趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

6月12日

2006-06-12 23:58:47 | Weblog
蘇我入鹿様のご命日。
友人の某様とご一緒に、飛鳥へお参りに行ってきました。
曇りがちではありましたがまあまあのお天気で、気温も高かったですが、うろうろと歩いてきました。

まずは首塚へお参り。お花を供えて、念入りに手を合わせてきました。ちょうど塚の周りのサツキが綺麗に咲いていて、濃いピンク色で取り巻かれてましたね。
着いたのがお昼よりちょっと遅めだったので、そこからてくてくと移動し、「めんどや」さんで昼食。よもぎにゅうめんセット、美味しかったです~♪
お腹一杯になったところで、石舞台へ。とりあえず(笑)見学。出てきてから、休憩所で古代米ソフトクリーム☆
それからまたてくてくと甘橿丘へ登ってきましたが、さすがに日没時間までは待てずに降りてきました。でも曇って霞がかかってたので、たぶん夕映えは見れなかったでしょう。
蝦夷パパのお屋形跡の豊浦展望台から、鞍作様のお屋形跡の川原展望台まで。近いようで広い甘橿丘、さぞ広大な邸宅だったんでしょうね~!

やはり飛鳥を歩いていると、舞台が思い出されて、鞍作君たち悪ガキ4人が、みずら姿で走り回ってる様子が目に浮かびます(笑)。
*4人が出会ったのは、やはり学堂でしょうね。初等科の頃からでしょうか?でも鞍作と石川麻呂は従兄弟同士ですから、それ以前に会ったことがあるはず。
*鞍作君に悪い遊びを教えたのは誰?(笑)出入りしてた芸人の長・唐津なのか?または渋いようで実は遊び上手の蝦夷パパ?(爆)それともやっぱり女帝(鞍作が子供の頃は皇后)様が・・・?(大爆)
*きっと、夜遊びに誘いにやってくる石川麻呂は、裏口から鞍作のところへ出入りしてるんだよね~?(笑)要に文句言われながら。
*イタズラで木登りなんかしても、言い出すのは鞍作、けしかけるのは石川麻呂、軽皇子様は手を汚さず、見つかった時に木の上に取り残され、怒られるのは絶対に鎌足(笑)。
・・・などなど、某様と妄想話に花を咲かせながら、飛鳥を歩いてきました(笑)。

飛鳥といえば先日、私がよく見ている飛鳥関連のサイトで、面白い記事を発見。
入鹿様の首塚は飛鳥だけでなく、もうひとつ、三重との県境辺りにも存在するのだそうです。
飛鳥の首塚と同じように、首が飛んできたという伝承なのだそうですが、その塚のある山が、鎌足を祀る談山神社のある多武峰と、高さを競い合って仲が悪いのだとか。
塚のある山に鎌を持って入ると祟られるとか、その山から多武峰へやってくると祟られるとかいう言い伝えもあるらしく、本当に仲が悪そう(苦笑)。
そしてさらに、妄想を刺激される伝承が。その首塚の近くに、入鹿の妻と娘が出家して庵を結び、そして入鹿の家来が仕えていたというもの。

それって・・・瑪瑙ちゃんがあのあとに娘を産んだってこと!?でもって、要君がそれを守って仕えてたってこと!?と、俄然お話が膨らみます(爆)。
もちろん、鞍作様が暗殺されたあと、嘆き悲しむ瑪瑙ちゃんが実は身ごもっていることがわかり、蝦夷パパと笠置(と小足媛)が、中大兄と鎌足の軍勢が屋形を取り囲む前に、瑪瑙ちゃんを要に預け、逃がすんですよね~。で、風見はパパを最後まで守って討死する・・・と。

妄想ネタになるような伝承が、探せば見つかるものだな~と思いました。
これだから、歴史は面白い♪
(え?歴史と妄想は違うって??失礼いたしました・・・)

コメント
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