ポニョ:このブログを始めた時から応援して下さっているさわこさんが長野の御自分の自宅でバジャン会とヴェーダを唱える練習を始めると連絡があったぜよ。再婚された旦那さんとあんたが知り合いやって言っておられたけれど、どこで知り合ったんや。
ヨシオ:二十二、三年前に、俺たち家族がホワイトフィールドのサイババさんのアシュラムに滞在していた時に、毎日のように熱心に俺の話を聞きに、インド人か日本人か分からんような肌の色が黒い方が来られていたんや。俺が不思議に思って聞くと、信州のスキー場で雪上車のドライバーの仕事をしているので日焼けしている九州男児ですって言っておられたな。
ポニョ:松岡さんって言われるんやろ。今ではサワコさんとの間にお子さんも出来て、幸せに暮らしておられるぜよ。今住んでおられる綺麗な二階建ての家の二階でバジャン会をされるんやて。その家は屋根から光を取り入れている設計で、人体の相似形のような造りで気に入っておられるんやて。将来、旦那さんは得意の足圧マッサージをそこで開業したいなって言っておられたぜよ。
ヨシオ:人の家の事にえらい詳しいやないか。でも昔から知っている古い帰依者の人達が、こうして活躍されているのを聞くと嬉しいよな。
ポニョ:という事で、会場は長野の茅野市湖東にある「けろっく」というパン屋さんの斜め前にある二階建ての家です。明日夕方五時からヴェーダの練習とバジャン会をされるそうですので、お近くの方はどうぞ。詳しくはサワコさんのブログで。http://ameblo.jp/premasaibaba/
記事に戻るけれど、前回の話でこんな興味ある事を言っておられたぜよ。「神は自分がまとった姿を用いて、アヴァターの使命を果たします。これはどの時代にも起こります。」って。ババは肉体を脱ぎ捨てられました。ハイもう、ババ様は目には見えませんよ。特別な修行をした人か、霊体の存在を感じる事が出来る人、またはババの微細体を見れる人にしかババ様を見たり、話を聞いたりすることが出来ません。君たちはババ様の微細体を見たり、感じれないんですか?そうですか。修行が足りませんね。もっと修行に励んで下さいね。とかなんとか言っているけれど、ババははっきり、御自分がまとった御姿で全ての人々の目の前で見えるようにアバターの使命を果たされるんや。だからもうすぐ、再降臨されてその肉体を持っておられた時の、御姿で大空に現れたり、山脈を持ち上げたり、何千もの体になって世界中に現れたりされるんやぜよ。
ヨシオ:そういう事やろな。
ポニョ:でも毎年、今年こそは現れられるだろうって思うけれど、まだ現れそうにないよな。
ヨシオ:結婚式のお色直しみたいなもので、花嫁さんは綺麗なドレスに着替えお化粧をやり直して披露宴にもう一度御姿を現わすには、時間がかかるんやぜよ。綺麗な色直しをすればするほど、時間がかかるんや。だからもうちょっと待ちなさい。
ポニョ:世界が本当にややこしくなって来ているぜよ。自称エリートたちが発行し、毎年、奴らが世界でどんな悪さをするかを表紙いっぱい絵に描いている経済雑誌エコノミーの三十年前に描かれた絵に、来年、新しい世界通貨を発行するっていう予言の絵が描いてあるのを見つけたぜよ。だから今年、世界経済をドンと落とすつもりなんやぜよ。ババが降臨されるのはその後やろな。もうちょい辛抱せなあかんかな。ガマンガマン。ダルシャンでババが出てこられているのをじっと待っているような気分やぜよ。というわけで、クリシュナのお話です。
クリシュナ神が生涯を共にしたヤーダヴァ族は、自分たちのエゴと憎悪のために滅亡しました。最後に、クリシュナ神は人間の衣を捨て、神の住処へと旅立ちました。その出来事をなすすべもなく見ていたアルジュナは、沈み込んですすり泣きました。愛しい神であり、友であり、哲人であり、指導者であったクリシュナ神との別離に耐えられず、アルジュナは泣き叫びました。
「おお! クリシュナ! あなたは、つねに私を守護しくださいました。あなたが天界の住処にお発ちになった今、私は誰に庇護を求めればよいのですか?」
アルジュナも、結局は、悲しみで時を過ごす無益さを悟り、ハスティナープラ〔クルクシェートラの首都〕に戻ることにしました。
ドワーラカーの都は、完全なる崩壊の様相を呈していました。ヤーダヴァ族は全滅していました。アルジュナは、そのような状況の中で自分はどうしたらよいのか分かりませんでした。アルジュナは、きっと母クンティーがクリシュナ神とヤーダヴァ族の人々の暮らし向きについて尋ねてくるだろうと、思いを巡らせました。多くの問いかけが頭に浮かんできましたが、アルジュナはそのどれにも答えることはできませんでした。
最終的に、アルジュナは神の命令により、ゴーピカー〔牛飼いの女性〕たちを全員集め、ドワーラカーを出て歩き始めました。途中、突如として、アルジュナとゴーピカーたちは森に住む遊牧民の集団に囲まれてしまいました。実に奇妙なことに、アルジュナは自分の弓、ガーンディーヴァを持ち上げることさえできず、愕然としました! クルクシェートラの戦いで敵軍の陣をやすやすと打ち破った偉大な戦士、アルジュナが、今やガーンディーヴァを持ち上げることさえできなかったのです。アルジュナは自らの無力さを嘆いて、クリシュナ神に祈りました。
「おお! クリシュナ神よ! 私の力はどうしてしまったのでしょう? 私の力はいったいどこに行ってしまったのでしょう?」
それに対して、アルジュナは自ら答えを出しました。
「私に力を授けてくださったお方が、今、それを持っていったのだ」
まったく無力となったアルジュナは、苦悩して最後にこうクリシュナ神に祈りました。
「ああ! 神よ! あなたは、ご自身であなたのゴーピカーたちを守らねばなりません。私は無力なのですから」
ようやくアルジュナは、クリシュナ神の聖なる恩寵によって野蛮人たちの手から救われた何人かのゴーピカーたちと共に、ハスティナープラにたどり着きました。そこでアルジュナが見たものは、絶望しきっている人々でした。アルジュナには人々の悲しみの理由が分かりませんでした。
一方、ダルマラージャ〔パーンダヴァ兄弟の長兄〕は、アルジュナからクリシュナ神の息災を聞きたくて仕方ありませんでした。アルジュナは答えました。
「起こったことをすべて詳細に話しましょう」
けれども、母クンティーは、どうしてもクリシュナ神の無事を聞きたいと思いました。クンティーは尋ねました。
「息子よ! アルジュナよ! 私の愛するクリシュナは無事なのですか? どうか私にドワーラカーでの滞在中に起こったことを、すべて話しておくれ」
クンティーは、しきりに事実を知りたがりましたが、アルジュナには、やはり真実を明かすことができませんでした。結局、アルジュナは心を静めて、クリシュナ神が天界の住処に発たれたこと、そして、その後の事の次第をすべて語りました。
クリシュナ神がこの世の肉体を脱ぎ捨てたことをアルジュナが明かした瞬間、母クンティーは悲しみに耐え切れず、腰掛けていた寝台の上に倒れました。ダルマラージャがそばに駆け寄り、こう言って慰めようとしました。
「母上! 起こるべきことが起こったまでです。これらはすべて、クリシュナ神の聖なるリーラー〔戯れ〕なのです。事態を嘆いたとて何の役にも立ちません。どうか起き上がってください」
しかし、母クンティーは返事をしませんでした。ダルマラージャは母がこの世の肉体を去ったことに気づきました。そこで、母の頭を膝に乗せ、弟たち全員を呼びました。そして、弟たちに母クンティーの葬儀の指示を与えました。それと同時に、後継者である若いパリークシット王子〔アルジュナの息子であるアビマンニュとウッタラーの子〕がハスティナープラの王となるための戴冠式に必要な手配の指示をしました。
その後、ダルマラージャは弟のナクラとサハデーヴァをそばに呼んで、パーンダヴァ兄弟のヒマラヤへのマハープラスターナ(大いなる行進)〔死ぬための歩行〕の用意をするように言いつけました。
これらに立ち会っていたパーンダヴァ兄弟の妃ドラウパディーは、もはや心の平静を保つことができませんでした。一方ではクリシュナ神の死去、そして、もう一方では突然の母クンティーの急逝という、二重の死に耐えられなかったのです。
ダルマラージャはアルジュナを呼んで、母クンティーの遺体の火葬の準備をするよう指示しました。アルジュナはそれに従いました。兄弟たちは悲しみを抑えることができませんでした。兄弟はクリシュナ神と愛する母を失い、二つの悲しみで涙を流しました。
ダルマラージャは、焼き物でできた壷に火を入れて携え、葬列を先導しました。その当時も現代と同じ慣わしが行われていたのです。葬列が進むにつれ、ハスティナープラの人々は感情を抑えられなくなりました。ついにクンティーの遺体が火葬場の薪の上に置かれ、ダルマラージャは薪に火をつけました。クンティーの体は瞬く間に火の中で葬られました。そして、パーンダヴァ兄弟は家路に就きました。
https://m.youtube.com/watch?v=uDFfkqNs6YE
ヨシオ:二十二、三年前に、俺たち家族がホワイトフィールドのサイババさんのアシュラムに滞在していた時に、毎日のように熱心に俺の話を聞きに、インド人か日本人か分からんような肌の色が黒い方が来られていたんや。俺が不思議に思って聞くと、信州のスキー場で雪上車のドライバーの仕事をしているので日焼けしている九州男児ですって言っておられたな。
ポニョ:松岡さんって言われるんやろ。今ではサワコさんとの間にお子さんも出来て、幸せに暮らしておられるぜよ。今住んでおられる綺麗な二階建ての家の二階でバジャン会をされるんやて。その家は屋根から光を取り入れている設計で、人体の相似形のような造りで気に入っておられるんやて。将来、旦那さんは得意の足圧マッサージをそこで開業したいなって言っておられたぜよ。
ヨシオ:人の家の事にえらい詳しいやないか。でも昔から知っている古い帰依者の人達が、こうして活躍されているのを聞くと嬉しいよな。
ポニョ:という事で、会場は長野の茅野市湖東にある「けろっく」というパン屋さんの斜め前にある二階建ての家です。明日夕方五時からヴェーダの練習とバジャン会をされるそうですので、お近くの方はどうぞ。詳しくはサワコさんのブログで。http://ameblo.jp/premasaibaba/
記事に戻るけれど、前回の話でこんな興味ある事を言っておられたぜよ。「神は自分がまとった姿を用いて、アヴァターの使命を果たします。これはどの時代にも起こります。」って。ババは肉体を脱ぎ捨てられました。ハイもう、ババ様は目には見えませんよ。特別な修行をした人か、霊体の存在を感じる事が出来る人、またはババの微細体を見れる人にしかババ様を見たり、話を聞いたりすることが出来ません。君たちはババ様の微細体を見たり、感じれないんですか?そうですか。修行が足りませんね。もっと修行に励んで下さいね。とかなんとか言っているけれど、ババははっきり、御自分がまとった御姿で全ての人々の目の前で見えるようにアバターの使命を果たされるんや。だからもうすぐ、再降臨されてその肉体を持っておられた時の、御姿で大空に現れたり、山脈を持ち上げたり、何千もの体になって世界中に現れたりされるんやぜよ。
ヨシオ:そういう事やろな。
ポニョ:でも毎年、今年こそは現れられるだろうって思うけれど、まだ現れそうにないよな。
ヨシオ:結婚式のお色直しみたいなもので、花嫁さんは綺麗なドレスに着替えお化粧をやり直して披露宴にもう一度御姿を現わすには、時間がかかるんやぜよ。綺麗な色直しをすればするほど、時間がかかるんや。だからもうちょっと待ちなさい。
ポニョ:世界が本当にややこしくなって来ているぜよ。自称エリートたちが発行し、毎年、奴らが世界でどんな悪さをするかを表紙いっぱい絵に描いている経済雑誌エコノミーの三十年前に描かれた絵に、来年、新しい世界通貨を発行するっていう予言の絵が描いてあるのを見つけたぜよ。だから今年、世界経済をドンと落とすつもりなんやぜよ。ババが降臨されるのはその後やろな。もうちょい辛抱せなあかんかな。ガマンガマン。ダルシャンでババが出てこられているのをじっと待っているような気分やぜよ。というわけで、クリシュナのお話です。
クリシュナ神が生涯を共にしたヤーダヴァ族は、自分たちのエゴと憎悪のために滅亡しました。最後に、クリシュナ神は人間の衣を捨て、神の住処へと旅立ちました。その出来事をなすすべもなく見ていたアルジュナは、沈み込んですすり泣きました。愛しい神であり、友であり、哲人であり、指導者であったクリシュナ神との別離に耐えられず、アルジュナは泣き叫びました。
「おお! クリシュナ! あなたは、つねに私を守護しくださいました。あなたが天界の住処にお発ちになった今、私は誰に庇護を求めればよいのですか?」
アルジュナも、結局は、悲しみで時を過ごす無益さを悟り、ハスティナープラ〔クルクシェートラの首都〕に戻ることにしました。
ドワーラカーの都は、完全なる崩壊の様相を呈していました。ヤーダヴァ族は全滅していました。アルジュナは、そのような状況の中で自分はどうしたらよいのか分かりませんでした。アルジュナは、きっと母クンティーがクリシュナ神とヤーダヴァ族の人々の暮らし向きについて尋ねてくるだろうと、思いを巡らせました。多くの問いかけが頭に浮かんできましたが、アルジュナはそのどれにも答えることはできませんでした。
最終的に、アルジュナは神の命令により、ゴーピカー〔牛飼いの女性〕たちを全員集め、ドワーラカーを出て歩き始めました。途中、突如として、アルジュナとゴーピカーたちは森に住む遊牧民の集団に囲まれてしまいました。実に奇妙なことに、アルジュナは自分の弓、ガーンディーヴァを持ち上げることさえできず、愕然としました! クルクシェートラの戦いで敵軍の陣をやすやすと打ち破った偉大な戦士、アルジュナが、今やガーンディーヴァを持ち上げることさえできなかったのです。アルジュナは自らの無力さを嘆いて、クリシュナ神に祈りました。
「おお! クリシュナ神よ! 私の力はどうしてしまったのでしょう? 私の力はいったいどこに行ってしまったのでしょう?」
それに対して、アルジュナは自ら答えを出しました。
「私に力を授けてくださったお方が、今、それを持っていったのだ」
まったく無力となったアルジュナは、苦悩して最後にこうクリシュナ神に祈りました。
「ああ! 神よ! あなたは、ご自身であなたのゴーピカーたちを守らねばなりません。私は無力なのですから」
ようやくアルジュナは、クリシュナ神の聖なる恩寵によって野蛮人たちの手から救われた何人かのゴーピカーたちと共に、ハスティナープラにたどり着きました。そこでアルジュナが見たものは、絶望しきっている人々でした。アルジュナには人々の悲しみの理由が分かりませんでした。
一方、ダルマラージャ〔パーンダヴァ兄弟の長兄〕は、アルジュナからクリシュナ神の息災を聞きたくて仕方ありませんでした。アルジュナは答えました。
「起こったことをすべて詳細に話しましょう」
けれども、母クンティーは、どうしてもクリシュナ神の無事を聞きたいと思いました。クンティーは尋ねました。
「息子よ! アルジュナよ! 私の愛するクリシュナは無事なのですか? どうか私にドワーラカーでの滞在中に起こったことを、すべて話しておくれ」
クンティーは、しきりに事実を知りたがりましたが、アルジュナには、やはり真実を明かすことができませんでした。結局、アルジュナは心を静めて、クリシュナ神が天界の住処に発たれたこと、そして、その後の事の次第をすべて語りました。
クリシュナ神がこの世の肉体を脱ぎ捨てたことをアルジュナが明かした瞬間、母クンティーは悲しみに耐え切れず、腰掛けていた寝台の上に倒れました。ダルマラージャがそばに駆け寄り、こう言って慰めようとしました。
「母上! 起こるべきことが起こったまでです。これらはすべて、クリシュナ神の聖なるリーラー〔戯れ〕なのです。事態を嘆いたとて何の役にも立ちません。どうか起き上がってください」
しかし、母クンティーは返事をしませんでした。ダルマラージャは母がこの世の肉体を去ったことに気づきました。そこで、母の頭を膝に乗せ、弟たち全員を呼びました。そして、弟たちに母クンティーの葬儀の指示を与えました。それと同時に、後継者である若いパリークシット王子〔アルジュナの息子であるアビマンニュとウッタラーの子〕がハスティナープラの王となるための戴冠式に必要な手配の指示をしました。
その後、ダルマラージャは弟のナクラとサハデーヴァをそばに呼んで、パーンダヴァ兄弟のヒマラヤへのマハープラスターナ(大いなる行進)〔死ぬための歩行〕の用意をするように言いつけました。
これらに立ち会っていたパーンダヴァ兄弟の妃ドラウパディーは、もはや心の平静を保つことができませんでした。一方ではクリシュナ神の死去、そして、もう一方では突然の母クンティーの急逝という、二重の死に耐えられなかったのです。
ダルマラージャはアルジュナを呼んで、母クンティーの遺体の火葬の準備をするよう指示しました。アルジュナはそれに従いました。兄弟たちは悲しみを抑えることができませんでした。兄弟はクリシュナ神と愛する母を失い、二つの悲しみで涙を流しました。
ダルマラージャは、焼き物でできた壷に火を入れて携え、葬列を先導しました。その当時も現代と同じ慣わしが行われていたのです。葬列が進むにつれ、ハスティナープラの人々は感情を抑えられなくなりました。ついにクンティーの遺体が火葬場の薪の上に置かれ、ダルマラージャは薪に火をつけました。クンティーの体は瞬く間に火の中で葬られました。そして、パーンダヴァ兄弟は家路に就きました。
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