小春奈日和

赤ちゃんは、人間は、どのように言葉を獲得するの?
わが家の3女春奈と言葉の成長日記です。

汚い言葉も大切な言葉

2013年04月28日 01時51分12秒 | 日記
2010年7月11日(日)(2歳3か月)


 そろそろ風呂の時間だな、と思って、

 「春奈風呂入ろか」

と、声をかけると、

 「いやだね」

と、言ってスタコラ逃げて行った。

 何を反抗的な態度とってんねん、と
追いかけてつかまえた。

 しかし、今の言い方はゆうきソックリ
だった。

 いらんことほどお姉ちゃんのマネをして
いく。

 言葉を獲得することとは、人が使ってい
る言い方や言い回しをまねることでもある
のだけど、余計なものはマネしなくていい
んだよ。

 ただ、取捨選択といったことは赤ん坊や
幼児には無縁のものでもあるのだけどね。

 きれいな言葉も汚い言葉も全部取り込ん
でしまうのが赤ん坊や幼児であって、「こ
の言葉はよくないものだから取り入れない」
なんて選択はしない。
 いや、できないと言った方が正確かもし
れんけど。

 でも、前にヒッポの仲間が言っていたこ
となのだけど、

 「汚い言葉は取り込まないできれいな言葉
だけを取り込んじゃうと、道で寝てる犬に対
しても『そこをどいてください』って言っちゃ
うようになってしまうよ」

 たしかにその通りだな。

 汚い言葉も、大切な言葉ってところかな。