そよかぜから-映画

見てきた映画の記録です
ネタばれあるかも、気をつけて

結婚しようよ

2009年01月31日 | ラブロマンス/青春


2007年 日本 120分
■2009.1.23 DVD
■監督 佐々部清
■出演
   三宅裕司(香取卓)  真野響子(香取幸子)
   藤澤恵麻(香取詩織)  AYAKO(香取歌織)
   金井勇太(木村充)  中ノ森BAND
   ガガガSP  田山涼成   岩城滉一(榊健太郎)
   モト冬樹(丸山勉)  入江若葉(菊島靖代)
   松方弘樹(菊島喜一)

 《story》

「吉田拓郎の名曲で彩る、父と家族の物語」
「オレの夢は消えていない。それは、家族のなかに生きている。」


香取家のきまりは、必ず家族そろって夕食をとること。長女詩織は大学4年で就職も決まった。妹の歌織はバンドを結成し仲間と活動。父卓は、かつて卓がライブをしていた店で働いていた母幸子と結婚。ギターを捨て、家族を一番に考えていた。ある日、駅まで吉田拓郎の曲のライブを見て口ずさんでいるところに、充が現れ、家族そろっての夕食に招待した。充は、震災で家族を失い、コンビニでバイトしながら、そば職人を目指していた。その充と詩織が親しくなっていく。歌織は、かつで父がライブしていた店「マークⅡ」のオーでションに合格。卓は、老夫婦に田舎暮らしに適した物件を販売。アフターケアーに努める。次第に、家族そろっての夕食ができなくなっていった。そんなとき、充と詩織が結婚すると言い出す。歌織はライブデビュー。成長していく娘たちを感じる卓。懐かしい店で結婚式を挙げることが決まった。そこに隠されたもう一つの結婚式。

 類は類を呼ぶのかも

家族を大事にしようとする人には、やっぱり家族を大事にしようとする人が集まる。お互いに感じるものがあるのかもしれない。自分と真反対の性格の人は、初めから敬遠してしまう。卓と充の出会いだって、いっしょにライブの場にいても声はかけない。通じるものがそこにあって、ごく自然に声をかける。昔はそんな出会いが私にもあった。自分から積極的に行動したことがあたった。今はもうそんなインスピレーションを感じることもなくなった。家族そろっての夕食。今の社会では珍しいことになってしまった。本当はそれが当たり前のことなのだと思う。夕方にはみんな家路について、食事をして、その日のことを話し合う。そんな当たり前のことが珍しくて、うらやましくて、憧れてしまうなんて、変だよね。吉田拓郎の歌は懐かしい。我が母校の出。音楽の成績はよくなかったとか、悪だったとか、いろんな噂があった。でも、歌はあのときの自分にとって良き時代を映し出す。古いもののよいところを取り戻したくなる映画だ。

 やっと一週間終わった。月曜日が一番しんどくて金曜日が待ち遠しい。今週の教訓、「開き直ること」しかも「予想もしておく」今まで、予想して不安になって動けなくなることが多かった。卑屈になって何かすることが怖くなって逃げ出してしまう。でも、それじゃあ物事は悪くなるばかり。やってみようじゃないか、と開き直ることも大事。失敗したっていい。何もしなかったら悪くなるだけ。開き直って考え、何か行動を起こせばいい方向に変わるかもしれない。そう思うと気持ちが落ち着いた。ちょっとでもいいことがあるとすぐに有頂天になってしまうので、「予想もしておく」それは、飛び出すと車が出てくるかもしれない、くらいの周りへの注意だ。まっすぐにしか見れない自分への警鐘だ。やってみようじゃないか。



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