小春奈日和

赤ちゃんは、人間は、どのように言葉を獲得するの?
わが家の3女春奈と言葉の成長日記です。

言い返せるということ

2017年08月14日 01時09分53秒 | 日記
2013年9月28日(金)(5歳5か月)
 
 
 みんたと春奈の寝室となっている和室はリビングの隣にある。
 
 寝床に就いたふたりだけど、僕がリビングにいると、ふたりの
話し声が聞こえてくる。
 
 僕が和室を戸を開けて、
 
 「いつまでもしゃべってないで早く寝えや」
 
と、声をかけると、春奈が言った。
 
 「お母さんとしゃべってたら止まらへん」
 
 人のせいにすんなよ。
 
 でも、お母さんもおしゃべり好きやなからなあ。
 
 その血を継いだか?
 
 ってか、今はそういう問題じゃない。早く寝ろ。
 
 でも、言い訳ができる、というのはそれだけ言葉が育っている
ということでもある。
 
 もし、あなたが外国の人から外国語で何か責められた時に、
その言葉で言い返すことができるだろうか?
 
 それができるのなら、それだけあなたがその言葉がたくさん
話せるということだ。
 
 日本語だって、語彙が少ない幼児には難しいことである。
 
 春奈ももう5歳だから、言い訳くらいはできるのだろうけど、
いつの間にかそれだけ言葉が育ったということでもある。
 
 おまけに「止まれへん」と自然に関西弁で返すあたり、自然に
言葉が育った証拠でもある。
 
 ちょっと極端な例になってしまうけど、勉強した言葉なら、こ
の場合の言い方も「私にとって話さないことはとても困難な
ことです」となってしまうからね。