小春奈日和

赤ちゃんは、人間は、どのように言葉を獲得するの?
わが家の3女春奈と言葉の成長日記です。

スザンヌさん講演会に向けて

2014年08月09日 01時37分17秒 | ヒッポファミリークラブ
2011年10月17日(月)(3歳6か月)


 今日はヒッポファミリークラブ関西の社会人WS(ワークショップ)。
 今年は社会人WSで、チョムスキー教授、スザンヌ教授をやってきた。
 やってきたけど、どのように取り組んでいけばいいか、誰もわからない
ままに、それでも前にむかって進んできたような気がする。

 チョムスキーもスザンヌさんも言語学者で、ヒッポの人ではない。
 そこをヒッポの社会人WSがどう取り組んでいけばいいか?
 ここが皆わかんなかったのだ。

 こう言っては何だけど、ヒッポの人たちには、ヒッポが他の外語教室や
外語教材などとは別物、と言う人が多い。
 英会話教室などが英語だけをやっているのに対してヒッポファミリーク
ラブは多言語をしている。それに多くの外語教室や外語教材が、「勉強」
なのに対してヒッポファミリークラブが「自然習得」にこだわっているか
らなのだけど、あからさまに「ヒッポはそれらとは違うんだ」と区別した
がる人が多い。
 そのために、教育の専門家や言語学者の言うことに、それこそ重箱の隅
を突っつくように、「ここが違うんだよなあ。そうじゃないんだよなあ」と、
「違い」にばかり目が行く人が多い、そんな傾向があることは正直否めない。

 そんなわけだから、ヒッポの人ではないスザンヌさんの講演会をどう作っ
ていけばいいか戸惑う人が多いのかもしれない。
立場は違えど「言葉について」をしているところは一緒。根っこはつながっ
ているはず、とは思うけど、
「ヒッポと同じ部分を見つける、ということをしてもダメ」
と、いう意見もあって、僕もそれが一理あるな、と思っうけど、じゃあどう
取り組んでいけばええのん?と思ったり。

先日、たまたま、スザンヌさんの講演会の直前に読んだ南部陽一郎先生の本
の中で、物理学はいろんな分野に分かれていて、研究者は自分が扱っているの
と違う分野の物理学に対してあまり興味を示さない、もっと乗ってくればいい
のに、みたいなことが書かれているのを見つけた時に、
「そうか。まずは興味を持つことが大事なんや」
と、思った。そう、まずは興味を持つこと。そこが原点だし、そこから始めな
いと楽しめないよな。

 さあ。今週の木曜日が講演会本番だ。

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