
普段ならファミレス系のお店を
ご紹介することはないのだが、
今回ばかりは訳ありだ。
それと言うのも私の大好きな
ピザ・タコス・お好み焼きの話だからなのだ。
この日記でも好物、好物と言いながらも
全く触れられていなかった料理。
メキシコ料理。
今日は好きになった経緯から
順々に自供していきたいと思う。
私とメキシコ料理の出会いは
かれこれ20年程前の中学生の頃。
アメリカの小・中学生は
夏休みで学校がなくなると
各地で行われるキャンプに送られる。
キャンプの内容はまちまちだが
大抵は各時間ごとにいろいろなスポーツや音楽を
1日中満喫しながら共同生活を行うというものだ。
休日は隣のキャンプにバスケットの試合に行ったり
アクションパーク(遊園地)や映画館に行ったりと
親にも子供にもありがたい?社会の仕組みが
出来上がっているのだ。

↑ 今回お邪魔したのはなか卯やCOCOSと同グループの
ゼンショーグループ、エルトリート池袋店
試合の帰り際に立ち寄った
アメリカのメイン州のとあるショッピングモールで
大手メキシコ料理チェーン。タコ&ベルで私は始めて
メキシコ料理というものを目にした。
僅か5$で腹いっぱい。
10$あれば1日中物を
食べたくなくなるほど満腹になるうえ、
野菜嫌いな子供たちに大量に喰わすことのできる
素晴らしい料理に一瞬にして虜になってしまったのだ。

↑ 料理が来るまではテイクフリーで
サルサ&チップスを摘みながら待つことができる。
元々のピザ好きがエンチラーダやブリトーの
粘度のあるとうもろこしの皮にチーズのトロケた具合で
ピザと同じような共感を受けていたこともあるのだろうが、
何日かして他の料理屋で食べたキドニービーンズと玉葱のスープ。
「フリホーレス・デ・オージャ」。
ノペッと濃厚なふにゃふにゃになるまで煮込まれた
キドニービーンズをスプーンで食べるシンプルな料理。
こいつと小学校の頃にみたメキシコワールドカップで
メキシコに対する憧れが幼心に刷り込まれたのだ。

↑ スープはトマトとコンソメで作ったスープだった。
おそらくちゃんとした名前があるのだろうが私は知らない。
先日まで、いくつかハンバーガー屋を紹介してきたのが
私がアメリカの食文化で学んだものは炭焼き肉の旨さと
メキシカンフード、それから尋常ではない甘さだろうか?
タコ&ベルが日本から撤退してしまったのは
本当に残念だったのだが、ここ20年を見ても
日本人にメキシコ料理はなかなか受け入れられていない。
セブンイレブンのブリトーをはじめ、
トルティーヤなど様々な商品開発がされていたが
最近ようやく「ラップ」というネーミングで
なんとか足場ができたように感じている。

↑ 注文したのはビーフ&チキンファヒータ。
野菜たっぷりのタコスやブリトー、エンチラーダなどを
複数頼もうか迷ったのだがランチの2品頼みは控えなさいと
わが家の公安当局からのお達しがあったばかりだった。
日本に帰ってからも
私のメキシコに対する憧れは止まらなかった。
成人して酒が飲めるようになると
お気に入りのテキーラ探しが始まったのだ。
最初はクエルボやサウサ、レイソルなど
始めはどこでも置いてあるテキーラから飲み始め
行き着いたのはオルメカというメーカーのものだった。

↑ 玉葱と一緒に焼かれた牛肉。
このままでも十分いけるのだがおかわり自由な
ソフトタコスで腹を満たすためにチビリチビリとやった。
カクテル探しもいろいろやった。
ロングアイランド・アイスティー、マルガリータ、
テキーラ・サンライズといったお馴染みのものから
モッキンバードやスロー・テキーラ、コンチータまで、
結局、一番のお気に入りは
テキーラとパイナップルジュース、
グレープフルーツジュースで作るマタドールだった。
わが家にはオルメカのシルバーが常備してあり、
一人ショットガンなどは流石にやらないが
ストレートで飲んだり、グレープジュースと
レモンでマタドールもどきを作って今でも愛飲している。

↑ チキンにしろビーフにしろ肉量とお味は申し分なかった。
¥300高くて良いのでアボガドディップや野菜類を
狂ったように盛り付けてくれればランチタイムを
謳歌できたのだろう。
豆料理などは旨い、不味いと差が出るが
タコスは素材の違いやサルサの仕上がりに
多少の差こそ感じれど、大きく変わるような
食べ物ではないと思っている。
私はハードタコスよりも
ソフトタコスが好みではあるが
ハードタコスのシェルで旨い不味いを
見極めることはそれこそタコスソムリエの域だろう。

↑ 少しでも沢山タコスを食べるようにこれ位ずつ食べた。
やはり、玉葱、レタス、トマト位はドサッと欲しい。
私がよく行くメキシコ料理屋は生活圏上、
新宿ペガサス館にあったロシータと
原宿のフォンダ・デ・ラ・マドゥルガーダとタコスデルアミーゴ。
新宿のロシータには本当に何度も足を運んでいたのだが
地下の隠れ家的な立地と日本人の嗜好もあり
店仕舞いしてしまった。

お店の紹介がほとんどなかったので
最後に少しご紹介を。
池袋サンシャインの3階に立地するお店。
池袋側の外れに立地するので行くには注意が必要だ。
ランチメニューは¥800~¥1,000程度で
男性には量的に少しもの足りなく感じるだろうから、
ご家庭の公安部隊が許すのであれば2品頼みが良いだろう。
タコスの免疫がない人も多いだろうから
手軽にメキシカンに触れる最初のお店としては悪くない。
家庭でも子供に楽しく野菜を食べさせる手段として
食卓のメニューに取り入れて欲しいメニューなのだ。
ご馳走様でした。
エルトリート 池袋サンシャイン店
豊島区東池袋3-1-1サンシャインシティアルパ3F
TEL03-5954-7611
11:00~23:00
年中無休
ビーフ&チキンファヒータ ¥1,200
(ドリンク¥200を含む)
甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★★☆☆
~ ぽち、ポチ、ポチっとお願いします ~



・・・ あっ、ありがとうございます。・・・
それでは明日もお会いしませう
今回のエントリーは話題が盛りだくさんで楽しかったぁ~。
ハンバーガー食べ歩きを始めたばかりですが
メキシコ料理が共においてあったりしますよね~。
TexMex料理って分野なんだって、最近知りました。
ハンバーガーでお腹いっぱいでTexMex料理まで
食べることが出来ないのが悔しい~
私、テキーラはあんまり経験ないのですが
サルサを踊るのが趣味なので、サルサクラブで
ショットのテキーラは飲みますよ。
クエルポしか解らないわ。甚平さんに教えて欲しいわ。
でも、あんまり飲み過ぎると踊れなくなっちゃう。
で、肝心のメキシコ料理は、ハハハ.....
今はあまり見かけない外人タレント、ケント・ギルバートさん
が社長のファストフード「タコ・タイム」が出発点。
当時、渋谷のセンター街にありました。そこがつぶれて以来
フラワートルティーヤの粉を探し求めたり....
もしましたが、
今はデルソーレのトルティーヤ生地と
お肉をメキシコ風にするお手軽シーズニング
あとはお野菜とチーズでおうちの手軽なメキシコ料理を
超お手軽で楽しんでます。
甚平さんのブログを見て、俄然、興味が湧いてきました。
おはようございます。甚平です。
フラは随分と定着した感がありますが
サルサ倶楽部とは驚きました。
楽しそうですね。
ショットでテキーラはダンスのために?
お酒が弱い人は大変だ。
実は昨日、嫁とこちらのお店の
新宿店に行ってきたのですが、
15時という空いた時間で上手く回転しておらず
隣のお客はビールが来たばかりで
怒って帰ってしまいました。
店長が上手くコントロールしてなかったのかな?
そうそう。朗報がひとつ。
先週、今週と週末は北千住で
グリーンコーディネイトの仕事をするのですが
北千住といえばハンバーガー王国。
地元で評判のT’s、
その名の知れたサニーダイナーと
いくつかハンバーガー屋さんを
UPする予定なのでお楽しみに。
おはようございます。甚平です。
タコライスができたくらいなので
宮古島にはないかもしれませんが
周りの島にはメキシコ料理屋さん。
ありそうですね。
ソフトシェルのフラワートルティーヤの
モチモチ感がとても堪らないのです。
お家でも手軽にできますので、
一度どこかで召し上がって、
ポケット流タコスを自宅で愉しんでみては
いかがでしょうか?
エルトリートは私が毎日乗降している駅に日本第1号店がございます。
引越ししてきた頃すぐに「ここに入ろう!」といったところ
うちのお神様の反対意見が出たために入らずじまいで
そのままになっていましたが
今度、機会があれば娘と一緒に入ってみますね~♪
おはようございます。甚平です。
メキシカン。
食べたことない人からすると
とっつきにくいかもしれないですねぇ。
上のコメントの通り
新宿店はあまり対応が良くなかったので
良い接客に巡り合うと良いですね。
それでは