大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

追入鑿 柄の交換 銘 左文字 六分

2021-03-17 18:11:23 | Weblog
この所 季節はかなり進んだ様だ。 東京は桜の開花と言うが この辺りに桜はまだ咲かない。 今日は木工の友達の所に リョ―ビの手押し鉋盤をもらいに行った。 見ると本格的な物では無くて 素人向けの機械の様だ。 まだ車に積んだままで下ろして無い。 少し話したが 彼もコロナで人に会う機会も無く 寂しい様だ。  でもまあ仕方ない。 だからコロナに感染せず、何とか生き延びていられると考えるべきなんだろう。 辛い世の中の状況だ。

さて今日は以前入手した鑿の柄を付け替えて見た。 この鑿は東郷神社骨董市で購入した物のはずだ。  多分相当錆びていた物らしく、その錆をサンダーか何かで 落とした様だ。両脇の面取り部分に変な削り跡が残る。 柄は真っ黒で機械油か何かで拭いた様だ。 柄も少し腐っていた。 今回も柄は柘植を使った。 この材料は既に半分枯れていた様だ。 柄の太さは19ミリとして有る。 これ以上は太く出来ない。 桂はこのサイズではギリギリ止まって居るが 叩くと下がって来るかも知れない。 柄の長さは 口金も含めて128ミリ有る。 何となくほっそりした感じに出来あがった。 最近 鑿柄の付け直しが多い様だ。 以前購入した鑿で 柄の駄目な物を順次交換している。 その時に色々な材料を試して見ている。
これで今日午後半日はつぶれた。 
コメント
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