そよかぜから-映画

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崖の上のポニョ

2008年07月24日 | アニメ
 
2008年 日本 分
2008.7.5 ALSOKホール試写会 with t
■監督 宮崎駿
■声の出演
   山口智子(リサ)  長嶋一茂(耕一)
   天海祐希(グランマンマーレ)  
       所ジョージ (フジモト)
   土井洋輝(宗介)  奈良柚莉愛(ポニョ)
   柊瑠美(婦人)  矢野顕子(ポニョのいもうと達)
   吉行和子(トキ)  奈良岡朋子(ヨシエ)

  《story》

「生まれてきてよかった」

海辺の小さな街の、崖の上の一軒家に住む宗佑は、ある日海に船を浮かべようとして、さかなの子と出会う。頭をビンにつっこんでいるところを助けられたのだった。宗佑に「ポニョ」と名前をつけてもらい、宗佑のことが好きになる。宗佑もバケツの中のポニョを大事に思った。しかし、ポニョは海の住人のフジモトに連れ戻されてしまう。人間になりたい、宗佑に会いたいポニョは、妹たちの力を借りて、父の魔法を盗み出し、宗佑のいる崖に、大津波となって押し寄せる。宗佑と母のリサは、ポニョを海から救い出し、嵐を避けるために家に非難する。翌朝、街は水に浸かっていた。宗佑とポニョは、施設を心配して家を出た母を捜しに、ポニョの不思議な力で大きくした宗佑の船に乗り込む。

 さわやかなファンタジー

「愛」がテーマかな。小さな子ども達の純粋な愛が、地球を世界を救う。それはそれで良いと思う。見終わったとき、小さな子ども向けかなと感じた。理屈ぬきで「よかったね」と言えるファンタジー。しかし、「千と千尋」と比べてしまう。あの未知の不思議な世界は誰もが体験できるものではなかった。だからそこには神秘的な魅力があった。未知の世界と隣り合わせでありながら、そこには大きな壁があり、そう簡単には行き来はできない。けれでも、このポニョの世界はちがう。混ざり合った世界。不思議と思わないそこにそんな世界があることをだれもが知っているようで当たり前のように感じている。小さな子どもの世界はそうなのかもしれない。

昔の郵便貯金ホールでの試写会だった。何百人と入れるような大きなホール。前の人の頭は邪魔にはならなかったけど、少しざわざわした感じで完全な真っ暗ではなく、周りの人がうっすらと見える。シネコンの雰囲気とはちがう。スクリーンの中に入り込めない。町中の大きな映画館が次第に廃れていくのはそのためかもしれない。映画を見るだけならインターネットで小さな画面で見ることはできる。でも、スクリーンの中にとけ込む感触は、シネコンの映画館が最高だ。みんなわいわいがやがやと映画を楽しんだ時代もあった。それも映画を見る一つの見方だった。近所である野外映画会はそれ趣がある。懐かしい郵便貯金ホールに久しぶりに行けたことでラッキーだった。ここではみんなで楽しむ映画だ。

 公式サイト「崖の上のポニョ」


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