大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0562 一枚刃平鉋 諏訪三郎(六分)

2017-03-16 18:27:06 | Weblog
この鉋は刃単体で入手して取敢えず仮台に入れて使って見た。 裏錆が有るから削りは駄目だが、それ以上に調子良くない。 やはりこの鉋はの為に台を作るしか方法は無いと思った。  そこで机を作った時の使ったアフリカ材 ボセの余りを使い台を打った。 このボセと言う材は ネットで調べると アフリカ桜と有った。 とても桜とは考え難い材だった。 それ程硬く無くて 落とすと凹む様だ。 それでも変わり鉋台には良かろうと 使って見た。 柔らかいから サクサク掘れて気持ち良い。 角は欠け易いので注意が必要だ。 半日程で刃を仕込めた。 一応刃を入れて馴染ませている。 暫くはこのまま置いてから 使って見よう。 どの程度狂いが出るか判らない。 まあそれ程狂わないと思うが 一応周りは塗装して見た。見た目は鉋台らしくないが 面白台が出来た。 削りが楽しみだ。 

夜になり下端を均して 少し削って見た。 結構良い感触で削れた。 まだ錆跡が残るので屑は割れて出て来るが 以前より大分良い。 真中辺りの錆跡が取れれば更に良くなりそうだ。しっとりした感触で削れる様だ。 ボセは比重が低く軽い台となった。 取り回しは良い。軽い鉋なので 使い易い様に思う。 筋力の無い素人木工家にはこの方が使い易いのは確かだが狂いや割れ欠けや台の減りに問題は無いのかまだ良く判らない。 この諏訪三郎は結構使えそうだ。  
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0050 大関鉋の削り

2017-03-16 18:16:41 | Weblog
この鉋は8年位前に入手した。 何処で手に入れたかもう忘れた。 長く引出に有った物です。 台を作り直して何とか使える状態になってきた。 出して台を調べるとやはり少し狂いが来ていた。 下端を削り直して調整した。 刃ももう一度研ぎ直した。 これでまあ削れる様になった。 化粧まわしを付けた相撲取りが居て 大関と書いて有る。 何となくしっとりした削り味になって来た。 あるいは白紙の鉋なのだろうか。 良く判らない。 それでもこれだけ削れればまあまあ良い方だと思う。 今まで余り上手く削れなかったのは 研ぎが悪かったか 台が良くなかったのか 判らない。 やはり上手く削れると気持ちよくて 此処に載せて見た。  
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