久々にちょっと歴史話(?)。
録画の溜まってきた大河「清盛」、2ヶ月遅れでポツポツと見てます。
で、今日夕飯を食べながら見た回で、野育ちの北条政子が小っちゃい弟を叱り飛ばすシーンがありました。「小四郎!」と呼んだ瞬間、思わず、きゃ~義時さんっ!と叫んでしまった自分は、やっぱりマニアックなのか(爆)。
私の北条知識は基本、漫画から来ているので(湯口聖子さんの「夢語り」シリーズ)、若干ミーハーと偏りはありますが(笑)、でも源平~鎌倉はやはり、中世の根っこの部分ですから、必須ですね。
平氏では、最近ちょくちょく平重衡が登場しつつあり。平氏の中では、私は重衡さんが一番のお気に入り。文武両道の貴公子、社交的で女性にもモテ、合戦中に源氏の捕虜になり鎌倉へ送られたものの、その秀才ぶりには頼朝も感心したとか。しかもその鎌倉で千手の前との悲恋があり、最期は東大寺焼き討ちの責任者として南都で処刑されるという。
いやこれも若干の色眼鏡は入ってると思いますけど(河村恵利さんの漫画とか)。
世間では、視聴率が悪いだのなんだのと叩かれてる「清盛」ですが、確かに脚本は無駄なエピソードが多かったり、その展開はどうよ~?な部分もありますが、歴史上の人物たちを細かすぎるほど描いてあるのは、マニアック好きにはくすぐられる部分もあり。
家系図を横に置きながら見るべきかも?ってくらい(笑)。いや、出そうと思えばすぐ出てくる場所にはあるんですけど。
おとといの月曜は、京都で時代祭だったそうで。
やっぱり東京ではそんなニュースはカケラも聞こえてこなかったですが(苦笑)、一度見に行ったこともあり、馴染みのあるお祭りです。
足利将軍と楠木正成を目当てに行ったんですよね~。
正成さんは、明治以降もてはやされた人物なので居て当然にされてますけど、足利将軍は、尊氏さんが後醍醐天皇に逆らったということで長らく除外されてしまってました。ようやく何年か前から登場したものの、具体的な○代将軍とはされず、‘足利将軍’としか言ってもらえないのが淋しい。
ただ、山名と細川を従えているので、コンセプトは八代義政なんだろうな~。京都の観光名所、銀閣をつくった人なんだし。じゃあ金閣つくった義満は?とも思いますけど・・・やっぱり、天皇とケンカしてるからダメなんだろうか。
人間ドックで、待ち時間が長いから~と思って、読みかけの中世本を持って行ったのですが、思ったよりも読めず(苦笑)。
半分寝ぼけた頭で論文を読んでも、頭に入ってこないし~。
でも、おぼろげながらですが、荘園制度と守護、地頭等の役割関係性などが、形になってきた気はします。国衙と荘園、国司と在地豪族、そこに入っていく武士の存在と影響、そういう部分がもっと理解できれば、中世の仕組みがもっとわかるんだろうな~。
あとは、南北朝から室町にかけての、経済のしくみや、や神人などの役割や影響等々に興味あり。もうちょっと読み進めば、その辺りも出てくると思うんですが・・・なかなかたどり着かない(苦笑)。
結局、鎌倉幕府にしろ室町幕府にしろ、武士の戦いや政治活動の裏には、やっぱりそういった経済面、土地問題が絡んでいる部分も大きいので、そういったところを調べていけば、清盛や頼朝や、北条氏や足利氏、楠木に到るまで、面白いつながり方が見えてくるかなぁ?なんて思ってます。
今年の大河、そういう面を期待してた部分もあったんだけどな~。清盛といえば海賊退治、瀬戸内の利権、そして日宋貿易と発展していくから、その辺りの面白さをもっと描いて欲しかった。
清盛って、どこか蘇我入鹿に似てますよね。
革新的政治家としての器があり、ある意味天才的な政治力を発揮して昇り詰め、悲劇的な最期だった上に、天皇家をないがしろにしただの言われて悪役呼ばわりされ・・・。
でも私は、そういった人物が好きです。
清盛、入鹿、藤原仲麻呂なんかもそうですね。尊氏さんだってそういう部分があるだろうし。
いろいろと興味はあれど、なかなかそこまで手を広げられないのが現状ではあるんですけどね。
宝塚でも、日本物離れが進んでしまっているとはいえ、もうちょっとそういった歴史物語でも、面白いエピソードがたくさんあるんですし、取り上げてもいいのにな~と思います。
私がそもそも歴史好きになったのだって、宝塚から。ミネちゃんの「西海に花散れど」の平資盛が、すべての始まりだった・・・。
日本物、歴史物を、意欲的に描いてくれる演出の先生がもっと居てくれたらいいのに~と思います。だから大野先生、頑張って~!と思うんですがねぇ(苦笑)。
録画の溜まってきた大河「清盛」、2ヶ月遅れでポツポツと見てます。
で、今日夕飯を食べながら見た回で、野育ちの北条政子が小っちゃい弟を叱り飛ばすシーンがありました。「小四郎!」と呼んだ瞬間、思わず、きゃ~義時さんっ!と叫んでしまった自分は、やっぱりマニアックなのか(爆)。
私の北条知識は基本、漫画から来ているので(湯口聖子さんの「夢語り」シリーズ)、若干ミーハーと偏りはありますが(笑)、でも源平~鎌倉はやはり、中世の根っこの部分ですから、必須ですね。
平氏では、最近ちょくちょく平重衡が登場しつつあり。平氏の中では、私は重衡さんが一番のお気に入り。文武両道の貴公子、社交的で女性にもモテ、合戦中に源氏の捕虜になり鎌倉へ送られたものの、その秀才ぶりには頼朝も感心したとか。しかもその鎌倉で千手の前との悲恋があり、最期は東大寺焼き討ちの責任者として南都で処刑されるという。
いやこれも若干の色眼鏡は入ってると思いますけど(河村恵利さんの漫画とか)。
世間では、視聴率が悪いだのなんだのと叩かれてる「清盛」ですが、確かに脚本は無駄なエピソードが多かったり、その展開はどうよ~?な部分もありますが、歴史上の人物たちを細かすぎるほど描いてあるのは、マニアック好きにはくすぐられる部分もあり。
家系図を横に置きながら見るべきかも?ってくらい(笑)。いや、出そうと思えばすぐ出てくる場所にはあるんですけど。
おとといの月曜は、京都で時代祭だったそうで。
やっぱり東京ではそんなニュースはカケラも聞こえてこなかったですが(苦笑)、一度見に行ったこともあり、馴染みのあるお祭りです。
足利将軍と楠木正成を目当てに行ったんですよね~。
正成さんは、明治以降もてはやされた人物なので居て当然にされてますけど、足利将軍は、尊氏さんが後醍醐天皇に逆らったということで長らく除外されてしまってました。ようやく何年か前から登場したものの、具体的な○代将軍とはされず、‘足利将軍’としか言ってもらえないのが淋しい。
ただ、山名と細川を従えているので、コンセプトは八代義政なんだろうな~。京都の観光名所、銀閣をつくった人なんだし。じゃあ金閣つくった義満は?とも思いますけど・・・やっぱり、天皇とケンカしてるからダメなんだろうか。
人間ドックで、待ち時間が長いから~と思って、読みかけの中世本を持って行ったのですが、思ったよりも読めず(苦笑)。
半分寝ぼけた頭で論文を読んでも、頭に入ってこないし~。
でも、おぼろげながらですが、荘園制度と守護、地頭等の役割関係性などが、形になってきた気はします。国衙と荘園、国司と在地豪族、そこに入っていく武士の存在と影響、そういう部分がもっと理解できれば、中世の仕組みがもっとわかるんだろうな~。
あとは、南北朝から室町にかけての、経済のしくみや、や神人などの役割や影響等々に興味あり。もうちょっと読み進めば、その辺りも出てくると思うんですが・・・なかなかたどり着かない(苦笑)。
結局、鎌倉幕府にしろ室町幕府にしろ、武士の戦いや政治活動の裏には、やっぱりそういった経済面、土地問題が絡んでいる部分も大きいので、そういったところを調べていけば、清盛や頼朝や、北条氏や足利氏、楠木に到るまで、面白いつながり方が見えてくるかなぁ?なんて思ってます。
今年の大河、そういう面を期待してた部分もあったんだけどな~。清盛といえば海賊退治、瀬戸内の利権、そして日宋貿易と発展していくから、その辺りの面白さをもっと描いて欲しかった。
清盛って、どこか蘇我入鹿に似てますよね。
革新的政治家としての器があり、ある意味天才的な政治力を発揮して昇り詰め、悲劇的な最期だった上に、天皇家をないがしろにしただの言われて悪役呼ばわりされ・・・。
でも私は、そういった人物が好きです。
清盛、入鹿、藤原仲麻呂なんかもそうですね。尊氏さんだってそういう部分があるだろうし。
いろいろと興味はあれど、なかなかそこまで手を広げられないのが現状ではあるんですけどね。
宝塚でも、日本物離れが進んでしまっているとはいえ、もうちょっとそういった歴史物語でも、面白いエピソードがたくさんあるんですし、取り上げてもいいのにな~と思います。
私がそもそも歴史好きになったのだって、宝塚から。ミネちゃんの「西海に花散れど」の平資盛が、すべての始まりだった・・・。
日本物、歴史物を、意欲的に描いてくれる演出の先生がもっと居てくれたらいいのに~と思います。だから大野先生、頑張って~!と思うんですがねぇ(苦笑)。
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