趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

宙組

2017-08-21 23:24:00 | 観劇
せっかく帰ってきてるなら、と思って昨日、始まったばかりの宙組さんを観てきました。
ウエクミ先生ということで、私ちょっと苦手なので(汗)どうかな~?と思いましたが、んんん…破綻はなかった。このところの作品での、結末それでいいの!?という感じはしないけど、淡々としすぎてふーん…というか。
「ロシア革命とは」というタイトルの教科書みたい。史実の時代考証などはほぼきっちり整理されて破綻はないですが(多少の脚色でフィクションはある)、ドラマとして面白かったか、というと…。
「星逢」のときも、「農民一揆」というタイトルのドキュメントみたいでしたが、それと似たイメージ。
もうちょっとお芝居がこなれて盛り上がってくれば、もう少しイメージ変わるかな?

まぁくんの白い王子様っぷりと、うららちゃんのひたすら凛として美しく麗しい姿を堪能できたので、それは良かったです。
特に、うららちゃんの美しさは、もううっとりと見惚れるのみ。大人の貴婦人の気品も素晴らしく、あぁぁ辞めるなんて勿体ない…。
真風くんのノーブルな大貴族の坊々っぷりもぴったり。
スッシーさんの皇太后と、凛きらくんの皇后はびっくりしましたが。
そのほか、適材適所でそれぞれみんな似合った役を当ててあるのは、ウエクミ先生らしい。

ショーは稲葉先生。
先日の雪組の退団公演での、中村B先生のショーがとてもテンポ良かったので、比べるとちょっと物足りないのですが、場面ごとに宝石をテーマにしたストーリー仕立てになっているので、バラエティーがあると言えますね。
中詰めの「シェーラザード」とか、フィナーレ黒燕尾の「惑星(ジュピター)」とか、メジャーなだけに、曲のアレンジにもうちょっと工夫があればいいのにな。
ショーでも、うららちゃんの美しさに釘づけ。ルビーのシーンの赤いドレスが超絶綺麗でした。

退団公演としての盛り上がりはまだまだこれからでしょうし、東京でもう一度観れたらと思うんですけど、チケット手に入るのかな?(苦笑)

感想ついでに。
先週観てきた東京の花組も少し。
お芝居は、中村A先生の演出のテンポが悪くて、暗転の場面転換ばかりで集中が途切れるのが何とも…(汗)。
ムラで観たときは、脚本もコラコラ(汗)と思ったんですが、東京で少しはマシに繋がってるように感じたのは、微妙に台詞に変更などがあったのか、それともお芝居がこなれたのか。
それにしても、みりおくんの白いヒーローぶりと、キキちゃんの黒い悪役ぶりが好対照でカッコいいだけに、もうちょっと描きようはあると思うのですけどねぇ。
ショーは、藤井先生らしく勢いとパワーで押しきる作品。
内容としてはいつものパターンですが、中詰めのデュエットでのアレンジと美穂さんの歌声がカッコよかったのと、美穂さんのピアフのシーンの「愛の讃歌」が、圧巻で素晴らしかった。
花組のショーなのに、美穂さんの印象しか残ってないというのは、ちょっと残念ではあるんですけどね…。

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