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■2007年 日本 125分
■2008.12.17 DVD
■監督 瀬木直貴
■出演
津田寛治(上野和馬) 羽田美智子(上野由紀子)
中野大地(上野和馬=高校生)
高木古都(萩原ひとみ) 油井昌由樹(萩原陽一郎)
有福正志(古賀忠) 小宮孝泰(森光貴弘)
高杢禎彦(野口重吉) 鶴久政治(松永和人)
山崎直樹 EIJI 境賢一 農崎裕二 伊住聰志
笠原紳司 尾上紫 秋本奈緒美
根岸季衣 (古賀光代)
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報道カメラマンの上野和馬は、癌を患い余命半年と宣告され、東京から故郷に戻ってきた。同級生の医師がいるホスピスに妻の由紀子とともに入院した。かつての仲間達が見舞いに来て、昔のことを思い出す。高校3年生のときに引っ越してきた荻原ひとみと過ごした日々が思い出される。しかし、自宅で見つけたひとみの写真を隠し持つ和馬に、妻の由紀子は不信を抱き始める。和馬は、最後の写真集を作るために、無理をしてでも病院を抜け出そうとする。由紀子や叔父叔母、そして仲間達の協力を得て、写真撮影が進む。由紀子は、和馬の同級生たちと、ひとみを捜す。しかし、すでに亡くなっており、娘のほのかが、アルバムを持ってくる。和馬との思い出の写真がつまっていた。リフォームを終えた和馬の生まれた自宅。ベッドの中で、壁に貼ってほしいと言った写真は、由紀子の笑顔の写真だった。
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和馬の安眠の場所。それは美しい景色の故郷、思い出がいっぱいつまった故郷、仲間が集う故郷。そして自分が最後の仕事ができる場所。「やりたい」という気持ちと「やらせてあげたい」という気持ちがひとつにならないと、そこには感動も安らぎもない。そして、和馬の全ての思い出をそのまま受け入れた妻の由紀子の優しさがなければ彼の写真集はできなかった。死の床にある、あの苦しさの中で、やり遂げたい何かがあること、しんどい体を押してでもやりたいこと、それがあることがすばらしいと思う。しんどさに負けないで、最後まで自分の生きる目標を持ち活動したことがすばらしいと思う。「ありがとね」この言葉が心を揺さぶる。
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