えているやないか。
ポニョ:おいらも昔は飲兵衛で大好きな大吟醸を金を貯めてチョビチョビ飲んでいたから、呑兵衛の話はよく覚えているんやぜよ。でも知ってる?おいらの地元の池田の呉春という酒は、二級が一番美味いんやで。毎年仕込んだ途端に予約が入ってすぐに売り切れるから、幻の酒とも言われているんやぜよ。
ヨシオ:そんな事は知らんっちゅうに。何が池田の呉春や。酒を飲むと、その人が人間に生まれ変わる前の動物だった時の本能を呼び起こす作用があるんや。だからそんな話は呉春やから止めてくれるか。
ポニョ:後生やからでしょう。字が間違っていますよ。
衝動と本能によって動く人は、正と邪、真実と虚偽を識別する能力を持たず、酒に酔った人のようにこの世をさまよい歩きます。
動物的な本能の持つ影響力はたいそう強く、彼らは本能によって動かされる結果、どのような悲惨な結果に陥るかも分かっていません。
彼らは恥知らずで、誰をも恐れず、ひたすら世俗の快楽を追い続け、快適な世俗的な生活を求めて、贅沢を追い求めることに熱心です。
このような衝動に身を任す者は、自らの理性を働かすこともありませんし、機能もしないでしょう。
絶えず感覚の悦楽を追い求めることにより、心の中の欲望傾向は更に強固となり、より深くしっかりと、根を張って行くのです。
其の者たちは、欲望を満たすために行為をするので、高慢になり、うぬぼれて自分の果たした行為の結果を、人びとに誇らしげに見せびらかします。
欲望に縛られた結果、自らがその奴隷となり、満足するまで富と金を得る為に、最下等の悪い行為ですら平気でやってのけます。
彼らは、富を<神>とみなして崇めます。DVJp87
https://m.youtube.com/watch?v=kmAIyU7AS7Q
全宇宙の中で人間の生命、あるいは人間に似たような生命体が存在する所は、地球以外にありません。
全宇宙に生命が存在しますが、生まれ変わりは全宇宙の中で、地球以外のところで起きることは決してありません。
常に生まれ変わりは地上において起きるのです。
地球上での生命の進化方向は上方に向いているのです。
つまり、人間を経て神に向かうのです。
人間に生まれたおかげで、次のステップは完全な神実現の段階となるのです。
人間としての生命は神聖であり、この上ない貴重な価値を持っているのだ、ということが認識されなければなりません。
(宇宙の他の惑星も含めた)すべての生命は、人間に生まれ変わることを望むことは出来ます。
そして人間に生まれることによって初めて、神実現が可能になるのです。CWSSBJp273
ポニョ:日本は政界編成で大変やぜよ。安倍と同じ日本会議のメンバーである小池が、民進党のリベラル派を一掃する為に、中国との緊張を作り出したアメリカの手先、前原と一芝居組んで烏合の衆ばかりの「ゴキブリホイホイ失望の党」を作り、一気に戦争が出来る国にしようとしているんや。
ヨシオ: なんやねん?その「ゴキブリホイホイ失望の党」って。
ポニョ:その為にマスコミを全て動員し、安倍下ろしと、小池持ち上げをやっているんや。テレビをつければ小池ばかりやぜよ。安倍は、ロシアと平和安全条約を結ぼうとしたから、アメリカの戦争屋から睨まれて捨てられたんや。
ヨシオ:俺はそういう事には全然興味が無いから、どっちでもええ事やけれど、ポニョの地元の箕面自由学園の山本くんはどうなってるんや。
ポニョ:民進党のリベラル派や社民党などと組んで、新党を立ち上げるのがベストやけれど、まだ何も決めていないようやな。共同代表の小沢が狸やし。何れにしても、日本は安倍の持ち株会社であるムサシによる不正投票がまかり通っているから、どこに投票しても一緒なんやけれど、今回そのムサシがどう出るか見ものやぜよ。まあ、日本は上手く支配層の連中にコントロールされて、利権や陰謀が渦巻いているから、一度、大掃除しなくてはいけない国やぜよ。
ところで痛風の方はどうですか?少しは歩けるようになった?
ヨシオ:二、三日前にかなり良くなり、暖炉で燃やす薪が足りなくなったので、チェーンソーで倒木を切っていたら、また足首が腫れて歩けなくなったんや。それで今はゆっくりと養生してる。
ポニョ:あんたはすぐに無理をするから。
ヨシオ:問題は、貧血が酷くて腫れている足を冷やして寝ると、足を温めようと心臓が血液をたくさん足に送るやろ。そうすると心拍数が百ぐらいになって寝れなくなるんや。痛風と貧血は相性が悪いな。普段でも九十は超えているからしんどいけれどな。昨夜は夜にトイレに行った帰り、貧血になってぶっ倒れそうになったし。
ポニョ:それは危険が危ないズラ。夜、トイレに行って貧血になって気を失うケースはとても多いんやで。それにどんな病気でも相性が良い病気なんて無いズラ。まあ、しっかりと養生して下さい。おいらの知り合いも、両足首が同時多発痛風になったけれど、治るまで一ヶ月半苦しんでいたぜよ。あんたは、それに両膝や、両アキレス腱まで痛風になっているから三ヶ月ぐらいかかるかも。
ヨシオ:おいおい。そんな事を言って脅すなよ。やらなければいけない事がたくさんあるのに。ところで一昨日面白い夢を見たんや。
天使がやって来て、「もうすぐしたら、たくさんの人たちがやって来るので、サイの教えをしっかりと頭に叩き込み、新しいバジャンを学び、今まで知っているバジャンを整理して小さなノートブックに書き込みなさい。」と言われたんや。それですぐに小さなノートブックを探して来て、俺が知っているたくさんのバジャンの歌詞を二日かかって書き込んだんや。そうすればタブラを演奏しながら歌えるやろ。
ポニョ:足が動かせないから、そんな仕事をもらったんやろな。あんたは人使いが荒いボスを持っているんやな。という事で今日の話題に入りますが、以前、二羽の鳥の話をした事があるよな。一羽はいつもこの世界で忙しそうに行為をしているけれど、もう一羽の鳥は、もう一羽の鳥といつも一緒にいるけれど、相棒の行為を見ているだけだって。そして、そのいつも静かに横で見ているだけの鳥が、自分の相棒の行為が出来るエネルギーを与えており、実はそっちの鳥の方が真の実在だという話やったよな。それってまだちょっと分かりにくいぜよ。なんで二羽の鳥がいるんや。「裏庭には二羽。庭には二羽、ニワ鳥がいた。」じゃないんやから。
ヨシオ:何やそれ。早口言葉か。もう少し分かりやすく説明すると、二羽の鳥は実は二羽で一羽なんや。それは個霊と太霊の関係と一緒で、二つは切り離せないものなんや。人は自分は自分だと思っているけれど、そう思っている限り自分は自分のままやから、アートマと一緒になれないんや。だから一つが二つに見えるんや。
一本の木に二羽の鳥が止まっています。
ウパニシャッドはそれを、この肉体に入ってこの世界という木に止まる、ジーヴァートマとパラマートマ、すなわち、個人の魂と至高の魂であると述べています。
一羽の鳥はその木の実を食べ、もう一羽の鳥は目撃者として単にそれを見ています。
しかし、驚くべきことに、その鳥は二羽いるように見えても、実際には一羽なのです。それは同一の存在の二相であるがゆえ、二羽を引き離すことはできません。1/1/64
ポニョ:あのね。どこが分かりやすい説明なんや。余計にこんがらがって来たやないの。なんで一つが二つに見えるんや?おいらは陽炎ですか?愛の陽炎という歌や映画があったけれど、見に行って損したぜよ。めちゃ怖い映画やったんや。白装束を着て、愛する人のわら人形を長い釘で刺しながら呪う物語なんやで。今思い出しただけで、寒イボが出て来たぜよ。
ヨシオ:アホやな。なんでそんな怖い映画を、わざわざ金を出してまで見に行くか俺は理解出来ないけどな。
ポニョ:愛の陽炎っていうタイトルに惹かれて行ったんでヤンス。知ってる?カゲロウってアリ地獄が変身した奴やったんやで。
ヨシオ:アリ地獄って、漏斗状の細かい砂に蟻とかの小さな虫が落ちたら出れなくなって、最後に真ん中にいる虫が大きな口を開けて食べてしまうんやろ。そのポニョみたいな大きな口をしている虫をアリ地獄というんやろ。俺の家の周りには、何百とアリ地獄の巣があるで。時々蟻とか小さな虫を捕まえて漏斗状の穴に放り込むんや。すると喜んで食べに来よるな。そのアリ地獄の中にいてる虫がカゲロウになるんか?全然イメージが違うやないか。
ポニョ:自然の不思議やぜよ。知ってた?アリ地獄が虫を食べるところを見るのが好きな人は、サディストなんやで。やっぱりあんたにその気があったんやな。分かる分かる。
ヨシオ:アリ地獄とサディストと一体何の関係があるんや。俺がトライした虫の中で一番大きかったんはテントウムシやったな。穴の底からハサミみたいな口を開けてテントウムシを掴み、底に引きづり込んでたな。あれにはめちゃ驚いたな。テントウムシが可哀想やった。
ポニョ:あんたが放り込んだんやないの。おいらは穴の底に一体どんな虫が潜んでいるのかが知りたくて、穴を掘った事があるぜよ。でも結構深くまで巣を作っているので逃げられたぜよ。
ヨシオ:ポニョも俺と同じような事をやってるやないか。さっきの話に戻るけれど、言葉を変えて言えば、ポニョの体の中に光り輝くアートマがいつもいて、ポニョという肉体や霊体にエネルギーを送り続けてポニョの体が動くようにしてくれているんや。真に肉体を動かしているのはアートマなのに、自分がポニョだと思い込んでいる霊体によって肉体を動かしているのが、ポニョなんや。
つまり、アートマのパワーは先ず霊体に送り届けられて、霊体が力を持ち、その霊体は自分がポニョだと思っているエゴが管理しているので、ポニョだと思い込んでいる霊体が肉体を動かすと、肉体も同時に自分はポニョだと思い込んでしまうんや。面白い事に、ポニョだと思い込んでいる霊体は、ポニョが何度も生まれ変わって徳を積んでいる間に、エゴや欲望が少なくなり、自分がポニョだという感覚が薄れて行くんや。だって実は全ては、アートマ抜きでは出来ないことやろ。
ポニョ:もちろんや。アートマはエネルギーの源やぜよ。
ヨシオ:やがて人は、実は、自分はアートマじゃないかなと悟り始めるんや。そうなるとしめたもので、ポニョだと思い込んでいる霊体が肉体を動かしていたけれど、そうではなく、肉体の姿や形はポニョでも、そのポニョの肉体を通じて、直接アートマが顕現するようになるんや。
そうなると、一見、ポニョが話したり行為しているように見えるけれど、でもアートマがポニョの肉体を100%使って、この世や人に働きかける事が出来るようになるんや。だから人って肉体を持っているけれど、動物と違うのは、人の体はそれが目に見えない神を顕現できるからなんや。そういうふうに100%神がその人に現れた人の事を、生きているうちに神を顕現した人っていうんや。
ポニョ:つまり生き神さんやな。おいらの名前を出して説明してくれたから、なんかおいらが生き神さんになったような気になったぜよ。神の神聖さを自らの肉体を通じて顕現さす事が、一人ひとりの人間の使命なんやな。そうか醜いアリ地獄が美しいカゲロウになるんやな。
サイババさんはもう一羽の鳥のように、いつも一緒におられて、おいら達を静かに眺めておられるんやな。そういや、サイババさんは、人がタバコや酒を止められなかったり、いかがわしい映画などを見るのが趣味な人に、「君がそういう行為をした時に、私も君と一緒にお酒を飲まなくてはいけないから、とても苦しいんだよ」と言われた事があるぜよ。
ヨシオ:確かそれに似たようなエピソードを以前紹介したよな。
ポニョ:そうそう。アル中の人が酒を止めれなかったので、ババさんがその人に、自分が着ているローブのボタンを取って、そのアル中の人にプレゼントされたんや。そしてそのアル中の人はそのサイババさんからもらったボタンを自分のシャツに付けたんや。でもそれ以降、その人が酒を飲む度に、サイババさんから頂いたボタンが濡れている事に気付いたんや。それで不思議に思ってババさんに聞くと、ババさんは、その人がアルコールを飲む度に、自分も飲まなければいけないのでボタンが濡れるんや、なんて言われたよな。
ヨシオ:そんなエピソードやったな。よく覚えているやないか。
ポニョ:おいらも昔は飲兵衛で大好きな大吟醸を金を貯めてチョビチョビ飲んでいたから、呑兵衛の話はよく覚えているんやぜよ。でも知ってる?おいらの地元の池田の呉春という酒は、二級が一番美味いんやで。毎年仕込んだ途端に予約が入ってすぐに売り切れるから、幻の酒とも言われているんやぜよ。
ヨシオ:そんな事は知らんっちゅうに。何が池田の呉春や。酒を飲むと、その人が人間に生まれ変わる前の動物だった時の本能を呼び起こす作用があるんや。だからそんな話は呉春やから止めてくれるか。
ポニョ:後生やからでしょう。字が間違っていますよ。
衝動と本能によって動く人は、正と邪、真実と虚偽を識別する能力を持たず、酒に酔った人のようにこの世をさまよい歩きます。
動物的な本能の持つ影響力はたいそう強く、彼らは本能によって動かされる結果、どのような悲惨な結果に陥るかも分かっていません。
彼らは恥知らずで、誰をも恐れず、ひたすら世俗の快楽を追い続け、快適な世俗的な生活を求めて、贅沢を追い求めることに熱心です。
このような衝動に身を任す者は、自らの理性を働かすこともありませんし、機能もしないでしょう。
絶えず感覚の悦楽を追い求めることにより、心の中の欲望傾向は更に強固となり、より深くしっかりと、根を張って行くのです。
其の者たちは、欲望を満たすために行為をするので、高慢になり、うぬぼれて自分の果たした行為の結果を、人びとに誇らしげに見せびらかします。
欲望に縛られた結果、自らがその奴隷となり、満足するまで富と金を得る為に、最下等の悪い行為ですら平気でやってのけます。
彼らは、富を<神>とみなして崇めます。DVJp87
https://m.youtube.com/watch?v=kmAIyU7AS7Q