これが3本目の鋸となります。 他の2本より状態は悪かったです。 先端部分の縦挽刃に欠けが有ります。 横挽刃は普通より細かく胴突鋸の刃の様です。 板は硬くて割と曲がり難くて、元調子の様に思います。 銘は良く見たが無い様です。 柄は杉材です。 貼合わせ接着が切れてました。 自分で再接着して 籐を巻きました。 無銘ですがそんな駄物では無いと思います。 鋸板に若干歪が有る様に思うので目立ての時に直してもらえば 使えると思います。 この3本はどれも古い物でしょう。 鋸の現状それ程使う機会は無くて 持っているだけの状態です。 いずれ海外旅行に行く時に 尋ねる工房にお土産にしたら良いと思い手入れする予定でいます。
これも購入した鋸3丁の中の2丁目となります。 銘は中屋喜一郎と読むと思われます。 この喜は実際には、ヒを三つ重ねる漢字だろうと思います。 作者については情報は無くて不明です。 刃渡り215程度なので 多分八寸と言うんでしょう。 横挽は使い込んで有る様です。見る限り刃こぼれは無いと思います。 これなら擦り込み目立てで何とか使えると思います。 自分でもやって見たいが上手く出来ません。 薄錆を落として有ります。それ程深い錆びは無く まあまあの状態です。柄は総籐巻きです。 関東の系統だと思いますが詳しくは判りません。 このままでも一応使える状態です。 鋸の良し悪しを見分ける能力は有りません。 でもまあこれで使えれば良し。 写真では銘の部分は不鮮明で判り難いと思います。
先日行った 富岡八幡骨董市で買った鋸3丁の中の一本です。 これは3本で千円で買いました。 まあ目立てしないと使えない物で安いんでしょう。 銘を見ると写真では見難いでしょうが、 登録商標 丸福と有り 下には 本受合 両角千福作 信州スワと鏨で切って有ります。 この方の名前は知ってましたし、私の故郷の隣の県だし、距離的にも近いのでどんな物かと思い選びました。 残念ながら刃には2から3か所欠けが有ります。状態は良くないので普通なら買わないと思います。 普通は縦引きと横挽きの両刃が付くのですが この鋸は両方とも横挽きになってます。 九寸と思いますが 使い込まれており、減っています。 これで一旦刃を落として再目立するとかなり刃幅の狭い鋸になると思います。 擦り込み目立てで使えるかどうか判りませんが、難しいでしょう。 諏訪鋸だから入手したと言う事になります。
他の鋸と比較すると 柔らく良くしなる鋸の様に思います。若干薄く錆が有りましたが 錆は落ちたし もうこれ以上は錆びないでしょう。
他の鋸と比較すると 柔らく良くしなる鋸の様に思います。若干薄く錆が有りましたが 錆は落ちたし もうこれ以上は錆びないでしょう。