昨日 布田天神骨董市を覗いて見た。 ここはガラクタ市に近いかも知れないな。 好みに合う物は余り置いて無い事が多い。 今回も買う物が無い。 そこでCDを買って見た。 ドボルザークのセット物CDだった。 5枚入って500円だった。 お金を払ってから中を確認して見た。 すると中の1枚が無い。 こう言う事はよくある事で注意が必要だ。 業者も事前にチェックしているのか いないのか判らないが 多分知っていても 知らん振りして居るのかも知れない。 そこで買うのは止めた。 セット物で欠けが有ると つまらないからだ。 仕方なく このヘンデルのCDを購入した。 200円だった。 これはかなり古い物だろう。 骨董市やフリーマーケットで古CDを買う場合は 抜き取りに注意した方が良いと思う。
私の持っている余り材で 子供椅子を作った。 なんか 随分大げさで ごつい感じになった。 材は 大半は欅 座面はタブ 背板は多分タモだろう。 欅は硬い材なので ホゾは若干緩めに作らないと 硬いと 組立に苦労する。 足には畳み摺りを付けて 後ろにヒックリ返り難くしている。 小さい子供が座り 普通の食卓で 家族全員が顔を見ながら食事する為に座面を高くして有る。 幅 335ミリ 奥行370ミリ 高さ 800ミリ 座面 535ミリ として制作した。 これで我が家のテーブルでは肘掛がテーブル天板の下に入る高さだが他のテーブルではどうなのか確認する必要が有る。 我家には小さい子供が居なくて 座らせて試す事が出来ない。 近所の子供で確認して見たいのだが 難しい。 この椅子はこれで二脚目になる。 椅子は結構難しい物だ。
この鉋は大和骨董市で入手した。 まあまあそこそこ切れる鉋だが 引きは重い様に思う。要するに余り切れないと言う事だろう。 研ぎ直しているとこの程度まで削れる様になった。 しかし 削っていくとどうもしゃくれる様に削れる。 刃が材に食い込んで重くなり それが解消されて薄く削れたり 波打つ様に削れる事がある。 どうも刃口が広いのにも原因が有るかも知れない。 刃が台にしっかり止まって無い事も有るだろう。 要するに台を作り直せば良いのかも知れない。 それで改善された鉋もある。 しかしだ 早々台を作って居られない。 材も足りないし時間も掛かるからだ。 今回は刃が鋭く研げて無いから引きが重いと考えた。 そこで刃の裏を重点に研ぎ直した。 刃を砥石に載せて 縦研ぎして見た。 刃先全体にダレが無い様に注意した。 これで削って見るとこの写真の状態より 更に軽く薄く削れる様だ。 今回も刃裏の研ぎがいかに大切か理解した。 私の扱う鉋は 中古品で錆が有る物が殆どで この錆取りに苦労する。 完全に錆を取るには何度も研ぎ直しが必要だ。 これで小次郎鉋も普通には良く削れる鉋だと 判った。 しかし台の背の馴染みが良くないので 出来れば 台を作り直してやりたいのだが。 まあもう少し先の事になるだろう。
今日は久し振りに天気が良い。 午後から散歩に行こうかと思う。 朝方は意外と涼しい様だ。 さてと 先日友達から この砥石を譲ってもらった。 これはキングハイパ―の#1000 軟口の様だ。 一度は使って見たかったが、水に漬けておくと言うのが面倒で 使った事は無かった。 今度試して見よう。 評判は良いと聞く。 この砥石は台が無かった。 そこで 自分の使い古しの刃の黒幕#1500の台に 貼り付けて見た。 接着はボンドSUを使った。 これで上手く着くかどうか試して見た。 台には研ぎ汁が付いて汚くなるので周りに 百円ショップで売る 水性ニスを塗っている。 まあ効果は有るかどうか判らないが試して居る。 最近やっと出来上がった所で まだ使って無い。 今使う刃の黒幕#2000は後5ミリ位しか残りが無いので 使い切ったらこれに替えよう。 刃の黒幕は もう少しだが やはり 一部に割れが入ってしまった。 研いでいると動くので 瞬間接着剤を割れ目に流し込み 何とか固定しているが やはり今一良くない。 中砥石をこんなに消費するとは思わなかった。
この鉋の下端を均して 刃を研ぎ直した。 刃先がだれている様だ。 少し裏出ししてから裏押しした。 裏の幅が少し広がってしまった。 一枚刃の鉋にしては 裏が広い様に思うが仕方ない。 二寸幅有るので 直線に綺麗に研ぐのは私の腕では難しい。 一度目は全く切れなかったが、何度か研ぎ直していると 少し切れる様になって来た。 比較的研ぎ易い刃の様に思う。 削り材はホームセンターの2×4材と思われる物。 まあ取敢えずこの程度削れる。 やはり上手く削れると 嬉しい。 これで何度か 研ぎ直して削っていれば更に良くなると期待している。 延鶴の銘を考えると、 千代鶴延国の関係者が 作った物かな。 鶴と延が入っているからだ。 やはり未使用の刃を使った鉋は気持ち良い。
またまた鉋一丁を入手した。 今日は富岡八幡骨董市に行った。 天気も良いのだが業者の数は比較的少ない。 業者も連休で何処かに遊びに行ったのかも知れない。 この伊助鉋を入手した。 裏刃付で 500円だった。 この鉋保管状態が良かったのか 錆も少ない様だ。他の鉋と比較しても状態は良い。 軽く研ぎ直したが 裏の錆も無く綺麗に研げた。 珍しい事だ。 刃幅65ミリ 全長は70ミリ程度で かなり使い込んで有る。 台もそれなりに減っているが 割れやその他不具合は無い。 取敢えずこのまま整備して試し削りして 良ければ台を替える事を検討しよう。 伊助を調べると佐藤さんの名前が出てくる。 新潟の鉋の様だ。 表の馴染み側に例の縄目の様な滑り止めが有る。 それに刻印も大きくて 深いからやはり新潟の鉋だろうと判断している。 これが佐藤さんの物かどうか判断出来ないが、新潟の物には違い有るまい。
この鋸は 何処で入手したか忘れた。 この時の為にブログに情報を登録したと思うが検索しても出て来ない。 まあ良いとしよう。 新聞紙に巻いて保管して有り それ程錆びて無い様に思う。 最近鋸の目立ての練習を行っているので、この鋸を引っ張り出して 目立てして見た。 片刃だが 多分尺一寸ぐらい有る鋸なので 目も大きい。 目立ては比較的楽な方だろうか。 目立て後庭に有る丸太を切って見ると案外良く切れる様だ。 まあ材料取りには使えそうだ。 しかし鋸目が揃った形にならないのは まだ摺り込みの手にブレが有るからだろう。 特にやり方を教えてくれる人も居ないので 新品の鋸の目を見てそれと同じ形になる様にしているが、 既に何度か目立てして有る様で、目の形が崩れていたり、目が欠けている所の有り 綺麗には揃わない物だ。 後はあさりの出し方をどうするか研究している。まあ切れなければ もう一度やり直せば良いので、余り気にせず 練習と思いやっている。ある程度リズムに乗って 一気にやった方が良さそうだ。
町田骨董市で購入した 鉋刃 延鶴の為に台を制作した。 今回の材は 京都から取り寄せた樫材を使った。 台は追い柾の材料取りになる。 全長280ミリ 幅90ミリ 厚み30ミリ 刃は八分勾配とした。 今回も一枚刃で仕込んで有る。 後1ミリで刃が出る所まで入れて 暫く馴染ませている。 もう少ししたら下端を均して削って見よう。 余り急ぐとろくな事は無いので、焦らずゆっくりやろう。 切れる鉋なら良いのだが。 はたして誰が作った物か。 よく似た物も有るが 由来は不明。
先日町田骨董市でこの砥石らしき物を買った。 300円だった。 業者に聞くと何か刀剣を研磨する仕事をする人が持ち込んだ物と言う。 形の悪い出っ張り部分を切り取った所の様に思う。 まあ仕上げ砥石の仲間だろう。 そこで名倉砥石として使って見る事にした。 ひび割れも 欠けも有るから 何か養生が必要だ。 そこで百円ショップ ダイソーに行き水性ニスを購入した。 これを石に塗り付ける。 更に和紙を切りこの水性ニスを塗りつけて貼り付けた。 これで落としても粉々になる事は無いだろう。 出来あがったのがこれで 底面は5センチ×4センチ程度有る。 高さは6センチ程度で手頃な大きさだ。 名倉として機能するかまだ試して無い。 まあ使えない事は無いだろう。 処でこの水性ニスは安い割に色々役に立つ優れものだ。
この鉋は湯沢さんの作った物だろうか。 何となく違うだろうと思う。 湯沢さんの鉋は湯沢とハッキリ書いて有った様に思う。 以前そう書いて有る鉋を持っていたが、人に譲ってしまった。 最近もこの鉋を取り出して研ぎ直し削って見た。 まあまあそれなりには削れている。 以前の削りの感触よりは大分良くはなった。 だがまだこれでは納得できない。 もう少し良く削れるはずだと思っている。 使い込めばよくなるのか。 或はこの鉋刃も焼き戻しすれば良いのかも知れない。 昔の鉋刃で 先端部分に強く焼きが入っているのかも知れない。 もう少し色々いじって見たいと思うが、次々と新たな鉋がやって来て 一つの鉋に集中できない。 まあ自分でそうしているのだから仕方ない。 ある人に言わせれば ある程度の技術を持った鍛冶屋が似たような 鋼材を使い鉋を仕立てれば その差はわずかだろう。 なので そんな鉋集めてどうするのと言う訳だ。 その意見には私も納得する。 でもねこれは 一人で色々工夫できる遊びなので 余計なお世話だと思う。